「府中市郷土の森博物館」という広大な展示場があります。大きなケヤキの森があり中に博物館があるのです。博物館には石器時代から江戸時代、昭和時代の庶民の生活の様子が分る展示物が時代順に並んでいます。
「府中市郷土の森博物館」の展示方法が独創的だと感心している理由は森そのものの中に展示物が散在していることです。展示物は古民家や明治時代の商店、郵便局、役場などです。昔の小学校もあります。抹茶を楽しむ洒落た茶室もあります。
それだけではないのです。江戸時代の庚申塔を集めて展示してあります。一角にはロウバイの花が美しく咲く畑もあります。いろいろな品種を集めた梅林もあります。
ですから大きな森を散歩していくと明治時代に返ったような気分になり古民家やロウバイの花が楽しめるのです。
そこでは広い森そのものが博物展示場になっているのです。設計した人の独創性に感動します。
一昨日写して来た写真をお送りいたします。
写真にある場所の広い森の中央には茶店があります。
私は一休みして串ダンゴとコーヒーを注文しました。そのダンゴが砂糖無しの醤油だけの味です。成程、江戸時代はこんな味のダンゴだったと妙に感心しました。家内は甘い熱い葛湯をとりました。昔、受験勉強で夜遅くなると祖母が作ってくれたなどと懐かしんでいました。
そして梅干しを買いました。塩と酢だけで添加物の一切入っていない梅干しです。スーパーの梅干しには防腐剤や調味料が入っていて嫌らしい味がするのです。家の白梅に毎年百個以上も大きな実がなり塩だけの梅干しを作っていたのですが、今年は出来が悪く生りませんでしたので、ここで手に入れることができました。家内と純粋の梅干しを食べて幸せな気分になりました。
茶店そのものも古い物の展示場だと気が付きました。茶店を出て少し散歩して帰って来ました。
平凡な散歩ですが注意深く「府中市郷土の森博物館」を散歩すると展示方法の独創性に感動します。老境の静かな午後でした。
なお博物館の2階の博物展示場は天井改修のため令和4年3月迄休館です。
それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈りいたしす。後藤和弘(藤山杜人)
====参考資料======================
府中市郷土の森博物館、https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BA%9C%E4%B8%AD%E5%B8%82%E9%83%B7%E5%9C%9F%E3%81%AE%E6%A3%AE%E5%8D%9A%E7%89%A9%E9%A4%A8
府中市郷土の森博物館は、東京都府中市にある、多くの建築物を含む森全体が一体となった野外博物館である。多摩川の是政緑地(府中市郷土の森公園)に隣接した自然の多い場所にあり、敷地面積は約14haである。
「府中の歴史と文化と人の調和に貢献すること」を館の使命とし、施設運営を行っている。
郷土資料の展示などをしている二階建ての本館を中核としてプラネタリウムを併設し、府中市域の江戸中期から昭和初期の建築物を移築復元して保存している。府中市は武蔵国の国府という中心地であったため遺跡が多く、それら市内遺跡からの出土品を展示している。昔の生活道具や農耕道具の展示と体験イベントを通じて当時の民俗を伝えている。
多摩川の砂利採掘跡を利用しており、はけ、小川、浅間山、梅園など、地形を再現し、それを生かした建物や田畑などと歴史と自然を楽しめるようになっている。
水平型関東最大級、ドーム径23mのプラネタリウムでも知られる(製造した五藤光学研究所は府中市内に本社を持つ)。自然の多い園内を活かし、天体観望会なども行われる。
常設展展示解説・復元建築物解説をはじめ、各種イベント等が活発に行われる。梅園では梅が収穫され、梅干・梅ジャム・梅羊羹・梅酢が製造販売されている。
「府中市郷土の森博物館」の展示方法が独創的だと感心している理由は森そのものの中に展示物が散在していることです。展示物は古民家や明治時代の商店、郵便局、役場などです。昔の小学校もあります。抹茶を楽しむ洒落た茶室もあります。
それだけではないのです。江戸時代の庚申塔を集めて展示してあります。一角にはロウバイの花が美しく咲く畑もあります。いろいろな品種を集めた梅林もあります。
ですから大きな森を散歩していくと明治時代に返ったような気分になり古民家やロウバイの花が楽しめるのです。
そこでは広い森そのものが博物展示場になっているのです。設計した人の独創性に感動します。
一昨日写して来た写真をお送りいたします。
写真にある場所の広い森の中央には茶店があります。
私は一休みして串ダンゴとコーヒーを注文しました。そのダンゴが砂糖無しの醤油だけの味です。成程、江戸時代はこんな味のダンゴだったと妙に感心しました。家内は甘い熱い葛湯をとりました。昔、受験勉強で夜遅くなると祖母が作ってくれたなどと懐かしんでいました。
そして梅干しを買いました。塩と酢だけで添加物の一切入っていない梅干しです。スーパーの梅干しには防腐剤や調味料が入っていて嫌らしい味がするのです。家の白梅に毎年百個以上も大きな実がなり塩だけの梅干しを作っていたのですが、今年は出来が悪く生りませんでしたので、ここで手に入れることができました。家内と純粋の梅干しを食べて幸せな気分になりました。
茶店そのものも古い物の展示場だと気が付きました。茶店を出て少し散歩して帰って来ました。
平凡な散歩ですが注意深く「府中市郷土の森博物館」を散歩すると展示方法の独創性に感動します。老境の静かな午後でした。
なお博物館の2階の博物展示場は天井改修のため令和4年3月迄休館です。
それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈りいたしす。後藤和弘(藤山杜人)
====参考資料======================
府中市郷土の森博物館、https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BA%9C%E4%B8%AD%E5%B8%82%E9%83%B7%E5%9C%9F%E3%81%AE%E6%A3%AE%E5%8D%9A%E7%89%A9%E9%A4%A8
府中市郷土の森博物館は、東京都府中市にある、多くの建築物を含む森全体が一体となった野外博物館である。多摩川の是政緑地(府中市郷土の森公園)に隣接した自然の多い場所にあり、敷地面積は約14haである。
「府中の歴史と文化と人の調和に貢献すること」を館の使命とし、施設運営を行っている。
郷土資料の展示などをしている二階建ての本館を中核としてプラネタリウムを併設し、府中市域の江戸中期から昭和初期の建築物を移築復元して保存している。府中市は武蔵国の国府という中心地であったため遺跡が多く、それら市内遺跡からの出土品を展示している。昔の生活道具や農耕道具の展示と体験イベントを通じて当時の民俗を伝えている。
多摩川の砂利採掘跡を利用しており、はけ、小川、浅間山、梅園など、地形を再現し、それを生かした建物や田畑などと歴史と自然を楽しめるようになっている。
水平型関東最大級、ドーム径23mのプラネタリウムでも知られる(製造した五藤光学研究所は府中市内に本社を持つ)。自然の多い園内を活かし、天体観望会なども行われる。
常設展展示解説・復元建築物解説をはじめ、各種イベント等が活発に行われる。梅園では梅が収穫され、梅干・梅ジャム・梅羊羹・梅酢が製造販売されている。