高齢者の日本人なら春日八郎の「ロザリオの島」という流行歌をご存知でしょう。
その歌声は、https://www.youtube.com/watch?v=f3A3L_sVeoI にあります。この「ロザリオの島」とは天草島のことです。
その天草市に天草ロザリオ館という隠れキリシタンの遺物を収集した展示館があります。
1番目の写真は天草ロザリオ館です。
出典は、hp.amakusa-web.jp/a0784/Diary/Pub/Default.aspx?AUNo=6826&Tgstr=%E3%83%AD%E3%82%B6%E3%83%AA%E3%82%AA%E9%A4%A8 です。
ロザリオ館は1933年にフランス人宣教師ガルニエ神父が信徒とともに建てた大江天主堂のそばにあります。
多くの人はロザリオという言葉を知っていますが、それが何であるかは正確にご存知でないかも知れません。
そこで今日はロザリオとはどんな道具でどのように使うかご説明したいと思います。
ロザリオはカトリック教会において聖母マリアへの祈り(アヴェ・マリア)を繰り返し唱える際に用いる数珠状の祈りの用具です。
ロザリオの祈りは、カトリック教会における伝統的な祈りで、「アヴェ・マリア」を繰り返し唱えながら数珠の玉を一つ一つ手繰っていく道具です。
10回の祈りで10ケの玉を手繰り、それを一連と言います。
ロザリオには10ケの玉の一連が5つ付いていて一連が終わると大きな玉が付いていて10回の祈りが終わったことが手の感触で分かるのです。
2番目の写真は一般的なロザリオです。
写真の出典は、https://ja.wikipedia.org/wiki/ロザリオ です。
3番目の写真は宝石を用いた高価なロザリオです。写真の出典は2番目の写真と同じです。
ロザリオの祈りは以下のアヴェ・マリアの祈りを10回繰り返します。
アヴェ、マリア、恵みに満ちた方、
主はあなたとともにおられます。
あなたは女のうちで祝福され、
ご胎内の御子イエスも祝福されています。
神の母 聖マリア、
わたしたち罪びとのために、
今も、死を迎える時も、お祈りください。
アーメン
このアヴェ・マリアの祈りを10回繰り返しながら旧約聖書と新約聖書のいろいろな場面を想い信仰を深めて行くのです。
ここに書いた「いろいろな場面」を順序良く具体的に書いた本が最近出版されました。
ジョマル・ヴィグネロン著、レミ・オード翻訳の「ロザリオ、信仰の花束」という本で教友社から出版されました。
4番目の写真はこの本の表紙です。
この本の翻訳をしたのがレミ神父です。
レミ神父は私どものカトリック小金井教会に6月2日の主日のミサを司式し、感動的な説教をしてくれました。
非常に感動したので次のような2つの記事をこの欄に掲載しました。
「キリスト教は愛の宗教だと実感した今日のミサ」(2019年06月02日掲載))
「聖霊って何ですか?」(2019年06月09日掲載)
5番目の写真はレミ神父さまです。
この「ロザリオ、信仰の花束」という本は291ページの大作です。
自宅でロザリオの祈りを唱える前に読むべき聖書の個所を順序良く説明してあります。
そしてそれぞれの章が独立した内容なので何処から読んでも良いのです。
使い易いロザリオの祈りの座右書です。
この座右書だけを読んでもキリスト教の全体が良く理解出来るような構成になっています。
レミ神父の訳文は完璧です。その上、よくこなれた文章なので読み易いのです。本の中には美しい絵画が沢山挿入されています。完成度の高い優れた本です。
著者も訳者も「聖ペトロ・聖パウロ労働宣教者会」に属する会員で、特に、著者のレミ・オード神父様は、日本で労働者の間に共に住み、1983年から日本で労働修道士として埼玉県の労働者の間で、宣教活動をなさっている司祭です。
さて著者の方はブラジルのパラナ州で労働者と共に、福音を伝えておられる会員です。
毎週土曜日の夕方、ブラジルのある町で、何家族かでの「ロザリオの祈りの集い」に著者も招かれ、共に祈っているところから本書が生まれてきました。
「喜びの神秘」「光の神秘」「苦しみの神秘」「栄光の神秘」という各4つのロザリオの神秘の一つひとつに、イコンや美しい絵画が用いられ、各神秘の黙想を深めるように配慮されています。
一人でロザリオを唱えるときは、各ページを広げ、その絵を眺め、深めの言葉を読み、ロザリオを唱えることもできmす。
グループで祈るときには、一人のリーダーが、ゆっくりと各黙想の部分と朗読部分を読みます。
それからロザリオをみんなで唱えるのです。
著者も訳者も「聖ペトロ・聖パウロ労働宣教者会」に属する会員で、特に、著者のレミ・オード神父様は、日本で労働者の間に共に住み、1983年から日本で労働修道士として埼玉県の労働者の間で、宣教活動をなさっている司祭です。
尚この本の購入にはレミ神父のメールアドレス( remitokorozawa@gmail.com ) へ直接注文すると、税金と送料無しの原価の1800円で送って下さいます。是非ご購入をお考え下さい。
今日はキリスト教のロザリオとは何かを説明し、あわせて「ロザリオ、信仰の花束」という本をご紹介しました。
それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。後藤和弘(藤山杜人)
その歌声は、https://www.youtube.com/watch?v=f3A3L_sVeoI にあります。この「ロザリオの島」とは天草島のことです。
その天草市に天草ロザリオ館という隠れキリシタンの遺物を収集した展示館があります。
1番目の写真は天草ロザリオ館です。
出典は、hp.amakusa-web.jp/a0784/Diary/Pub/Default.aspx?AUNo=6826&Tgstr=%E3%83%AD%E3%82%B6%E3%83%AA%E3%82%AA%E9%A4%A8 です。
ロザリオ館は1933年にフランス人宣教師ガルニエ神父が信徒とともに建てた大江天主堂のそばにあります。
多くの人はロザリオという言葉を知っていますが、それが何であるかは正確にご存知でないかも知れません。
そこで今日はロザリオとはどんな道具でどのように使うかご説明したいと思います。
ロザリオはカトリック教会において聖母マリアへの祈り(アヴェ・マリア)を繰り返し唱える際に用いる数珠状の祈りの用具です。
ロザリオの祈りは、カトリック教会における伝統的な祈りで、「アヴェ・マリア」を繰り返し唱えながら数珠の玉を一つ一つ手繰っていく道具です。
10回の祈りで10ケの玉を手繰り、それを一連と言います。
ロザリオには10ケの玉の一連が5つ付いていて一連が終わると大きな玉が付いていて10回の祈りが終わったことが手の感触で分かるのです。
2番目の写真は一般的なロザリオです。
写真の出典は、https://ja.wikipedia.org/wiki/ロザリオ です。
3番目の写真は宝石を用いた高価なロザリオです。写真の出典は2番目の写真と同じです。
ロザリオの祈りは以下のアヴェ・マリアの祈りを10回繰り返します。
アヴェ、マリア、恵みに満ちた方、
主はあなたとともにおられます。
あなたは女のうちで祝福され、
ご胎内の御子イエスも祝福されています。
神の母 聖マリア、
わたしたち罪びとのために、
今も、死を迎える時も、お祈りください。
アーメン
このアヴェ・マリアの祈りを10回繰り返しながら旧約聖書と新約聖書のいろいろな場面を想い信仰を深めて行くのです。
ここに書いた「いろいろな場面」を順序良く具体的に書いた本が最近出版されました。
ジョマル・ヴィグネロン著、レミ・オード翻訳の「ロザリオ、信仰の花束」という本で教友社から出版されました。
4番目の写真はこの本の表紙です。
この本の翻訳をしたのがレミ神父です。
レミ神父は私どものカトリック小金井教会に6月2日の主日のミサを司式し、感動的な説教をしてくれました。
非常に感動したので次のような2つの記事をこの欄に掲載しました。
「キリスト教は愛の宗教だと実感した今日のミサ」(2019年06月02日掲載))
「聖霊って何ですか?」(2019年06月09日掲載)
5番目の写真はレミ神父さまです。
この「ロザリオ、信仰の花束」という本は291ページの大作です。
自宅でロザリオの祈りを唱える前に読むべき聖書の個所を順序良く説明してあります。
そしてそれぞれの章が独立した内容なので何処から読んでも良いのです。
使い易いロザリオの祈りの座右書です。
この座右書だけを読んでもキリスト教の全体が良く理解出来るような構成になっています。
レミ神父の訳文は完璧です。その上、よくこなれた文章なので読み易いのです。本の中には美しい絵画が沢山挿入されています。完成度の高い優れた本です。
著者も訳者も「聖ペトロ・聖パウロ労働宣教者会」に属する会員で、特に、著者のレミ・オード神父様は、日本で労働者の間に共に住み、1983年から日本で労働修道士として埼玉県の労働者の間で、宣教活動をなさっている司祭です。
さて著者の方はブラジルのパラナ州で労働者と共に、福音を伝えておられる会員です。
毎週土曜日の夕方、ブラジルのある町で、何家族かでの「ロザリオの祈りの集い」に著者も招かれ、共に祈っているところから本書が生まれてきました。
「喜びの神秘」「光の神秘」「苦しみの神秘」「栄光の神秘」という各4つのロザリオの神秘の一つひとつに、イコンや美しい絵画が用いられ、各神秘の黙想を深めるように配慮されています。
一人でロザリオを唱えるときは、各ページを広げ、その絵を眺め、深めの言葉を読み、ロザリオを唱えることもできmす。
グループで祈るときには、一人のリーダーが、ゆっくりと各黙想の部分と朗読部分を読みます。
それからロザリオをみんなで唱えるのです。
著者も訳者も「聖ペトロ・聖パウロ労働宣教者会」に属する会員で、特に、著者のレミ・オード神父様は、日本で労働者の間に共に住み、1983年から日本で労働修道士として埼玉県の労働者の間で、宣教活動をなさっている司祭です。
尚この本の購入にはレミ神父のメールアドレス( remitokorozawa@gmail.com ) へ直接注文すると、税金と送料無しの原価の1800円で送って下さいます。是非ご購入をお考え下さい。
今日はキリスト教のロザリオとは何かを説明し、あわせて「ロザリオ、信仰の花束」という本をご紹介しました。
それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。後藤和弘(藤山杜人)