後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

「春の野山に咲くヤマブキの花」

2022年04月23日 | 写真
ヤマブキの季節です。庭に咲いてます。白いのや黄色のがあちこちに咲いています。本当の春になったのです。その写真をお送り致します。
写真の出典は、https://www.uekipedia.jp/.../%E3%83%A4%E3%83%9E%E3%83%96.../ です。

道灌の山吹伝説、【七重八重花は咲けども山吹の(実)みのひとつだになきぞかなしき】
(http://youzantei.la.coocan.jp/mitisi.../yamabukidensetu.html )

太田道灌は扇谷上杉家の家宰でした。ある日の事、道灌は鷹狩りにでかけて俄雨にあってしまい、みすぼらしい家にかけこみました。道灌が「急な雨にあってしまった。蓑を貸してもらえぬか。」と声をかけると、思いもよらず年端もいかぬ少女が出てきたのです。そしてその少女が黙ってさしだしたのは、蓑ではなく山吹の花一輪でした。花の意味がわからぬ道灌は「花が欲しいのではない。」と怒り、雨の中を帰って行ったのです。

その夜、道灌がこのことを語ると、近臣の一人が進み出て、「後拾遺集に醍醐天皇の皇子・中務卿兼明親王が詠まれたものに【七重八重花は咲けども山吹の(実)みのひとつだになきぞかなしき】という歌があります。その娘は蓑ひとつなき貧しさを山吹に例えたのではないでしょうか。」といいました。
驚いた道灌は己の不明を恥じ、この日を境にして歌道に精進するようになったといいます。





「東京の観光(6)御岳と河合玉堂美術館など」

2022年04月23日 | 日記・エッセイ・コラム
今日は思い出の多い河合玉堂美術館と御岳と御岳神社などについてご紹介したいと思います。
御岳の付近の多摩川に行くようになったのは、1962年に東京に住んでからです。60年間です。東京の西郊の小金井市に住み始めたので、週末は必ずのように娘と息子を連れて多摩川上流に行き、川遊びや焚火や釣りを楽しんだのです。当時は川原で焚火をするのが普通で、子供たちに枯れ木にマッチ一本で火をつける方法を教えたものです。
そして御岳にケーブルカーで登ったり、駅の傍の河合玉堂美術館などに何度も行きました。駅のそばの玉川屋というソバ屋にもよく行ったものです。高い場所にある茅葺の昔風の家です。近くには玉堂美術館や古風な旅館の河鹿苑があります。玉川屋の下に東華園という中華店もありました。
御岳駅の付近の多摩川は私共家族の遊び場でした。
今日は玉堂美術館や御岳神社と付近の観光地についてご紹介しようと思います。

さて御岳駅の下には河合玉堂美術館があります。河合玉堂の大作が数枚展示してあります。

1番目の写真は玉堂美術館の入り口の写真です。
川合玉堂は日本画壇の巨匠です。昭和19年から昭和32年に亡くなるまでの10余年を御岳駅のそばに住んでいました。

2番目の写真は彼の作品の一例です。私の好きな絵を勝手に選びました。
玉堂は自然を愛し、人を愛し、その人柄は土地の人々からも慕われました。
玉堂は伝統的な日本画の本質を守り、清澄にして気品のある独自な作風を展開しつつ、明治・大正・昭和にわたって作品を描がいて来ました。
さて次は御岳登山と御岳神社をご紹介いたします。

3番目の写真は御岳に登るケーブルカーです。写真の出典は、https://san-tatsu.jp/articles/91579/ です。

4番目の写真は御岳神社です。この御岳神社の奥の御岳山頂に登ったり尾根を縦走し日の出山へもよく行きました。約1時間の行程です。
御岳神社は文暦元年(1234年)に大中臣国兼が荒廃していた社殿を再興し、以降は修験場として知られ、関東の幕府や武士から多くの武具が奉納されています。
ケーブルの山上駅から武蔵御嶽神社へ続く参道、門前町の集落には、天然記念物「神代ケヤキ」、二十数軒の宿坊、御岳ビジターセンターがあります。奥に奥の院、その奥に大岳山があります。

5番目の写真は御岳神社の祭礼の行列です。写真の出典は、https://san-tatsu.jp/articles/91579/ です。
御岳神社から尾根つたいに東へ歩くと展望の良い日の出山に行けます。

6番目の写真は日の出山の展望台です。新宿の高層ビルが見えます。写真の出典は、https://san-tatsu.jp/articles/91579/ です。

7番目の写真は御岳駅や御岳神社や日の出山の位置を示す地図です。写真の出典は、https://san-tatsu.jp/articles/91579/ です。左に御岳、中央付近に日の出山が示してあります。

以上の観光地の他に付近には養沢の鍾乳洞や払沢の滝や数馬の里のような観光地が沢山あります。しかしあまり長くなるので今日は省略しました。

以上、思い出の多い河合玉堂美術館と御岳と御岳神などについてご紹介致しました。

それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。後藤和弘(藤山杜人)