おやじのつぶやき

おやじの日々の暮らしぶりや世の中の見聞きしたことへの思い

あたご乗員、飲酒「運転」か?

2008-02-29 09:59:09 | つぶやき
 あたごの漁船転覆事故直後、あるブログに「艦長以下、飲酒していたんじゃないか」という感想が載りました。その時は、まさかそんなことはあるまいと思いました。いくらなんでも、って。
 その後、事故当時、「艦長が仮眠していた」あたりから、「こいつ、やっぱり酒でも飲んでいたのか」って、ふと感じました。ハワイからの訓練帰り、やっと日本だ!お疲れさん!てなわけで、艦内あげて、あるいは隠れて飲酒・酒盛り?
 交代時間の件、申し送りの件、漁船発見の時間のあいまいさ、・・・。何となく符合するような、飲酒というくくりで。
 艦内を捜索したときに、酒の空き瓶、空き缶が発見されなかったのでしょうか?それとも、お得意の証拠隠滅で海上に放棄したのかな?
 はたまた「行方不明の捜索」と称して、その証拠隠滅のために荒れた海に乗り出した?
 指の骨折した隊員を急遽ヘリで隠密裏に輸送したも、「そいつ、泥酔状態だったのでは」という見方も出てきそう。
 これじゃ、陸上なら大変な犯罪。当然、飲酒運転は、厳重な処罰の対象。まして、二人を行方不明にさせたという、あってはならない重大犯罪。
 民主党の得た情報が、正しいことを信じます。でも、前のようなガセネタであったら、またまた攻守ところを変える結果になりかねませんが。
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ここにきて小沢の及び腰が気になります

2008-02-28 20:40:20 | つぶやき
 自衛艦の漁船転覆事件。いまだに二人行方不明。そして、防衛省のあくどい情報隠し、情報操作。それに荷担した石破。
 すぐにでも、不信任(解任)決議を上程してもおかしくない事態。石破は、地位にしがみつく。フクダも官房長官も、必死になってそれを後押しする。
 そこで、民主党。参議院での多数を背景に、辞任に追い込むのが、これまでの野党の手法。しかし、ひ弱な幹事長あたりの遠吠えが聞こえてくるだけで、党首の発言はないようだ。
 年金問題、ガソリン税問題、・・・。あちこちで、自公の連立(野合)政権の綻びが顕著になっている。ほとんど死に体に近い、政権運営。今が責め時なのに、手をわざとこまねいて(敵に塩を送っているかのような態度の)民主党。
 大事な政局の節目になると、存在感が薄くなる小沢。あえてそうするのだろう。フクダの大連立構想に、実は、未練たらたらなのではないか。
 讀賣のアンケートでも、政権交代を望む声、政治不信の声が大きい。立ち上がる時を失えば、国民の政治不信はどうにもならなくなるだろう。
 防衛省追求の手をゆるめることなく、二の矢三の矢を一気に放っていくのが、野党の立場ではないか。どうして、民主党・小沢はのんびりと構えているのだろうか。政局を動かしていくのは、野党の大きな責任だ。
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マスコミ護送船団論2

2008-02-27 23:47:35 | つぶやき
 前にも書いた。また書く。マスコミの横並びは、どうにかならないのか。
 あっちの事件、こっちのスキャンダル。そのたびにどっと押しかけ、カメラのあびせかけ、マイクの突きつけ。
 昨日、今日は、朝青龍に、三浦にと。ハワイ、大阪、ロス・・・。世界を股にかけ。それでいて、石破にはちょっぴり及び腰。もっとひけているのが、暴力団の生活保護費だまし取り。
 今のマスコミは、弱い者いじめ。視聴率が稼げればそれですべてOK。砂糖に群がるアリ達の様。アリはアリでも、建物腐らす、白アリのごとし。
 正義のペンなどというまやかし美辞麗句・自己満足に、反っくり返っての狼藉乱暴。事件の核心になると、ろくに自分の手足で記事も書けず、警察発表、鵜呑みのまま。
 記者クラブという温室・権力の庇護の元でぬくぬく。いったん外に出ると、俺たち正義の使者(死者?)、そこのけそこのけ記者様がお通りだ、てな具合。どうにかならないのか?
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元社長なのそれとも容疑者

2008-02-26 22:37:42 | つぶやき
 「米ロサンゼルスで起きた銃撃事件で三浦和義容疑者(60)を逮捕。」これは産経新聞。朝日は三浦「元社長」。昨晩のTBSの番組では、渡辺さんは、「三浦容疑者」と一貫して発言。
 日本の司法では無罪判決が出ていても、在地主義のアメリカは別(日本は、属人主義)。徹底した捜査で新事実が出てきての逮捕劇かと思わせたが、記者会見は、あいまいなままに。
 日本人が外国の警察によって逮捕されたことが、仮に不当ならば、領事館はただちに対応し、三浦「さん」に対して弁護するはず。三浦さんは、日本人なんだから国は国民を守る義務がある。
 アメリカの警察に逮捕されて、容疑者扱いになったから、即、三浦「容疑者」になるのだろうか、という疑問。
 三浦「元社長」というのもおかしな表現。会社役員でもいいし、もし何の役職もなかったら、社員ならば、どう表現するのか。三浦「さん」と表現したら、立派!
 そこのあたりもあいまいにしての朝日の言い方も、何かおかしい。さてさて、どういうものなのか?
 今アメリカのTVドラマの大ヒットは、迷宮入りの事件を解決するドラマ。まさか、それにかこつけての、自作自演のえん罪ならば、日米の外交問題にまでなりそうな、えらいことになるのだが。
 それとは「時効」という制度の存在もまた考えてみる必要があるのではないか。
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早春賦

2008-02-24 22:50:54 | つぶやき
 今日も、東京地方は、冷たい風が吹きまくる一日でした。厚いコートを着ていても、寒さがひとしお。ふと「早春賦」の一節が思い出されます。
 春は名のみの風の寒さや。 
 谷の鶯 歌は思えど。
 時にあらずと 声も立てず。
 時にあらずと 声も立てず。
 この歌の作詞は、吉丸一昌さん。
 他にも、「故郷を離るる歌」などでも知られる方です。
 この歌は、
 園の小百合、撫子、垣根の千草。
 今日は汝をながむる最終の日なり。
 おもえば涙、膝をひたす、さらば故郷。
 さらば故郷、さらば故郷、さらば故郷。
 また、この方は、旧制の東京府立三中(現在の都立両国高校)の校歌の作詞をした方でもあります。大学を出てまもなく、府立三中の先生をしていたことがあり、その関係のようです。
 いずれにしても「早春賦」。大正のはじめに書かれたものですが、春まだ浅き雰囲気を今に伝える、味わいのある歌のような気がして、好きな歌の一つです。
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そこのけそこのけお馬が通る

2008-02-23 22:37:04 | つぶやき
 春一番が吹き荒れた関東地方。それもつかの間、急に空がかき曇り、竜巻のような突風が吹き荒れて、急に寒くなりました。
 海上自衛隊のイージス艦「あたご」と漁船「清徳丸」の衝突事故。その現場付近を訪れ、海を見詰めて涙をこらえる吉清さん父子の親族の姿が痛々しい。
 千葉県・房総半島沖で起きた事故。海上自衛隊のイージス艦「あたご」の見張り員が、衝突12分前に灯火を確認後、直前まで見逃していた疑いが強いことが分かり、第3管区海上保安本部(横浜)は、見張り員が2分前に見た緑の灯火は、別の船だったとみて、事情聴取を進めている、とのニュース。
 さらに、見張り員を含む当直員は、衝突直前に全員が交代したことも判明。交代は通常、安全が確保された後に行われ、あたごが漁船団の接近に気付いていなかったか、危険視していなかったことを裏付けている、とのことです。
 「そこのけそこのけお馬が通る」自分たちが最優先だ、邪魔だ邪魔だとでも思っているのでしょうか。
 本来「そこのけそこのけお馬さんが通る」。農民たちの馬への愛着心の表現でもあります。馬にさん付けして、道をゆずる、大事にする。どけどけ!通さないと蹴散らすぞ!ではなかったはずです。
 今回の自衛隊。初期行動の遅れが、二人の生命を奪ってしまったかもしれないという反省もないようです。調べが進むにつれて、次々と小出しに事実関係が明らかにされる・・・。
 漁港が漁をやめてまで、総出で捜索活動をしていることに対して、自衛隊側の対応にも、消極的な感じがします。このままでは、信頼回復の道は、ほど遠い感じがします。
 現地・川津支所の漁師仲間は当面、約20隻の漁船で捜索を続けるようです。はえ縄マグロ漁はいまが好漁期。1度の水揚げ高は多い日で200万~300万円になるので、操業停止の負担は大きいが、治夫さんから漁の手ほどきを受けたという「基吉丸」船長の渡辺清志さん(51)は、「何が何でも捜し出したい」と話している、とのニュースが・・・。
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ファミリースキーにはまっています

2008-02-22 22:23:33 | つぶやき
 我が家はWii好きというか、けっこうはまっています。Fitも勿論ですが、今はスキーを。懐かしいですね、雰囲気が。これを狙って作ったのでしょうが、見事にメーカーの思惑通りになってしまいました。
 ずっと昔、20代からよく行っていた苗場スキー場、イヤ野沢温泉かな。レイアウトが気に入りました。もう、ここ10年ほどは出かけていませんから。あの当時のスキー場の雰囲気が、よく出ていて。リフトも乗り放題(当たり前ですが)景色も最高!
 今も、苗場は変わらないのでしょうか? あそこに出来た1Kのリゾートマンションを購入した、職場の同僚のもとへ、よく行ったものです。まだ、関越自動車道なんか出来ていなくて、ひたすら一般道を運転して行きました。月夜野あたりで、チェーンを巻いたりして・・・。
 そのころからも、苗場は若者だけではなくて、ファミリースキーという雰囲気がありました。野沢温泉も、すてきでした。定宿のようにしていた民宿。共同風呂。野沢菜漬け、リンゴ・・・。一度は、お正月をそこで迎えたこともありました。
 志賀高原や蔵王とはまた違った、素朴な味わいのあるところでした。今も変わらないのでしょうか・・・。
 てなことを思い出しながら、滑っています。WiiFitのボードも、いつもとは反対にして、右に体重をかけると左に、左にかけると右に、という具合にしています。谷足に体重をかけるんだ!なんて。
 子どもたちも(すでに、いい大人になっていますが)楽しんでいます。
 これで、風圧を感じたり、雪が激しく降って来たり、吹雪だったりとシチュエーションが千変万化すると、もっと面白いのですが。けっこう、当時も苦労しましたから、特にリフトに乗っているときの寒さは・・・。
 まあ、シーズンは、5月の連休までですから、それまで楽しむことにします。でも、今度は、実際に、苗場か野沢に行ってみたい気になっています。スキーの道具は、すっかり処分してしまいましたが。
 世間では、受験シーズン。受かったのだの、落ちたのだの、スベったのだの、と一喜一憂、騒がしい時期になっています。 
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塾講師の厳しい現実

2008-02-19 22:33:32 | つぶやき
何とか頑張っています、塾で講師をしてまして
はい、実は中退しまして、大学を
友達にも反対されたんですけど、特に親はカンカンになって

ええ、塾で教えているのが面白くて、
教員免許状ですか、そんなの必要ありませんよ
同僚でも免許持っている人は、いないんじゃないかな
文科省管轄じゃないですから、ぼくらの業界は

まあ、教えるのは面白いですし、成果がすぐ出て来るし
宿題とか言ったことをやってこない子もいますけど、一応、皆真剣ですから
そうです、有名私立中高に受からせるっていうのが、ウリですんで

前と違って、もう塾に来るのが当たり前になっています
給料ですか、普通のバイトよりもいいんじゃないですか、時給換算では
そうです、難関校に受からせると、報奨金みたいなものも出ますし
けっこう稼いでますね、他の連中も

それはそうですが、ほとんど塾の教材やら何やらで、大学もさぼりがちになって
けっこう、夜遅くなってしまいますよ、12時近くなってしまって泊まることも
そうですね、学校に行っても居眠りばかり、サークルもやめたし

いいように使われている感じもします
何しろ、人件費は出来るだけ切り詰める方針なんですかね
正社員なんか、今のところで3人かな
後は全部バイトですね、大学生ですが
俺みたいに中退しているやつも

このままでいいかなって思うんですけど、やっぱりのめり込みすぎたかな
成果がすぐ出て来るし、反応いいし、センセイらしく出来るっていうか
センセイ、センセイって言われるの、まんざらイヤじゃないですし

たしかに、体育系サークルののりで、若さでやっている感じですか
使う方もうまいですよね、
おだてて使って、君のおかげだ、なんてうまくくすぐるし

時間外っていうか、そうですね、366日、塾に行っているってことになるかな
正月も夏もありませんよ、合宿だの講習だので
今年も休んだのは元旦だけ、2日からやっていましたから、講習

そうです、疲れて、病気になる人がけっこういますね、夜の商売ですから
体もこわしますよ、神経使うし、タバコくらい吸いたくなります
一人、急に来なくなってしまって
講師のやりくりに四苦八苦ですね、校長さんは

どこかと同じで、管理職待遇じゃないですか、校長になると
無定量労働、っていいように、安く使われているんじゃないかって

どこも、塾は、過当競争ですから、成果を上げないと上からも言われるし
有名校に入れたら、それこそ何十万単位で上からお金が出ますよ
アメとムチ、ってやつですかね

みんな、必死ですね、のめり込めない人は、すぐやめますね、続かなくて
そうかもしれませんね、でも、ここまでやっちゃたから今さら
大学に復学ですか、親は願ってますがね、どうも今は

都会では、6人に1人以上が、私立を受ける時代。
学校の授業だけでは、とうてい間に合わない。
そこで、塾が大流行。
でも、子どもの数は減少気味、相手の学校の入学定員は頭打ち。
いきおい、限られたパイをよってたかってむさぼりとる。どこもこれだけの成果を上げた、これだけ難関校に入れた、ナンバーワン!
煽って煽って子どもと親を必死にさせる
塾の講師はバイト頼み。大学生中心。大学と両立できているうちはいいが。
気がついたら、塾講師にのめりこみ、いつしか本業を忘れてしまう、低賃金、無定量労働、成果主義・・・。その中で踊らされるバイト生。これで、いいのだろうか。

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心中事件のその後の記事の作り方について

2008-02-17 17:00:22 | つぶやき
 足立で起きた一家殺傷事件。容疑者は自殺した世帯主である工場経営者。
 今朝の「朝日」。借地権の売却の件で地主から異議があった、と。警察からの情報垂れ流しなのか、新聞独自の取材なのか、定かではない。
 が、記事の流れは、どうも同情的な内容になって、いや、そのように読者に誤解されそうな内容になっている。一家心中まで思い詰めさせた原因の一つが、地主さんの姿勢であるかのような?
 自殺を決意し、実行に至るまでにはそれ相応の苦闘があることは、理解できる。にっちもさっちもいかなくなってしまった原因、周囲の協力、本人にしか分からない苦しみ、悩み・・・。そこに、今後の教訓としての記事もあるだろう。
 しかし、自分の命を絶つばかりではなく、家族であるというだけで道連れにすることはけっして許されない。まして、次男は、これからも重大な傷害をもって生きていかなければならない。長男も。
 犯行声明文(言い訳・弁明)のようなものをマスコミに送りつける神経も、どうかと思う。TV朝日がその受け取り先であったがために、「朝日」が、容疑者寄りになっていることはないとは、思うが。
 日本は、自殺大国。年間3万人以上の人が自殺する。交通事故死が年々減ってきて、6千人台に落ちてきたのに反して、自殺はいっこうに減る様子がない。
 長く続く不況感、好景気に沸くのは一部の大企業と、株主くらい? 庶民の実感は、先行き全く不透明。まして、下町の中小企業、一家だけでやっているような零細企業は、ホントウにどうしようもないほど、資金繰り、生活にあえいでいる。そこには、景気の恩恵の光はあたらない。
 この方の行動も、苦しい中で何とかやってきたが、どうにもしようがなくなって思いあまっての、一家殺傷という「犯行」。それを世に訴えたかったのだろう。
たしかに、その心の暗さは他人が推し量ることはできない。
 だからといって、他人を殺傷していいということにはならない。まして、死んだら「さん」づけになるような報道は、全く理解できない。その流れでこうした「犠牲」者的な報道がなされていくなら、これからも一家心中という悲惨な事件は、減らないだろう。
 今、考えなければならないのは、一家心中というかたちでしか精算できない、社会経済情勢と、ゆがんだ家族のあり方ではないか。また、どうあっても他者の命を大切にする、という個々人の「生命」観の問題の確立ではないだろうか。
 
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旧友の死

2008-02-16 23:59:28 | つぶやき
 今日は朝から穏やかな一日でした。久々に車で静岡の方へ出かけました。
 昨日は遅くまで会議でしたから、ちょっと眠くてどうしようか、と思ったのですが、前からの予定。
 雲一つない青空の下を、一路東名で、静岡まで。富士さんも、真っ白に雪化粧。東京のレインボーブリッジから、はるか遠くに浮かんでいます。久々の長距離運転。連れとの話も弾んで・・・。真白き富士の嶺を、遠く、近く、横目で見ながら、快適なドライブ。
 明日は明日で、用事があって、所用を済ませて、また一路東京へ。道を山道にとって、つかの間の雪見ドライブ。道ばたには山積みされ雪、雪。何だかやけに雪だるまの残骸?が目につきました。美しい夕日に照らされて、富士の雪の斜面が光っています。
 途中のサービスエリアで休憩して、すっかり暗くなった東名を大きな渋滞もなく、戻ってきました。帰って少し遅い食事をとっているとき、携帯電話。
 中学校の友人が亡くなった、いや、仕事場で倒れていたのを発見された、もう死んでいて警察の検視が・・・。詳しいことはまた後で連絡するから。
 これで、二人目。けっこう元気で自営の仕事をこなしていました。中学校の同級生仲間。ふとしたことから再びお互いに連絡を取り合うようになり、「クラス会」年に一二度飲みに出かけるようになって、10年が過ぎようとしていました。病気がちな奥さんを抱えて、そのことを語ることもなく、仕事場と家と病院を行き来していたらしい。
 思いがけず、訃報の連絡。どうする?誰に連絡したらいいかな、それは僕がやろうか、葬式に行くか行かないかは本人の判断でいいんじゃないか、・・・。
 久々に、連れと二人で四方山話、来し方行く末を語りながらのドライブ。
 澄んだ青空と、真っ白い富士と、遠くの雪をいただく山々と、適度なスピードのドライブと、おいしいチョコと、おせんべいと、お茶と(今日はやけにのどが渇いた一日でした)・・・。
 何となく満ち足りた小旅行の気分が、いっぺんに吹き飛びました。人の命は、明日をも知れない、とは言うものの、他人事ではない、というような気持ちも含め、何だか、いたたまれない夜になりました。
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なんで「さん」づけなのか?

2008-02-14 23:58:38 | つぶやき
 東京の下町・足立区で起こった「一家殺傷事件」。
 家族二人を殺害したのは、自らも自死した父親(らしい)。次男は、両手首を切断された。長男は、大学入試で家にいなかったため、無事。
 その父親は、TV局に犯行に及んだ内容の手紙を送りつけていた。父親が殺人事件を起こしたのはほぼ間違いない。
 一家心中。本人が、他の家族を無理矢理道連れにして死んだ場合、どうして「さん」付けになるのか。殺人犯ではないか、殺傷事件の容疑者ではないか。
 他人の生命を奪っておいて、その人間の未来を奪っておいて、おとがめなしで、「さん」づけになるのか。警察がそのように「さん」付けで発表するのか、新聞・マスコミがそういう扱いにするのか。せめて「容疑者」扱いにすべきではないか。
 かつて、立て続けに「一家心中」事件が起こった。犯人は、どちらも父親。その時に、ブログに書いた、何かおなしくないか、と。その時のものを再掲する。
 
 白昼の中津川市で起こった一家5人惨殺事件。母親から孫までどういう動機があったのか。誰が殺したのか。重傷の娘婿の「義父に刺された」との110番通報があったことから、原平容疑者宅へ警察が駆けつけたところ、家の中で5人が首を絞められて殺されていた。その中の乳児(孫)は、生後わずか3週間であったという。
 原「容疑者」は、のどを包丁で刺して浴槽に倒れていた。小さな集落で起こった悲惨な事件。状況から原平容疑者の犯行と見られている。職場の同僚は原容疑者について「怒っている姿を見たことがない」「命の大切さを説いていた」と。
 周囲の人が「穏やかな性格」という容疑者がどうして生後3週間の孫まで道連れに無理心中を図ったのか。肉親に殺されてしまった家族の、ましてやこの世に生を受けて間もない乳児を含め、無念さは、どれほどであったろうか。今夜7時のNHKの報道番組を見ながら本当に心痛む思いであった。
 が、ふとアナウンサーの言葉、またテロップを見て我が目を疑った。「原容疑者」ではなく、「原事務長」としてあるではないか。別の殺人犯がいたのか、そうではない、やはり殺害犯は「原平(はらたいら)」であることを放送では流している。しかし、「容疑者」ではなく、「事務長」であったのは、どういうわけからか。
 娘婿の110番通報では、「義父に刺された」とあった。また、原「容疑者」も自分が殺したことを認めたという記事も掲載されている(「朝日新聞」2/28朝刊14判1面)。だが、今日の夜7時の放送では「原事務長」であった。その後はテレビやラジオのニュースを見聞きしていないので分からないが、犯人は別にいるのか、そのような報道にはなっていない。
 はたまた「原事務長」も重態で事情が聞けないからなのか、この人も死んでしまう可能性が強いからなのか。一家心中の場合、他の家族を殺した殺人犯でも、死ねば新聞では犯人扱いではなく、それなり死者扱いされる。そのための伏線なのか。はたまたもっと別な理由があるのか。
 朝日新聞の夕刊には、この事件の続報がいっさい掲載されていないのも奇妙な感じがする。
 テレビのインタビューで、職場の同僚の証言も「原事務長は、・・・」となっている。他の放送局・メディアでも「原事務長」となっていたらしい。人権意識からくるのか。
 「事務長」という肩書きがあって胸をなで下ろした報道関係者。これが、農家であったり、会社員であったらどう表現するのか、皮肉ではなく考え込んでしまった。こうした一家心中事件のたびに、あまりにも日本的な(かどうか確信は持てないが)特異性のために、及び腰になる報道スタイルを感じる。
                          (2005/2/28)
 
 今朝の朝日新聞の記事。「『妻子を殺した』メール男自殺。2日午後7時20分頃、神奈川県・・・の会社員宮本進一さん方で、妻の笑子さんと長男達也ちゃん、次男秀輝ちゃんが倒れているのを親類が発見し、・・・・3人は2階の寝室で既に死亡していた。宮本さんは別の部屋で首をつっていたところを発見され、病院に運ばれたが死亡した。(警察では)宮本さんが3人を殺害した後に自殺を図った可能性があるとみて調べている。」他の新聞は読んでないから分からない。
 朝日新聞では、家族3人を殺害した宮本進一「容疑者」(警察の発表でも、「3人を殺害した後自殺した可能性があるとみて調べている」とあるのだから、宮本進一を殺人「容疑者」として判断してもいいはずだ。)を「さん」づけで表現した。これは、明らかに一家心中で本人も死亡しているという判断だからだろうか。
 この間、一家心中事件が起こるたび、または、無理心中がある度に、小生は、どうして殺人を犯した者を、その人間が死んだからといって「さん」づけするのか、大いに疑問を感じている。
 状況証拠だけではだめだ、具体的な証拠がないかぎり、「容疑者」として表現してはならないという人権上の配慮が、警察にもマスコミにもあるのだろうか。また、逮捕されない限り、容疑者とはならないのか。
 今回のように、自らメールで妻子を殺したと通報してもあくまでも「容疑者」という表現はいけないのだろうか。生き残った場合のみその人間が「容疑者」となるのもおかしな話しだ。インターネット心中でも、首謀者やインターネットで呼びかけた人は殺人幇助罪ではないかとさえ思うのだ。
 自死はまだしも、人を道連れに死んでいく心中を犯罪扱いしない、まして許容するような文化や価値観が日本に伝統的に存在するとは思えないのだが・・・。
                          (2005/3/03)
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西高東低

2008-02-13 22:09:35 | つぶやき
といっても、今時の冬型の天気図ではありません。今の都立高校を巡る状況です。 八王子東、国立、立川、西、戸山、青山・・・。東京都ご指定の進学重点校は、軒並み、東京の西側。日比谷高校は、中央ですが、やはり山手線の内側。そのほか、難関大学入試でも頑張っているのは、ほとんど西側の地域の高校。東側では、両国くらいでしょうか。私立もその通り、有名進学校は皆、山手線の東側(品川から田端)より西に位置しています。
 地域・家庭の、子どもの教育への関心も高いと言えるのでしょう。有名塾も、大手予備校も、ほとんどが山の手地域。都庁も新宿ですから、目はやっぱり西側地域に、といったら、下町(隅田川の東地域)のひがみとなってしまいそう。
 目立つ建物は、江戸博と現代美術館。どちらも訪れる人も少なく、金食い虫の代表的な建物。国技館も不祥事続き。姉歯偽装マンションも、皆、東側。・・・。言い出せば、きりがないですね。
 教育も、文化も、経済も、どうも、ますます西側全盛となってきています。「西高東低」の冬型の気圧配置は、ますます強く、長く続きます。晴れてはいても、このすさまじい「格差」の寒さは、いったいどうしたらいいのでしょう。
 唯一、楽しみ・期待は、600㍍タワー。この工事が、まもなく始まります。でも、これで、下町再生が実現するのでしょうか? 
 
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大学入試センター試験廃止論

2008-02-12 19:25:46 | つぶやき
 大学入試センター試験も終わり、国公立大学の受験申し込みも締め切られ、いよいよ本番の試験が始まります。すでに、私立大学では多くの大学で入試が行われ、発表もそろそろ。今年も悲喜こもごものシーンが。
 これから、国公立大学の二次試験にチャレンジする受験生諸君も、今、必死に勉強しているところでしょう。
 かつて、センター試験が「共通一次試験」と言っていた頃は、この試験の結果でほとんど合否が決まってしまうような状況が、生まれました。偏差値によって、大学が輪切りにされてしまったわけです。受験生のほうも、偏差値にばかりとらわれて、大学を選ぶ。そのときに大いに「貢献」したのが、大手の予備校でした。
 正解も公表せず、配点も公表しない、という理不尽さがまかり通った時代。受験生は、結局、予備校独自の正答・配点を頼りにせざるをえなかった。実におかしなことが、行われていました。
 その後、改善され、また名称も「センター試験」と変わり、私立大学も参加するようになって、少しは、センター試験の位置づけが変化しつつあるかのようです。しかし、予備校頼みと言うことは、全く変わっていません。ますます強化されています。ただ、予備校は受験生からは、お金は徴収していません。一種のサービスということでしょうか。
 ところが、参加私大は、センター対応の入試ということで、センター試験前に、多額の受験料を取って、センターから結果だけを受け取る。受験生は、予備校のデータで、すでにほとんどの場合、合否が判明している。ダメな場合は、勿論受験料は没収。まさに「人のふんどしで相撲を取っている」ような具合。
 この場合、受験料は、一万円が相場。しかし、倍率がすごい!50倍・70倍なんていうのもざらにあります。定員わずか5名に400名が出願する!勿論、センター試験前にこの申し込みは、完了させているのが、当たり前となっています。
 受験生の不安心理に乗じた、実に、あこぎな入試「商売」ではないでしょうか。
 さらに、センター試験は、英数国理社から各科目を選択するのですが、これが受験生泣かせ。国公立大でも、選択する科目数が異なるし、私大では、もっとセレクトされていて、英・国・社でもよいし、英・数・理でもよい、中には、出来た教科の点数を合計してもよい、と何でもあり!
 極めつけは、国語の試験。80分のうちで、現代文の評論、小説(今じゃ、ほとんどセンターでしか扱わない代物)の現代文計100点。さらに古文、漢文(今は、私立ではほとんど出さない)のそれぞれ50点。合計200点満点。これをやることになっています。
 ところが、私大では、「現代文100点」しか得点として必要としない入試が、圧倒的に多い。だから、受験生は、80分でじっくり?問題に取り組める。まともにやる受験生は、大問・一問につき、20分しかない。「国語」だけが、こういうおかしな試験時間になっています。
 一番の問題点は、センターは、マークシートだということ。国語の問題も当然、すべてマークで答えます。3000字近くの初見の問題文を、読んで解かなければならない。小説の心情問題、説明問題、それらをわずかな時間で見極め、正答をマークする。迷って、えい、これにしちゃえ!とマークしても、じっくり考えてマークしても、○は○、×は×となります。
 高校までの国語教育を見事に破壊したのは、このセンター試験のマーク方式だとさえ思います。さまざまなとらえ方、感じ方を一元化して、○か×かにした!
 こういう問題の配点は、8点とか10点ですから、まぐれでもあった方が勝ち!
 これは、試験ではないですね。複数正答は「3」を中心にしているとか、これでは、まるで馬券のようなもの。学びの場で、馬券の買い方を勧めるようなものですから、真面目な、「感性」豊かな子どもが、育つはずがありません。
 それからおかしいのが、ヒアリングなる英語のテスト。高校の指導要領にのっているから、というだけで導入したのか、「聞き取り」といっても、どうも現実離れしたシチュエーションの問題。
 普通、会話というのは当事者同士がいて、お互い顔を見ながら、直接会話する。片方が話しているのを、片方が書いたものを相手に見せるなんて、ありえない!放送だって、その場にいて聞いているもので、状況ははっきりしている。それを無理に仕立てて、問題にして正答を選ばせる、まさに、ごまかしのいいかげんテスト。
 数学も、日本史も、世界史も、物理も、化学も、過去問を中心にして、反復訓練して試験に備える。高校の授業の内容を定着させる意図が感じられない。
 そんな試験のために、高校の3年生の授業(大学や将来に向かって取り組ませたい課題・学習)が犠牲にされるのです。
 まだまだ問題点は、いくらでもあります。
 「百害あって一利なし」のセンターは廃止して、高校卒業資格試験、あるいは大学受験資格試験程度にして、大学側が自ら進んで、我が大学ではこういう学生をとりたい!そのために、こういう試験を行います、偏差値は関係なく、どういう生徒・学生を望んでいるかを明確にして、入試を行うべきではないでしょうか。
 たとえば、慶応の文学部のような、ICUのような独自入試・・・。どうして、もっと大学側は努力しないのか。国公立大でも、千葉大などでは、独自でユニークな入試を行っています。
 だいたい文科省(の二流官僚、無能な審議会、大臣)があれこれ口を出しすぎるのが、すべての元凶です。まさかセンター試験のため、文部官僚天下りの維持のために行っているのではないでしょうね。
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いよいよああ言えばジョウユウ状態に

2008-02-11 23:28:05 | つぶやき
大阪府債「ゼロにはなりません」 橋下知事、起債認める(朝日新聞) - goo ニュース
 この程度のちんぴらを府知事にいただく大阪府民。オーム真理教時代の、ああ言えば上祐、こういえば上祐、になりつつあるような。
 これからも前言撤回、言い訳、言い逃れ、恫喝、居直り、責任転嫁、マスコミ批判、・・・。府政の混乱は避けられないような。これでは、どうも大阪の失地回復は難しいそうですが。
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次期選挙で落選させよう!

2008-02-10 22:40:51 | つぶやき
「悪いことしていない」と国交相 道路財源問題で(共同通信) - goo ニュース
 もう創価学会員・公明党の議員は、皆、太田を筆頭に、次期選挙で落選させましょう。
 しかし、学会員は、「負け=罰」思考しかないから、一切批判もせずに、またまた盲従して、選挙に必死になるでしょうけど。
 それにしても、この学会員デージン。官僚の言いなりになってばかり。自分の政治的理念(こいつらは、はじめから何もないが)もなく、だだっ子みたいにすねてみせて、学会員向けにリップサービス。
 「道路を作って企業を誘致して」という幻想を振りまいた土建国家作り。多くの庶民から吸い上げた(ガソリンが暴騰すれば、無策でも自動的にどんどん税収がふえる、という仕組みによって)税金を、いかに無駄遣いしてきたかの反省のかけらも、ない。
 今、あちこちに張ってある公明党のポスター。
「生活につながる。」「地域につながる。」「生活に直結」「政治に直結」
 そうではないですね。「生活破壊につながる」「地域破壊につながる」公明党、「生活破壊に直結」「政治破壊に直結」公明党というのが、正しいポスターの見方です。
 特に、自民との野合以降の公明党議員の政治姿勢は、結党の精神をかなぐり捨て、ただただ政権与党であることに必死にしがみついている、という惨めな姿。その代表が、冬柴ふぬけ国交大臣。みっともなったらありゃしない!
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