おやじのつぶやき

おやじの日々の暮らしぶりや世の中の見聞きしたことへの思い

「向島百花園」その2。芝金顕彰碑。鶴久子歌碑。たむけやま。はぜのき。ジンジャー。りんどう。とらのおすずかけ。 きせわた。

2024-10-27 21:08:36 | 向島百花園

芝金顕彰碑。

            ほととぎす今一声のきかまほし
             月はさゆれど姿を見せず
            エエぢれったい何としよう
             しんきくさいじゃないかいな

百花園には、庭づくりに協力した文人墨客たちの足跡が、石碑に残されています。芭蕉の句碑を含め、合計29基の石碑が点在し、そのうち14基は句碑で、俳句が読まれています。その他は、歌碑、仏画碑、記念碑、追善碑などです。

              鶴久子歌碑。 

    空蝉の 世のうきことは きこえこぬ いわおの中も 秋風のふく  

他にもたくさんあり、このブログでもたびたび紹介しています。

竹並木にも句碑などが。

          竹叢。

さて、

萩のトンネル。園内の萩は、もう散ってしまっている。

たむけやま。

                 季節によって色合いが異なります。   

            その向こうに、スカイツリー。

  

       ぴらかんさ。

はぜのき。

実から取れる油は、 古くから和ろうそくの原料として使われてきた木です。 美しく紅葉する木として庭木でも親しまれてきました。ウルシの仲間で、枝葉をちぎった時に出る白い樹液は、かぶれるので要注意。

ジンジャー。

りんどう(竜胆)。

リンドウは秋の山野草の代表的なものです。本州、四国、九州に分布し、人里に近い野山から山地の明るい林床や草原に見られます。人気が高く、薬草としても広く知られています。
春に細い芽が伸びてきて、ササの葉に似た細い葉をつけ、茎は次第に立ち上がります。夏が過ぎると茎は次第に横に倒れ、秋が過ぎたころから、先端に小さな蕾をのぞかせます。蕾は渦状に巻いた状態で、日を追うごとに伸びます。そして、暖かい日ざしのなかで、青紫色で5裂した筒状の花を数輪開きます。花後にはさや状の果実がつき、秋も深まるころには葉が枯れて休眠に入ります。
園芸的改良が盛んで多くの品種が見られ、鉢花や切り花などでも流通しています。

(この項「」HPより)

           とらのおすずかけ。

スズカケソウの仲間は3種あるが、3種ともごく限られた地域でしか見られないもので、 江戸時代に園芸植物として栽培されていたスズカケソウは岐阜県の一部にあるそうだが、キノクニスズカケは紀伊半島の1部で、そしてこのトラノオスズカケは四国の南部と九州に自生するとされている。
 まことに変わった和名がついているが、3種に共通する鈴懸は、球形の花序の付きようが、(鈴懸衣)山伏などの修験者が着用する法衣の上につける結袈裟(ゆいげさ)についた、丸くて大きな房に似ていることから来ているそうで、房状の果実がぶら下がるプラタナスの和名が鈴懸の木となっているのも同じ理由からのようだ。
  このトラノオスズカケは、球形ではなくて長楕円形になった花序を葉腋につけるが、花は近くによってもあまり目立たず、トラノオ(虎の尾)とはあまりにも大げさな命名に思える。
 植物の名前ではミズネコノオやネズミノオなどとともにトラノオがつく和名もいくつかあるが、尻尾状に見えるもので、猫や鼠に比べて太く荒っぽい感じのものを虎の尾と表現したのだろうか。 

                                  (この項「宮崎と周辺の植物」HPより)

きせわた。

北海道、本州、四国、九州に分布し、山地や丘陵地の草原や草地に生育する。和名の「きせわた」は「着せ綿」の意で、花冠の上部に白い毛が多くあり、それを「花に着せる綿」に見立てたという。(「Wikipedia」より)

         だんぎく。

ダンギクは海に近い、日当たりのよい岩山の崖や急斜面に見られる多年草です。全体に柔らかい毛があり、茎はまっすぐに伸びて、茎の上部の葉のわきに花を密集させます。冬には根元を残して枯れ、翌春、根元や茎の残った部分から芽を出して成長を再開します。
乾燥と強光線にたいへん強い反面、やや耐寒性に欠けるため、寒冷地や積雪の多い日本海側では鉢植えにして冬は保護したほうが無難です。

(この項「」HPより)

このように、「百花園」では、珍しく、絶滅危惧種になっている野草なども栽培・展示しています。

こうして、しだいに秋の気配が深まる「向島百花園」でした。

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「向島百花園」その1。我が庭のごとき。秋の気配が濃厚。へびうり。ひょうたん。みつばあけび。ざくろ。そして、芙蓉。

2024-10-26 17:00:45 | 向島百花園

一段と寒くなった、今日この頃。北の地方からは雪の便りや紅葉のようすが伝えられてきます。軽井沢では、0度を記録したとか。近所の、その軽井沢に別荘を持つ方が出かけられました。さぞかし素晴らしい紅葉に包まれ、過ごされることでしょう。

そんな別天地に出かけられない小生。今や我が家の庭と化した「向島百花園」に、ささやかな秋を求めに行きます。

10月19日(土)午後。晴れ。

   

  

へびうり。

             面白い奇妙な姿かたち・色あい。 

なたまめ。たしかに大きい。

それぞれりっぱな実をつけています。

 

みつばあけび。

 

          

ざくろ。

くずの実(豆)。               

盛りを過ぎた「おみなえし」にたくさんのアゲハチョウが。

艶やかな花が咲いています。

ふよう(芙蓉)。

白やピンクの大柄の花。

      

開花時期は、 8/ 1 ~ 10/ 5頃。ピンク色の大型の花。  

枯れたあとの姿も印象的(”枯れ芙蓉”)。昔から、「美しい人のたとえ」に用いられている花で、美しくしとやかな顔立ちのことを 「芙蓉の顔」という。

・「酔芙蓉(すいふよう)」 芙蓉とほとんど同じ形の花だが、朝に開花したときは白花で、夕方になるにつれてだんだん赤くなるという、とてもおもしろい花。

”酔っぱらって赤くなった”とのことでこの名前になったらしい。ピンク色の「芙蓉」を夕方に見ただけだとふつうの「芙蓉」と「酔芙蓉」は見分けがつきにくいが、朝、白かった花が夕方ピンク色になっていれば、それは「酔芙蓉」かもしれない。

(この項「」HPより)

いよいよ総選挙の投開票日。どの党に大きな花が咲くか? 国民の思いはどこにつながるのか? 

あきらめずに投票所に足を運びましょう! 

他人事のように眺めているだけでは、けっして未来はよくなりません。「国民主権」「主権在民」を名実ともに、今こそ!

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「向島百花園」。その2。彼岸花。萩のトンネル・萩まつり。からすうり。秋の七草。侘助(わびすけ)。・・・

2024-09-26 18:36:57 | 向島百花園

「彼岸花」三景。

  

園内には、萩の花がそこここに、

左手に「其角堂永機句碑」。朧夜や たれをあるじの 墨沱川」。

萩のトンネル。  

      

「向島百花園」では、『萩まつり』が開催され、約30メートルにおよぶ「萩のトンネル」が見ごろを迎えています。

10月1日(火)まで。

「はなとらのお」。

「からすうり(烏瓜)」。

ウリ科植物。花は夜間だけ開き、秋枯れが始まった雑木林の林縁などでよく目立つ朱色の果実をつける、つる性多年草である。地下には塊根を有する。

和名「カラスウリ」の由来は、カラスが好んで食べる、ないし熟した赤い実がカラスが食べ残したように見えることから命名されたなど、諸説ある(「Wikipedia」より)。

   水面に映る。 

「おみなえし」。アゲハチョウ(↓)。

               

萩、女郎花、藤袴、薄、桔梗、・・・

     ききょう。

ふじばかま。

すすき。                   

もっこく。

侘助。

ツバキの一種。小形で赤い一重の花が、八分ほど開いてぽとりと落ちる。茶人に好まれ、茶道の茶室に飾る、「茶花」の代表的な存在。

・・・

絵行灯。

      

               

秋も深まる気配(であってほしい)の「向島百花園」です。           

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「向島百花園」。変化朝顔。葛(くず)の花・葛根。へびうり。福禄寿(ふくろくじゅ)うり。じんじゃー。芙蓉。・・・

2024-09-25 15:32:01 | 向島百花園

「向島百花園」で珍しい「変化朝顔」が陳列されているので出かけました。9月21日。

   

            

よく見かける朝顔とは趣を異にしています。葉っぱがふだん見る朝顔とおなじようなものもありますが、葉っぱから花の様子などずいぶん違います。

日本名の朝顔もありますが、漢字が並んだものがあります。はて?

江戸後期から園芸品種として流行し、現在まで好事家によって栽培されています。

・・・

夏の朝を彩るアサガオは,多くの日本人にとって非常に親しみのある植物だ。だが,普段見慣れた大輪の丸い花以外にも,さまざまな姿のアサガオがあることをご存じだろうか。ここで紹介する写真や絵のほとんどは,アサガオ(学名:Ipomoeanil または Pharbitis nil)という1つの種から突然変異によって生まれたものだ。とても同じ種とは思えないくらい,葉や花の形は変化に富んでいる。

このようなアサガオの突然変異体は,「変化アサガオ」あるいは「変わり咲きアサガオ」と呼ばれる。変化アサガオは江戸時代後期(18世紀中頃中頃)に出現し,昭和初期まで熱狂的なマニアによって栽培され,現在まで保存されている。

アサガオは日本独自の発達を遂げた園芸植物だが,日本には自生していない。今から1200年ほど前の奈良時代に,中国から薬草(下剤)として渡来したと伝えられる。最初に伝えられたアサガオは,青一色の丸い花だった。やがて,観賞用としても人気が高まり,全国に広がったと考えられる。

江戸時代の後期に多様な変化アサガオが生まれた背景には,動く遺伝子「トランスポゾン」の働きがある。トランスポゾンが突如活動を始め,アサガオの色や形を支配する遺伝子を片っ端から壊していったのだろう。こうした劣性突然変異は通常,すぐには表現型として出てこない。しかし,アサガオは自殖性(自家受粉する性質)が強い植物なので,短期間のうちに突然変異遺伝子が相同染色体の両方に現れ,その結果,変わった花色や形のアサガオが生まれて来たと考えられる。

著者 仁田坂英二(にたさか・えいじ)

九州大学大学院理学研究院生物科学部門分子集団遺伝学研究室助手。理学博士。 1962年大分県生まれ。1990年,九州大学医学系大学院分子生命科学を修了後,日本学術振興会研究員を経て,1991年からハーバード大博士研究員。1993年から現職。1997年から2000年にかけて,科学技術振興事業団,さきがけ研究21(形とはたらき領域)の研究員を併任。ショウジョウバエの遺伝学的研究を経て,現在は子どものころからの趣味でもある変化アサガオの研究に取り組んでいる。

(この項「」HPより)

・・・

       こういう分類法で名付けられているのですね。

             「渦小人」(日本名)。

都立農産高校園芸部が丹精込めて栽培している「変化朝顔」も展示されています。

          

他の草花も秋になって、実り、花が咲いています。福禄寿うり。

瓢箪(ひょうたん)。  

                    

へびうり。

インド原産の近縁種で、実は細長くのびながらくねくねと湾曲し、ヘビそっくりの姿になる。カラスウリ同様赤橙色に熟す。東南アジアの一部では若い実を食用にする。ゴーヤを淡白にしたような味である。日本では主に観賞用に栽培される。なお別種であるメロンの品種にも実が細長くなりヘビウリと呼ばれるものがある。

(この項、「Wikipedia」HPより)

ところが近年このヘビウリに大役が舞い込みそうになってきたのです。
年々増えるクマ イノシシ シカ サルなどの農作物を荒らす害獣の被害に悩まされている日本の農業。

なかでもサルの被害が多い栃木県佐野JAでは、スリランカの知人からコブラのいるスリランカでは鳥獣被害対策にヘビウリが使われるときいて、ヘビウリの利用をはじめたのです。
JA佐野地区はサルの被害が多く、学習能力があって警戒心が強いサルにずっと悩まされてきたため、ためしに畑のアゼにヘビウリを植えたところ8月に入り野菜が収穫期を迎える頃になるとヘビウリもぐんぐん成長し、なかには1メートルをこえるようなヘビウリが風にゆれるようになりました。
農道をはさんだ隣の畑は、ナスやカボチャなどがかたっぱしからサルに食いあらされているのにヘビウリのある畑は全く被害なし、これまで電気柵やネットでも効果のなかったサル退治に成功したのです。
JA佐野では本格的に実験をつづけているそうです。やがてヘビウリが鳥獣被害対策のエースになる日がやってくるのかも

(この項「」HPより)

葛(くず)の花。

               

・開花時期は、 8/15 ~ 9/末頃。・秋の七草の一つ。

・まわりの木々をつるでおおってしまう程の生命力。ひと夏で10mぐらい生長する。 ・花は下の方から咲いていく。

・大和の国(奈良県)の 国栖(くず)というところが葛粉の産地であったところからの命名。漢字の「葛」は漢名から。

・つるの繊維部分は「葛布(くずふ)」の原料。(静岡県掛川市特産)

・根には、多量のでんぷんを含み、葛粉(くずこ)もとれる。 → 葛餅(くずもち)

・薬効 解熱、せきどめ、風邪 ・薬用部位 根 ・生薬名「葛根(かっこん)」

じんじゃー。

         満月に 眩しき木々は 雲を待つ

芙蓉(ふよう)

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仲秋の名月。9月17日。向島百花園。

2024-09-18 19:38:08 | 向島百花園

                

今年の仲秋の名月は、9月17日(火)。旧暦8月15日にあたります。。

月月に月見る月は多けれど月見る月はこの月の月

「月」という字が8つあり、8月であることを暗示しているようです。

月をめでる習慣は昔からあります。

『徒然草』にも、「よろづのことは、月見るにこそ慰むものなれ」と。

特に「仲秋の名月」はことさらのもののようです。

そこで、近年、慣習となっているお月見。

雲一つなく晴れ渡った昨夜(9月17日)、「向島百花園」の「月見の会」に出かけました。

去年は曇り空で「迷月」だったので、2年ぶりのお月見でした。

今までに見たことがないような大勢の人が。外国人の姿も目につきます。             

「四つ木橋」から。

  

月の出を待つスカイツリー。

女郎花(おみなえし)。

          「茶会」が行われている「御成座敷」。

 

                     次第に暮れ行く空。

絵行灯に火が入ります。

 

         百花園 月も参加の クラス会

          月天心 スカイツリーの 明滅す

            

巻き戻し出来たら どの日残さうか 詮無きことを思ひ 月を見る

      

         月天心 揺れる水面の スカイツリー

水面に揺れる雪洞。

仲秋の名月が東天に上ってきます。

 東天を見つめる。

                     

マンションの灯りと満月。

園内では、琴の調べ。

             

大勢の観客が魅入っています。

          駅ひとつ 歩いて帰る 今日の月

                 近所の満月。

附「スカイツリーと満月」。

                          (2年前の仲秋の月)

園内で「言問団子」を販売していたので買ってきました。もちもちで美味しい。年寄り夫婦では食べきれず、娘たちにも。

    「言問団子」。      

旧暦で秋の月といえば、晩秋の「十三夜」(今年は10月15日)も昔より愛でる月夜です。     

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「虫ききの会」・向島百花園。8月23日夕。

2024-08-24 20:25:24 | 向島百花園

8月22日から8月25日まで、「向島百花園」で「虫ききの会」が行われています。

江戸時代から続く伝統行事のようです。この期間は、夜の9時まで開園。

相変わらず蒸し暑い一日。そんな中、昨日(23日)、夕涼みがてら、行ってきました。

荒川・四ツ木橋より。

           遠くにスカイツリー。

向島百花園。

   

                   

園内から放された「スズムシ」の涼しげな音が聞こえてきます。ひとときの安らぎ。

                

風鈴の音が響く。

カルガモの姿はありませんが、

虫たちの展示。

遠くにスカイツリー。

しだいに暮れなずむ空の下、さまざまな色彩に変化する「スカイツリー」を紹介。

  

    

別の場所から。

             

                   

園内からのスカイツリーもなかなか趣がありました。

参加者も和やかな雰囲気。                                

      問ふごとき しかと見つめる 赤蜻蛉

   

          闇廻り 虫の音に酔う 江戸なごり

                    

                      さりげなく めくる歳時記 虫の園

若いカップルが興味深く、

  

      「御成座敷」。

               期間中、お点前の会が開かれています。

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いました!向島百花園のカルガモたち。8月13日。午後の園内。

2024-08-14 18:37:02 | 向島百花園

強い日差しの下、愛用の折りたたみ自転車で久々に向島百花園へ。風があるので、少しは走りやすい。でも、暑い!

      

葛の葉の下。

                涼しげな風鈴の音。

            

さまざまな花が咲き、実っています。

            

       

  

      

        

池の方に進むと、カルガモの姿。

こちらにも2羽。

 

まとまって木の陰に。

カルガモの泳ぎを見ながら、四阿で休んでいると、

ヤマバトが水を飲みに。まだ小さい。

遠くから鳴き声が聞こえると、そちらの方に飛んでいきました。

ドバトも。鳥たちも喉が渇くのでしょうね。

さて、腰を上げて帰ろうとすると、カルガモの姿が見えません。

右の側溝のところに集まっているようです。

 

池へ引き込む用水路。ここが涼しいのでしょうか? 数えると、7羽います。

係の方に尋ねると、「親鳥は朝から出かけて夕方帰って来るようでね。どこか次の住処を探しているのでしょうか。」

前回来たときは、1羽も見ませんでした。おそらく藪の中にでもいたのでしょう。

ま、安心しました。

移動するまでのひとときをこの池で過ごして下さい。

        

               「東京スカイツリー」。

強い台風7号が関東地方に接近する、とのこと。明日から荒れ模様になるのでしょうか?

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向島百花園。カルガモ。秋の七草。そして、ソウタ。(附)夏姿の富士山。

2024-07-16 20:42:37 | 向島百花園

カルガモ親子は、どうしているか? 

7月15日。曇り空の下、向島百花園にでかけました。

訪問客もチラホラ。静かな園内。

                         

                さぎそう。花がシラサギの姿によく似ています。

※サギソウは、日本各地の日当たりのよい低地の湿地に生える球根性のランです。親株から走出枝(そうしゅつし、ランナー)を伸ばして、その先端に翌年の球根をつくります。3~5枚の細長い葉を根元近くにつけ、中心からまっすぐに茎を伸ばして、先端に1~5輪の花を咲かせます。花は純白で唇弁(しんべん)の先端が3つに割れ、その左右の裂片には多数の深い切れ込みがあって、その形は白鷺を思わせます。冬は球根だけになって冬越しします。

おみなえし(女郎花)。

ききょう(桔梗)。「秋の七草」(お好きな服は)の二つ。

ところで、カルガモは?

池の中で泳いでいるのは、親鳥とあと1羽。

残りはどこに? いました!池の端の草地に集まっていました。数えると、6羽。ということは、皆、健在(ということ)。

  

池の中に入るヒナともぞもぞして行動しないヒナと。それぞれ個性(?)が出てきているのでしょうか?

水中にもぐるも巧みに。思いがけないところから姿を現します。

和傘をさした3人連れ。池に映って。

オナガの雛が孵ったのか、けっこうにぎやかに飛び回っています。時折、親鳥の甲高い鳴き声が。

すばっしこいので、カメラでは、なかなか捉えられません。写りません。

さて、どこにいるでしょう?

さて帰宅すると、ソウタが上を見上げています。クモでもいたか?

                               

このあとはいつものように。顔を隠して。

そして、いつもの寝姿に。

7月7日(日)。夏姿の富士山。久々の富士山遠景。

                       (富士宮にて)。

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あんずとソウタ。そして「向島百花園」のカルガモたち。

2024-07-07 21:01:06 | 向島百花園

暑いせいか、涼しさを求め、家の中を転々とする猫たち。だから、二人が鉢合わせをすることも。

6日には、窓際に。

あんずが窓際に乗ると、ソウタは、

あんずがいなくなると、その後を目で追うソウタ。

             

という猫たちを横目で見ながら、「向島百花園」へ。

7月6日。「小暑」の日の午後。

いました! 親が。

親の後をくっついて泳いだり、歩いたりしていたヒナは?

親から離れ、自由気ままに泳いでいます。

親はそんなヒナたちを目で追い、守っているようす。

    水に潜るのも達者。

そして親子一緒に。

前来たときは7羽のヒナ。見ると5羽、残りのヒナは? 気になります。

     半夏生。

                 もみじあおい。

のうぜんかずら。

やぶかんぞう。

やまゆり。

  

              寺島なす。

ぼんやりかすむ「スカイツリー」。

案の定、夕立に見舞われました。7月6日(土)。

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雨降りの午後。向島百花園。アジサイ。リンドウ。ヤマユリ。ハンゲショウ。ネムノキ。カルガモ・ヒナたち。オナガ。

2024-06-24 20:14:33 | 向島百花園

雨降りの午後。向島百花園。

                 アジサイには、雨が似合う。

降ったりやんだりのお天気。入園者も少なく、のんびりと散策。

タイサンボク。

  

    ヤマユリ。

リンドウ。

               

ハンゲショウ(半夏生)。

      ネムノキ。

                 

カザグルマ。  

カルガモたちはどうなったか? 四阿で雨宿りをしていると、現れました。親鳥とヒナたちがスイスイと水面を。

     ヒナは、合計7羽。

親鳥のあとをついていきます。正面の叢に。

     

 

雨脚が強くなってきました。親子であちこち ウロウロ。天敵の野良猫がうろつかないうちに。

ヒナたちが叢の中に。

そのうち姿が見えなくなりました。

さて、帰ろうかとすると、「オナガ」が。

              

※オナガ 

オナガといえば名前の由来でもある尾羽根の長さとともに、「ゲーッ・ゲッゲ」 などという悪声が特徴です。このため「声がうるさい鳥」というイメージだけをお持ちの方が多いかもしれません。

 ところが近くできちんと観察すると、スマートな体形で、頭は黒く、翼や長い尾は青、さらには尾羽の先端に白のワンポイントと美しい鳥なので、観察会などで望遠鏡を覗き「オナガってこんなにきれいだったのですか?!」という感想を述べる方も多いです。尾が長いので全長は37cmほどもありますが、尾を除く体の大きさはムクドリ大です。

 外敵を警戒する時などはうるさいだみ声で騒ぎたてますが、カップルの相手などに対しては「キュルルル」といった甘い声も出します。

 オナガは、地球上ではユーラシア大陸の東西両端の2つの離れた地域に分かれて分布しています。分布の一方はロシア東部、中国東部、日本など東アジアで、もう一方はイベリア半島の一部です。この2つの地域のオナガは遺伝子的には種レベルでの差異がみられ、2つの分布域に隔離されてからかなりの時間が経過していることが伺われるそうです。

 日本国内でも不思議な分布をしており、1970年代までは本州と九州に留鳥として生息していましたが、1980年代には西日本での繁殖記録が全くなくなり、急に姿が見られなくなってしまいました。この原因はわかっていません。

 現在は日本海側では石川県以北、太平洋側では、神奈川県以北、内陸部では長野県以東で見られ、これらの地域ではむしろ増加しているともいわれます。同じ1980年代に福島県付近などでは分布が拡大したことが報告されています。

 オナガは、里山や市街地など人家の周辺に見られ、群れで生活しています。群れの結束が強く、両親以外の群れのメンバーがヒナに餌を運ぶことが観察されています。カラスや猫等の外敵に対しては群れのメンバー総動員で攻撃します。カラス科の鳥だけに、知能の発達も良いようです。

 三鷹市内では、秋に柿の実などを、群れでついばみにくる姿が目立ちますが、留鳥で、一年中見られる鳥です。

(この項、「」HPより)

   

けっこう目立ちます。園内の木々を飛び回っています。

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5月18日(土)晴れ。「向島百花園」。カルガモたち。色づく梅の実。かるみや。葛の葉。あじさい。ふじ。寺島なす。・・・

2024-05-21 21:18:41 | 向島百花園

すっかり緑が濃くなった「向島百花園」。

         

5月18日(土)。このところ、不思議と土曜日に晴れるの日が続きます。

       

その後のカルガモたちは? 

           いました! 

2組のつがい?

          

池を思い思いにスイスイ。

あやめ。水辺も初夏らしく。

梅の実も大きく、色づきつつ。「とうばい」。

「しろかが」

 

                        「べにすずめ」。

「かるみや」。

カルミアはコンペイトウのような形をした、色濃い蕾を持っています。花が開くと皿形になり、色は薄く模様が入って、蕾の様子とは全く異なった印象を受けます。開いた花をよく見てみると、雄しべの先は花弁のくぼみの中に収まっています。この雄しべは、飛来した昆虫などによって刺激を受けると飛び出して、花粉も散るというおもしろい仕組みをもった花です。
カルミアは、7種からなる小さな属で、北アメリカとキューバに分布する常緑低木です。一般にカルミアと呼ばれるのはラティフォリア種(Kalmia latifolia)をさし、いくつかの品種が鉢植えや庭植えの花木として栽培されます。栽培はシャクナゲに準じ、夏の暑さと乾燥に注意が必要です。

(「」より)

「しゃくなげ」。

葛の葉。

やまあじさい。

「にわふじ」。

「寺島なす」の花。

「せんだん」。

※”栴檀は双葉より芳し” の栴檀は、この栴檀のことではなく、白檀(びゃくだん)という木のことを指す。 (白檀は別名を栴檀と呼ぶ)

 <参考>”栴檀は双葉より芳し” (せんだんは ふたばよりかんばし)。

栴檀(白檀)は発芽したころから芳香を放つことから、優れた人物は、幼いときから他と違って優れていることを示すことわざ。

「さくらそう」。

「やまぶきそう」。

帰途、近所の公園で「立葵(たちあおい)」の花を目にします。

 

    これから見頃に。

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向島百花園。4・21。サクラソウ。ツツジ・サツキ。タケノコ。タムケヤマ。そして、カルガモ。

2024-04-22 20:41:19 | 向島百花園

すっかり春めいた今日この頃。小さな花が咲きそろっています。

近所のおうちの車庫前の溝にも小さな花が。風で運ばれてきたのか、車で出かけたときにタイヤについてきたのか?

土もなさそうなところに、けなげに咲いています。   何という花か?    

路地裏にも、         

  

       

これは我が家の鉢植え。

そういえばサクラソウの咲く時期。毎年、百花園でも地元の方々が丹念に育てた「展示会」が開かれるはず、今年も、と出かけます。

ところが、今年は中止。暑さで生育が思うようにいかなかった、とのこと。今年は園内で育てた花のみが。

                        

              それでも、様々な色合い、姿のサクラソウが咲いています。

満開のサツキ。

ツツジとサツキは、それぞれ似た特徴をもった植物のようです。では、どうやって見分ければいいのでしょうか。

「ツツジとサツキはどちらも花が非常に良く似ていることから、間違えてしまうことも多い植物です。一般的な見分ける方法をお伝えします。ただし、品種によっては相違がない場合もありますので、注意してください。

まず、花の違いから見ていきましょう。大きさはツツジが6cmくらい、サツキは4cmくらいとやや小さめです。おしべの数はツツジが5本以上に対し、サツキは5本です。花の咲き方は、ツツジが一斉に咲くのに対し、サツキは“パラパラ”と咲きます。

葉の違いで見ると、大きさはツツジが4~5cmくらい、サツキが2~2.5cmくらいです。ツツジは表面に柔らかい毛があり、サツキはつやつやしています。

開花期はツツジが4~5月頃で、新しい葉が出てから花が咲きます。サツキはやや遅い5~6月頃で、新しい葉が出る前に花が咲きます」(小山さん)

(この項、「ウェザーニュース」HPより)

とうことは、上の写真は、サツキそれともツツジ?

             

タケノコも顔を出しています。

タムケヤマもしっかり色づいて、

※タムケヤマの名は奈良にある、古からの紅葉の名所「手向山」にあやかったもの。『古今和歌集』で、菅原道真が「このたびは幣もとりあへず手向山 紅葉の錦神のまにまに」と詠んでいる。この歌の季節は、秋。

ふと叢に目をやると、カルガモが二羽。

池の方にもカルガモの姿が。

百花園では毎年カルガモの親子が見られますが、複数の成鳥のカルガモは見たことがなかったので、ビックリ! 

池の中に飛び込んだカモを追いかけるかと思ったら、叢に佇む一羽。池の中のカモは二羽で仲良く? 泳いでいます。

鳥の世界も・・・。

池の中には、もう2羽の姿が。

合計3組+1羽。(そういえば、水面から飛び立って去っていった組も)この中でどのカルガモ組が定着し、親子連れの姿が見られるのか? 他のカルガモは? そして叢で佇んでいた1羽は? 興味津々。

                    

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2月12日(振替休日)。向島百花園・梅まつり。満開の梅。福寿草。メジロ。

2024-02-13 20:09:55 | 向島百花園

今日、全国各地で4月上旬の気温に。

昨日、今日よりは寒かったですが、それでも、向島百花園は、けっこう梅見物の人達が訪れていました。そんな午前中。

向島百花園・梅まつり開催中。

「白加賀(しろかが)」。

                   {「紅冬至(べにとうじ)」。

「紅千鳥(べにちどり)」。 

                             鮮やかな紅色。

白梅、紅梅と色とりどりで満開。                 

     

「東京スカイツリー」。      

 

福寿草(ふくじゅそう)。

メジロ二羽が梅の枝に。 

飛び回って花の蜜を吸っています。

                    

花から花へ、枝から枝へ、梅の木から他の梅の木へ。目まぐるしく飛び移るメジロ。

                  

見知らぬ中型の鳥が木の枝に。

近所の公園の花壇も満開の花々。

             

                     

          地元の方々が丹精込めて育てています。

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2月3日(土)。隅田公園・梅めぐり散歩道。ほぼ満開の梅。メジロ。ユリカモメ。

2024-02-06 20:21:27 | 向島百花園

雪模様の東京。昨日は、近所の高校も早めに下校させていました。

それよりも昨夜の雷。雪が降っている中で雷鳴が轟きました。こんな自然現象が起こるのでしょうか?

ビックリしました。

さて、

2月3日(土)、向島百花園から隅田公園(浅草側)へ、と歩いた時の記録を。

今日のお天気とは打って変わった日差し。

ここは、満開の梅も目立ちます。

   「東京スカイツリー」。

               

         

                      

梅の花を求めて「メジロ」が来ていました。

  

「隅田川」。

ユリカモメ。2羽が羽を休めています。

例年よりも少ない印象。

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2月3日(土)。向島百花園。梅も咲き始め、訪問客もちらほら。べにちどり・しろかが・ひとえかんこう・とうばい・・・。

2024-02-05 18:29:20 | 向島百花園

午後から雨から雪に変わりはじめた、今日の東京。2,3日前の陽気が嘘のよう。

夕方には、道路にも積もり、それでも雪が降る中を自転車に乗る人もけっこう多く、慎重な運転で。

そういう外のようすを窓越しに眺めながら、

2月3日(土)を思い返して。

この日は、朝から風は冷たいが、まあまあのお天気。さっそく「向島百花園」へ。

梅はどのくらい開花しているでしょうか?

門脇の梅。白加賀と一重寒紅。

手前の公園には、「八重寒紅」が満開。

「道知辺(みちしるべ)」。

園内の梅の満開は、まだまだ先のよう。「紅千鳥」。

この「白加賀」は満開間近。

「八重寒紅」。

日当たりなどによっても、開花時期が異なるようです。

山茶花。

「東京スカイツリー」。

「唐梅」。

日だまりと梅を求めて三々五々訪れる人々。

「うめ(月影)」。

「梅まつり」は2月10日(土)から始まります。その頃には満開になっているでしょうか?

明日、明後日の雪予報の寒さがどう影響するか? さて。

「隅田公園」の梅の咲き具合は、はたして? 隅田川・桜橋を渡って、浅草側に足を伸ばしてみました。

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