後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

イギリスの中世を忠実に再現した 高原にあるブリテッシュ・ヒルズ

2016年05月15日 | 日記・エッセイ・コラム
福島県の高原にあるブリテッシュ・ヒルズはとにかく遠いです。
東京から車で200Km位、福島県の白河市から奥羽山脈の奥深くの高原に忽然と建物群が現れます。
中世のイギリスの時代別の建物が10棟ほどが霧にかすんでいます。
本格的な時代考証にもとづいて建てられ、内部の家具調度もイギリスから運びこみました。従業員もイギリス人が混じっています。とにかく本物のイギリスが有るのです。
神田外語学院の経営母体の佐野学園の初代と2代目の理事長が25年間にわたって構想をあたため、イギリスの歴史を研究しました。その成果にもとづいて1995年に完成しました。
2009年の5月のある霧深い日に訪問しました。
霧の中に見える建物は暗く重々しいのです。
「イギリスの中世の文化は重く、暗い。しかし、その底に産業革命の爆発力を秘めて来た」、という感じが体得できます。
領主の館の内部もつぶさに見ました。図書室にある数多い革表紙天金、金文字の蔵書も本物です。イギリス独特なミートパイの昼食もとりました。アフターヌーンティも美味しそうです
この様に、一国の中世の文化を正確に伝えようとする施設は珍しいので写真でご報告したいと思います。その旅は2泊3日の日程でした。詳しくは、http://www.british-hills.co.jp に御座います。

それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。後藤和弘(藤山杜人)