昨日は朝から春のうららかな日和でした。温かい風に誘われて相模湖まで小さな旅をしてきました。
自宅から相模湖までは車で1時間の楽しいドライブです。太垂峠を超える曲がりくねった道が若芽の浅緑で覆われて風が爽やかです。
春の陽に輝く湖の周囲は神奈川県立公園です。満開の桜の下で読書する人、弁当を広げる人々がいます。スワンボートを漕ぐ人たちの笑い声も聞こえて来ます。広い駐車場があるのでもう60年も家内と四季折々遊ぶ公園です。
帰りに小原宿の底沢橋の所で美女谷へ分け入り道の前を通りました。以前に美女谷温泉を探訪したことを懐かしく思い出しました。
かつて美女谷温泉の秘湯は温泉の愛好家にとっては有名な温泉でした。
昭和時代のはじめからつい10年前まで、多数の人々が訪ねて行った宿でした。昨日は道の入り口にあった照手姫の案内看板も無くなり時代の流れの早さに感慨が湧いてきました。
この美女谷という地名は照手姫という美女の生まれた谷なので美女谷と言われたのです。
(http://sagamiburari.blog.fc2.com/blog-entry-11.html )
こうして照手姫や美女谷温泉は忘れられて行くのです。なお照手姫の伝承はいろいろな種類があります。
詳しくは、https://sagami.in/reki/teru1 をご覧下さい。
昨日は春の陽気に誘われて相模湖への小さな旅でした。写真は昨日撮った相模湖公園の風景です。
それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈りいたします。後藤和弘(藤山杜人)