おやじのつぶやき

おやじの日々の暮らしぶりや世の中の見聞きしたことへの思い

腰砕けして大連立か

2008-01-31 19:28:08 | つぶやき
 国会のガソリンの火がついたのは、実は、民主党のお尻だった!
 自公の強硬路線に屈服したかのような民主・小沢。ねじれ国会で自民党を追い落とすのではなくて、自民党にすり寄っていくのか、民主党は。
 「大連立」をどうしても実現したい、小沢。大阪府知事選の負けは、計算済み。国会すっぽかしによる批判が、もっと高まれば、これを機会に「辞任」か、「大連立」か、という選択肢を、民主党に突きつけていたはず。それが、思うようにならず、さてどうするかと思っていた。
 案の定、小沢の出方を計算した上での、自公の禁じ手風のやり方。それに対して、小沢、拳をあげて徹底抗戦をぶちあげながら、裏では、ちゃんと手打ち式をする手はずを整えていたようだ。
 誰が仕掛け人か分からないが、またぞろナベツネかモリかが、小沢を懐柔して、「大連立」構想の第二幕。「切っても出てくる芝居の幽霊」まがいの芝居をうった、と思う。そのニンジンとしては、副首相の座でも用意した?
 民主党の衆院選で勝つ見込みが立たないことを、言い続けている小沢。その実、勝っては困るとでも思っているのか。住所:民主党、本籍:自民党、の議員が色めきだってきた。どこまで反対を貫けるか、その瀬戸際での戦闘中止、牙抜き・妥協路線。
 こうしていつもいつも、小沢ごときに翻弄される、民主党議員も気の毒。
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もっと親切に報道して欲しい

2008-01-30 19:30:56 | つぶやき
JTの中国産冷凍食品で健康被害、同一工場の商品全てを自主回収(ロイター) - goo ニュース
 今、TVで商品回収のテロップを流していますが、具体的な商品の絵柄・包装デザインなどがないと、よく分からないですね。
 さらに、業務用などと放送していましたが、生協などでも販売しているようですし、ファミレスなどではどうなのでしょうか。
 これ以上、被害が拡大しないための予防措置的な面もあるようですが。それにしても、中国産は疑って見る必要が。水際での検疫体制も心配になりました。アメリカ産牛肉のときは大騒ぎしましたが、日本の役所は、どうも及び腰のような気がします。
 たしかに、日本の食料品依存度、中国産には高いのではないでしょうか。困ったものですね。
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入試異変

2008-01-28 21:57:09 | つぶやき
 いよいよ2月1日からは、都内の私立中学の受験が開始されます。親子共々、今や、最後の体調管理と万全の勉強の確認。塾も、追い込みの特訓。補習に、居残りにと、合格を期しての、最後のがんばりです。
 今、都内では、私立受験が、ますます増えています。区立の小学校によっては、半分近くが受験するクラスもあるそうです。全体でも、6人に1人くらいの割合?
 今までのような、少数の受験生が受ける、一握りの子どもたちによる、受験体制だった頃からは、もう大きく様変わり。出来る子(出来るようになった子)だけじゃなくて、これまで成績的に中間レベルの子どもも、積極的に受験するようになりました。
 塾にも、成績の面や生活の面でこれまでとは異質な子どもたちが、やってくるようです。成績にもかなりのばらつきが・・・。
 実際の受験でも、成績中位層がけっこう受けるようになったため、合格ラインにも、大きな変化が出てきました。
 「偏差値」は、母集団の中でどこに位置づけられているかの数値。いわば、受験する子どもたちの中での、自分の位置です。これまでは、少しくらい低くても受験者数が少ないですから、何とか合格できました。今はそういうわけにはいかない。言ってみれば、今まで受かっていたような子どもが、はじきだされてしまう結果になっているのです。
 受験して落ちたからと言って、今さら区立に行けない!こういう風に考えてしまう子ども・親(母親)も多いようです。二回目、三回目と受験を何度も受けて、やっと合格することも。
 また、「リベンジ」する(親)子も。中学受験で不本意な学校へ入学。高校で行きたかった学校へ再チャレンジ。そういう子は、私立に入ったあとも、塾通い。けっこう大変なプレッシャーになっているような気がします。
 猫も杓子も受験、受験。今伸びる子もいれば、高校くらいからぐっと伸びる子どももいます。受験でもうすっかり勉強への意欲を使い果たし、上に行くにつれて、ただの子ども、問題を起こす子どもになることも・・・。
 もっと大きなスパーーンで、子どもの能力、将来を見つめていく必要があるように思います。
 マスコミも、それに踊らされる親も、教師も、ちょっと立ち止まって、子どもの現実と未来を見つめ直すことが、大事ではないでしょうか。
 いずれにしても、受験の時期が来ました。今日からは、センター試験が始まります。昨日の日曜日には、都立高の推薦入試。2月3日(日)には、都立中高一貫校の入試。2月23日には都立の一般入試。そうそう、大学の入試もいよいよ本番。
 それぞれ、あれこれ他人の思惑に惑わされず、自分の実力が発揮できるよう、頑張って下さい、受験生諸君!
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久々に東武線の旅

2008-01-27 20:41:56 | つぶやき
 久々に東武線に乗って出かけました。曳舟から栃木まで、約2時間。急行と各駅停車の旅でした。途中、東向島。かつてはここは、玉の井という駅名。遊郭があったところでした。荷風も出入りした場所。「この先通り抜けられます」でしたか。滝田さんでしたか、漫画でもよく描かれた街。
 その先の鐘淵駅。たしか「カネボウ」の発祥の地のはず。駅前には、前には、「スポーツクラブ」みたいな建物があったはずですが、取り壊されて更地に。急に町並みも平屋が目立つこのあたりです。もともと、この駅はやけに構内が広くて、ホームがそのはじにあるという、何とも風情というか、間延びしたような、ここからしばらくは平地を走る、そんな駅です。
 そして、堀切。ここは、金八センセイのドラマの舞台になった中学校やら、よく出てきた、荒川の土手のソバの駅。乗降客はチラホラしか。中学校も廃校になってしまったという噂をきいたことがあります。
 でも、堀切は、荒川をはさんで、葛飾にある「堀切菖蒲園」が有名、どうして足立区に同じような駅名があるのでしょうか。荒川放水路が明治に出来たときに、分断された街の名残りかもしれませんね。
 これは、もっと下流の木根川にも言えること。このときに、広い川の両側に分かれても「木根川」はあったようです。橋は、今でも「木根川橋」。かつては、京成の墨田区よりの駅名は、「荒川」でしたから。今は、「八広」になっていますが。
 そして、牛田駅。この駅名の由来は何でしょうか。京成の方は、「関屋」。わずか数十㍍しか離れていないのに、駅名が異なっています。あまり利用したことはないので、さだかではありません。その由来を知りたいものです。
 そして、北千住。ここは大きく変わっています。大きなビルに囲まれて、駅も、JR常磐線あり、筑波エクスプレスあり、千代田線あり、半蔵門線あり・・・。もう昔の面影なし。
 大きく変貌したといえば、次の小菅。東南側(?)にある「東京拘置所」、昔でいえば、「小菅刑務所」。あたりを圧するような、高層ビルに様変わりです。橋を渡って、すぐ右手。いつこうなったのかいっこうに知りませんでした。
 あのあたりに、たしかあったはずだが・・・。連れの者に確かめて、はじめて気がついた次第。まあ、あまり縁がなさそうですので。
 そして、五反野。『日本の黒い霧』。松本清張さんの本で読んだ、国鉄総裁下山事件の舞台になったところ。それも、あっというまに通過です。記念碑は今でもあるのでしょうか。そして、五反野の旅館(下山総裁が泊まったという?)も残ってているのでしょうか。
 こんなことを書いていたらいつまでも終わりませんね。次は、西新井編から。以上、鼻水ずるずるしながら、レポートしました。目的地は遠くても、実に面白い、車窓風景でした。



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スピリチュアリズムあるいは心霊現象の影

2008-01-26 10:11:03 | つぶやき
 江原某などの「いかがわしい」連中が出演したTV番組がたたかれています。もともと、信ずるか信じないかというレベルの、言ってみれば神秘主義の世界。
 それをTV出演によって、視聴率を上げる寵児となって、一部テレビ局が持ち上げてきたにすぎません。見る人も、それほど身に当てて考え、とらえていたか。たしかに、お笑い番組よりも罪深い番組ではありましたが。有名人・芸能人を切って捨て、脅かし、すかし・・・。その「やられ」具合に視聴者は喜んだ!
 一方で、「素人参加」スタイルの(ほとんど「やらせ」に違いないが)番組も、ますます過激になってきている、それにあやかって、そこにまで守備範囲を広げたところに、問題があったのではないでしょうか。
 余談ですが、クイズ番組なども、すでに素人は出場させない!同じようなクイズマニア・賞金稼ぎが登場してくるから。大食いでも、同じ。
 結局、芸能人の学力不足・知識不足を笑い飛ばす仕組みの番組ばかりになってきました。登場する芸NO人も実に心得たもので、わざとらしくとんちんかんな答えを言って、笑いを誘っています。勿論、中には、ホントのおばかさんもいるようですが。
 さて、本題。こうした「インチキくさい」スピリチュアリズムが、このところ一気に注目されることは、今という時代の不透明性、これまで築き上げてきた価値観(第二次大戦以後の日本が歩んできた路線、そして、格差社会、高齢社会だのといった、その結果として生んできたものへの疑問、批判、不満、・・・。そうしたものが、背景にはないでしょうか。あるいは、権威主義的なものへの反発。ただ、そうした反発は、国家システム(それを担う政権与党)への批判に直接つながっていくことではなさそうですが。
 明治後半期から大正のはじめにかけて、当時の民衆の間に、心霊への関心が高まっていきました。そして、それへの批判、熱狂と冷却がありました。大衆レベルでとどまらずに、科学の研究対象として取り上げられていきます。むしろ、一部の知識人たちが、率先して発言しています。
 当時の大衆社会。「エロ・グロ・ナンセンス」という標語が、端的に表現するように、文化的な爛熟期を迎えます。また、催眠術、千里眼ブームが起こっています。「新知識」も英米から輸入され、その一つが「新しい哲学」「新しい科学」としてのスピリチュアリズム、心霊研究でした。
 1890年代の井上円了の『妖怪学講義』は、迷信撲滅の観点が貫かれていますが、1910年代になると、『心霊の現象』(平井金三)『心霊の秘密』(平田元吉)『透視と念写』(福来友吉)などが発表されます。それらは、心霊現象・怪奇現象が、大衆のなかにこびりついている「迷信」信仰(迷信とは思うものの、何となく信じてしまう)とマッチして、「科学」的な装いのもとで近代「科学」の研究対象とされました。
 さらに、宗教領域(信ずる対象としての哲学)と科学領域(実験証明する研究分野)の接合。それが、催眠術・千里眼・念写などであり、その実験、証明が大流行しました。
 しかし、東京帝国大学助教授であった福来友吉らによる「千里眼実験」がスキャンダル化したことをきっかけに、学界やマスコミは、冷淡な扱いへと変化していきます。霊的なものへの熱狂と冷却と、興味・関心の持続・・・。
 今の江原某に代表されるスピリチュアリズムの昂揚の前に、明治から大正にかけてと同様に、怪奇現象、念写などが流行したことも、何か符合するようです。
 そして、今度は手のひらを返したような、非難・揶揄・・・。そしてTV番組降板へ。健全な揺り戻し、と見ることも出来ますが、果たして今後はどうなっていくでしょうか。
 当時の若き知識人柳宗悦でさえ、『科学と人生』において、「げに感覚の作用を超えたる斯くの如き心霊の現象は、吾人の充分なる驚嘆に価す可きものである」「来世の存在に向かって真に肯定的の答えを下したるものは在来の宗教ではない、此の新しき科学である、・・・」など、と後の柳の研究姿勢からみれば、「異常とも言いうる程の熱情」(この部分の引用は、津城寛文著『公共宗教の光と影』より)を示したほどです。
 今回のブームは、いわゆる「科学」者たちが、積極的に関わっているようではないことが、特徴的です。ただ、TV界、一部のマスコミだけの、視聴率・読み手稼ぎの手段としてのものでしかない、と言い切れるかどうか。
 混沌とした世相にあって、大衆レベルでの、こうしたエセ宗教者まがい人々の出番は、おそらく、品を変え、ところを変えて、繰り返し演じられるのではないでしょうか。
 かつての日本。心霊ブームの後にやってきたのが、国体絶対護持(天皇制擁護)という、まさに宗教的情念を掲げる、軍部の台頭であったことを考えると、これからの日本の歩み方、日本人の未来像にも関係してくるのではないかと思います。
  
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宿題は、やっぱり塾頼み?

2008-01-25 13:54:42 | つぶやき
 大手の塾。カイセイ合格日本一を目指して奮闘中、と宣伝。有名中高受験合格!をウリに、大勢の子どもたちを集めています。
 小学校2年生から中学3年生まで。夕方から夜遅くまで、生徒もセンセイも頑張っています。センセイには、合格校によってランク別に報奨金もたくさん出るそうです。偏差値の低いところに合格者を出しても、お金が出るのか、出ないのか。
 まあ、そのためかどうか、大学生のバイトや大学中退生バイト・センセイが、体育系クラブ活動ののりで、頑張っているらしい。子どもたちも、親に尻を叩かれながら、必死かいやいやか、塾にやってきます。
 親の要求も、次第にエスカレート。お金を出している「消費者」意識が・・・。自分の子どもの成績アップに、どうやってくれているんだ!どうして成績が上がらないんだ!もっと自分の子どもに、補習でも何でも、一対一でもいいからやってくれ!・・・
 この塾の特徴は、宿題をたくさん出すことらしい。国語・算数(数学)・英語・社会・理科、とそれぞれ週に何時間という時間配分。一日たっぷりやる量の宿題を出す。親の方も、それを大いに期待している様子。
 子どもの方も、家庭学習の中心は、この宿題。このあたりは、公立校があまり宿題を出さない(らしい)という現状に、うまくマッチしてやっています。
 たしかに風評なのか、小学校は宿題をあまり出さない!教科書も学校に置いたまま、などという。ホントかどうか、そうとも思えないけれど、・・・。
 受験を意識したなら、こんな学校のペースでは、間に合わない!「何をやっているんだ!小学校の先生は」私立の受験科目や内容も、普通に学校の授業を受けていたんじゃ無理、というのが、今の受験状況。
 こうして、塾の授業と宿題が、おおはやり。中には、公立校でも宿題をそれなりに出す学校も増えてきた。基礎学力不足が喧伝され、親の危機感からか、学校にも宿題を出すように、との強い要求も。
 子どもは、塾の宿題と学校の宿題。二つをせっせとこなさなければならなくなります。さあ、どっちをとるか!限られた時間の中で、親子共々悩む。割り切っていくのか、塾のほうをやる場合も。まさに目の前の受験に役立つ宿題は、勿論、塾の方ですから。
 聞くところによると、こうした大手の塾には、そうした宿題をやるためなのか、塾の授業についていかせるためなのか、そのための家庭教師組織があるそうです。
 それがそれで、商売になる!いくつもの塾のための、家庭教師(個人塾?)。
 そこで、子どもは、夜は、塾のない日には、家で家庭教師に教わり、塾のある日には、夕方から夜遅くまで塾に通い、ついでに、月から金までは、毎朝、学校に通っています。どちらが主でどちらが従か?さて、どっちが優先?
 今度は、杉並の中学校で夜塾を開校します。生徒は昼の学校と夜の塾と。宿題、予習・・・。どちらを優先にするほうが、「得」なのでしょうか?
 一校だけの特別な試みにするのか。それともこれを皮切りにして、大手塾とタイアップして、夜になって塾を経営していく学校作り。新たな夜の学校開放、教室開放路線を敷くのか。そのところがあいまいなまま、やるが勝ち!みたいな風潮は、気になります。

 
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アメリカが風邪を引くと肺炎になる日本って何なの?

2008-01-23 23:50:54 | つぶやき
 またまた鳩山法相。株で40億損した、兄貴もそうだ!
 この人の感性は、いったいどうなっているんでしょうかね。アルカイダ発言といい、今回といい、少なくとも政治的感性はまったくない御仁とみえます。
 今の株価の大幅下落は、アメリカが震源地ではあるようです。その波をもろにかぶって、世界的な株下落。その中でも、日本は一番下落しているようです。
 そのアメリカ。あのブッシュでさえ、前に公明党がやった、ばらまき路線をまねしてか、振興券まがいのことをやるとか、金利の大幅引き下げなど、それでもあわてて対策を打ち出しています。もともとがブッシュのイラク政策以来の政治・経済政策にあったのだから、当然と言えば当然。
 しかし、我が国のフクダさん。何だか、今の日本の経済状況の悪化をほとんど分かっていないような・・・。無策も、ここまで来ると、どうしようもない。
 日本の株式市場を担ってきて、何とか株価を上昇させてきた、外国(人)投資家がここにきて、あまりの日本政府の無策に嫌気をさして、日本の株市場から撤退し始めています。
 それでも、今の株価の低迷をどうにかしようという気が、なさ過ぎ。そういう方を上に置いているから、鳩山みたいなアホ発言が飛び出しても、マスコミは、おもしろがるだけ。危機感がまるでありません。
 なにしろ、原油高騰などを理由に(口実に)、食料品(原料)が、軒並み何十年ぶりの大幅値上げ。国民が悲鳴を上げ始めている時に、40億損した、ハハハですから。
 そうでなくても、景気回復は戦後最長、などと報道されても、国民はまったくその実感がありません。給料は上がらない、住民税は上がる、年金はもうどうにもならない、物価は上がる、・・・。国民は、閉塞感でいっぱいになっています。
 にもかかわらず、相変わらずのおとぼけ、知らんふり。ガソリン税の暫定税率延長にだけ執着している有様。日本の政治も経済も、そうとうな重症。
 フクダさんの言動は、重態の病を直す処方箋すら提示できない(しない)体たらく。早く手を打たないと、いよいよ死に体になりますよ、日本は。 そして名もなき庶民の生活は。手を打つとは、具体的には政権交代ではないかと思いますが。
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センター試験について

2008-01-22 23:33:52 | つぶやき
おはようございます。何だか、寒いですね。
ええ、今日から、学校には行かなくていいんです。
はい、これからが本番です、試験の。

まあ、自分でやらなかやならないんで。
二日間です、丸々。けっこう疲れました、緊張しました。

はい、予備校にリサーチ出して、判定が出て来るんで。
それで、出願する大学を決めて願書提出なんで。
はい、一応決めてあるんですが・・・。

今年は、去年よりも平均点が上がりそうです。
そうですね、そういうときはみんな強気になるんで。
いやいや、僕の受けるところは、たいしたところじゃありませんから。

一応私立にも出しています、センター対応で、合否が決まりますんで。
そうです、私立もけっこう多いですよ、センター試験で合否を決める大学が。

問題の量が多いんで、時間配分が大変です。
80分です、現代文と古典で。
評論と小説が50点ずつ、それに古文に漢文で200点満点です。

はい、全部マークシートですね、鉛筆で番号を塗りつぶすんです。
もう、二つのうち、どっちが正解か分からなくなようなやつもあります。
その場合ですか、そんなときはエイッやってカンですね。
はい、4つありましたが、そのうち3つ正解でした、やったあって感じです。

友達なんか、真面目に考えてけっこう間違えたようです。
僕なんかエイってやって、合っちゃいましたから、ウンがいいですよ、ウンが。
はい、こんなやり方でいいのかな、って思いますが・・・。
そうですね、ホントに学力が分かるか、ちょっと疑問ですよね。

たしかにツキも学力だと言えば、言えるんですかね。
そうですね、こんな調子でやっていて、いいのかなって思いますが。

何とか頑張って、受かりたいですね、何とかして。
ま、二次試験は、エイっやていうわけにはいかないと思うんで。

学校に行かないと、だらだらしちゃうんで、行くつもりです、友達も行くって。
そうですね、体調にだけは、気をつけていないと。
はい、ありがとうございます、何とかやっぱエイっやって感じでやってみます。
失礼します、どうも・・・。

 近所の青年。気がついたらもう大きくなって、大学受験生に。
よく気がつく、いい青年になって、今時の子にしては珍しく、明るく素直なお子さんに。
 それにしても、大学入試。小生の頃とは様変わり。
センター試験が中心に。マークシートで答えを選ぶ。中にはカンで選んで、うまく合えばもうけもの。どうもそんなやり方でいいのですかね。
 センター試験のリスニングのことは話題になりますが、根本的なあり方には、マスコミも誰も異議を唱えない。
 かつては、資格試験的なものにして、各大学の試験を重視しようとする考えもあったようですが、今は、どうも皆、センター試験におぶさって、合否を決めるような私立も、多くなったようです。
 ゆとり学習とやらで、以前よりもぐっと内容も易化してきた。それでも、東大などは相変わらずの難関。
 これからが勝負の時期、希望大学に入れるといいですね、この青年も・・・。 
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公立中学校教師の悲哀

2008-01-21 22:15:28 | つぶやき
どうも、お久しぶりです。
目が真っ赤ですか、花粉症もあると思うんですけど
ここんところあんまり寝てないんですよ、学校の仕事で

もうじき受験じゃないですか、その内申書書きです
昨日は何とか2時には寝ましたが、その前はもう明け方まで

学校ですか、だいたい朝7時過ぎには行ってますね、電車は空いていいんですが
帰りですか、だいたい早くて7時か8時です。何しろクラブの指導が
それが終わってからやっと自分の仕事ができるっていうわけです

6時ですから、終わるのが、それに土日はやれ練習だの試合だのとかり出されて
日当なんかびびたるものです、時間にして200円くらいかな。
交通費なんか定期のあるところはでませんし、練習試合もなしです。

ま、受験ですからしかたがないですが、どの私立も少しずつ書式が違うんで
ワセダとかケイオウとか微妙に違うから困るんです
統一書式にできないんですかね、大学入試の調査書のように。
だからそのたびに書かなければならない、コピーできないから。

ここを受けたいと言ってきてすぐ書いてくれですからね。
そいつなんか成績はオール3に近いですね。でも、塾の偏差値は60いくつ。
宿題とか提出物を出さないんですね、無駄なものは。だから3しかつかない。
さあ、どうですかね、本心では受かって欲しくないけど。

やっぱりそういう人が受かるんですかね。塾中心ですね、そういう連中は。
でも、変なこと書けないし、書いたら即教育委員会に連絡されちゃう。
なんで君みたいな人にいい事書かなければならないのか、って思うことも。

ええ、仕事しては悪くない仕事だと思っています。
みんながみんな、そういう生徒ばかりじゃありませんし。
自分がやりたかった仕事だし、イヤなこともたくさんありますが・・・。

 今日でセンター試験が終わった。これから受験本番。
 ここ数年、教員養成系は、大幅に希望者が減っているという。コイズミさんではないが、教育は国家百年の計。もっと目先のことばかりではなく、未来の人間像・どういう人間を望ましいとするのかを、考えなくてはならない。
 公立校や公立学校の教師に批判の矛先を向けるばかりで、何でもかんでも「改革」と称して、教育現場を苦しめることは、未来の国家にとっても、大きな損失なのではないか。 
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都立中高一貫校の未来へ

2008-01-20 00:06:09 | つぶやき
またまた反論します

「テニスコートが1面しかない」「体育館が1つ」「校庭が狭い」・・・それは都立中高一貫校の問題ではなく、両国高校の問題ですよね。都立中高一貫校でも広い敷地を持っている学校もありますし、
◎そういう両国に中高一貫校をやらせるなら、それなりの施設・設備を、学校の要望に応じて対応すべきです。しかし、聞くところでは、都教委は聞く耳を持たなかったようです。

逆に都心の私立中高一貫校ですと、テニスコートどころか校庭がないという学校すら少なくありません。体育館が2つあれば問題がないのですか?テニスコートが2面あれば大丈夫なのですか?と問いたくなります。
◎そういう私立もあるのだから、我慢しろというのはおかしくありませんか?

「困難校は大変だから異動したい」というより「現在の環境では力が発揮できないので、発揮できる環境に異動したい」という理由が強いと思います。プレジデントファミリーという雑誌の11月号に、全国の授業の達人ということで10名ほど紹介されており、うち2名が区立中学の教員ですが、現在は2名とも都立中高一貫校へ移っています。
◎「プレジデント・・」という雑誌のいい加減さを、ご存じない方ですね。
 その方が、どのような実績をあげているかの追跡調査は、お済みですか?
 また、仮にそういう方でも、いずれはまた区立中学に異動せざるをえない、という今の人事異動体制に、問題があるのです。 

都立桜修館中では、英語の教科書は難関私立中学で人気のある検定外教科書「プログレス」を使用しています。数学はすべての都立中高一貫校で検定外教科書。学校オリジナルの教科書を作っている都立中高一貫校もあります。都立中高一貫校では検定教科書は買いますが(義務教育なので「もらう」が正しいですが)、実際は使っていない教科が多いのです。ホームページに使用検定教科書が載っていても、それは「タテマエ」です。
◎副読本(副教材)と検定教科書をごちゃ混ぜにしています。そういう意味での教材なら、区立中でも使っています。さらに、それほど熱心にやっているという桜修館では、実は、思ったような(意図したような)成果があがっていないのでは?
 使っていない教科書の一例が、扶桑社の例の教科書なら、当然ですが。

今のところ都立中高一貫校のカリキュラムのスピードは私立と同じです。最も速いのは区立九段です。
◎単純すぎます、早ければいいというのは。最速で最速の落ちこぼれを生んでは、身も蓋もありません。九段では、「どうせこのままでも高校へ行けるんだから」とすでに生活面で問題のある子どもいるようです。学業は勿論真面目にはやっていません。

クレームなんてきません。何故ならば、都立中高一貫校だけでなく、全国ほとんどの公立中高一貫校が先取り教育を行っているからです。公立中高一貫校が何故人気かといえば、私立のように先取り教育が可能だからです。公立中高一貫校は、合法的に(?)先取り教育が認められています。
◎「合法的(?)」といわざるをえないところに、痛し痒しの状態が。 

和田中学のような先進的な取り組みに期待したいですね。
◎和田中藤原校長の、塾タイアップ路線には大反対です。

これも同意です。石原知事が一時期言っていましたが、どうなってしまったんでしょうね…。
◎ぜひ実現したいものです。
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都立中高一貫校の基盤作り

2008-01-19 10:42:31 | つぶやき
 「公立中高一貫校」に関するブログへ投稿があった。
 「いくつか誤解や間違いがあると思いますが」との書き出しで、細かな意見が述べられている。この方は、都立中高一貫校の関係者なのかもしれない。教師、保護者、教育委員会の方?
 しかし、ほとんど納得がいかない内容となっている。以下改めて反論したい。
(>は小生の書いた内容で、そのあとが投稿者の意見。その後に小生の反論を掲載する。)

>狭い施設設備

生徒数に変化はありません。そのぶん高校募集を減らしたり募集停止にしているので、今までどおりです。また、都立中高一貫校では両国の校舎は新しくありませんが、他の校舎は公立とは思えないほど綺麗です。東京都は資金力がありますからね。

◎生徒数に変化はないが、高校生と中学生の発達段階の違いを、全く考慮していない。13才から18才まで同じ校舎内で生活・学習することの困難さ。「生徒数は同じだから」というのは、実態を知らなすぎ。特にクラブ活動。たとえば、両国はテニスコートが1面しかない。体育館も1つ。校庭も狭い。その中で譲り合っての、クラブ活動。双方に不満が起こるようだ。
 もっと問題なのは、高校からの入学者数を大幅に減らしたこと。小石川は高校入試はなくなってしまった。
 また、桜修館は、たしかに新築した。しかし、当初は、冷房設備がない計画だった。そのうち、区部の学校に冷暖房設備の完備という方針が出来て、やっと導入された。もしそういう施策がとられなかったら、冷房なし!
 東京都は「資金力はあ」るのに金を使わせない!せいぜい教室の間仕切りを作るくらいにしか金を出さない!

>所詮、公立校のセンセイ

それは偏見です。公募なのでやる気と実力のある教員しかきません。

◎どういう教師が公募に応じてくるか?
 今の学校に在籍中に、研修を受けて来るのだろうが、今の区立中学校の現状、都立の現状(多忙と学習指導上の困難等)からホントにやってみたい先生、「実力のある教員」が、研修を受けられるのだろうか。
 聞くところでは、現在困難校にいる人が何とか異動したい、なら公募してみようか、くらいの考えの教師もいるという。勤め先の校長先生から勧められて、体よくやっかい払いのケースも、あるのではないか。限られた中から、先生を選ぶのだから、所詮、限界がある。

>4年経てば異動、長くても6年、8年で異動

都立中高一貫校は人事異動で特別扱いされています。

◎新規採用の教員は、確か4年で強制的に異動させられるはず。せっかく中高一貫校に採用されても長くは残れない。経験者でも5,6年すれば、異動希望を出させられる。残れるかどうかは、校長次第?その校長も4,5年で交代。これでは、落ち着かない。
 区立九段は、立ち上げの時の校長はどういう訳か交代。学校作りに関わろうとした明大の斉藤孝さんもいろいろあって途中で下りる始末。その後の開校当時の校長(都教委からの役人校長)もすでに交代している。なんと発足して2年なのに、3人目の校長。これで、「特別扱い」とは笑止千万。
 また、中学の教師が、高校3年まできちんと教える心構えがあるのかどうか。

>公立中高一貫校の問題点の一つは、カリキュラムです。文科省の締め付け、教育委員会の指導で、中学校の学習内容は、決められた通りに実施しなければなりません。高校で教える内容を先取りして教えることは、ほとんど出来ないのです。

これは一番の間違いです。都立中高一貫校のすべては私立中学とまったく変わらないスピードです。特に速いのは区立九段で、高2の前期までに高校全範囲が終わり、2年間を受験対策に費やしています。公立中高一貫校の最大のメリットは、私学と同じような先取り教育が可能なことです。

◎これこそ、実態を知らなすぎ。教科書・テキストを厳しく学年指定されている。せいぜい土曜日の講習(補習)でつじつま合わせをしているような状況。
 それを「私立中学とまったく変わらないスピード」と言ってのける神経はいかなるものか。
 また、九段はまだ中学2年生が最上級生のはず。これからのカリキュラム上での話にすぎない。それを「高2の前期までに高校全範囲が終わり、2年間を受験対策に費やしている」など、とあたかも今やっているかのような「偽装」はいけない。
 また、日比谷にしても戸山にしても受験校では、今でも常識!2年間はオーバーだが、3年生になると、どの教科も受験シフト。すでに2年までに高校の教えるべき範囲は終えている。九段だけが「特に」などというのは、ひいきしすぎ!
 さらに、堂々と「先取りしてます」と公に言ったら、即、都教委からクレームが入ることは間違いない。

>(英数国)の学習時間を増やしています。そういうことを一切出来ないのが、公立校の宿命

カリキュラムを見ればわかりますが、土曜日も全員参加の補習という形で授業をしていたりするので、かなり主要科目の時間は普通の公立中学より多くなっています。

◎これは、おっしゃるとおり。英・数・国などは、区立中学よりも1時間ほど多く配当しているようだ。
 なにしろ、国語も英語も3時間しか区立では出来ない。ほとんど基礎学力がつかないまま、高校受験のための学習塾通いが、進学高校を受験する中学生の傾向。そこに問題がある。このことは、今回の指導要領改訂で、少しは是正される。
 一方で、「道徳の時間」は必ず35週やらなければならず、総合的学習の時間もきっちり義務づけられている。
 結局、私立のように土曜日に英・数・国の授業をやることになっていく。これとも、「補習」という名目で、全員を登校させてやらせる。ここでも「偽装」を余儀なくされている。

>担任を6年間も持てないうちに、規則で、普通の中学や高校に異動します。

先ほども言いましたが、都立中高一貫校は人事異動で特別扱いなので、大丈夫です。

◎誰が「大丈夫です」と言うのかが問題。校長のさじ加減一つであったら、教師は校長(管理職)の顔色をうかがうだけになってしまう。きちんとしたルールのないことが、問題の背景にある。

 小生の結論は、前にも書いたとおり、中高一貫校の定着のためには、「採用任用制度」の抜本的な改善。それぞれの特色に応じたカリキュラム・入試制度の導入。その方途として、速やかに「独立行政法人」化することが求められている。ということだ。学校経営(理事)の組織や財政基盤を確立することが急務であるが。
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環七シャトルバスを応援します

2008-01-18 17:16:21 | つぶやき
 去年から、環七通りに、JR亀有駅と東京ディズニーランドを結ぶシャトルバスが、運行されています。今はまだ試験運行中ということですが、利用者の数次第では、正式な路線バスになることにも。
 今まで、東京東部を南北に結ぶ交通網が、ほとんどなくて、とても不便な思いをしていました。北にあるJR線、中央の京成線、・・・JR総武線、都営新宿線、東西線、臨海線、と東西の行き来は、かつてに比べて格段の充実です。
 ところが、南北を結ぶのは、バス路線のみ。
 地下鉄網の計画としては、今の半蔵門線を錦糸町(押上?)から北東部に分岐させて、葛飾区の中央を通す、そんな計画があることを聞いたことがあります。押上あたりから、曳舟通りを北上し、四つ木・お花茶屋あたりを通って亀有方向へ。
 さらに、今のJR金町駅と新小岩を結んでいる貨物専用線を、普通の電車が走るようにする、という計画(夢?)も聞いたことがあります。
 その極めつけは、環七通りの地下に、地下鉄を通すという計画でした。そのいずれも、今は、全く話の進展を聞きません。もしかしたら、水面下で動きがあるのかもしれませんが。
 足立区には、つくばエクスプレスの開通、新しく舎人線(モノレール)がもうじき開通します。ちょっと葛飾・江戸川は、遅れをとっているような感じがします。 そのためでしょうか、環七通りに南北を結ぶ路線バスの計画が持ち上がっているのでしょう。地下鉄がすぐ出来ることにはならないでしょうから、せめてこのバス路線を正式路線にして、地域住民の便宜を図ってほしいと思います。
 それには、乗らなければ、利用客少数でこのまま試験的に終わってしまいます。
ぜひ乗って応援しましょう。さらには、上述のような地下鉄など早期の鉄道網の整備を行政にお願いしたいものです。
 もっとも、京成線の立石・押上間を高架にする工事が始まったばかりですから、鉄道網の整備に関しては、膨大な年月がかかりそうですが。
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公立中高一貫校が破綻しない前に

2008-01-17 23:35:35 | つぶやき
 公立中高一貫校の問題点の一つは、カリキュラムです。文科省の締め付け、教育委員会の指導で、中学校の学習内容は、決められた通りに実施しなければなりません。高校で教える内容を先取りして教えることは、ほとんど出来ないのです。多くの私立中高一貫校は、教育課程を柔軟なものにして、先取り学習を積極的に行っています。ここでも大きな差が出ます。
 それでなくても、今のカリキュラムは「ゆとり教育」。土曜日も休み。少しは改善されたとはいえ、かつてのような盛りだくさんでもなく、内容もずいぶんと易しくなっています。
 けれども、有名大学の入試は、ますます激戦模様。そのため、私立では中学1年から、積極的に主要教科(英数国)の学習時間を増やしています。そういうことを一切出来ないのが、公立校の宿命。この縛りは大きい。
 同じように、入試も、学力検査をしてはならないことで、国語や算数、理科、社会の学力を確かめる方法がありません。基礎学力が不足しているような子どもが、受かる場合もあります。作文や資料の読み取りなどが、中心ですから。だから、入ったあと、数学や国語などでつまずく子どもたちも、残念ながら出てきているようです。
 それぞれの公立中高一貫校ごとの特色にふさわしい、もっと柔軟なカリキュラムや入試制度を認めない・保障しない限り、仕組みそのものが、すでに私立と太刀打ちできないものになっているのです。
 さらに、教員採用・養成。中高一貫校の教員といっても、あくまでも公立校の教員ですから、一律の採用試験になります。中高一貫校を希望しても、なれないどころか、なれたとしても、担任を6年間も持てないうちに、規則で、普通の中学や高校に異動します。せっかく培った、中高一貫校での経験やノウハウが中途半端に。転勤したらそれ以後、全く生かされないままに、教師人生を終えてしまいます。そういう状態に置かれておいては、これでは、全く落ち着いて、地道な教育実践ができません。
 中には、管理職になるための、その経験作り、通過体験として赴任する人もいるようで、「中高一貫」とは名ばかりの似て非なる学校になっていくことにも。
 中高一貫校については、独自の教員採用試験を行って、意欲のある先生を獲得していく必要があります。中学から高校までの6年間を見通して、積極的に働ける先生・人材を集める。現在私立の中高一貫校で働いている先生も、積極的に採用していく。それも、すぐに現場に出すのではなくて、一年間くらい、徹底して研修を課し(その場合の給料は、新規採用と同じにする必要があります)、その研修の後に本人の適正・希望と、学校の体制を勘案して、配当する。研修中に、あまり向かないと本人が思ったら、普通の中学・高校の教員として配置する・・・。長期的な展望に立った教員作り・人材作りを考えなければならない、と思います。
 今ならまだ間に合います。「綻び」が「破綻」にならないよう、地域も保護者からも期待され、信頼される公立一貫校作りを行うべきです。
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公立中高一貫校を独立行政法人へ

2008-01-16 23:31:52 | つぶやき
 都立の中高一貫校が3年前の白鴎を皮切りに、両国・小石川・桜修館と出来ました。今年も、また数校開校するといいます。千葉県でも、県立千葉が中高一貫校へ名乗りを上げ、今年中学生の試験を行います。
 公立が、私立校に大学進学競争で負けないために、公立復権!を合い言葉に、鳴り物入りで相次いで開校しています。
 しかし、ホントウに公立校が私立の有名進学校と肩を並べるように頑張れるのでしょうか?はなはだ疑問。
 中学生を受け入れるための校舎改築は、最小限。白鴎は、廃校になった区立中学の校舎で中学の1年生、2年生が授業を受けます。両国は、古い校舎の中で中学生と高校生が同居。狭い施設設備の中で四苦八苦の状態のようです。
 そして、授業を行う教師陣。公募で担当教師を採用していますが、所詮、公立校のセンセイ。区立中学から来たセンセイと、元々の高校のセンセイとはなかなか折り合いがつかないようです。トラブルも多い?
 中でも、大学受験ではそれなりの実績を上げている高校の教師と区立から来て生活指導中心で、まともに進学指導・進路指導をやってこれなかった、中学教師。
 中学まではなんとかなっても、東大を始めとした難関大学の進学指導・授業は、もう無理、とあきらめている中学教師・・・。ベテランの高校のセンセイは、中学の授業を持つことにはいささか不満も・・・。
 それなりの難関を突破して入学した、生徒の質の高さだけが頼り、と心もとない雰囲気もあるようです。
 また、4年経てば異動、長くても6年、8年で異動。戻る先は、中学の方は、また区立中学へ?高校の方は、他の高校へ?これでは、身を入れての実践が出来ないのではないでしょうか?せっかく意欲のあるセンセイでも、「ハイ!異動ですよ」。腰を落ち着けていられないのですね。もうすでに、先行き不安の様相です。
 こうなったら、中高一貫校は、国立大学のように、「独立行政法人」化して、異動はせず、その学校に、一生骨を埋める覚悟のセンセイ、管理職、事務など、私立の学校のように、徹底した人事採用、育成をしていかなければ・・・。
 そうでないと、このままではじり貧で、公立中高一貫校はいっときのあだ花で、終わってしまうのではないでしょうか?
 イシハラ都知事も、就任当初は、「都立高を独立法人へ」とかおしゃっていたと思いますが、イシハラさんは今の(これから先に予想される)中高一貫校の苦境をどのように考えているのでしょうか。
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名門ワセダの復活!

2008-01-14 21:58:29 | つぶやき
 野球もラグビーもサッカーも日本一!名門復活か、とマスコミも大騒ぎしています。一説では、「スポ科」が出来て特待生制度(?)で推薦で優秀な選手が入学してくるからだ、といっています。
 中には、慶応はそういう制度がなくて、純粋に大学生が汗を流して頑張っている、所詮ワセダはうまい!てなコメントも・・・。
 政経学部の学生が頑張っているならいいけど、なんていう司会者も。ここまで来ると、ひがんでいるんですかね?
 卓球の愛ちゃんはどの学部か知りませんが、野球の斉藤君は、教育学部の学生ですし、いろいろ学生がいていいと思います。でもやっぱり「スポ科」の学生ばかりなんですかね。
 「スポ科」の入試には小論文などがあって、一応勉強して来ないと入れない!まあ、慶応はそういうスポーツ推薦があるんだか、ないんだか・・・。
 そもそも日本のスポーツ界は、長い間、戦前・戦後を通じて、学校中心主義でした。このあたりは、外国と趣が違うようですね。
 それが、体操・水泳などを皮切りに、社会組織・クラブ(チーム)を結成して、世界に通用する優秀な選手を育てることにうまくいった。さらに、サッカー、フィギュアスケート、というぐあいに・・・。
 こうして、選手養成がクラブに移行しつつある中で、野球は相変わらず学校オンリー。でも、小中段階は、もうクラブチームが大はやり!
 学校で「体育」や「課外クラブ」などという学校教育活動下では、選手養成の限界も見えています。
 こうした中で、まあ、学校スポーツの頂点としての、大学スポーツが話題になることは、けっこうなことですね。文科省も喜んでいるのはないでしょうか。
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