19日朝 5時起床 カーテンを開けて天気の様子を見る。予報では一日中晴とのこと。
この時期、標高700mのトマムは毎朝雲海を見ることが出来る。
5時半 少し眠気が残るが、宿を出発。7時に登山スタート地点の望岳台へ到着。準備を整え7時20分、遠くに見える頂上に向け登山開始。 標高差1000m、距離5.2km。
スタートして暫くは比較的なだらかなザレ場を歩く。中腹に噴煙が見える
十勝岳は1926年の大噴火で中腹から上のほうには植物は殆ど見当たらないが、麓のほうには少し見られる。
コメススキ チシマギキョウ
ウラジロタデ エゾナミキ
ヤマハハコ(ウスユキソウの仲間) エゾマルバシモツケ
途中で一緒になったAさん(64)、青森から来たと言う。4日連続の登山で腰がだるいと口では言うが、あっと言う間に我々2人を抜きさった。
やっと半分ほど登った所は少しなだらかな山道。彼方に頂上が見えるが。心臓破りの急坂が見える。残雪があちこち見られる。
最後の急坂の谷間には雪が沢山
あと1時間、この坂を越えれば頂上だ。しかし勾配がきついな~
スタートから3時間ついに頂上へ。
しかし頂上からの眺めは素晴らしい。360度の展望だ。
遠く(左側の茶色の峰)に明後日登る予定の北海道最高峰 旭岳(2290m)が見える。
午前11時下山開始。下りは登り以上に注意が必要だ。ゆっくりと花観賞
エゾノタカネヤナギ(綿毛) チシマキンバイ
午後2時無事下山。往復10.4km、7時間もかかった。帰路、
美瑛の青池に寄る 。遠くに先ほど登った十勝岳が木の間から見える。
静寂の世界
帰路の南富良野で綺麗な蕎麦畑を見つけた
その3(富良野の花人街道をゆく)へ続く