「富士山すそ野一周ウオーク」の第10回は下図の⑩で本栖湖畔から鳴沢氷穴までの14km。今回は天気に恵まれたが、10月とは思えない暖かさで、有名な青木が原樹海の中を歩いていても汗ばむほどだった。青木が原樹海は松本清張の小説「波の塔」で、自殺の名所として有名になったところだが、意外と明るい。先入観は禁物だ。
・スタート前にガイドさんから本栖湖近辺の歴史を聞く
・武田家がこの地を支配していたとき、この地の守備を任されていた渡辺囚獄佑(わたなべひとやのすけ)の墓に詣でる。
・囚獄佑(ひとやのすけ)とは官職名だ。草深く、苔むした墓に時の流れを感じる
・国道139号沿いにある7社大明神。中道往還の道筋にあって通行人の道中安全を祈り、村に蔓延した厄病退散を祈願した
・石塁(せきるい)は駿河からの侵攻にに備えて林の中に12kmに渡って造られている。溶岩を積み上げたもの
・中道往還を進む。ここも青木が原樹海の一部
・途中不思議な形をした木に出遭う。自然の造形?
・昼食会場は精進湖湖畔のレストラン。ススキの穂波に秋の到来を感じる
・湖畔のロッジの庭に綺麗なフジアザミが
・昼食後に歩いて5分ほど所にある諏訪神社を訪れる
・境内にあるご神木"精進の大杉”に圧倒される。樹齢1200年、樹高40m、根元の幹回り12.5m
・午後も引き続き青木が原樹海の中を鳴沢氷穴に向かって進む。結構アップダウンがある
・道路わきにいろんな種類のキノコが。殆どが毒キノコのようだが綺麗だ
・ゴールの鳴沢氷穴に到着後に氷穴見物
・狭い通路、頭上に注意しながら延長150mを進む。気温は2度
・天然の氷室。江戸時代には幕府に献上されたとか