おやじのつぶやき

おやじの日々の暮らしぶりや世の中の見聞きしたことへの思い

イケダへの忠誠心

2007-08-31 19:43:52 | つぶやき
公明党代表「党の存亡の危機」(産経新聞) - goo ニュース
 内部的な引き締めなどという見方もあるが、むしろ、敗北の責任すべてを自民党のせいにして、自らの非を認めない、といういつのも言い方。なにしろ、自分対は絶対に正しいと(宗教的信念によって)信じているのだから。
 イケダセンセイへの申し訳なさの反省がこういう表現になっただけ。一方で、選挙運動を担う創価学会員への恫喝。今後こうした敗北は、許さない!イケダ先生にもしものことがあったらどうするのだ!
 神奈川選挙区で当選した自民党の選挙違反。3ヶ月以内で自発的な議員辞職があれば、自動的に公明党の松何とかが、繰り上げ当選となる。自民党もここで公明党に大きな恩を売っておく、という選択肢もあるが、どうもそのようには行かない気配。そうしたことへの焦りや不満もあるのかもしれない。
 実は、公明党。今や、創価学会以外の有権者には、まったく見向きもされなくなっている。徹底した自民党路線。自民党の補完勢力でしか存在意義がなくなったのだから、自業自得。いわば学会流にいえば「罰」の姿。
 F票稼ぎに、銭を切って頑張る学会員も、本心ではあきれているはず。公明党幹部の右より路線には。
 イケダにノーベル平和賞をという悲願のために、自民党にすり寄り身も心も売ってしまったのだから。日本の政界もこうした連中によっていかにゆがめられてきたか。その本質を見抜き、太田の危機感に同情することなく、徹底的に亡ぼすことが重要だ。



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暑さの夏はうろうろもせず

2007-08-27 10:16:33 | つぶやき
 暑い夏はいつまで続くのでしょうか? 日照時間が少しずつ短くなってきたので、朝晩はたしかにしのぎやすくなってきました。特に、夕方は6時を回ると西日も長く、日差しも弱まってきましたね。
 ところで、昨日の日曜日。PCの調子が悪く、コード類を買いに、近所の量販店に出かけました。10時に開店らしい。あまり考えもせず家を出、ちょっと時間前に着いてしました。そのお店は、近所の私鉄高架下の小さな駅ビルの一角にあります。
 ところが、けっこう、人が集まっています。何かイベントでもあるのかな。それにしても男女の年寄りが多いことよ! 締め切った扉の前で三々五々集まって来ています。
 そして、10時の開店と同時に、一斉に中に入って行きました。量販店のある方ではなく、何とか広場、時々イベントをやっている場所の方に、皆、移動していきます。そうか、涼しさを求めてやってきていたのか。
 お互い同士は知ってか知らずかそれぞれベンチに座っています。中には、たばこをくゆらせている老人も。これから何時頃までそこにいるのでしょうか?
 買い物を終えて、戻ってくる途中の自転車置き場の店には、老人が数人座ってたばこを吸い、もう、お酒を飲み始めていました。大声で談笑しています。
 普段働いているのかいないのか、もう悠々自適な暮らしなのか、年に何百万ももらえる年金生活者なのか、家の中は暑くて涼みに来ているのか、家の中にはいられない事情でもあるのか、一日中、そうしたところで油を売って時を過ごす(かのように見える)ご老人たち。
 気がついたら、我が町の唯一の私鉄駅の周辺には、たしかに手持ちぶさたな老人の姿が増えてきているようです。
 普段、「違法駐輪禁止」の目を光らせている、腕章をつけた老人の姿もなく、乗り捨てられた自転車が、歩道狭し、とあふれかえっていました。
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つい、恨みつらみの陰に、本音が出てきた

2007-08-26 07:55:32 | つぶやき
 公明党の太田代表は24日、衆院の選挙制度について「中選挙区制にすることが非常に大事なことだ」と述べ、中選挙区制を復活させるべきだとの考えを示した。ラジオ番組の中で語った。
 太田氏は、参院選の公明党の敗北は「基本的にとばっちりだ」と述べた上で「政策を勉強し、実績を上げてきたことが、ばんそうこうを張った人が出たら一瞬に吹き飛んでしまう」と指摘。小選挙区ではさらに「風」が選挙結果に影響を与えるとの考えから「小選挙区制は政権交代を可能にするというが、ポピュリズム(大衆迎合)になる」と述べた。
 公明党は99年秋に自自公連立政権に参加する際に中選挙区制の復活を求めており、太田氏の発言はこうした党の考えを改めて強調したものだ。
 一方、太田氏は、民主党との連立を組む可能性については「現時点ではない。自公連立であくまでいこうということは固まっている」と述べた。
(以上、「朝日」8月25日付朝刊より)

 以前から公明党はこういう主張をしていたのは、新聞報道の通り。特に、彼らの強いとされる、都市部に中選挙区制を復活させることが、創価学会・公明党の狙いでもあり悲願でもある。
 学会員の一部から、あれこれ不満を突きつけられても、自民党との連立をけっしてやめないのも、ここにある。自民党と連立を組む際、条件としてこれが密約されていたのだ。
 今、衆議院で大多数をとっていて、参議院で負けていなければ、おそらく自公連立政権によって、国会に「中選挙区」復活の選挙法改正案が提出されていたという見方もあった。この中選挙区制復活。民主党は反対だが、共産党や社民党も賛成しているので、もしかしたらすんなり通っていたかもしれない。
 そのために、公明党・創価学会は文字通り必死になって、自民党の候補者に票を投じていた。その見返りが、中選挙区制復活だった。
 しかし、今回参議院選挙で、自公は壊滅的な大敗退。それでも、公明党。自民党に文句をつけて、自民との連立が壊れたら、かつての、忌まわしい政教一致攻撃、池田証人喚問攻撃を自民が仕掛けてくるとも限らない。(民主党は与野党逆転の参議院で虎視眈々と公明党攻撃を仕組んでいるはず)だから、自民党とは絶対に離れることはできない。
 さらに、自民党幹部から出ている、自民党と民主党の大連立構想(まさか、勝ちに勢いづいている民主党が乗ることはないと思う)が飛び出す昨今。そうなれば、鵺政党の公明党(創価学会)は、存在価値がなくなって、万事休す。
 自民党と民主党の間に入ってうまくやっていこう(かつては、是々非々と称していた)とするためには、もう後がない。
 そこで、創価学会・公明党の悲願である、「中選挙区制」復活をまたぞろ言い出したのだろう。悲しいかな、すでに自民党と一蓮托生になってしまって、「身も心もからめとられてしまった」太田さんは、言うだけで何もできないことを承知で、あえて繰り言を言っているだけなんだろう。
 その意味では、創価学会・公明党の野望を打ち砕いた、今回の参院選は、また別の意味で価値があった、と思わざるをえない。
 いよいよせっぱ詰まった創価学会・公明党。イケダは、どのように地団駄を踏んでいるのだろうか。愛弟子太田さんの不首尾に、さぞかし、いらついていることであろう。だいたい、ポピュリズムなどとよく言うよ。
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何とか修復しました

2007-08-24 17:19:04 | つぶやき
 実はノートPCがいかれてしまいました。連日の暑さからでしょうかね。いや使い方が乱暴だった? Windowsが全く起動しなくなってしまいました、一昨日の晩から。
 昨日は「まあいいか、別にあわてることはないし、」てな具合でいましたが。いつまでもほっとおくわけにはいかない。
 何しろ、電源を入れたとたん、起動画面が。「ご迷惑をおかけしています。」
 指示通りにEnterキーを押しても、ウンともスンともならない。今日の午後から、思いあまって近所の家電屋さんに行きました。メーカーの相談センターの番号を聞いて、電話しました。親切に教えてもらいました。電話だけでやりとりできるなんてすごい!
 でも。結局、すべて初期化するはめに。聞かされて、一瞬、目の前が真っ暗にとは大げさですが。今さらバックアップがなどとも言っていられず、電話の指示通りに操作。
 それでもうまくいかず、何度も連絡しながら、指示を受けて何とか復元。親切な対応に感謝、感謝!
 しかし、何にも入っていない空っぽの状態。保存していたのは、すべてパーぱー。写真も、アドレスも、何もかもなくなってしまいました。
 ついでに、ケーブルTV回線会社に問い合わせたり・・。インターネットも接続し直し、・・・。でも、これも人生、暑さの夏のせいとあきらめて(あきらめられないけど)、何とかこうして記事を投稿するところまで来ました。
 結局、半日、つぶしました。でも、即修理ってなったら、けっこうお金もかかりそう。何とか電話代だけですんで、よかったというべきですかね。
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まだ自分たちの「正義」を信じたい困った人々

2007-08-22 17:12:54 | つぶやき
 公明党の太田代表。参院選大敗北後、初めての街頭演説。自民党への恨み辛みを訴える。勿論、これは、街頭に集まった、地域から動員された学会員に対して。自民党のどうしようもない失態が、自分たちの敗北につながった、と。あくまでの自分たちの敗北を他人のせいに。
 かつて、共産党が自分たちの主張は正しかったが、共産党攻撃に負けた!などと総括していたことを、つい思い出した。
 敗北の原因は、公明党の政策的・道義的な誤り。すなわち自民党、特にコイズミにひれ伏して、彼の「弱者切り捨て」路線を全面的に支持し、その後も、アベの言いなりになたて、ろくでもない法案の強行採決に積極的に与し、その結果、創価学会以外の支持者(F票)の支持を失ったのではなかったか。今や、学会員以外への浸透は全くなくなっているのが、「憂うべき」状況。
 さらに、学会組織の疲弊が大きく影響しているのではないか。選挙の実戦部隊であった婦人部の高齢化、手弁当で動く活動家の減少・・・。青年組織も、かつてほど活発に動いているようには思えない。
 一票を獲得するために、あらゆる手づるを頼って、全国に散っていく。PTA組織や地域の組織、同窓会組織などに入り込み、人間関係を作って選挙での投票をお願いする。その極めつけは、もう死にものぐるいで「お題目」を唱える・・・。
 こうした狂信的な信者が、かなり減ってきているのではないか。小生の周りを見回しても、そんな感じがする。近所の学会の会館に集まってくる人も、高齢者の姿が大変目に付く。これは、創価学会だけではないだろうが・・・。駅頭で、署名活動やビラを配る共産党系組織の人も、ほとんどが高齢者ばかり。
 まして、公明党の場合、自民党に迎合し、平和問題や年金問題では、政策的に妥協。そのことが最も悪質で、有権者の支持を失ったのに、それを棚上げにし、自分たちが自民党のお粗末さを一生懸命守ってあげているのに、どうして自分たちが大敗北したんだ。もうそればかり。
 ついには、恨みだか愚痴だか分からない、居直り発言。支持者を集めて、声高に叫ぶ。もう、すっかり学会員以外から愛想を尽かされていることに、かなりイライラしているようす。自民党から決別し、平和と庶民の党として再生する気などさらさらなく、文句を言っても、結局、自民党に引きずられていくだけ。こんなふうに、公明党・創価学会を国民は見抜いているのではないか。
 ざる法を承知の上で、強行採決した「政治資金規正法」の再改正。民主党と同じように、本当に1円からでも領収書をという案でいくと語っていた、太田代表。そういう勢いをいつしかごまかし、大臣の座をもらうことで、自民党に逆らえず、またまたごまかしの改正で終わりとするのか。
 官房長官他、次々と出てくる政治資金を巡る不正疑惑には、敢然と立ち上がって「自民党NO!」と言い切れれば、まだ活路は見いだせるはずだが、そんな気はさらさらあるまい。
 唯一の支持団体で、似非宗教団体の創価学会向けの、格好付けでまたしても終わってしまうだろう。気の毒なのは、上から言われるままに右向け右、左向け左、と踊らされる末端の学会員である。
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マスコミの退廃ぶりについて

2007-08-21 22:34:50 | つぶやき
 朝青龍問題。
 自民党惨敗問題、年金問題、アベ政権継続問題、事務所費疑惑、内閣改造、国会開会問題、・・・。国民の生活に密接な関係を持つ政治問題が次々と出てきている中で、マスコミは、いったいどういう問題意識があるのか。
 朝青龍に関しても、八百長疑惑やこれまでのスモウ協会の姿勢を本質的に取り上げることには及び腰(八百長問題は、裁判中だからとでも言い訳するのか)で、ただ朝青龍の心身の病について、面白おかしく報道するばかり。
 病気や怪我の治療については、一番相応しい方法を医師が示したらば、それに従うのが、病人やその周りにいる人間たちのとる態度。
 元横綱琴桜の葬儀にまでマスコミが大量に押し掛け(朝青龍が弔問にくる? 高砂親方は? 協会理事長は? そのコメントをとらんが為に無礼なマイクを突きつける。琴桜を悼む気持ちなど表面上にすぎない・・・)目に余る取材合戦をする。
 朝青龍の住居には、24時間大勢の報道陣が張り込み、故郷のモンゴルの家族のもとにも、たくさんの報道陣を送り込み、・・・。これじゃ、民間人だったらもう病気(ノイローゼ)になってしまいそうな状況。
 母親や父親、奥さんたちが、どうして日本に来ないのか。母親が日本に来て、手料理を作ってあげればいいじゃないか、そんなに母親の料理が食べたいといっているのなら。最初に診察した(少しいかがわしい)医者に「モンゴルに帰るためには黙して語らずで・・・」との助言を得ているのではないか。
 一方的・一面的なマスコミ報道によって、視聴者も言いたい放題。
 本当に、今、日本の置かれている課題は、こんなことなの?
 官房長官の事務所費問題を始め、自民党議員から続々と修正が出ている事務所経費問題、これなんかは、まだまだ小さな事柄。
 アベさんがインドをはじめとする外遊で、どのような外交を展開するか。インドには、経済界からは、今までないほどの随行団が、大挙して訪問する。経済問題だけではなく、中国を念頭に置いた日印間の諸問題が提起される。その中で、パル判事の遺族に会うことを楽しみしているアベがいる。
 中華航空機炎上事故などにも隠されて、着々とアベ復権の目論見がなされる、あるいは、見切りをつけられる、その瀬戸際にある今の政治・経済情勢。
 もっと視点を変えた取り上げ方が、マスコミの姿勢には大事なのではないか。
 大衆受けするような事柄、いな、むしろ大衆の目をそらせるためにとしか思えない朝青龍に関する報道合戦。
 マスコミの退廃は、今に限ったことではないが、情報をTV番組、新聞記事等でしか入手できない国民は、空しい存在でしかない。これでは、いつまで経っても、国民本位というの在り方の中で、日本の政治も経済も文化も、未来もよくなっていかない、悲観的な気持ちになってしまうのだ。
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精神医療の貧弱さまたは難しさ

2007-08-20 23:08:05 | つぶやき
 迷走したままの朝青龍の今の事態。スモウ協会は、方針を出さず、親方もどうするか答えを言わないまま。ムダに時が経っていく。
 本人は、医師の訪問診断にも、ろくに受け答えできずにいるらしい。協会の「軟禁」処分すら理解できているのかどうか。
 親方への内外からの批判もますます激しい。有識者かどうか知らないが、今やあれこれ入り乱れての場外乱闘の気配すらうかがわれる。専門医師の診断が曲がりなりに出ているのに、その診断した医師は「自分は治療に当たるよう依頼されていない」とかで、主治医すら決まっていない状況。
 昨日のTVでは、精神科医が「ただふてくされている状況だけだ」と発言した。子供などがふてくさっても、ものの数分のことで、ご機嫌が直る。大の大人がふてくされて、訪問した専門医にも「ふてくさった状況のまま」。それも一日や二日ではない!1週間も2週間も続いていたら、もうりっぱに精神的な「病」と診断するのが世間でも常識。
 それを専門医と称する人が「ただふてくさっている状況だ」とは、いったいどういう専門的知識か、疑う。
 かつて、小生の親戚筋の娘が「鬱」病と診断され、心療内科に通院した。大変な生活状況に陥り、職場も休職。薬もあれこれ変えながらも、なかなか効果が上がらなかった。それこそ漢方薬から新しい薬まで試してみた。その甲斐あって、5ヶ月過ぎから、何とか危機を脱し、だんだん明るさが取り戻ってきた。これはいい按配だと思っているうち、だんだんと行動が積極的になってきた。医者は、「もう大丈夫でしょう。薬もやめていいです」と本人に告げた。
 その頃は、もうけっこう活動的になってあちこちに出かけて知人と会う、そのうち、道行く見知らぬ人にも声をかける。どちらかといえば、スポーツ嫌いだったのが、朝から晩までスポーツで汗をかく。金遣いが荒くなる。見る見るうちに、そういう状態になっていたので、医者に電話した。
 「どうも『躁』転したのではないか。薬をやめるのではなく、何とか治療を続けて欲しい。」すると、その医者曰く「心配ありません。だいたい『躁』状態の方が自分から医者のところに来ることはありません。きちんと来ていましたから。」それから数ヶ月がもっとひどい状態に。家に帰らず、人のところに泊まり歩き、モノを買いまくり、・・・。借金を膨大に作って、また「鬱」状態に戻った。そして、また元の医者に通うようになった。
 それから2年以上経つ。今もその医者に通い、自分の心身の状態をきちんと伝えて、薬を処方してもらい、服用を続けている。そのせいで、今は仕事にも(無理せず)励み、家族の面倒もみながら、自分の生活を送っている。自分でも「躁」転しそうで、危ないなと思ったら、早めの治療を心掛けている。
 先日、その医師から、「あなたはやはり双極性の、つまり躁鬱病でしたね」と言われて、ショックを受けたそうだ。「薬もいいですと治療を止めたとき、親戚の方から連絡があって、躁ではないかといわれたが、今思うと、たしかにその方の言うとおりだったですね。」
 まだまだ治療中なので、軽々に言えないが、あの時、的確な診療をしていたら、もう少し違う展開になったのだろうか。それとも、治療の有無を問わず、『躁』転してしまったのだろうか。
 心の病は深い!脳内のドーパミンが原因で云々と言われて、薬物治療が最優先されることは、当然。一方で、その判断が難しく、どの薬が適していて、どのように服用をやめたらいいか。また、薬を服用してもしなくても、心の病は進んでいくものなのかどうか。今もなお考えることがある。
 朝青龍の病は、さぼりでもなくふてくさりでもなく、もう精神的な病である。がんばればどうにかなる。親方の対応がいけない。などと場外乱闘している余裕はない。適切な薬物治療と適切な療法が、今、一番大事ではないか。
 まして、あれだけの格闘技の選手。日常的な激しい鍛錬によってやっと維持できる身体(精神)機能。これだけ家に「引きこもっていた」ら、体力もすっかり衰え、もう二度と土俵に戻れなくなっているのではないか。
 異国の地でこれだけ立派に闘ってきた、彼の名誉と自負心を傷つけてはならない、と思う。(以上、午前中に書いたものです)
 さっき帰宅し、「ニュース」を見たら、「解離性障害」と診断されたという。どういう病気なのか分からないが、(「解離性同一性障害」とかいう病気は、身近に悩んでいる人がいたので、ちょっと気になったことがあった。)やはり早期の治療が必要ではないか。その場合、帰国して治療に専念することも選択肢の一つではないだろうか。
 にもかかわらず、あの自己判断能力に著しく欠けている(ように思える)高砂親方は、帰国はさせないと息巻いているそうだ。もうドクター・ストップで帰国させた方がいいのではなだろうか。それが、家族からの申し出による、自発的な引退につながったとしても、もう朝青龍は限界なのではないだろうか。
 それにしても、いい医者・いい師匠に恵まれなかった、気の毒な青年だ。
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暑さも一段落ですか?でも群発地震が心配です

2007-08-19 08:02:25 | つぶやき
 昨日は、それまでとはうって変わって涼しい一日。このまま、夏が終わりになってくれれば、なんて思いは、甘いですか。なにしろ近所の方がまだ60代に入ったばかりの男性がどうも熱中症で急死したようですので。家の中にいてそうなってしまったらしいのです。
 近所にいる2歳の孫は、相変わらず元気。一昨日は、家にやってきて、昼過ぎから夜の8時過ぎまで、炎天下でボールをけったり、家の中に入ってはゲームをしたりで、疲れを知りません。水分補給やら昼寝をさせよう、とジジババが追いかけても、すっかり我が道を行く感じ。すっかり疲れ切ってしまいました。
 そんな疲れも、今日は、ほっと一息ついたところ。曇りでクーラーもいらない、9月中旬ころの陽気でしたから。でも、今日は猛暑がぶりかえして・・・。まあ、ひと頃の元気もないでしょう、太平洋高気圧も、と願います。
 その代わりに、このところ、連日、地震がおこっています。震源地は千葉県近海の東北海上。千葉とか東京では震度4とか3が続いています。けが人もでたようです。一過性のものではなくて、群発地震のような気がしてなりません。こんなに東京地方に何日も地震が続くことはなかったような・・・。
 いつ来てもおかしくないと言われる、巨大な「関東大震災」や「東海沖地震」の前触れではないでしょうね。どうも気になってきました。
 ところで、中越地震では、地震が来る直前に警報があったそうですが、マスコミも含めて、地震が来そうな場合の対応策(都民や県民への速やかな避難警告など)を早く(もう一度)周知徹底するため、区役所などの広報活動の具体化を望んでいます。地震予知が科学的に可能かどうかの議論はともかく、起こる何秒か前の、予告ができるようなったことは、大変な安心感を抱きます。
 来る9月1日は、震災の日。大規模な訓練も大切ですが、一人一人が自分の身を守るために、早めの地震予告。テレビやラジオのスイッチが切れていても、住民に知らせる手段の開発など、地震対策を確立して欲しいと思います。すでに実現して
いるなら、改めて、その方法や警報を聞いた場合の住民の行動の仕方などを、具体的かつきめ細かく伝えること。
 今回の地震は、いよいよ「大地震発生」という「危険水域」にすでにさしかかっているように感じますが。
 まだ朝早い時間から、もう、今日は暑い日が戻ってきるような感じがしています。
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シビリアンコントロール

2007-08-18 10:28:19 | つぶやき
 防衛省事務次官人事痛み分け!というマスコミ報道。小池大臣と事務次官の確執で、アベさんこれ以上支持率低下になったら大変と慌てて決着。
 もめ始めた時は、内閣改造後にとか言っていたはずなのに。それに不満の小池大臣に妥協したのか。ますますアベさんの内閣総理大臣としての管理能力、支持能力が疑われそう。支持率向上にはつながらないと思う。
 それにしても、事務次官は官僚のトップ。しかし、防衛省では、次官も自衛隊最高幹部。いわば現役自衛官を統治する責任者。その人が、防衛大臣の人事に逆らって、官房長官などに直訴するという構造に、大きな疑問符。
 政治家の言うことを聞かない。これでは、戦前の軍隊と似通ってくる。かつて、政治家は軍部の圧力に屈して、大臣の座も軍人に明け渡した。そして、多くの犠牲を払って(アジア諸国の人々にも多くの犠牲を生んで)日本を敗戦に導いた。
 その反省から、戦後は文官統治(シビリアンコントロール)という、政治家が大臣としてトップに立つことになった。しかし、その大臣に軍人(自衛隊員)を統治する能力がない、それどころか、こうした圧力に迎合するようになったら、こうした制度も、風前の灯火となってしまう。
 前の大臣が「原爆投下はしょうがない」発言でクビになり、後任の女性大臣が人事でつまずくようではどうしようもない!
 おそらく、自衛隊幹部の連中には、女性が軍隊の頂点に立つなんてあり得ない くらいの感覚があったのではないか。その不満の頭が、某事務次官。そうした空気が読めず、自分の功名心、野心、エリート意識(次期内閣では入閣、将来は首相の座までも・・・)などによって、かえって現場から侮られる。これこそ、シビリアンコントロールを崩す蟻の穴になってしまった!
 アベさんお得意のお友達人事が、こうしてまた破綻していく。
 かの自衛隊イラク派遣隊長であった佐藤某。参院選で大量得票して当選した男。先日、イラク派遣当時に「情報収集の名で、あえて戦闘に巻き込まれる状況をこちらからつくり出そうと考えていた」発言が飛び出した。
 今こそ、政治家が厳しくこうした発言をチェックすべき時なのに、派遣責任者であった、政治家がこうした発言をし、それを自民党内部からも、また他の野党からも糺す気配すらない。
 一方で、今回の人事騒動のように、自衛隊トップ(事務次官)が大臣の反逆することを許すような風潮は、見逃してはならないだろう。もちろん、今回のことで、小池さんを援護する気はさらさらない。
 政治家として、現場を統治する資質に欠ける人間を任命し、結果、姑息な手段で事態の収拾を図る今のアベ内閣は、軍部に操られた戦前の政党政治の末路と重なってくること憂うるのだ。
 むしろ、アベさんはインド訪問でパル判事の遺族と会見するのを楽しみにしているとのこと。こう考えると、アベさん。かつての軍事大国・日本こそ「美しい国」であったと考えているのだろう。軍隊・軍人を弄ぶまさに最もあぶなかっしい宰相なのかも知れない。早期退陣を切に望むばかりだ。
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ここにも数値(成果)主義の悲劇?

2007-08-17 19:06:12 | つぶやき
 今朝の朝日新聞・社会面。「伊勢市で市長発案の『脱メタボ作戦』で47歳の課長が朝のジョギング中に急性心不全で死亡」との記事。
 肥満予防PRのための市長の発案で、メタボリックシンドロームが疑われる部課長と市長「7」人(これもどうも往年の名画「7人の侍」に引っかけた安易な発想でしかない)が「7」月から開始し、11月に成果を発表する予定だったという。 亡くなったのは、市長に指名されたうちの1人。この方は、身長175㌢体重82㌔ウェスト100㌢だった。当初、「ウェスト10㌢減」を目標に掲げたが、保健師から急激な減量をいさめられ、数値を下方修正した。この方、今はやりのDVDにも挑戦、体重計に乗るのが楽しみだ、などと周囲には話していたという。
 市長のコメントは、「まじめな性格で、仕事もこつこつする方だっただけに、つらい」???
 朝日では、別面の特集記事で(たまたま重なったのだろうが)日本のメタボ対策はウェスト数値に偏っていて、諸外国ではウェスト数値のみではなく、血糖値や血圧、コレステロールの数値なども基準として判定している、という特集がされていた。
 その記事の中では、日本で、ウェスト数値でメタボかどうかを判断することを提唱した医師がその正当性を述べているが、記事全体としてはウェスト数値主義を批判している内容になっている。
 小生、昨年8月末。健康診断で血圧とコレステロールの値が高く、「要治療」となってしまった。医者に聞くと、「肥満も大きな要素ですが・・・。」
 たしかにウェスト96㌢、体重75㌔くらい。肥満解消で少し改善されるなら、と一念発起して減量を始めた。「入りを」絶つことが第一(入りを少なくしない限り出だけでコントロールするのは、無理あり。あるモノを食べてたら、体重が減るなんてありえないのだ!)で、食事制限(特に九時以降はけっして食べない)。
 また「出」も大切で、そこで「歩く」(一日100分近く歩く。職場の最寄り駅の、ずっと手前の駅で乗降する・・・。)の二つを実践した。
 昨年の暮れには見事、体重減少。ウェストも10㌢近く減って、ズボンが緩くなった。と同時に、血圧も少し下がってきた。これも、自分で自覚して始めたこと。 たぶん、これが体重を減らすという一番大事な契機ではないか、と今でも思う。いったん落とした体重は、今は、増えもせずに落ち着いている。
 「ムダに食わない、ムダに歩く」。このことをするだけでも違うと感じている。実は、年のせいもある。人間、還暦を迎える頃には、自然と「心」「身」共に枯れ衰えてくるのではないか。そんな気もする。
 一番の働き盛り。職場でも、家庭でも、ストレスがたまる一方の課長世代。市長からのご指名では逃げることもできず、命までもとられてしまった。ご本人の無念さ、家族の無念さは察するにあまりある。
 こうした事態になる可能性があることも想像できず、政治家として、ある種のパフォーマンスのために、部下を死なせてしまった市長。そのコメントからみても、ほとんど反省の色はなさそうだ。
 TVでもこうしたことにタレントが挑戦する。それを取り上げ、視聴者に数値目標を掲げて頑張ることを奨励する。そんなことよりも、TVのCMから一切タバコの宣伝をしないことのほうが、よほど効果的なはずだ。
 この亡くなった方。いつも残業がちで、酒も飲み、喫煙者だったら、もう同情するばかりである。
 この、くそ暑い夏に、なにも無理して市長の命だからといって、痩せる取り組みなんかしないほうがいい。涼しくなって、夏ばての体調もよくなったら、そして、自分がその気になったら、本気で体重減に取り組むべきであった。
 それにしても、こんなところまで、数値主義による成果争いが起こっているのかと思うと、暗澹たる気持ちになっていく。
 これは、本人は、「公務災害」ではないか。また、市長は「権力乱用罪」か「業務上過失致死罪」ではないか。小生が家族の一員だったら、告訴も辞さないぞ!
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佐藤発言をめぐって

2007-08-16 09:16:59 | つぶやき
「駆けつけ警護」認めるべきで一致

 集団的自衛権に関する政府の有識者会合はPKO=国連平和維持活動を行う
自衛隊に対して、憲法上できないとしてきた「駆けつけ警護」を認めるべきだ、
という意見で一致しました。

 PKO活動の際の武器使用は、正当防衛や緊急避難などの場合に限られていま
すが、10日の会議では国連の集団安全保障の問題としてとらえるべきだとする
意見で一致しました。

 その上で、正当防衛を超えるとして憲法違反とされるいわゆる「駆けつけ警護
」は認めるべきだとする意見が相次ぎました。これは、味方である他国の軍隊が
攻撃された場合、駆けつけて応戦するものです。

 こうした事例について、イラクに派遣された陸上自衛隊の指揮官だった佐藤正
久氏は、当時現場では、事実上の「駆けつけ警護」を行う考えだったことをJN
Nの取材に対して明かしました。

 「自衛隊とオランダ軍が近くの地域で活動していたら、何らかの対応をやらな
かったら、自衛隊に対する批判というものは、ものすごく出ると思います」(元
イラク先遣隊長 佐藤正久・参院議員)

 佐藤氏は、もしオランダ軍が攻撃を受ければ、「情報収集の名目で現場に駆け
つけ、あえて巻き込まれる」という状況を作り出すことで、憲法に違反しない形
で警護するつもりだったといいます。

 「巻き込まれない限りは正当防衛・緊急避難の状況は作れませんから。目の前
で苦しんでいる仲間がいる。普通に考えて手をさしのべるべきだという時は(警
護に)行ったと思うんですけどね。その代わり、日本の法律で裁かれるのであれ
ば喜んで裁かれてやろうと」(元イラク先遣隊長 佐藤正久・参院議員)

 懇談会は11月までに集団的自衛権の行使を容認する提言をとりまとめると見
られます。しかし、公明党が反対している上、参院選の惨敗で安倍総理の求心力
が低下しており、報告書は棚上げせざるを得ないという見方が強まっています。
(TBSニュース 8月10日 22:50)より。

 今、防衛省の事務次官の更迭をめぐって、官邸を巻き込んで、小池大臣と現事務次官が醜い(?)言い争いをしている。
 憲法9条によって厳しく「軍事」的行動を禁じているはずの自衛隊。にもかかわらず、イラク戦争での先遣隊長であり、今回の参院選でけっこう得票した佐藤氏の発言を見ると、現場指揮官の意識は、「あえて巻き込まれて」正当防衛のためには兵器の使用はやむなしの状況をつくり出していく、ということにあった、と。
 シビリアン・コントロールというのが、戦後の自衛隊統制の一番のカギ。戦前の統帥権とは全く異なっている。しかし、「現実に戦争状態(戦場)を意図的に狙っていた。」これこそが、現地指揮官の考えだった。
 もし現実にそうなっていたら、果たしてコイズミ政府は、そうした暴走を事前に止めただろうか、現地の佐藤隊長を日本に呼び寄せただろうか。むしろ、現地の「軍事」行動を追認したのではなかったか。これでは、戦前の関東軍への及び腰と似通ってしまってはいないか。15年にわたる日中戦争の引き金を意図的に仕組んだのは関東軍であったことは本当らしい。
 自衛隊の暴走を厳しく監視し、事前にチェックしくい止める。そこに、文官の役割がある。文官の最高責任者である現事務次官が、もし、佐藤指揮官の考えを容認していたとすれば、ただちに解任すべきである。
 そうではなくて、動きを牽制していたなら、その人物をあえて更迭しようとする小池大臣に何らかの、隠された意図があるにちがいない。
 ただ、大臣と事務次官の(感情的な)争い、とだけとらえるのではなく、佐藤発言との関連性を厳しくとらえ、分析してみる必要があるのではないか。
これこそ、マスコミの責任であり、国民の知る権利である。
 そこで最も気になるのは、小池大臣が機密漏洩防止のために警察庁出身者を次期事務次官にしようとしていること。何らかの関連がありそうな・・・。どうもきな臭い感じがプンプンするのだが。
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どうして練馬区は暑いのかな

2007-08-15 16:00:02 | つぶやき
 お暑いですねえ、という挨拶もイヤになるくらいアツ~イ!
 最近、近所のお年寄りが亡くなりました。もともと体調がすぐれず、最近は食欲も落ちていたそうです。でも、夜寝るまでは、特に変わった様子は、なかったらしい。ところが、明け方にはもう呼吸が停止ししてしまった。
 家族の方も気がつかなかったらしく、もうすっかり動転して、救急車を呼びましたが、その時にはすでに死んでいたそうです。通院もしていなかったため、死因の確認のために、大塚で司法解剖となったとのこと。
 その家は、経済的な事情ではないでしょうが、クーラーがなく、これまでも暑い夏を、扇風機だけで過ごしていたようです。熱帯夜が続く東京。熱中症で亡くなったのではないかとも。
 急遽、沖縄から親戚の方がかけつけましたが、「何だ!この暑さはたまらない」飛行機で東京に着いたとたん、うめいたそうです。そして、そのお宅に到着して、その家の暑さにまたびっくり。弔問もそこそこにホテルに向かったそうです。
 何しろ、葬儀は、3日後に執り行われるそうですので、しばらくホテル住まいのようです。亜熱帯の暑さには慣れている(はずの)沖縄の人でも、びっくりするくらいの、この暑さ。聞きしにまさる、ヒートアップ現象。
 熱中症には屋外にいる人は、意外と注意しますが、屋内の人には、あまり危機感がなく、周囲もさほど気がつかないうちに、具合が悪くなって、倒れる人も多いそうです。
 「予防としては、クーラーなどをかけて、水分補給と栄養補給、暑いうちは外出せず、静かにしていましょう。」などとTVでは呼びかけていますが、家にクーラーのない家庭は、もう炎熱「地獄」の様相。
 我が家でも、クーラーがあってもほとんど効果がないくらいに暑い。西日の射す雨戸を閉め切って、少しでも外気を遮断し、じっと家の中で息を潜める生活がいつまで続くのでしょうか。
 小さな赤ん坊、病弱なお年寄りだけではなく、一応健康な我々すら、もう暑くてたまらない!いったいどう対応すればいいのでしょうか。
 それにしても、我々の住む地域よりも桁はずれて、練馬区はどうしても暑いのでしょうか。夏だけではなく、冬も一段と寒く、雨も降れば豪雨と化し、雷の被害も多く・・・。練馬区の住民には、本当に同情させていただきます。
 でも、どうして練馬は暑いの? どうしたら解消できるの? 東京湾沿いに大きなビルが建ち並び海風を遮っているからとかいろいろな説はあるようですが。
 孫と一緒にささやかな打ち水をして、一時の涼しさを味わっています。
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森という名の怪人

2007-08-14 09:37:22 | つぶやき
 自民党の森さん。最近ちょっと態度が、大きいのではないですか。かなりいい気になっているのではないですか。マスコミも、どうして連日、こうも森さんを登場させるのですか。
 「自民大惨敗」を受けての党内人事、内閣人事。コイズミさん以来、キングメーカーと自負し、周りにもそう思わせて、積極的に発言する森さん。
 この人、「神の国」発言であっと言う間に支持率低下で、首相の座を滑り落ちた方。頭の回転もよくなさそうで、「ごり押し」だけでやってきたような方。内閣支持率の最低ラインを更新中のアベさん。その後見人気取りだから、たまったもんじゃない。
 この程度の御仁をちやほや(腫れ物にさわるように)扱う自民党。旧態依然とした、こういう自民党的体質に国民はすでにNO!と言っているのに。
 自民党の危機となると、こうした自称「長老」が登場して、あれこれ人事の采配を振るう。「自民党幹事長はアソウでよい。」
 弱小派閥の領袖のアソウさんもほっと胸をなで下ろす。このアソウさん。これまで「アルツハイマー」などの不穏当な発言も多く、国際感覚も鈍くて、外相としての器には乏しかった人物。それでも、森さんのお墨付きを。
 アベさんは、人事(くらい)は自分で決めると言っているが、これからも森さんの意のままになりはしないか。お友達人事がどこまで出来るかどうか。お友達であっても、派閥均衡人事であっても、すでにアベさん、権威は失墜しつつある。
 「自民党をぶっつぶす」と言う公約を見事果たした、コイズミさん。その通りにつぶれてしまいそうな自民党。それでも、長老として隠然たる地位を誇ろうとする、森さん。たしかに自民党内を見渡しても、「人材」に乏しく、森さんに意見を出来る人も見当たらない。
 国民はますます嫌気をさして、自民離れが進む気配。それでも、永田町の論理(非倫理、不道徳・・・)でしかことを運ぼうとしない、森さんと自民党幹部。マスコミもちやほやしすぎではないか。
 そういえば、相変わらずハマコウもTVに出て、上滑りの発言(実際は、毒にも薬にもならない戯言)を繰り返しいる。それを面白おかしく迎合する、タレントたち。
 森さんが出ると視聴率が稼げる? それで、性懲りもなくマスコミ(TVのワイドショー・・・。)が森さんを登場させる。
 森が、バカなのか。森を持ち上げるマスコミが、アホなのか。それを見て、一知半解で政治を語る国民が、能無しなのか。・・・。嗚呼!

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今、改めて昭和天皇の戦争責任を問う

2007-08-13 23:47:07 | つぶやき
 戦前の軍隊の一番の問題点は、統帥権。大元帥たる天皇にのみ、その指揮権があった。だから、軍事に関しては、どんな高位・高官(政治・司法・立法機関)といえども、いっさい口出しできないし、軍隊も従う必要はない、というのが、法律上の大原則。
 そこで、政治家や識者などが、軍隊(軍事行動)について、さしでがましい発言をすれば、ただちに統帥権干犯とされて、問答無用の事態に(最悪は、軍人や極右のテロ集団に殺された)。それほどの絶対的権力を有していたのが、天皇。
 そう考えると、この間の「大東亜」戦争の最高責任者が昭和天皇にあるのは、明白。敗戦(多くの「臣民」が死んだ、日本国有史以来の、痛恨の大惨劇)の責任は、東京裁判がどうしたではなくて、天皇自らとるべきであった。昭和天皇はもともと戦争反対であったとか、軍部が、自分たち権力の都合のいいように、天皇を利用したのだ、などと昭和天皇をかばう考えもあるようだが。
 もし天皇制がなければ、もっとすっきりと戦争責任も明らかになったのではないか。イタリアやドイツの如くに。また、世界に起こった多くの民族戦争の責任が、その時々の為政者・軍事指導者になったのと同様に。
 昭和天皇がそのまま在位したために(自ら責任を自覚しなかったばかりに)今も、戦争責任は、うやむやのままに。誰も追求しなくなってしまった。マッカーサーが、敗戦後の日本統治の必要上、天皇訴追をしない、という政治的判断の結果、天皇制も温存されたにしてもだ。
 憲法「改正」によって、戦争を出来る国家にするということは、日本国(軍)の名において、若者が他の国民を殺し、若者を戦場で死なすことにつながっていくことだ。
 では、これからの若者が誰のために死ぬことになるのか。二度と「テンノウヘイカ・バンザイ」など、と万が一にも言わせないために、「大東亜戦争」の責任は昭和天皇がとるべきだった、と今また明確に主張すべきではないか。A級戦犯の靖国合祀に対する昭和天皇の不快「感」を我が意を得たり、ととらえているようではどうしようもない。
コメント (2)
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猛暑の8月12日、・・。そして「敗戦」記念日。

2007-08-12 08:19:35 | つぶやき
 もうじき62回目の8月15日がきます。この日の靖国神社。戦没者を追悼する人々で、さぞにぎわうことでしょう。
 アベさん。靖国に行くか、行かないかは明確に言わない、という主義らしい。その結果は、8月15日という日にはあまりこだわらず、というかたちで、この日には参拝しないと明言した? 他の閣僚も、これに右ならえかどうか知らないが、参拝しないとのこと。閣僚が一人も8月15日に靖国神社に参拝しないのは、20年このかたなかったことらしい。
 コイズミさんは、当初の公約通り、辞める寸前の去年8月15日には参拝した。初志貫徹といったところ。敵ながら天晴れ!という感じだった。
 小生、靖国神社には、もともと宗教的信念から参詣する気はさらさらない。A級戦犯の合祀云々ということよりも、まずこれが根本にある。だから、宗教的信念にもとづいて参拝する人々を、とやかく言うつもりもない。
 ただ、政治的重要な立場の人は、ヒラになるまで靖国のことは心の中にしまって置いた方がいいとも思う。例えば、首相とか外相などは。隣国の政治的思惑もあるし(というとすぐカッとなる人も多いが)・・・。
 ところが、アベさんをはじめ各閣僚の判断は、信念からなのかどうなのか、定かでない。官房長官は、信念にもとづいてと明言した(こういう人も珍しい)が、他の閣僚はどうか(学会員である何とかという大臣は別だが)?
 この間の参院選の大敗北で、こういうところでも、謹慎していこうというつもりなのか。ここで、国民の不評をかったら、いよいよ自公政権はダメになる。アベさんの立場も危うい。公明党・創価学会が自民離れを加速させる。・・・。
 あれやこれやの政治的思惑で、皆、不参拝と判断したのではないか。そういうふうにしか思えないのだ。アベさんも辛いところか。
 でも、これで、国民の支持が回復すると思ったら、大間違い!「靖国神社参拝取りやめ」なんかたいした問題ではないのだ。それ以上にアベ政権批判は、大きく深く根深い。そこを見抜けず、姑息な手段で乗り切ろうとするかのようだ。
 秋の大祭に行くつもりかどうか分からないが、少なくともアベさんは、任期中に靖国参拝問題は触れられたくないのだろう。それは、けっして中国や韓国の批判を重要視した結果ではないような気がする。
 かえって信念に乏しく、右顧左眄する姿に、ますます保守層からも嫌われ、もう大変な窮地に追い込められるだろう、アベさん。もう一刻も早く辞めた方がいいと思いますよ。
 そうすれば、とても「美しい」とはいえなかったかつての(今の)日本に、「武士の情け」という寛恕の思想があったように、アベさん一派のこれまでの暴政までも許しますがね。(そう簡単に許すわけはないか!)
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