山・旅日記

クラブの仲間や家族と一緒に登山、トレッキング、旅行に出かけます。その時の様子を写真付きで紹介します。

静岡 安部川奥の2名峰に登る(11/21~22) 後編(11/22山伏岳)

2011-11-30 20:49:07 | 山登り

11月22日 登山2日目 今回登山の本命の山 山伏岳(やんぶしだけ)に登る日だ。山伏岳は、北岳から県境を南走する白根山脈の南端に位置する山で標高は2013mもある。
今回は当初予定の登山コースが台風の影響で通れなくなったので急遽”大谷崩れ”コースになった

・朝食前に宿泊地 ”梅ヶ島温泉”を散策。渓谷沿いの紅葉が綺麗だった

大谷崩れコース入口の看板には304年前の崩落の説明が

  

大谷崩れを見上げれば尾根は遠い。V字の真ん中を登るのだ

・麓から中腹にかけては大きな岩がゴロゴロ。落石注意だが避けようがないよ!

・大分尾根に近づいてきた。もう一踏ん張りか

 ・約2時間で尾根に到達。一休みして左側の山伏方面に向かう

   

尾根をアップダウンを繰り返しながら進む

ナナカマドの真っ赤な実が青空に映えていた

  

・木の幹に鋭い傷が。ガイドさん曰く”熊が爪で引っかいた痕

・標高1900m付近の水溜りに厚い氷が。夜はかなり冷えるらしい

 

イワウチワの群生地か。葉が黒いのは太陽光線を吸収しやすくするためとか

 

・登山開始から4時間で山伏岳(2013m)の頂上へ

・ 頂上からは南アルプスの嶺々が眺望できた。まだ雪は無いようだ

・復路は往路と同じ道。このようなアップダウンを繰り返す

・下りの大谷崩れ滑りやすく注意が必要だ。ゴールまでは遠いなあ!

 

以上で「安部川奥の2名峰に登る(11/21~22)」を終わります

次回は「京都・近江の紅葉めぐり(11/25~26)」を掲載します

 

 


静岡 安部川奥の2名峰に登る(11/21~22) 前編(11/21青笹山)

2011-11-27 20:36:44 | 山登り

11/21~22日にクラブの仲間と、静岡 安部川の上流にある2つの名峰(青笹山、山伏岳)に登った。
初日(21日)は正午頃に青笹山(1550m)の登山口に到着。午後の陽射しを浴びながら頂上を目指して歩いた。

・登山道入口まで30分の所で休憩。石碑に”ワサビ栽培発祥の地”と彫られている

・登山道入口の葵高原は青空の下、ススキと遠くの山並が綺麗

・入口では可愛い地蔵様がお見送り

  

・最初はなだらかな山道を行く

  

・標高1000mのワサビ田には清流があり青々したワサビが見られた

・木漏れ日の中、段々石ころが増えてきた山道を行く

 

・このあたりは湿気が多いのか苔むした岩がごろごろ

・もうすぐ尾根だ。最後の踏ん張りどころだ

・背の高い青笹の道を歩く。頂上はもうすぐ

・登山開始から約2時間で青笹山(1550m)の頂上へ。360度の展望だ

  

・本来は東側に富士山が目の前に見えるはず、しかし、この日は深い雲の中。反対に西側には南アルプスの南端の嶺々がはっきりと見られた。今年はまだ雪が見られない

下山時に立派な祠の中お地蔵さんを見つけた

   

・中腹にはまだ紅葉が残っていた

・ゴールに着いた頃、歩いてきた稜線が夕陽に輝いていた。この日は約10km歩いた

 

次回は後編(11/22山伏岳に登る)です

 


茨城 袋田の滝界隈を歩く(11月15日)

2011-11-24 20:13:50 | トレッキング

11月15日 午前中に晴れるのと天気予報、昨年より一日早く茨城県 大子町にある「袋田の滝」に向かって車を走らせた。日本三名瀑の一つに名を連ねる袋田の滝は、四季折々の表情を見せる。秋には艶やかな 紅葉のお化粧をする。その美しさを古くは西行を初め多くの歌人が詠んでいる。今回の目的は、滝と紅葉さらに背後の山に登り奥久慈の風景を観賞することだった。

袋田の滝に到着後、最初に2008年9月完成の新観瀑台

旧観瀑台から滝の流れを観賞。水量が例年より少ないようだ

 

 

 月居山への山道を登る。100mほど登った所から生瀬の滝が良く見える

・さらに登った所から新観瀑台が望める。徐々に観光客が増えている

 

・さらに登ると袋田のシンボル「生瀬富士」(420m)が目の前に

・山道の紅葉・黄葉はもう散り始めたようだ

・下山時には麓近くで残りの紅葉が見られた

・下山後再び新観瀑台へ向かう。多くの観光客・カメラマンで溢れていた

・かなり揺れる吊り橋を渡り滝を眺め滝を後にする

・帰路久慈川の広い川原で一休み。先の台風の影響で上流からの巨大ゴミが沈下橋(平山橋)に引っかかっており、河岸も濁流に削られ荒れていた

 

次回は「静岡の2山に登る(11/21~22)」を掲載します


山梨 御岳昇仙峡を歩く(11月10日)

2011-11-20 21:00:06 | サークル活動

11月10日(木)地元サークルのメンバーで山梨県甲府市の山奥にある御岳昇仙峡に紅葉撮影旅行に出かけた。 最初に訪れたのは上流の板敷渓谷で、ここにある高さ30mの大滝が見事だった。その後は有名な仙娥滝から渓谷沿いに遊歩道を紅葉を観賞しながら駐車場までの2kmを歩いた。

荒川ダム 能泉湖の上流。午前中は曇りで紅葉が映えない

・秘境板敷渓谷を300メートルほど入った所にある大滝は落差30m。ここを訪れる人は少ない

    

・荒川ダム能泉湖に架かる荒川大橋

・荒川ダム(ロック式ダム)の能泉湖面 は静かで取水塔近辺の景色を映す

・高さ30mの仙娥滝は季節を問わず美しく見ごたえがある

    

昇仙橋も渓谷に彩を添える

・巨石の間を迸る滝も迫力がある

・巨大な花崗岩に囲まれた石門。右側の上下の石は離れている

・日本一の渓谷美昇仙峡の主峰覚円峰が見えてきた

・時折渓谷に陽の光が射しこみ、紅葉が輝いた

・黄金色に輝く銀杏の葉も見られた

・紅葉の彼方に覚円峰(左)と天狗岩(右)

・ゴールの駐車場から見た昇仙峡。帰る頃に青空になったあ!

 

次回は「袋田の滝界隈を歩く(11月15日)」を掲載します   


四国の百名山に登る(11/7~9) その3(11/9石鎚山に登る)

2011-11-17 21:12:05 | 山登り

11/9(水) 旅の3日目 西日本の最高峰 石鎚山に登る日だ。朝5:30に目覚め山小屋のベランダに出て天気を確認。多少雲があるものの雨が降っておらずホッとする。
・出発前に山小屋のベランダから石鎚山連峰を望む。山容が厳しそうな山が連なる

・しばらくはなだらかな山道を行く

・階段が良く整備されている。振り返ると皆さんの長い列が

・山頂の見える最初の絶景ポイントと言われているが遮るものが多いなあ~

2番目の絶景ポイントでは山容が良く見える

・傾斜のきつい山道を前に一休み

・遠く瀬戸内海が見える高さに来た。しまなみ海道もうっすらと見えた

・もうすぐ頂上だがきつい階段が続く

 

・あと少しで頂上だ。石鎚神社が見える

・今回の目的地の弥山(みせん:1974m)から最高峰天狗岳(1982m)を臨む(大人数では天狗岳に登るには3~4時間かかるとのこと)

・頂上に石灯籠と鎖を巻いた石像が?

  

・下山時に見られた数少ない紅葉

ツルリンドウの赤い実が目を引いた

 

・今回のゴール山頂成就へ到着

・石鎚神社 成就社に登山の無事を感謝するためお参り

(おまけの画像です)

松山空港へ向かう途中に時間調整のため道後温泉へ。入浴して疲れを取った後に繁華街を散策

夏目漱石が滞在し「坊ちゃん」を執筆した部屋を見学

 

・道後温泉名物「からくり時計」も見物。一番下の入浴人形が面白い

   

・3日目 出発前に山小屋の主人から頂いた"長寿箸”。何年寿命が伸びるかなあ?

以上で「四国の百名山に登る(11/7~9)」を終わります


四国の百名山に登る(11/7~9) その2(11/8剣山から祖谷かずら橋へ)

2011-11-14 20:39:02 | 山登り

11/8(火) 旅の2日目は剣山から祖谷かずら橋まで縦走の行程だ。昨日午後からの強風が止まず小屋の窓を叩く。朝食後小屋の外に出てみると、辺り一面霧がかかり20メートル先も見えない。準備体操をして先ずは最初のピーク次郎笈(四国三番目の山・ジロウキュウ)に向かう。

・午前6:30防寒具に身を包み山小屋を出発 

・辺りは深い霧の中。視界は50m程か

・出発後1時間ほどで最初のピークの次郎笈に近づいた

次郎笈の頂上も寒くかつ周りも見えず長居が出来ない

 

次郎笈を下り丸石岳に向かう。相変わらず深い霧が立ちこめ先頭の人が見えない

・稜線を歩き始めしばらくすると霧が晴れてきた

・もうすぐ丸石岳だ。振り返ると登ってきた山道が綺麗に見える

丸石岳頂上で一休み

   

丸石岳を下りしばらくはなだらかな林の中を歩く

・澤に架かる橋を渡る。名前が国体橋。徳島国体のとき作られたそうだ

・大分標高が低くなり紅葉が見られるようになった

・有名な「祖谷かずら橋」に到着。これは女橋で男橋は修復中だ

・渡り終えて振り返ると後続の仲間がこわごわ渡っているのが見えた

・橋の傍に残りの紅葉

 

・その3(最終回 11/9石鎚山に登る)に続く

 


四国の百名山に登る(11/7~9) その1(11/7剣山へ)

2011-11-11 21:07:07 | 山登り

11/7~9クラブの仲間と四国にある日本百名山の2峰に登った。初日(7日)に登った剣山(徳島県)は四国第2位の高さ(1955m)を誇り、なだらかな山容で宮尾登美子の小説「天涯の花」でも知られる。3日目(9日)に登った石鎚山(愛媛県)は西日本の最高峰(1982m)であり信仰の山として有名。

・11/7 7:30羽田発の飛行機で徳島空港へ向かう。途中は曇りで下界が見えず

 

・徳島「阿波おどりり空港」では阿波踊りの銅像がお出迎え

剣山登山口より元気に山頂を目指す

・スタート後に石段を登り終えた所に宮尾登美子さんの小説「天涯の花の記念碑が。作者本人は剣山山頂には登ったことが無いそうな

・少し登った頃にガスがかかってきた。最初はなだらかな山道を行く

「カズラ橋」で有名な祖谷川(いやがわ)の源流ははここ。

  

・この辺りは湿度が高いのかがいたるところに見られる

・僅かに残ってる黄葉もガスの中ではくすんだ色

・山頂に近づくと道が少し険しくなってくる

大剣神社の背後の岩峰が見えてきた。ガスでモンスターに見える

大剣神社に旅の安全を祈る

 

・さらに頂上を目指し歩く。途中「刀掛けの松」に会う。平家が都落ちしたとき安徳帝が宝剣を持ち続けている従者に気遣い、松の枝に宝剣を掛けさせたのが由来とか。この松は何代目のものだろうか?

  

剣山本宮に到着。もうすぐ山小屋

剣山山頂ヒュッテが本日のお宿。この宿が「天涯の花」の舞台。気温は4度だった

・濃いガス、しかも強風の中を山頂へ。山頂の注連縄が面白い形だ

 

 

次回はその2(11/8剣山から奥祖谷かずら橋まで縦走)です

 

 


群馬の名峰高田山に登る(11/2)

2011-11-05 20:18:34 | 山登り

11月2日 クラブの仲間と上州の名峰 高田山に登った。上州高田山は、四万温泉と沢渡温泉の中間に位置し、標高1212mと低い山 だが山頂付近は岩峰になっていて中級者から上級者向きのコースである。

・群馬県 中之条町 駒岩公民館前が今回の登山口。天気は上々

 

・最初はなだらかな樹林帯を歩く。暖かい季節には山蛭がいるとのこと。この日も暖かく皆さん蛭を警戒しながら歩く!

・やがて勾配がきついジグザグの道に。紅葉・黄葉が目に付く

・しばらくは紅葉・黄葉を眺めながら歩く

・やがて幅の狭い尾根に出る

 

・目の覚めるような紅葉のトンネルを通る

・最初のピーク石尊山(せきそんさん)

   

・石尊山からは遠く秩父の山並が望める

・石尊山から激しいアップダウンを繰り返しながら高田山へ向かう

・登山開始から3時間20分で高田山の頂上に。いつものように三角点にタッチ

 

・高田山頂上から富士山が見えるはずだが。この日はガスがかかり全然見えない

 

・下山道はかなりきつい傾斜。足元注意が続く

  

・日も暮れる頃に綺麗な紅葉が見られ疲れが癒された

   

 

以上で「高田山に登る(11/2)」を終わります