日本は幸運にも戦後76年間平和です。その原因は平和憲法にあると思っている人もいます。しかしこの平和はアメリカと日本の軍事力が中国やロシアを牽制し平和を守ってきたからです。
この現実を忘れることは危険なことです。常にこの現実を直視する勇気を持たなければなりません。
今日は日米の軍事力を見てみます。花鳥風月の記事だけでなく時々は嫌な現実も書くことが重要だと私は信じています。
そんな訳で今日はアメリカと日本の軍事力について簡単な記事を書いてみようと思います。
現実の一つの例として青森県の三沢アメリカ空軍基地関連の写真をお送りします。
三沢アメリカ軍基地には恐ろしい攻撃用の爆弾やミサイルを満載して出撃する戦闘爆撃機が多数常駐しています。
Misawa Air Base として検索するとアメリカ空軍の戦闘機や長距離爆撃機が多数常駐して様子が分かります。攻撃範囲は太平洋全域からアフリカ東海岸まです。
1番目の写真は三沢飛行場の管制塔の中の写真です。この飛行場は民間航空会社と航空自衛隊とアメリカ空軍の3者の共同利用です。しかし空域の管制は米空軍が行っているのです。
2番目の写真は離陸しようとしている攻撃用の爆弾やミサイルを満載した戦闘爆撃機です。敵機を撃ち落としたり地上の人々を殺戮する武器を満載しているのです。攻撃を受けた地上では恐ろしい悲劇が起きます。
3番目の写真は戦闘爆撃機の訓練中の写真です。戦闘爆撃機は不吉な色合いです。
このような民間航空会社と航空自衛隊とアメリカ空軍の3者の共同利の空港は九州の福岡や北海道の千歳にもあります。その空域の管制は米空軍が行っているのです。
その他、米軍航空部隊と航空自衛隊の共同利用基地は沖縄、岩国、厚木、福生などなど全国にあるのです。
これらの日本にある米軍基地はアメリカの世界中に配置した軍事基地と密接に連携してアメリカの仮想敵国を包囲しています。
日本にあるアメリカの基地は日本を防衛するために存在するのではなく、アメリカが全世界を軍事的に支配するために設置しているのです。
感情的な問題ではありません。これは日本人の生き方、人生観の問題なのです。自分の問題であってアメリカの問題ではないのです。これが現実です。
それでは日本の軍事力はどうなっているでしょうか?
日本は陸海空軍の軍備をえいえいと増強して来たのです。まず自衛隊の装備の写真をご覧下さい。
はじめの2枚は陸上自衛隊の写真で続いて海上自衛隊と航空自衛隊の写真が1枚ずつ続きます。
これらの写真は、日本に陸海空軍の戦力を示し、その軍事力は世界で8位なnなのです。この自衛隊の戦力と憲法9条の戦争放棄は明々白々な矛盾です。
安倍元首相はこの平和憲法を改正して日本の軍備を一層増強しようとしていました。
憲法9条は多くの日本人の祈りなのです。全人類が考えるべ理想です。
以上のアメリカと日本の軍事力に対抗する中国の軍事力はどうでしょうか?
詳細は省略して航空母艦を一例として示すます。
中国は三隻の空母体制のを作ろうとしています。
中国で初めてとなる国産の空母「山東」は2019年の12月17日、就役しました。これで2012年にウクライナから輸入して就役している空母「遼寧」と合わせて2隻の空母になりました。
3隻目の空母は目下上海で建造中です。それが完成すれば中国海軍は三隻の空母体制になるのです。
日本を取りまく国際情勢はますます波が高くなっているのです。
遼寧省大連にある造船所建造の国産空母「山東」は排水量が6万トン級の通常動力型で、「遼寧」に比べて甲板の面積を拡張して、より多くの艦載機を積載する能力を持ちます。
中国は「世界一流の海軍の構築」を掲げ、将来的に少なくとも4隻の空母の保有を計画しているとみられています。
また大手の国有企業は去年、初の原子力空母の開発を進める計画も明らかにしています。
中国は中東やアフリカなど中国から離れた遠洋での権益の確保と影響力の拡大をねらっているのです。
中国は巨大な陸軍戦力を持っています。そこで海軍を強化し太平洋のアメリカのグアム基地を攻撃出来るように海軍の軍事力を増強しています。これが太平洋の軍事力のバランスの現実なのです。
今日はアメリカと日本の軍事力を見てみました。美しい花や風景の記事だけでなく時々は嫌な現実も書くことが重要だと私は信じています。
それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。後藤和弘(藤山杜人)