後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

「キジ島にあるロシア正教の木造教会の圧巻的な写真」

2020年10月23日 | 写真
キジ島はサンクト・ペテルブルク北東のオネガ湖に浮かぶ小島です。そこに1714年に建てられたプレオブランジェスカヤ教会があります。釘を使わずに建てられた木造建築です。その高い技術に私は驚嘆します。
キジ島にはその他に、1784年建立のボグロスカヤ教会など各種の木造教会があり、島全体が木造建築群の博物館となっているそうです。

1番目の写真は1714年に建てられたプレオブランジェスカヤ教会です。写真の出典は、http://whc.unesco.org/ja/list/544 です。

2番目の写真も別の角度から見たプレオブラジェンスカヤ教会です。写真の出典は、https://www.travelbook.co.jp/topic/114 です。プレオブラジェンスカヤ教会は22個の玉ねぎ型ドームが特徴で、一番高い所は高さ37メートルにもなります。
この一番高いプレオブラジェンスカヤ教会の横に鐘燐、続いてポクロフスカヤ教会が佇んでいます。三つの木造教会が完成するまでは160年の長い月日がかかりました。建築の特徴としては、全ての建物に全く釘を使用していない事です。目地さえ木から作られている徹底ぶりです。

3番目の写真は同じプレオブラジェンスカヤ教会の遠景です。写真の出典は、https://www.travelbook.co.jp/topic/114 です。
先住民の神聖な儀式の場として使用されていたキジ島に16世紀頃ロシア正教の教会が立てられました。1714年に再び建てられたのがプレオブラジェンスカヤ教会などです。1990年にユネスコの世界遺産に登録されました。
それにしてもロシア人の器用さと宗教的な情熱に圧倒されます。