おやじのつぶやき

おやじの日々の暮らしぶりや世の中の見聞きしたことへの思い

これこそ「民主党」の混迷の象徴。

2014-07-31 22:23:57 | つぶやき
民主・海江田代表が続投明言 「熟慮に熟慮を重ねた」(朝日新聞) - goo ニュース

 党首たる者が「熟慮に熟慮を重ねた」結果、続投を決意・表明。一見、誠実に見えそうな人柄だけでは、魅力的な政策も作れず、即、集票能力に結びつかない、という典型。
 今の共産党(特に成り立ての頃の志位さん)や公明党のように、たとえそれほど押しが強くない党首であっても、全党員で支えるという党風を作り上げてこない(こられない)民主党。

 あげくに、低迷の張本人が「熟慮に熟慮」では・・・。次の地方選、さらには衆院選に闘う気迫に全く欠ける海江田さん。
 人のいい、ともかく万事(万里)丸く収めようとするお人柄だから、ダメ。これで、来夏を待たずに、闘わずして、負けは決まった!

 「集団的自衛権」問題、消費税アップ問題、辺野古問題、いつもあいまいにしては、自公に明確な対決軸が示せないまま。
 お人好しではつとまらないのが、この世界。敵失で勝ち、オウンゴールで負け。こんなことの繰り返しではあだ花に終わってしまう。

 「安倍政権の支持に陰りが出ている。民主党は野党第1党として、国民の不安や不信の受け皿にならなければならない」と述べ、集団的自衛権や原発政策などで安倍政権との対決姿勢を強める意向を示した。(「時事通信」より) 

 それが本気なら、「心を鬼にして」分裂気味の党を毅然として引っ張る気迫と信念が必要。まず、異論があっても持論と所信を明らかにしてまとめていく。

 当面する課題にどう立ち向かうのか、それを熟慮すべきなのに、続投するかどうかを「熟慮」する!?

 辞任をほのめかしたあげく、留任をするつもりの大畠幹事長。彼は、原発再稼働推進派の頭目のはず。それも極めつけの男。

 「脱原発」「反原発」は、絶対的なタブー。少数派が勝手に主張するのは「ごまめの歯ぎしり」で痛くもかゆくもない。民主党を原発推進に持ち込めば、天下安泰。見事にその術中にはまってしまった、海江田さん。

 今になって、「原発推進」の幹事長を敵に回しても「反原発」を主張できるか? まず無理、無理! 妖怪「ムリカベ」にとりつかれるに違いない。
 
 こうして、党首に不向きな御仁がやっている(彼には「政策調会長」くらいが適役)ところに今の「民主党」の、どうしようもない悲劇がある、と思う。
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男気を見せた(むろん仲間に対して)。その程度の御仁。

2014-06-25 00:02:57 | つぶやき
やじの音声分析 直後に別の男性の声も(NHKニュース&スポーツ) - goo ニュース

 鈴木某。おそらく自分の後、ヤジを飛ばした人間、実におっちょこちょいな男がいる。何となく目星は付く同僚。そこで、知っててかばうことで「男」を売ろうという魂胆、その程度の人間ではあります。マスコミなんかどうでもいい。確信犯の男です。
 尖閣に泳いで渡った男、こういうかたちでまたも格好をつけた(つけそこなった、と思いたいが・・・)。だから、反省の意志は毛頭ない。むしろ、腹の中では「いいこと言った」と支持者がいるんだ、くらいのおごり。

 あえてすぐに言い出さずにいたのも、都議会の会議規則で「懲罰の動議は事犯があった日から起算して3日以内」とされていることを十分承知したうえでのこと。

 国会から地方議会まで今や敵なしの自民。そういう自民党にした選挙民も問題、ただ、そうさせた民主党。そこに今日の政治の退廃の根源がある、それに気づかぬふりの海江田には、もうつける薬はなさそう。

 公明も屈服させ、・・・こうして戦争に向けての翼賛会議会が現実のものとなりました。

 大手マスコミもますます迎合することでしょう。石原発言も、麻生発言も・・・、サッカー報道で瞬時に過去のものにするべく画策する、今朝の紙面が見物です。
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古狸は知らんぷり。手下の狸たちはさっさと次の手を。イノシシ一頭、猛進してジ・エンド。

2013-12-25 20:53:34 | つぶやき
退任あいさつなし、真相説明なし…猪瀬氏だんまり退場(朝日新聞) - goo ニュース

 「猪瀬氏の発言機会はなかった」、のではなく自分で断ったようだ。終了後に猪瀬氏は各会派にあいさつ回りをしたが、自民党は訪問を断って、切って捨てた。
 一方で、「維新」と次期知事選を巡って話し合いが進んでいるようす。候補者はイシハラと気脈が通じる人物に。都知事選をきっかけに(イシハラに恩を売って)、自民と維新橋下・イシハラ(一部の不満分子を切って、それらが結いの会に流れても)との憲法改「正」を目指す政局運営が始まる可能性。したがって、東国原さんは絶対にありえないはず。
 焦るのは、おそらく公明党と「みんな」(特に「公明党」。イシハラは、以前から憲法問題で早く公明党・創価学会を切れ、とアベにはあからさまに進言し続けている。)

 しかし、「知事選はこの3年間で3回目」。これもそれも、イシハラの政治的野望のために?
 猪瀬は、道路公団民営化に携わった経験などを買われて、イシハラが副知事に迎え入れた。
 そのイシハラ、それらしく引退をほのめかし、後継者らしき人物を指名してあげくに、切って捨てた。後出しじゃんけんの極めつけで、都知事選に出馬、「殊勝(を装う)」な言動で当選。それもつかの間、衆議院選に出馬のために時を経ずして、辞職。
 猪瀬、その辞職に伴う昨年12月の知事選で後継指名を受けて、国内選挙の個人得票として最多の約434万票を獲得し、初当選を果たした。

 こうして、都民(もしかしたら多くの都職員)の意志・希望は翻弄され続け、またしてもわずか一年で無残にも無駄になった。

 そういう過去がありながら、イシハラは己の政治的野望(実現)のために引導を渡し、葬り去った。政治権力・権謀術数の非道さを都民・国民にも植え付けた感が。

 都知事選もこうした流れを見極めた上で、賢明な判断をする必要がある。何しろ、国民・都民にとって唯一、「自由」が許されるのは、選挙しかないのだから。

 そのためにも、作家として、猪瀬さん、副知事以来の一部始終を、ありのままをすべてさらけ出してほしい。その中で、イシハラたちの非道ぶりをも白日の下に、天下に知らしめてほしいと思う。
 意気地がないからそれも出来ずに、「晩節を汚すな」(イシハラに言われたそうだが)とは反対のことになってしまうのか。

 5,000万円に目がくらみ猪突猛進、札束に牙が刺さって抜けないままに、御用となった痛ましい(けどつい笑ってしまう)イノシシ一頭。鍋の材料にもなりそうにない。

 こうして、巷では次に飛びつける話題を探し始める。
 ex:徳洲会・徳田側からイシハラにも相当なカネが渡っているとか。でも、そこはズバリ「特定秘密」の対象でマスコミの追究も及び腰になりそうだ。
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迷路のごとき選択肢。

2013-12-24 00:37:02 | つぶやき
維新・結い、合流を視野に入れた政策協議開始(読売新聞) - goo ニュース
 
 一匹狼的な存在感で政界での独自の位置を占める江田さん。果たして選択肢はいくつあるのか?
 片や、「まもなく賞味期限」切れを自覚する橋下さん。「維新」分裂・解消も選択肢にあるのか?
 現・みんな、旧・太陽の会を敵に回しての大一番、の江田さん。日和るかもしれない(その可能性大)の橋下さん。
 東国原を切ってもイシハラとくっついていたい(アベさんと仲良くしたい)という腹が見え見えの彼に大一番、の気概があるか、はなはだ怪しい。
 早くも、先手をうったアベ。
 「安倍晋三首相は23日、日本維新の会の橋下徹共同代表と、東京都内のホテルで会談した。来年の通常国会に向けて、今後の協力のあり方などについて意見交換したとみられる。
 政府・与党側は、菅義偉官房長官と自民党の石破茂幹事長、維新側は、松井一郎幹事長(大阪府知事)と松野頼久・国会議員団幹事長も同席。6氏が一緒に会うのは初めて。安倍首相は18日にも、維新の石原慎太郎共同代表らと首相官邸で会談。憲法改正や東京都知事選について意見交換している。」というニュースもある。
 橋下さんも、結局、アベ+イシハラに絡め取られる運命に。

 柿沢さん、おやじさんを超えることができるか、大一番の腹構え。しかし、片や、維新側はこうして心許ない感じ。まとめきれることが出来そうもなさそう。
 自民に馬鹿にされ、民主に無視され、みんなの渡辺さんにこけにされ、政界の大向こうから、歯牙にもかけられない状況。それでも、いざ戦いにとの気力だけは充実していそうな二人だが・・・。

 「維新大阪」+「結い」=「橋田党」?
 それとも、
 「維新東京」+「渡辺みんな」=「石渡党」?
 それとも、
 「自民」+「維新東京」+「渡辺みんな」=やっぱり「自民党」?
 それとも、
 「自民」+「維新東西」=それでも「自民党」
 そして、
 「みんな」も「結い」も政界の中で結ばずじまい、どちらも雲散霧消。

 いずれにしても「勝算我にあり」とはいかない。「日本政界」という深く暗い底知れぬ闇に潜み続ける古狸たちとその子分どもに軽くあしらわれる子狐たち、という見立て。
 ぜひ見立て違いになって欲しいとも思えない複雑な気持ち。
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敵の敵は味方。離合集散は政界の常だが。

2013-12-09 21:59:16 | つぶやき
橋下氏、江田新党と「巨大な塊つくる」 維新“発展的解消”も(産経新聞) - goo ニュース
 巨大与党の前で浮き足立つ野党、右往左往。これで、橋下さんがイシハラさんを切れば、イシハラ(超保守派)さんたちは「維新」も東西に分裂して、与党入りも。そのままなら、またしても異質分子の集まり、野合集団と化して、瓦解するのは、早晩目に見えている。出て行かれた渡辺さんみんなも、実は与党入りを狙っているのかいないのか、どう出るか分からない。民主党は、対応を巡って、これでまたまた分裂騒ぎでしょう。
 「残るも地獄、出るも地獄だったら、出る方を選んだ」と離党議員。新党に期待しないが、期待せざるを得ない議員たち。「ほくそ笑む自民党」が見え見えの分裂劇。
 だったら、江田さん、離党への大義名分を失わず初志貫徹。アベ・ファッショ(擬似)政権の前に、何とか一矢を報いてもらいたい。今の政治情勢に大きな危機感、不安感を持っている国民を、少しでもよい方向、明るい方向へ向けてほしいのだ。
 まだまだ衆議院選挙は先の先。党の綱領や政策、党名など、国民が一票を投じるまでの3年間。新党が生まれてはすぐつぶれる、その轍を踏むことなく、先のことを視野に入れてやることが大事ではないか。
 そうでなければ、渡辺さんのいうように、一時のあだ花に終わってしまうだろう。江田さんを除き、選挙基盤のほとんどなさそうな比例区選出の方ばかり。国民の気ままな投票行為(「風」)によって選ばれた方も多いようだ。しかし、そうした風はもう吹くことはないだろう。二度、こりごりした国民は、バカではない。
 

 
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いよいよ大政翼賛会へ。

2013-12-05 23:37:01 | つぶやき
委員会運営に不満、民主2委員長を解任 参院本会議(産経新聞) - goo ニュース
 さりげない記事。でも、いよいよ、という感じ。巨大与党は逆らう野党委員長を解任、与党の委員長に。ことによったら、うるさく言ったら「公明」までも切り捨てる勢い。だから、公明党もアベ・「ファッショ」体制の、ひたすら顔色伺いの、牙を抜かれての「補完勢力」として存在しているだけ。

 「維新」のイシハラと橋下の軋轢、「みんな」の分派行動、・・・。巨大与党のおこぼれ(お恵み)を欲しがってしっぽを振る御仁もたくさんいそう。・・・アベさん、次は、「憎き」共産党への攻撃をしかけそうだが。

 こんなやりたい放題に、国民は置き去り。選挙の時だけが有権者・国民に与えられた「自由」。こうして全権委任体制が確立。麻生が言った、「静かに、静かに」・・・。反対する騒がしい奴らは「テロ」扱いし、国民の目をそらせ、こうして、ことは、成就する。

 「お気に召すまま」に、などと高みの見物は、許されるはずもない、今の時。
 シェークスピアの「お気に召すまま」は、「公爵」「前公爵」兄弟との争いに子ども達の恋愛が絡むお芝居、最後は、すべてがめでたく収まる「大団円」の喜劇。よかった!よかった!

 でも、そういくはずもない、今の日本。そして、これからの日本。
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略礼服、お疲れ様。眼も白黒。

2013-11-27 23:24:54 | つぶやき
 今月の14日~26日。祝い事あり、お葬式ありで。ネクタイも白黒。町田、静岡、大阪、・・・と西に東に断続的に出かけました。略礼服もヨレヨレ。
 24日は東名高速、実に7時間以上の運転。断続的な渋滞。足柄のお風呂も満員。適当に休もうと思っても、帰巣本能がまさり、ついつい運転。大阪も新幹線での往復。けっこう混んでいました。
 悲喜こもごもの13日間。移動・祝・休・祝・移動・祝・法事・法事・葬式・移動・祝・休・葬式。というような日程でした。充実といえば充実した日々ではありました。
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「帰去来の辞」 陶淵明

2013-07-14 16:50:43 | つぶやき
 小沢さんにちなんで、もう少し。むろん政治家小沢にとって身を退くということばはないようです。政治家としての人生を全うせんがための、今の生き様。
 しかし、陶淵明の「帰去来の辞」。小沢さんにとって本当はこれが一番ふさわしい、と思う。ぼろぼろになる前に、と。
 陶淵明41歳の作。
 
帰去来辞  陶淵明
 
  歸去來兮       歸去來兮(かへりなん いざ)
  田園將蕪胡不歸  田園 將に蕪(あ)れなんとす 胡(なん)ぞ歸らざる
  既自以心爲形役  既に自ら心を以て形の役と爲す
  奚惆悵而獨悲    奚(なん)ぞ惆悵して獨り悲しむ
  悟已往之不諫    已往の諫めざるを悟り
  知來者之可追   來者の追ふ可きを知る
  實迷途其未遠   實に途に迷ふこと 其れ未だ遠からずして
  覺今是而昨非   今は是にして 昨は非なるを覺る
  舟遙遙以輕    舟は遙遙として 以て輕く
  風飄飄而吹衣   風は飄飄として 衣を吹く
  問征夫以前路   征夫に問ふに 前路を以ってし
  恨晨光之熹微   晨光の熹微なるを恨む

  乃瞻衡宇      乃ち 衡宇を瞻(あふぎ)み
  載欣載奔      載ち欣び 載ち奔る
  僮僕歡迎      僮僕 歡び迎へ
  稚子候門      稚子 門に候(ま)つ
  三逕就荒      三逕は荒に就(つ)けども
  松菊猶存      松菊は猶ほ存す
  攜幼入室      幼を攜へ 室に入れば
  有酒盈樽      酒有り 樽に盈つ
  引壺觴以自酌   壺觴を引きて 以て自ら酌し
  眄庭柯以怡顏   庭柯を眄(なが)めて 以て顏を怡(よろこば)す
  倚南窗以寄傲   南窗に倚りて 以て傲を寄せ
  審容膝之易安   膝を容るるの安んじ易きを審らかにす
  園日渉以成趣   園は日に渉って 以て趣を成し
  門雖設而常關   門は設くと雖も 常に關(とざ)す
  策扶老以流憩   策(つゑつ)き労を扶け 以て流憩し
  時矯首而游觀   時に首を矯げて 游觀す
  雲無心以出岫   雲 無心にして 以て岫を出で
  鳥倦飛而知還   鳥 飛ぶに倦みて 還るを知る
  景翳翳以將入   景 翳翳として 以て將に入らんとし 
  撫孤松而盤桓   孤松を撫でて 盤桓す

  歸去來兮       歸去來兮(かへりなんいざ)
  請息交以絶遊   交りを息(や)め 以て遊びを絶たんことを請ふ
  世與我以相遺   世と我と 以て相ひ遺(わす)れ
  復駕言兮焉求   復た言(ここ)に駕して 焉(いづく)にか求めん
  親戚之情話   親戚の情話をび
  樂琴書以消憂   琴書を樂しみ  以て憂ひを消す
  農人告余以春及  農人 余に告ぐるに春の及べるを以てす
  將有事於西疇   將に西疇に於いて 事有らんとす
  或命巾車     或は巾車に命じ
  或棹孤舟     或は孤舟に棹さす
  既窈窕以尋壑   既に窈窕として 以て壑(たに)を尋ね
  亦崎嶇而經丘   亦た崎嶇として 丘を經(ふ)
  木欣欣以向榮   木は欣欣として 以て榮に向かひ
  泉涓涓而始流   泉は涓涓として 始めて流る
  羨萬物之得時   萬物の 時を得たるを羨み
  感吾生之行休   吾が生の 行くゆく休するを感ず

  已矣乎        已矣乎(やんぬるかな)
  寓形宇内復幾時  形を宇内に寓すること復た幾時ぞ
  曷不委心任去留  曷ぞ心を委ねて去留を任ぜざる
  胡爲遑遑欲何之  胡爲れぞ遑遑として 何にか之かんと欲す
  富貴非吾願    富貴は吾が願ひに非ず
  帝不可期    帝は期す可からず
  懷良辰以孤往   良辰を懷ひて 以て孤り往き,
  或植杖而耘子    或は杖を植(た)てて耘子す
  登東皋以舒嘯   東皋に登り 以て舒(おもむろ)に嘯き
  臨流而賦詩   流に臨みて 詩を賦す
  聊乘化以歸盡   聊(ねが)はくは化に乘じて 以て盡くるに歸し
  樂夫天命復奚疑  夫の天命を樂しめば 復た奚をか 疑はん

 東日本大震災、さらに福島第一原発事故で人間も自然も地域も荒廃しきってしまった東北。復興の道もまだまだ険しい。その故郷へ。もちろん陶淵明のように「田園生活」「田園詩人」になることはありえないが、毀誉褒貶激しい政界を退き、引退生活を送るのもまたよしではないか、と。

 田園將蕪胡不歸  田園 將に蕪(あ)れなんとす 胡(なん)ぞ歸らざる
 ・・・
 感吾生之行休   吾が生の 行くゆく休するを感ず
 樂夫天命復奚疑  夫の天命を樂しめば 復た奚をか 疑はん

 その立ち戻るところもなくなっていたとしたら、・・・。
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「よしもと的世界=世間」と思っては困る。いや、同じかもしれない。・・・

2013-07-04 00:16:42 | つぶやき
面倒くさいから出ない…勝谷氏、知事選出馬断念(読売新聞) - goo ニュース
 「コラムニスト」という商売がどういうことで成り立っているか定かではないが、「面倒くさいから」が理由なら何でもOKとは、お気楽商売でいいけど、世間はそうはいかない。
 一応「オピニオン」リーダー的な番組もやっているはずの男。所詮「オニオン」程度の発言だったのか。
 憲法とか増税とか外交とか争点になっていかなければならない参院選。どこもかしこも「面倒くさいから」争点を隠して。ねじれ国会なんて「面倒くさいから」自民に過半数を。・・・
 そう考えると、「面倒くさいから」選挙にも行かない・・・。候補者を巡ってのドタバタ劇。大阪も東京も四方八方、「面倒くさい」ことばかり。
 「面倒くさいから」が今年の流行語大賞の候補になりそう。と考えると、先見の明がある方かも知れない。
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記者が間違えたのか?それとも本人が

2013-06-29 00:19:03 | つぶやき
維新・松井幹事長「現有3議席下回れば敗北」(読売新聞) - goo ニュース
 内容はどうでもいいが。
 この部分、天下の「NHKニュース」では、松井さんの発言を「自分のポジションに連綿とするつもりはないし・・・」と紹介。
 えっ、これは、「地位に恋々とするつもりはない」の間違いでは? 
 本人は、こんな難しい表現ではなくて、「居座る」「しがみつく」「こだわる」くらいの意味で用いたのでしょう。しかし、記者が気を利かせて、かえって、こんな間違った表現にしたのでしょうか?
 もちろん、「連綿」と続いたんじゃ、こっちが困りますが。
 以前、NHKの話し手が「いよいよ興味津々」ですね、を「いよいよきょうみつつ」ですね、と話したのには驚いたが。
 ま、「ありうる」を「ありえる」と平気で話したり、書いたりする世の中ですから、しかたがないですかね。
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 こういうミスもある。よくやる私も、これで安心!

2013-06-26 14:17:56 | つぶやき
橋下市長、退職の民間人校長に「もっと覚悟をもって公の世界へ」(産経新聞) - goo ニュース
 「民間」校長という制度ではこういう人物も当然出てくる。この方、これまでの民間(外資系?)の勤め先でも、自分のわがままで何か問題を起こして辞めていたのではないか。「もっと俺は有用な人間だ!こんな安く使われてはたまったもんじゃない」。
 勤め先の児童・保護者・教員とうまくやっていたとも思えない。「金」感情(勘定)だけでは、学校は勤まらないものだ。
 という「内容」はどうでもいいい。ニュースの文章で、発見! 

 「・・・大阪市の橋下徹市長は26日、民間人校長として今年4月に市立南港緑小学校(大阪市住之江区)に着任し25日付で退職した千葉貴樹(たかき9氏(38)・・・」

の「9」は「)」操作でShiftキーを押さなかったことが原因。時々やってしまう私、発見の喜び!
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党首交代で、堂々と政権批判を! さもなければ惨敗を望んでいるのか。政界再編を見越して。

2013-06-24 21:06:23 | つぶやき
民主、信頼戻らず…政権批判戦略が裏目に(読売新聞) - goo ニュース
 菅さんの「脱原発」で一気に政・官・財を敵に回し、「消費増税」発言で庶民を敵に回し、日本中、どこにも味方がいなくなった。組織票も労組頼みも弱体化の一途。それ以来、首長選以外は連戦連敗。当選するはずもなかった「都議選」。それでもまだ甘い夢を見ている(願望を夢見るしかない)方々。
 (だから)この記事のように「政権批判」が裏目に、を真に受けてはいけない。
 自公のように原発推進再稼働、円安株高路線、デフレ脱却!という政策を主張すればよかった、との意味がこの記事にはあり。これに憲法改「正」も加わって、民主党の抜本的な解体による「大政翼賛会路線」の構築。
 反対派は、今回、存在感を示した共産党と風前の灯火の社民党のみに封じ込める。これこそが盤石な「日本再生」プランだというサンケイ・ヨミウリの主張。にっくき民主を徹底的にたたきつぶす。「原発」という虎の尾を踏んだのだから。・・・。その流れは一貫している、と思う。
 その上、海江田さん。「何とか牧場」で告訴されていることが投票日直前に改めて報道される始末。「どぶに落ちたイヌは叩け」式で、参院選でも会社役員の逮捕・告訴を受けて、きっとマスコミは、海江田(当時の評論家として)批判を出すに違いない(検察当局と示し合わせてのタイミングで)。(菅さんが首相になったときは、過去の女性問題か外国人献金を取り上げて責め立てると読んだが、すんでのところで、東日本大地震と原発事故。そうするまでもなく完膚無きまで潰すことができた。)
 存在感があまりにも希薄なのも問題。あまり政治家向きではないお人柄のよう(何しろ涙もろい)。この際、党首を代えて(どうせぼろ負けの戦いなのだから)捨て身の勝負にでてみたらどうか。参院選惨敗が明らか。その責任を避けるために、皆、海江田無能さんにお任せ。そして誰もいなくなった! たら困るのは誰か、よく考えて下さい。
 今しかないでしょう、党首交代は。

 最近、身の回りでも、年甲斐もなくかっかとする場面が多くなってきました。身近なところから、所詮遠い世界のできごとまで、季節に呼応して(蒸し)暑くなっています。しばらくはごまめの歯ぎしりを。
 
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そうなって欲しくなかったが、結局、彼らの思惑通り。でも・・・。

2013-06-22 09:39:22 | つぶやき
橋下氏、石原氏に謝罪=都議選控え「和解」―慰安婦発言(時事通信) - goo ニュース
 お二人の予定通りの展開。都議会議員が何人になろうと関係無しの長老議員諸公。考えれば、結論は見えていた。
 「辞める」「辞める」とハシモトのいつものふてくされポーズ戦法。松井氏もそれに必ず呼応する。二人の脅かしにびびる議員(大阪でもズバリそうだった)。イシハラさんのそれを見越しての作戦は、お見事。
 いつまでもこんなことを繰り返すのか。マスコミもいい加減その本質(やり口)を見抜いて、知らぬふりをすべきですが(あるいはその意図を指摘することですが)、そうもいかない。参院選でも戦況が不利なれば、たぶん同じやり方をしでかすと思います。うまくマスコミを手玉に取った勢いが、イシハラの敵(福島、野中さん)に対するぼろくそな口撃。マスコミも今度はそっちに飛びついて・・・。いやはや。 
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同床異夢。選挙互助会はついこの前までの民主党だけでけっこう。でも・・・

2013-06-20 00:12:47 | つぶやき
石原vs橋下の波紋広がる 大阪から分裂論も 維新の会(朝日新聞) - goo ニュース
 平沼某を含め、自民党にも戻れず消え入る寸前だった超保守派の議員たち。選挙目当てで民主党を離党した人々。これといった政治理念もないままに、ただ憧れの赤絨毯を踏みたかった連中。・・・。
 「ハシモト」さんのマスコミ的勢い(支持の高さ)に便乗して、当選した方々ばかり(おそらく)。中にはイシハラさんの政治姿勢に共感した超保守派もいるでしょうが、それだけでは当選はできなかったでしょう。

 今回、イシハラさんの発言。当選すればこっちのもの。ハシモトさんを体良く見限ったわけ(ふりをしたわけ)です。マスコミが飛びつくのを見越しての。
 その点、ハシモトさん、所詮、口先八丁のみで糊代をかせぐ「弁護士」さん。百戦錬磨の古狸には勝てるわけがありません。イシハラにおだてられて(利用されて)国政進出したのが運のツキ。

 大阪地域政党として存在感を示していく中で、今後の活路が見いだせるはず、と、ここは敵に塩を送ります。早く円満離婚がいいですね。こじれると慰謝料や財産分けでもめること、必定ですから。
 という感想も、ま、マスコミ論調に便乗しただけ。

 うまい汁を吸ってしまった老人諸公。簡単にうまみを手放すわけがない。結局困るのは、自分たちのはず。
 こうして、事のいきさつは、マスコミの話題にしての一芝居、という感じですか。さすがイシハラさん。「スポーツ新聞」が大々的に取り上げているのが、ミソ。
 狐とタヌキの化かし合い。思惑通り、おもしろおかしくマスコミの話題になって都議選も終盤で名を売ってそこそこ当選、さすれば、一件落着。マスコミを手玉に取ったお二人のほくそ笑む姿が実現するか。・・・、そう簡単に騙される選挙民であっては欲しくないが。
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政治家としての想像力の欠如は致命的。それがそうならない日本の政治のおかしさ。

2013-06-18 00:25:57 | つぶやき
「原発事故による死亡者は出てない」自民・高市政調会長(朝日新聞) - goo ニュース
 フクシマでは、その多くは原発事故によって、15万人がいまだに住み慣れた故郷を離れ、もともとの職場も失い避難生活を余儀なくさせられている。事故直後、その場での即死者はいなくても(フクシマ原発での爆発や地震、津波による)周囲には未だに多くの行方不明者がいて、その捜索も出来ない。さらに原発事故に関わった労働者の異常な被爆、これが将来どのような事態を生むか。避難先で亡くなった方も多い。仕事を奪われ自殺した人もいる。子どもの甲状腺異常は、他の地域に比べて多く発生。想像力の欠如は致命的。
 
 廃炉には金がかかる、のは当然。だからといって、永久に継続させるならば、適当な修理、あるいは少し見逃しての原子炉の運転になっていきかねない。老朽化した原発運転がどういう事態を生むか。
 たんなる経済効率至上主義。
 水俣病・有機水銀中毒。工場が金をかけての防御策を行っていればあれほどの被害も、また補償もしなくてすみ、企業それ自身の存続危機まで至らないですんだのに、そのわずかな投資を惜しんだために、あれほどの人的、資源的、経済的損失を招いた。これこそが歴史の教訓。
 目先の欲得にとらわれて、利潤追求、それによる大衆操作によって国全体を導こうとする自民党政治の象徴をみるような感じです。経済的な豊かさと心の貧困とは正比例するのか。・・・。
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