後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

「曾遊の地、シンガポール植物園からの写真」

2021年12月20日 | 写真
もう随分と以前になりましたがシンガポール植物園を訪れた時の感動は忘れられません。熱帯樹の大木が緑豊かに空を覆っているのです。
1822年にトマス・ラッフルズや熱心な植物学者によって作られました。その植物園を思い出しながら写真をお送りします。
写真の出典は下記です。https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%82%AC%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%AB%E6%A4%8D%E7%89%A9%E5%9C%92




「珍しい絶滅危惧種の花、アオキランの花」

2021年12月20日 | インポート
アオキラン(青木蘭) / ラン科 トラキチラン属 菌従属栄養植物 / 8~9月 / 本州(中部以北、東北)
  亜高山帯~高山帯の落葉樹林内。草丈8~20cm。全体に黄褐色を帯び紫色の斑点がある。花は黄褐色で、
  唇弁の距は前に大きく曲がる。名前の由来は発見者の青木信光氏を記念して名づけられた。
https://keiko65.sakura.ne.jp/monthly2/ran/aokiran180904.html




「絶滅危惧種ヤマタバコの花」

2021年12月20日 | 写真
ヤマタバコ(山煙草)はキク科の多年草。茎は直立し、高さ1~1.3メートル。葉は卵状長楕円(だえん)形で直立し、根出葉は柄があり、茎葉は無柄である。5~6月、茎頂に総状花序をつくり、多数の頭花をつける。総包片は合生して、筒となる。山地の草地にまれに生育し、関東、中部地方に分布する。名は、葉がタバコの葉に似ることによる。




 

「ウイグルの人権侵害、バイデン米政権の外交ボイコット、宗教弾圧とは?」

2021年12月20日 | 日記・エッセイ・コラム
中国の新疆ウイグル自治区では数百万人のウイグル人が強制収容所で共産主義の教育を厳しく受けています。強制収容所は劣悪な生活環境と言われています。日本に在住しているウイグル人も中国共産党のためにスパイ活動をしなければ中国にいる家族や親戚を弾圧すると脅迫を受けています。人権を侵害されているのです。
この情勢で自民党も重い腰を上げました。次の報道をご覧下さい。
「外交ボイコット、内外から「圧力」 米英など表明、自民で同調論拡大」
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021120901131&g=pol
 来年2月開幕の北京冬季五輪をめぐり、自民党内で外交ボイコットに追随すべきだとの声が広がり始めている。米国やオーストラリアに続いて、英国、カナダも閣僚や外交使節団を送らないと表明。岸田文雄首相は当面、各国の対応などを見極める考えだが、人権問題などを抱える中国への厳しい対応を求める声は日増しに高まっている。・・・

このウイグル問題でアメリカのバイデン米政権は早くから敏感に反応しました。次の報道をご覧下さい。
「バイデン米政権の中国に対する経済制裁」
【ワシントン時事】バイデン米政権は16日、中国による新疆ウイグル自治区での人権侵害などに関与したとして、中国の42企業・団体を新たに制裁対象に指定した。小型無人機ドローン世界最大手DJIへの投資を禁じるほか、中国への輸出にもストップをかける。中国の権威主義に対抗する姿勢を明確に示した形だ。 

以上のような報道だけを見ると新疆ウイグル自治区での人権侵害の実態がいま一つはっきり分かりません。

そこで今日はウイグル自治区を訪ねた日本人の見た弾圧の実態をご紹介したいと思います。その報道は以下のものです。
「現地旅行者が伝える『ウイグル自治区における弾圧の実態』レポートに「今はここまで酷いのか」と過去に旅行した人々も驚愕」、https://togetter.com/li/1285121
この報道の\記述を紹介する前にその写真の一部を転載します。ウイグル自治区の現在の様子を示す4枚の写真です。




この4枚の写真では楽しそうな風景が写っています。中国共産党にとって不都合な場面は写真に写らないような弾圧をしているのです。

・・・「少数民族の弾圧が行われている」と話題の、中国・新疆ウイグル自治区に4泊5日の旅行に行ってきた。短い滞在期間ではあったが、その中で見たものは衝撃的だった。自分の中でも事実認識を整理しきれていない部分はあるが、可能な限り写真付きでその実態を伝えていきたい。 
・・・街中では、アサルトライフル等で武装した警官が一定間隔で立っていた。武装警官は無差別で現地民を呼び止め、IDチェックをかけていた。また、1ブロックごとに『便民警務所』が置かれ、その周囲には金網のついた公安の車両が停車して警戒していた。 ・・・

以上の街の警戒の厳しさに私は驚きます。そしてもっと驚き悲しんだのは宗教弾圧の様子です。中国共産党はウイグル民族が信じているイスラム教を徹底的に抹殺しようとしているのです。

・・・イスラム系の宗教活動は非常に厳しく制限されていた。ウルムチのバザール内にあるモスクは「清真寺(モスク)」の看板こそ出ているものの、実態は民俗工芸品市と化しており、宗教的なものは一切排除されている。地下は外資系スーパーとなっていた。 
カシュガルにおいても、宗教色のあるものは排除されていた。ほぼ全てのモスクが閉鎖され、シンボルである屋根先端の月が取り外されていた。入り口にある「神は偉大なり」との記載も、塗り潰されたり、共産党賛美のスローガンに置き換えられたりしている。 
ウイグル最大のモスクと言われる「エイティガール寺院」は、完全なる観光施設と化していた。寺院内部にはご多聞にもれず共産党賛美のスローガンがかかり、シールドを持った武装警官が警備に当たっていた。大量の監視カメラも設置されていた。 
一応、決まった時間になると「礼拝時間」として観光客の入場を制限している。しかし、アザン(祈りの導入)が流れることも、信者らしき人が寺院に入っていくこともなかった。寺院の前の広場では、どこか浮かない表情のお爺さんたちが寺院を眺めていた。 
カシュガル老城内のイスラム学校。看板こそ残っているが閉鎖されており、中は荒れ放題となっていた。壁には最新鋭の監視カメラが取り付けられていた。・・・

一般的に宗教弾圧は成功しないものです。モスクが閉鎖されれば自宅で礼拝すれば良いのです。家族による密告でそれも危険なら外の誰もいない場所を見つけてイスラムの儀式を行えば良いのです。
日本にも260年間のキリシタン禁教時代が厳然と続いたのです。しかしキリシタン信仰は明治維新まで脈々と生き続いたのです。
中国共産党のウイグル自治区での宗教弾圧は愚かな政策でウイグル族の反抗心を強めるだけです。

今日は中國共産党の新疆ウイグル自治区での弾圧の様子を書きました。特にイスラム教を抹殺しようとしている実態をご紹介しました。

それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。後藤和弘(藤山杜人)