私は毎日ここに文章を書いています。日記のようなものです。しかし昔学校で「日記とはその日にあったことを書く。そして他人には見せてはいけない。」と教わりました。私の家内はこのような教えを忠実に守っているのです。それも5年間使える日記帳に書いています。私は見たことがありませんが、家内が、「5年前の今日こんなことがあった」と独り言をよく言います。書いてあることは実に個人的な出来事です。事実の記録なのです。その独り言を聞くたびに日記の面白さが分かります。
そこで今日は純粋な日記を書いてみます。昨日私個人にあった出来事です。
朝は6時半に起きました。朝食後、教会のミサに行きました。
1番目の写真は教会の昨日のミサ風景です。
教会のミサから帰って昼食をとりました。小麦粉とカレー粉を使った昔風のカレーを自分で作って食べました。懐かしい味でしたが不味かったです。家内は別のカレーを作り美味しそうに食べていました。粉を入れない純粋のカレーです。
午後は日野市にある角上魚類という大きな魚店にいろいろな魚を買いました。冷凍の金目鯛、カジキマグロ、メルルーサ、生のタラ一尾、カレイの切身、生のアナゴの割いたもの、アンコウの切り身、ワタリガニのぶつ切りなどです。家内は刺身のサーモン、鰤、鮪を買っていました。帰宅後、冷凍庫にしまい、ゆっくり食べていく予定です。
2番目の写真から5番目の写真は角上魚類店で撮った写真です。
私は戦前、戦後に塩釜漁港に近い仙台で育ったせいでイワシやニシンを毎日のように食べていました。昔は冷凍技術が無くて魚は活きが悪いものでした。氷が無くて塩着けしか出来なかったのです。
ですから写真で示したように活きの良い魚の姿を眺めると感動してしまうのです。
夕食は買って来たアンコウの切り身を味噌で煮たものでビールを1缶飲みました。その後でスコッチのカテーサークを少々飲みました。家内は泥臭いアンコウを敬遠してタラの切り身をちり鍋にして食べていました。アンコウは正直泥臭く不味かったです。しかし昔は美味しかったのです。
結論です。昨日の昼食は不味い粉っぽいカレーを食べました。夜は泥臭く不味いアンコウを食べました。どちらも昔美味しかったのです。懐かしかったのですが不味かったです。でも精神的には豊な気分です。家内がそんな私を不思議そうに見ていました。
夕食後はテレビで「ポツンと一軒家」を見て10時に寝ました。
以上が私の昨日の出来事を書いた日記です。
皆さまが活きの良い魚の写真を見て、お楽しみ頂けたら嬉しく思います。
それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。後藤和弘(藤山杜人)