おやじのつぶやき

おやじの日々の暮らしぶりや世の中の見聞きしたことへの思い

今や自民党の集票マシーン

2006-11-20 23:23:17 | つぶやき
創価学会員の皆さんへ。

なぜあなた方は自民党候補、自公連立候補だというかもしれないが、
その自公連立候補の選挙運動に動いているのですか。
どういう政策的な合意のもとで、自公の連立候補が生まれているか。
その中身を、それなりにきちんと抑えた上で、
選挙運動に、熱心に取り組んでいるのですか。

沖縄知事選、福島知事選・・・。この間の衆院補選。
特に衆院補選。もう自民党候補そのものを100%近くあなた方は投票していた!

上からの指示なのか、それとも投票しないと罰が当たると脅されているのか。
利益があると信じているのか。
ただ何だか動いていると楽しいのか。
お仲間の連帯意識が、うまく自分たちの琴線にふれるのか。
一度選挙運動にかかわると、もうやめられなくなる魅力があるのか。
ただただ民主党などの野党嫌いで、
彼らは「仏敵」くらいに徹底的に脳髄に植え付けられていて・・・。

どうしてハマヨツやオオタやイケダのいうことをきくのか。
もともとは信仰団体の一員だったあなた方が
自民党の集票団体員として、言われるがママに、
競い合って票稼ぎに励むのか、手弁当で励むのか。

今、コイズミ改革以来、老人や弱者は困り果て苦しみ命を削られている、
そうした現状に気がついているはずのあなた方が、
なぜこうまでも唯々諾々と上の指示のままに、
「邪宗教」かつてあなた方が「折伏」の対象とした
人々の支援にかけずり回るのですか。

公明党候補者の選挙活動に熱心なのは、
まあ立場の違いはあるが、認めます。

しかし、これほどの悪政を恣にする、
これからも企業優遇
(利益がますます上がっているのに、法人税減税や政治献金復活)
を目論む自民党候補者の支援に、
「宗教的」情熱をかけているのですか。

今や、自民党の一派閥と化した公明党上層部。
むしろ自民党の右派、否、それ以上の右寄り路線を歩む
人々の路線のどこに共鳴するのですか。

あなた方の一票が、それが、自分たちの平和や幸福のため
となっていないのこともわかっているはず、と思いたい。

古くからの学会員には、今の公明党・創価学会の現状を
嘆く人もたくさんいます。

どうしてここまで信仰心を堕落させ、
日蓮聖人の「立正安国」の教えに反しているのですか。

まして、選挙活動には、いっさい宗教的「利益」も「罰」もありません。
自己満足があるだけです。
そして、そんなあなた方の「善」意が、
日本をだんだんと悪い方向へ導いていくように思えるのです。
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恥知らずは、新聞社系週刊誌

2006-11-12 18:54:35 | つぶやき
今朝の「朝日」。
高校の必修漏れ次々発覚!と。本社調査で明らかに!
そして、もっときちんと調べよとの記事。
さかのぼって卒業生の分も調査、とも。
私学攻撃や教師攻撃につながる内容も掲載。
まるで、文科省の手先と化している。

なにしろ文科省。今回の教基法改「正」を機に、
これまで都道府県教育委員会に実権を握られていた
文部行政をいよいよ戦前のように
自分たちの思うままに牛耳っていくつもり。
その狙いの一つは、戦後の民主的な教育行政の要として存在した
各教育委員会の有名無実化の画策。
これこそ諸悪の根源だった!とでも言いたいような雰囲気。

教育委員会。公選制が任命制に変わって、
首長の意のままの人選のもとで、上意下達の組織になってはきている。
が、まだまだ市区町村。
教育経験者、学識者が委員となって、教育行政が行われてきている。
「つくる会」教科書の採択や日の丸・君が代強制で、
教育委員会の存在が問われることも最近は多くなってきた。

そういう弱点を持ちながらも、現在の教育基本法の精神・内容にそって、
教育行政・運営が行われている。
この制度を根本的になくそうというのが、文科省の意図。
今回のキャンペーンも、その一環とも言えそうだ。

さらに教師攻撃の材料。
東京都のイシハラ知事は、
「受験という実績で点数を稼ぐことに先生が腐心したら、
本当の教育者とは言えない。
そういう教育者を放置したのは文科省の責任じゃないの」と発言。
一面、たしかにその通りである。

しかし、今、東京都立高校ではどうなっているか。
進学重点校はどうなっているか。
その教師たちはどうなっているか。

教育委員会自ら、私立に負けるな!公立復権!
と大学受験の結果を重視し、
旧帝大・国立大学の合格者
難関有名私立大学の合格者
の数値目標数をチャックし、競争を煽っているようだ。

それを教育委員会で報告させ、あれこれ注文をつける、
この委員らは、皆、知事が任命した「有識者」と称する方々。
これで、ご自分の責任はないのか。

多くの先生は、こういう受験戦争を煽る立場ではなく、
じっくり子どもたちとかかわって、
確かな学力をつけさせ、生き方を学ぶ中で、
それぞれの子どもたちに豊かな進路を保障してやりたい
と思っているはず。好んで受験指導ばかりをしているのではないと思う。

一方、こうした受験を読者に迎合し、部数伸ばしのために
積極的に高校別の合格者を掲載している新聞社系週刊誌。
新聞と週刊誌とは編集体制が違うから、俺たちには責任がない!
これが今朝の朝日の記者・編集部の立場なのだろう。
きちんと批判してみたらどうだ!こうした合格数煽り立て記事に対して。
「サンデー毎日」から始まったように思うが、
今や1月から3月まで毎週のように書き立てて煽っている。
このことに対して、社内では批判の声はないのか!

それはまだいい方だ!最も大事な視点が欠けている。
「学習指導要領」の法的拘束性の疑義について全く触れていないのだ!

ずいぶん前、家永教科書裁判では、このことが一番の争点となった。
このとき、朝日では積極的に家永裁判の記事を掲載し、
学習指導要領はあくまでも大綱的基準であり、
学校を画一的に縛るものではないと主張していたように思う。

また、君が代・日の丸の強制の時にも、
指導要領の法的根拠に言及しながら、
強制反対の論陣を張っていたのではなかったか。
讀賣やサンケイとは違ったスタンスで、
教育問題には対処していたのではなかったか。

今、教育、とりわけ公教育への批判、意図的な教師批判が渦巻く中で、
もっと教育の原点に立ち返った議論。
それを起こす方向で記事を書くべきではないか。

鬼の首でも取ったかのように行っている、
文科省の回し者的キャンペーンは、
ただちにその方向を変えるべきである。
少なくとも「言論戦」の朝日新聞ならば。
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今の「核」議論のおかしさ

2006-11-11 23:52:17 | つぶやき
核武装論議。中川さん。麻生さん。
自民党や内閣の重要ポストの方々が、しきりに核論議を行おうと発言。
核の論議すら許さないのは、言論の自由へ圧力だ。
核を持つか、持たないかの議論こそ大事だ。
アベさん。非核三原則は堅持する方針には変更はない。
が、核に対する議論は自由にやっていい。・・・。

でも、様々な議論の結果、やはり核兵器保持は国策に反する。
今まで通り核を持たないことにしよう!
こうなったら、議論をしかけた中川さんや麻生さんは納得するのか。
もともと核兵器は持たないという日本の方針をこの際変更して、
核武装の道を開く議論をしていこうというのが本音。
これは国民はほとんど承知している。

だから参院選を来年に控えて、
自民党も公明党でも無理に議論することは、やめようというのが建前。
参院選が終わって勝利したら、本格的に核武装「是」でいこう!
「北朝鮮核武装脅威論」のなかで、ひょっとしたら核武装を
「是」とする方向になってくるかも知れないから。

それならば、今、堂々と(回りくどく言わずに)核武装すべきだ、
と発言すべきではないか、たとえ役職をクビになったとしても。
二人は、アベは俺たちをクビに出来ない、とたかをくくっている感じ。
なぜなら、アベさん。もともと、「非核3原則」否定論者だから。

このへんをごまかして、ホンネを隠したママ、
言論問題にすり替えていくのが作戦なのか。

日本が核武装することは、日本の将来にけっしてプラスをもたらさない。
今、日本が北朝鮮との対抗で、核抑止論の立場で、
つまり核攻撃をしたら、こっちも核攻撃するよ、脅しでなく本気だよ。
だから、北朝鮮よ、日本を核攻撃するなどと思い、行動してはいけないよ!
一方、・・・。
今、日本は、アメリカの核の傘の下にいるのは事実である。
日本の安全が、アメリカの核によって守られているのは、
独立国家・日本としては許せない!
この際、独自に核開発を行い(すぐにでも、核兵器製造に入れるだけの核物質を保存しているし、技術も有しているのだから)
日本の安全を自らの核兵器で守っていこう!
こういう立場の人もいる。

いずれにせよ、こういう選択をしたとき、
当事者は、北朝鮮だけではなく、アメリカもになる。
独自の核開発に、アメリカは絶対にNO!
という圧力をかけ、経済制裁に踏み切り、
中国もロシアも経済封鎖、
おそらくは、イランなどの石油国も原油輸出ストップに踏み切るだろう。
まさに、かつてのABCD包囲網という幻想の再現である。
その操作された脅えの中で、軍部は「国家的威信」をかけて、
アジアへ侵略戦争を仕掛け、そして、敗北した。国民は圧倒的に支持した酔ったように、負けるまで。

今。北朝鮮が核実験をした。標的は日本だ!
としたら、北朝鮮の核攻撃にどう対応するか。
核には核で対抗する事も、手段の一つ。
核攻撃を仕掛けてきても、こちらも核攻撃で対応する。
核兵器が飛んできて、それを未然に(人間を殺すほどの核物質が地上や大気中に大量に拡散されないように迎撃して)破壊する兵器がない以上、
そのための抑止力としての核兵器開発。

しかし、その道に踏み切ることは、日本の自殺行為である。
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死んで生まれ変わる

2006-11-09 22:04:03 | つぶやき
今日警察OBの方と話する機会があった。
携帯問題、いじめ問題・・・。
携帯サイト。相変わらず子どもたちが巻き込まれる、
むしろ興味本位でアクセスする子どもたち。

物心ついた頃から携帯、インターネットが当たり前の生活。
塾通いの子は、もう4年生ごろから携帯電話を常に携帯している。
親も持たせることに何の不安もない、
安心するために持たせる場合も多いとか。
被害者から加害者にもなりうる事態に。
子どもがどういうふうに携帯を利用しているか、無関心な親も。
まあ、当然なことだなと聞いていた。

そのうち、話題が今のいじめによる自殺へ。
警察も学校には入れず、家庭の子どもへの虐待にも、
積極的にはかかわれない。
要請されてやっとできる、犯罪要件が満たされないと動けない。
児童相談所も今や手一杯の状況で・・・。

そして、何でいじめを苦にして、死んでしまうのだろうか。
話が進む。
どうしていじめに気づかないのか、
子どもを囲む大人の目は今は放任・無関心になって・・・。

いろいろ話しているうち、こんなことを聞いた。
ある統計で、人の生命に関するアンケート。
「死後の世界があるか」とか「死んだら、また生まれてくるか」などの質問で、
最近、「死んでもまた生まれてくる」ということを
信じている子どもが増えてきている、とぼっそと話してくれた。

「かけがえのない生命を大事にしよう」とか
「二度とない人生を有意義に生きよう」
などと子どもたちにも語っているが、
「死んでもまた生まれてくる」ことを信じる子どもが、
前よりも確実に増えているらしい。
いじめや悩みや叱責や失敗で簡単に?命を絶つ子どもは、
こういうふうに、こんな辛いなら、
死んでまたもっと楽しい?ところ・人生を歩めるかもしれない・・・。

浄土思想。死んで、西方十万億土・極楽。
安楽な、何の憂いもない世界に行ける、
このことを阿弥陀如来に成仏を祈願する。
そうした信仰心とは異質の、新たな生死観が子どもたちの間にあるのか。
それほどたやすく、今世から今世へ
再び生まれ変わることを確信できるのか。

あたかもゲームをリセットしてやり直せる、と信じているのか。
子どもの自殺が、こうした思想的背景、雰囲気のなせるものだとしたら、
かなり深刻な事態ではある。
果たして死によって、また今生に生まれてくるのか。
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緊急アピール

2006-11-08 20:31:33 | つぶやき
今日、都教委から、いじめによる自殺予告手紙に呼びかけ。
「命を大切に、一人で悩まないで、苦しまないで」
そして、都内のすべての公立学校で、緊急に全校集会などを開かせ、
文書を披露し、子どもたちに呼びかけた、という。
都教委自身、マスコミに登場、「死なないで」と記者会見。

未だ発信人や学校は、特定できないらしい。
自殺予告日まであとわずか。24時間体制で連絡を待っているとのこと。
ちょっとした情報も連絡してくれ、とまさに緊急事態体制。
本人。果たして名乗り出るか、このままうやむやに終わるか。
最悪、自殺してしまうか。

いずれにしても、国をあげての異例づくめの対応。
当事者である学校現場は、それ以上にてんやわんや。
事実確認(自分の学校の生徒ではないか)に大騒ぎらしい。
もし、本人がこの間の報道を目にすることがあったなら、
それはそれで大変な事態を招いていることに、
かえって困ってしまうのではないか、と余計な心配をしてしまう。

近々、「こんなに皆さんに心配をされて有難う。
いじめも解決され、元気になりました」手紙でもあるのだろうか。

大臣のもとに間接的にせよ、手紙が届けられるシステムがあった。
これは、全く知らなかった。雲の上の人たちかと思ったから。
さすが政治家の耳目は鋭い。
でも、実際には件の手紙を受け取って、何日間か空白時間があったのは
何だかおかしな感じでもある。

書いた当人は、今、生きてTVや新聞を見ているのだろうか。
ぜひ名乗り出て欲しいと思う。

手紙が公開されている。
親が見ても、我が子の字かどうかは、分からないだろう。
でも、我が子がいじめで悩んでいる、
苦しんでいることには、気がつきそうにも思う。
今どきの親子関係は、もっとクールなのかも知れない。

字体やしっかりした内容から、小学生高学年から中学2、3年生とも。
これだけ、様々な関係者に手紙を送りつけるのだから、
よほど困っているのか、悩んでいるのか・・・。

日本中の、特に東京都の公立学校を巻き込んでの一大事件と化した。
「豊」消印のため、都立豊島高校などでは大変な騒ぎ。
いじめがあるのか、いじめに苦しんでいる子はいないのか・・・。
消印だけで「豊島高校」では何ともいえない。
たまたま消印が「豊」とあるだけで、どこに通っているかはわからない。

不謹慎だが、東尋坊あたりで飛び込み自殺を図ろうとしている人。
その場で助けても、その人は別の場所で、結局自殺してしまう、
ということを聞いたことがある。
死を覚悟している場合の翻意は、本当はなかなか難しいらしい。

実際、死にきれなくて人に呼び止められ、
その場は去っていったが、彷徨ったあげく、
結局、死んでしまった実例を、最近、身近に聞いた。
この子どもも、そうならないことを願う。

かえって、大人たち学校関係者が騒ぎすぎて、
子どもを追い込んではいないか。
それが今度は心配になるのだ。
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明らかにやらせ!

2006-11-07 21:28:22 | つぶやき
教基法の公聴会。TM。文科省がやらせ発言要請。
教基法が大詰めになってきた、この時期になって。
いじめ、偽装単位問題が話題になっているうち。
大学入試の改善や今の教育課程の問題も、
いい加減に終わって、早くも採決。

そんな時、改正に賛成の立場から、やらせ発言を要請。
県教委の人選も依頼。3人の発言推薦者を決定、
文科省から提示された内容にそって発言。一人は欠席。

TMなる会のいかがわしさは昔から。
都合のいい発言者を事前に用意し、発言させる。
推薦の段階から、セレクト。
発言希望者を発言人数分、抽選で選ぶべきなのに。
事前に発言趣旨を把握し選ぶ、といううわさもこれまでしばしば。

これで、公聴会もやったことで、
国会での採決の手順を踏む。そのための形式なのでしょうね。
それにしても、戦後の教育を支えてきた教基法を変える
大事な公聴会(一部発言者とはいえ)がやらせではどうにもならない。
その程度の認識なのか、国会は。

文科省は、いよいよ念願の中央文部官僚による、国家統制を実現できる、
このことで、ホントに浮き足だっているようだ。
あらゆる手段による教員攻撃・組合攻撃をもとに、
組合(日教組)つぶしを成し遂げた。

こうして「不当な支配」(彼らの不当な支配とは組合支配の学校づくり)
を徹底的に排除できた彼ら。
今度は自分たちの意図する教師作り、生徒作りに乗り出していく。
ここに、戦後60年の悲願。これが叶う時がやっと来たのだ。
我が世の春とはこのこと。

今日の個人主義の弊害の「原点」が、教育基本法にある。
「私」から「公」へと主張。愛国心を入れることに執着。
少数のエリートと大勢の大衆とそのまとめとしての
「滅私奉公」「日の丸・君が代」。

天皇を頂点とする、戦前の国家主義ではない、
天皇は飾り物にした新たな国家主義が誕生していく。
その精神支柱は、天皇制にではなく、「国家」そのものへの忠誠心である。
仮にこうした施策に異議を唱える天皇・皇太子がいたら、
退位させてもかまわないくらいの貫徹ぶりではないか。

まさか政府・与党のいう「公」は「公明党」=創価学会のこと?
これへの忠誠心ではないことだけを願う。
今後の日本は、地獄への道を進むだけだから。
昔の道ではなく、新たな地獄への道だ。
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やらせ、謀略、それとも

2006-11-06 23:27:03 | つぶやき
いじめ投書。いち早く文科省は対応。
異例の呼びかけ。「豊」局消印管内の学校は大騒ぎ。
一人の子どもの、イノチにかかわる重大事件。
たしかにその通り。

どこの子か、相談を受けて無視した学校は、当事者は。
いじめによる自殺予告の可能性。
イノチの電話相談。かつていじめ自殺が多く起こったときにも、
こうした文書が届いたり、電話がかかった。
学校は大騒ぎになった。「運動会が行ったら死ぬ」。
そのために運動会が中止になった。
「中間試験が」などと悪戯電話、愉快犯みたいなケース。

「爆弾をしかけた」学校は無視できず、
生徒を校庭に避難させ、必死に校内を探し回った。
爆弾は発見されないまま。でも、万が一の事態を想定して。
事故の責任は学校にあるから。

今回も中学生らしい文字使いだから、信憑性はあるのだろう。
しかし、それにしてもタイミングがよすぎやしないか。
「教基法」審議と絡んで、いじめ問題はそれとは関係がないのに、
この騒ぎの中で、今週にも委員会で可決されるらしい。

偽装単位問題も、二人目の自殺者が出た。
現場にすべての責任を覆い被せ、当局は逃げの算段。
「教師の資質問題」「利己主義」
「戦後教育の・・・」もうへ理屈は後から。

いじめも、大学合格者競争も
火をつけておいて、後は責任無し。
現場の教職員に押しつける。

いじめ自殺予告文書。この結末はどうなるのか。
教基法改悪。国会の審議の目くらましにならなければいいが。
国会を通れば、後は野となれ山となれにならなければいいが。

そして、悪戯電話、愉快犯電話・メールなどが多発しなければいいが。
真相はどうなのか、これは、神のみぞ知る。
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いじめは子どもの世界だけではない

2006-11-04 18:07:47 | つぶやき
いじめ。子どもの世界では、よくある話。
「よくある」ということ自体が、不謹慎な言い方だと言われそうな風潮。
でも、死ぬまで追い込むのは、そうそうない話ではある。

いじめを未然に防ぐことは、難しい。
せめて兆しをキャッチし、大事にならないうちに的確な対応。
東京都では、教師の言動がいじめにつながったときには、厳重に処分。
見て見ぬふりをしても、いじめに気づいて上司に報告しなかったら、
職務怠慢で処分。こういう厳しい方向を打ち出した。

これで、いじめがなくなれば幸い。
先生の目が光っている。「いじめはないか」「悪い子はいないか」
にらみを利かす学校体制。
かえって、いじめがますます陰湿になっていきはしないか、と余計な心配。

いじめに負けない子どもを育てる。これこそ「生きる力」を育む学校。
なんていう方針は、無責任すぎか。

でも、最近の子ども。大事に育てられてきて、
待っていても、自然と親たちが気を配って、
欲しいモノを手に入れられる環境。
自分の努力をさし置いて他人の力に依存しがち・・・。
自分で、逞しく生きる力が欠けている、
「うたれ弱い」子どもが増えているような気が。
もともと、今の「学習指導要領」。
「真に生きる力を培う」が大きな目標だったはずなのに。完全に失敗した!

いじめを肯定するわけではないが、
どうも、いじめ根絶運動が、他人の生命を大切にする発想とは切り離され、
ついには管理的な発想、学校の教育力の低下を意味しているような気がする。

いじめは、昔からあった。
仲間はずれ、シカト、からかい、
まさかそれが死に至らしめる行為とは、いじめる側には加害者意識がない。
福岡のケースでも、いじめ自殺のあとも、
別の子をいじめていた、同じ集団が。

なかには、親がいじめた子どもに危害を加える、学校に殴り込む・・・。
それでも、いじめはなくならない。
管理強化で根絶される、とは思えないのだ。

自殺は、生きている・生き残っている側への
非難、恨みの気持ちが、全くなくはないだろう。
親への感謝、先立つ不幸、許しの気持ち、罪の意識が含まれていても。
「なぜ自分だけが死ななければならないのか」

その結果、残された子ども、いじめていた子どもの心もまた傷つけられる。
というと、そんなバカな!
大切な生命を自ら失わざるを得なくなった、
子どもの立場・傷ついた心は、無視していいのか。
それが分かっていないのか、といじめられ死を選んだ子ども(親)は糾弾する。

社会が、まさに弱肉強食の修羅界に陥り、
すべてが数値による管理と競争原理。
力の強い者、学力の高い者、経済的に豊かな者がちやほやされる世の中。
そこから落ちこぼれた者は、より落ちこぼれた者を傷つけ、自己満足する。
他人を羨み、嫉妬し、け落とす。勝てば官軍!

実は、子どもの世界だけではない。
今や社会全体に蔓延している価値観。
足立区。学力テストの上位の学校には予算を増し、
ダメなところは減らす。
予算規模は決まっているのだから、そうならざるを得ない。
ここまで来たのか公教育は。

学力テスト上位へ。そのためのテスト、補習、模擬テスト。反復訓練。
究極の、カンニング奨励。出来ない子には、当日欠席の勧め。
何しろ金が絡むのだから、必死になってのテスト対策。
足立区の経済事情、家庭環境、地域環境・・・。一切無視しての教育施策。
これがアベさんの教育改革路線。イギリスのサッチャーさんの真似事。
そのイギリスが、反動で大変なことを知っていて、なおかつやろうとする。

今、子どもや親や地域を巻き込んで、
壮大な「いじめ」路線が行われようとしているのだ。
何人か犠牲者がでてくるのではないか。
子どもではなく、教師・学校運営者の側から。
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おかしいと思いませんか

2006-11-03 23:09:51 | つぶやき
教育基本法改「正」問題。
着々と審議が進んでいて、もう中旬には委員会採決が行われる気配。
公聴会の日程も決まり、審議を尽くした!
国会の話の中心。質疑応答の中身は、いじめと偽装卒業単位問題。
野党の質問もこのことばかりで、たまに愛国心のことが取り上げられるだけ。

マスコミも、いじめ自殺が話題の下火になったら、今度は偽装卒業問題へ。
次々と目先を移して、ことの本質を見抜こうとしない。
憲法につぐ大事な「基本」法として、初めて修「正」される法案。
愛国心だけではなく、政権党の介入をたやすく、国家統制を是とする法案。
それが、表面的なマスコミ報道によって、議論の本質をごまかされていく。

いじめ自殺。ここへ来て大きくクローズアップされたことは、偶然かも知れない。
が、偽装単位習得問題。どこのたれ込みか、急に問題視されたのはなぜか?
この問題は、とっくの昔から私立や受験校を中心に、公然と行われていた。
それを文科省(文部省)も黙認し、各教育委員会も知っていた!
今さら何で騒ぐのか?
どうも教基法議論の本質を目くらましする作戦ではなかったか。
自公の意図的なリークだったとしか思えない、教基法改「正」案を通すための。

同じように「共謀罪」新設も。どうも水面下で審議・可決の方向が出ているようだ。
北朝鮮の核疑惑にからんで、一気に成立させる意図が見え見えに。
朝日などにあえて「今国会では成立はない」などと楽観的報道をさせ、
反対する市民を安心させる、見事な意図的ニュースにも思えるのだ。

アメリカ・ブッシュの危機的状況の中で、
むしろそれを支え、てこ入れすることで、
恩を売ろうとしているのが今のアベ内閣。
沖縄基地問題。北朝鮮拉致問題。
こうした問題へのアメリカの対応に期待して。

おそらく沖縄知事選でも、自公候補に有利になるような
基地移転がアメリカから出てくるかも知れない。
すでに、マスコミの報道。
特に朝日は糸数候補の変化を大きく取り上げ、
自公候補を側面から応援するかのような記事を載せた。

大手マスコミは、今や牙を抜かれた、
政府御用達の報道機関と化しているようだ。
世の中の右傾化と相俟って、ますますその色彩を濃くしている。
NHKでも政府の命令による拉致問題放送が流されるという。
これだけで済めばいいが。

憲法改「正」にも絡んで、
政権党批判。
反国家的と認定されるような(政権党によって)言説。
これらは、ますます排除されていくと思う。

特に学会批判はとことん厳しく規制されるだろう。
そのための「共謀罪」設置にも見えてくるのだ。
今や、公明党=創価学会は、日本の未来を死に至らしめる害毒を
自分たちへの利益誘導の甘いオブラートにかぶせて巧妙に流し、
至るところで、我が物顔に闊歩している。
この恐ろしさに気がつかなければならない。

自民党にも学会の支援無しでは当選がおぼつかない
国会議員がもうたくさんいるのだから。
さてこれから・・・。
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権力は腐敗する

2006-11-02 22:33:10 | つぶやき
またまた知事が辞職したね。
福島につづいて和歌山県か。
福島は逮捕されしまった。和歌山も逮捕されんじゃないか。
地方知事体のトップ、それも改革派を自認する連中だよ。
それまでの県政の腐敗や癒着を批判して当選した。

2期目、3期目になると、自らも同じような構造の中で失政。
身内や側近が逮捕されても、知らぬ存ぜぬで権力の座にしがみついて。
何とかごまかして逃げ切ろうとしてもそうはいかない。
やはり、追いつめられて辞任。それならさっさと辞めればいいのに。
どういうワケか、逮捕されるとすぐに罪を認めるが。

何度こういう事態を招いているのかな。
まさに権力は腐敗する、ってことかな。
特に、地方自治体の長には、さまざまな利権が絡んでる。
さまざまなうさんくさい連中や身内の連中がすり寄って来るという。

それにいつしかマヒして、気がつくと自分が手を染めている。
国政でもそういうことがないとは言えないよ。
それでも、政党政治の中で、少しは歯止めがかかっているようだ。
いや、むしろ強大な官僚機構があるからじゃないか。
明治以来の日本の権力機構の二重性があるっていうことになる。

そう官僚を持ち上げることもないが。
しかし、地方自治体はまだまだそういった官僚機構が機能していない。
むしろ、こういっちゃ失礼だが、能力的には劣った連中が多いのではないか。
地方行政のエキスパートが少ないのではないかな。
ある意味で、国に優秀な人材を持って行かれて。
地方公務員には、二番手三番手しかいない。

未だに職員採用では、縁故や政治家の口利きも多いという。
なんでもかんでもコネが重要らしい。
あまり優秀な職員がいないと言っては言い過ぎかも知れないが。

しかし、多くの許認可権、公共事業などの業者決定。自治体としてのサービス。
そこに、あらゆる権限、決定機能が首長に集中していくような。
そういう機構になってしまっいるのではないかな。
だから、ついつい首長もその気になって自分の権力を過信する。
結局は、王様気分になってしまう。

東京都のイシハラはどうだい。
国会議員のときは、ほとんど無能に近いタカ派議員くらいの評価だったが。
今じゃ絶対な権力者だね。
側近の不祥事にもビクともしなかった。
ほとぼりが冷めて、再び登用しても誰も文句を言えない。
そして、言いたい放題、したい放題。
選挙目当てのオリンピックなど実に好き勝手にやっている。
役人はただただ盲従している

そうじゃない、知事の意向にはぜったいに逆らえない。
寄らば大樹の影でよしとする役人ばかりじゃないのか。
政治家もひどい横やりを入れてくる、それにも従っていくしかない。
もうあとは上の人へお任せになって。
そこに、首長の権力マヒが働けば、行政はもう際限なく泥沼化する。

中央官庁から天下って知事になった連中がそうした落とし穴に落ちる。
実に象徴的だね。
自分がすべて仕切っていく権力の魔性にコロッと参っていくんだから。
それまで、ギュッと押さえ込まれていた反動なのか。
地方自治改革の旗手みたいに持ち上げられたいた連中。
こんなふうに墓穴を掘ることになって一番喜んでいるのは。
結局、中央官庁の官僚たちじゃないのか。
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マスコミの責任

2006-11-01 22:49:19 | つぶやき
卒業単位偽装問題。私立の名門高校もごまかしが。
でも、たぶん知らぬ存ぜぬで、報告しない私立も多いはず。
明らかに「総合」や「情報」、「家庭」をやっていない
有名私立の名前がでてきていないし・・・。
ばれそうなので、仕方なく、・・・。正直者が損をした、
などと思っているのでは。それとも、完全に居直っているか。

救済策も政治的決着に。
違反した私立には、補助金をカットするくらいの
ペナルティを課すという見せしめも必要だが。
でも、そうなったら、私立関係者とそれにからむ政治家に火の粉がかかる。
実にあいまい、いい加減収拾策。

これからどう処分が出されるのか。
こういうときになると、カリキュラムの編成権は、学校長にある。
だから責任は校長に、となるのか。
実際は、届け出のカリキュラムに、
あれこれ指導助言をするのが役所の仕事。
そこになると、自分たちの責任を不問にして、
またまた現場に責任を押しつける、といういつもやり方。
これじゃ、現場もやってられないのではないか。

それにしても、マスコミには責任はないのか?
鬼の首でも取ったかのように単位偽装問題を取り上げるマスコミに。

どこかの私立の校長が話すように、
大学受験の合格率、それも東大など難関国立大、
早稲田、慶応などの難関私立大学合格者の数がものをいう業界。
私立存続のカギを握るのが難関大学合格者数。
公立高校もその競争から逃れられず、
一人でも多く他校より合格者を出すことが至上命令。

それを煽るマスコミ。特に新聞社系の週刊誌。
「サンデー毎日」「読売」「朝日」。
受験シーズンになると、毎週合格者数を大学別、高校別に発表。
誰が読むのか知らないが、競争を煽り立てる。それも、たんなる数比べ。
何校も受かる優秀な受験生を抱える高校、生徒数の多い高校が断然有利になる。

パイの大きさが決まっているところへ、
如何に他をけ落として自分の学校の生徒を受からせるか。
ブランド志向の生徒や保護者の意向にもそって、必死の受験教育体制。
それをまたまた煽る週刊誌。「アエラ」なんかも加わって過熱させていく。
最近ではビジネス雑誌まで興味本位に扱う。頭のいい子になるためには・・・。
特に、我が子を東大に入れた家庭教育、環境。
親の姿勢、収入の差、塾の比較・・・。

なかでも「朝日」は、中高一貫校を取り上げ、
小学4年生くらいからの受験戦争を煽っている。
所詮、新聞社マスコミは、受験エリート、難関大学の出身者。
おそらく、多くは、偽装卒業だったのではないか。
それを棚に上げての報道合戦。
今回の事態の本質をどのようにとらえているのか。
識者のコメントの前に、きちんとした社説を載せるべきだ。

難関大学合格は、かのエベレストに登るようなモノ。
中学のゆとり手抜き授業で、高校に入ってきた生徒。
それをキャラバンを組んで、
千mにみたない場所から登らねばならない、
はるかかなたの高い山に向かって。

ゆっくり、自発的に登って行かせるなんて、出来ない相談。
なにしろ3年の2学期までで、高校の教育課程を終了しなければ、
大学入試まで間に合わない!
「世界史」、「日本史」なんか、もう近現代まで届きようもない。
自学自習で頑張るか、予備校に行くかしかない。
そうでないと、重箱の隅をつつく問題には答えられない。
英語も、ものすごい量をクリヤーしなければ、
数学も、古典も、理科も・・・。

中学3年、高校3年のぶつ切り学校教育。
中高一貫も、所詮は、受験対策のため。
ゆとりを持って、じっくりと人間教育を、
なんて言っているのはごく一部の私立。
大半が受験のための中高一貫。
それを煽るマスコミ、特に朝日新聞。

諸悪の根源は、こうした朝日を筆頭に、部数のばしのために、
大学受験への興味本位記事を載せる週刊誌。
合格者数、数、数・・・。
どうせなら、文春や新潮、現代やポスト、アサヒ芸能、
実話なんかも大学合格者数を載せてみたら面白いのに。
そうすれば、そうした競争煽る記事がいかにくだらなく、
低俗な記事であるかがよく分かるから。
他の記事に比べて、けっして高尚とはいえないことがはっきりする。

この際だから、新聞社系の週刊誌不買運動でも起こしたい気分だ。
マッチ・ポンプとは、君たち週刊誌マスコミ連中だ!
責任感も罪悪感もない連中が、きれいごとを言うな!
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