一昨日、「トランプ氏が大統領に?日米安保体制はどうなるか?」と題する記事を掲載致しました。このブログでは2500件余のアクセス数があり、同じ記事の趣味人倶楽部でのアクセス数は856回ありました。この問題に皆様のご関心の強いことにあらためて驚いています。
その上、趣味人倶楽部では20件のコメントを頂きました。この20件のコメントの大部分が、「日本の安全と平和はアメリカに依存するのは止めるべきだ」というものでした。
駐留するアメリカ軍に段階的に撤収してもらい数年後には自衛隊が主体的に日本の防衛を担うべきだとする意見が多かったのです。
この皆様のご意見には驚いています。従来の日本政府の方針は日米安保を強固に維持することが日本の平和を守るという方針と大きく異なるのです。
米軍の駐留費全額を払うべきで、それをしないなら米軍を撤収するというトランプ氏の発言に反応したのかも知れません。その結果、日本人は日米安保体制に対して考え方を変えつつあるのかも知れません。
米軍基地の撤廃は日本が真の独立国になるきっかけになるので良いという意見もありました。
しかし、れは観念論であり現実には米軍駐留にはいろいろな効果が複雑に重さなっているのです。
日本はアメリカの核の傘の下で安全だったのです。軽武装のおかげで経済の高度成長も出来たという意見もあります。
このアメリカの核の傘が無くなったら日本はどうなるのでしょうか?
特に北朝鮮は原爆の実験を数度にわたり実行し、宇宙へのロケット発射もしています。その上、日本を射程内にしたミサイルの発射実験を何度も実行しています。
原爆を小型化し、核弾頭としてミサイルに搭載す技術を開発中と言われています。
金正恩第一書記は最近、党委員長に就任し着々と権力の掌握に成功しています。
北朝鮮は欧米諸国の経済制裁にもかかわらず核弾頭ミサイルの開発をしているのです。
現在の世界で唯我独尊的な小さな国家として、北朝鮮は隣の韓国や日本へ脅威を与えているのです。
この状況は最近のトランプ氏の日米安保体制へ対する批判とあいまって日本人の防衛に関する考え方へ大きな影響を与えている筈でます。
北朝鮮の核兵器に対して日本の安全と平和はどのようにして守るのでしょうか?
仮にその方法を下記の3つに分けて考えるとしたら、皆様のご意見はどのようなものでしょうか?
(1)アメリカへ駐留費以上に武器開発費の一部も支払って従来通り、アメリカ軍に駐留して貰い、その核弾頭で日本を守ってもらう。
(2)日本にはアメリカの核兵器の部隊だけ残留してもらい、他の通常兵器の部隊は撤収してもらう。撤収したアメリカ軍のかわりに自衛隊を強化して配置する。
(3)日本が核戦力の研究を開始し、何年か後には自衛隊も核武装する。アメリカ軍には段階的に撤収してもらい何年か後の将来には核武装した自衛隊だけで日本の安全と平和を守る。
以上の3つの方法の方法は観念的な分類でもあるので、その実行には難しい問題も山積していると考えられます。
それと重要な事は上の3点は日本の立場のみから考えたものであり、アメリカ自身が従来通りの駐留を望んだらどうしようもありません。その上駐留費の増額を要求されれば支払うことになるでしょう。
上記の(1)、(2)、(3)は全てアメリカ政府と円満に話し合い、完全な合意の上で進めるべきと思います。
何年か前にフィリピンがアメリカ軍にスービック基地から撤収するように要求しました。そして米軍が撤収したあとで南沙諸島の中国軍が飛行場を建設し、ミサイルを配備したのです。フィリピンはまた米軍が戻ってくるように頼んだのです。アメリカ軍は戻り、スービックを基地にして南沙諸島を巡回、監視しています。これも一例ですがアメリカ軍の海外基地にはいろいろな役割があります。
上記の3つの分類に割り切って議論するのには限界があります。
しかし安全で平和な日本を将来の子孫に残すためのには論議を重ね慎重な政策をとらねばならないと信じています。皆様の建設的なご意見を頂けたら幸いです。
日本は最初の原爆投下の被害者なので、感情的には核武装の議論はタブーです。その感情は大切にすべきです。しかし感情を別にして理性的に日本の平和維持を考えるのは何時の時代でも重要ではないでしょうか?
それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。後藤和弘(藤山杜人)
今日の挿し絵代わりの写真は昨日、近所の園芸農家の温室のなかで撮った花の写真です。
その上、趣味人倶楽部では20件のコメントを頂きました。この20件のコメントの大部分が、「日本の安全と平和はアメリカに依存するのは止めるべきだ」というものでした。
駐留するアメリカ軍に段階的に撤収してもらい数年後には自衛隊が主体的に日本の防衛を担うべきだとする意見が多かったのです。
この皆様のご意見には驚いています。従来の日本政府の方針は日米安保を強固に維持することが日本の平和を守るという方針と大きく異なるのです。
米軍の駐留費全額を払うべきで、それをしないなら米軍を撤収するというトランプ氏の発言に反応したのかも知れません。その結果、日本人は日米安保体制に対して考え方を変えつつあるのかも知れません。
米軍基地の撤廃は日本が真の独立国になるきっかけになるので良いという意見もありました。
しかし、れは観念論であり現実には米軍駐留にはいろいろな効果が複雑に重さなっているのです。
日本はアメリカの核の傘の下で安全だったのです。軽武装のおかげで経済の高度成長も出来たという意見もあります。
このアメリカの核の傘が無くなったら日本はどうなるのでしょうか?
特に北朝鮮は原爆の実験を数度にわたり実行し、宇宙へのロケット発射もしています。その上、日本を射程内にしたミサイルの発射実験を何度も実行しています。
原爆を小型化し、核弾頭としてミサイルに搭載す技術を開発中と言われています。
金正恩第一書記は最近、党委員長に就任し着々と権力の掌握に成功しています。
北朝鮮は欧米諸国の経済制裁にもかかわらず核弾頭ミサイルの開発をしているのです。
現在の世界で唯我独尊的な小さな国家として、北朝鮮は隣の韓国や日本へ脅威を与えているのです。
この状況は最近のトランプ氏の日米安保体制へ対する批判とあいまって日本人の防衛に関する考え方へ大きな影響を与えている筈でます。
北朝鮮の核兵器に対して日本の安全と平和はどのようにして守るのでしょうか?
仮にその方法を下記の3つに分けて考えるとしたら、皆様のご意見はどのようなものでしょうか?
(1)アメリカへ駐留費以上に武器開発費の一部も支払って従来通り、アメリカ軍に駐留して貰い、その核弾頭で日本を守ってもらう。
(2)日本にはアメリカの核兵器の部隊だけ残留してもらい、他の通常兵器の部隊は撤収してもらう。撤収したアメリカ軍のかわりに自衛隊を強化して配置する。
(3)日本が核戦力の研究を開始し、何年か後には自衛隊も核武装する。アメリカ軍には段階的に撤収してもらい何年か後の将来には核武装した自衛隊だけで日本の安全と平和を守る。
以上の3つの方法の方法は観念的な分類でもあるので、その実行には難しい問題も山積していると考えられます。
それと重要な事は上の3点は日本の立場のみから考えたものであり、アメリカ自身が従来通りの駐留を望んだらどうしようもありません。その上駐留費の増額を要求されれば支払うことになるでしょう。
上記の(1)、(2)、(3)は全てアメリカ政府と円満に話し合い、完全な合意の上で進めるべきと思います。
何年か前にフィリピンがアメリカ軍にスービック基地から撤収するように要求しました。そして米軍が撤収したあとで南沙諸島の中国軍が飛行場を建設し、ミサイルを配備したのです。フィリピンはまた米軍が戻ってくるように頼んだのです。アメリカ軍は戻り、スービックを基地にして南沙諸島を巡回、監視しています。これも一例ですがアメリカ軍の海外基地にはいろいろな役割があります。
上記の3つの分類に割り切って議論するのには限界があります。
しかし安全で平和な日本を将来の子孫に残すためのには論議を重ね慎重な政策をとらねばならないと信じています。皆様の建設的なご意見を頂けたら幸いです。
日本は最初の原爆投下の被害者なので、感情的には核武装の議論はタブーです。その感情は大切にすべきです。しかし感情を別にして理性的に日本の平和維持を考えるのは何時の時代でも重要ではないでしょうか?
それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。後藤和弘(藤山杜人)
今日の挿し絵代わりの写真は昨日、近所の園芸農家の温室のなかで撮った花の写真です。