おやじのつぶやき

おやじの日々の暮らしぶりや世の中の見聞きしたことへの思い

「向島百花園」梅まつり・2月8日(土)。霜柱。「大道芸」・出演:浅草雑芸団(あさくさざつげいだん)・放下芸・大黒舞・南京玉すだれ。紅白の梅。焼き芋。

2025-02-12 18:37:54 | 向島百花園

草をすっかり刈り取られた地面に、霜柱。

久々に見ました。コンクリートで固められた近頃では珍しい。子供のころ、近所の地面で見かけ、足ふみをした思い出が。

土の香りが漂う感じです。踏めないのが残念!

早春の園内。

大道芸の始まる時間まで園内を。

木瓜(ぼけ)。

「ネムノキ(合歓木)」。大きな莢がたくさん。マメ科らしい。

ネムノキは樹高8mほどに育つ落葉高木です。枝は横に張り、夏には羽状複葉を広げて心地よい緑陰をつくります。葉は夕方になると閉じ、その姿が眠りにつくように見えるところからネムノキの名前がつきました。6月から7月に、枝先に淡紅色の長い雄しべをもつ花が20ほど集まって咲く姿は繊細でかわいいものです。

という説明を鵜呑みにすると、早春のようすにビックリ。

「れんぎょう」。

日本及び中国を原産とするモクセイ科の落葉低木。丈夫な性質を持ち、日本全国の公園や道路の植え込み、寄せ植えの花木として広く使われる。レンギョウが日本へ渡来したのは平安時代初期あるいは江戸時代(1681~1683)で、当初は薬用植物として扱われた。

・英語ではゴールデンベルと呼ばれ、その名のとおり春になると枝一面に鈴のような黄色い花を鮮やかに咲かせる。狂い咲きも多く、真冬以外はチラホラと花を咲かせる。

「まゆみ」。

マユミが属するニシキギ科のニシキギの名は、錦のような紅葉の美しさから名づけられましたが、その仲間のマユミも秋になると、茶色がかったオレンジ色に紅葉する、とても美しい落葉低木です。それにもまして美しいのが、朱色がかった赤色の四角い果実で、熟すと中から、紅オレンジ色の仮種皮(かしゅひ)に覆われたタネが現れ、落葉後も残ります。
マユミは日本に自生する植物なので、栽培は容易で、病害虫もほとんどなく、日なたに植えれば、毎年美しい紅葉と果実を楽しむことができます。
木の質は緻密で、粘りがあり、古くはマユミの木で弓をつくったことから「真弓」と呼ばれるようになったといわれます。現在でも将棋の駒などの材料として利用されます。

・・・

園内放送があり、「大道芸」が、もうじき始まるようです。

この解説は、来週16日(日)に行われる「すずめ踊り」。

出演:浅草雑芸団(あさくさざつげいだん)。

≪浅草雑芸団≫
1985 年に、「大道芸で遊ぼう」という趣旨で始めた研究・実演団体。故・坂野比呂志の指導を受け、がまの油売り、飴売り、バナナの叩き売りなど坂野の芸を継承する一方で、のぞきからくりや、ろくろ首(見世物)の復元なども行う。 2001 年より、祝福芸はるこまを軸として、門付け芸や道行の芸能にも挑戦。年に一度、日本の大道芸探訪の舞台公演も行っている。

放下芸(ほうかげい)、大黒舞い、南京玉すだれ等の大道芸が披露されました。

演技中、上空に航空機が。皆で空を見上げる。

大黒舞い。

南京玉すだれ。

1
アさて アさて アさて さて さて さて
さては南京玉すだれ
チョイと伸ばして チョイと伸ばせば
浦島太郎さんが浜辺にて 魚釣る竿にさも似たり
魚釣る竿がお目にとまれば元へと直す
2
さてさてさてさて さては南京玉すだれ
チョイと伸ばして チョイと伸ばせば
瀬田の唐橋 唐金擬宝珠 擬宝珠ないのがお慰み
瀬田の唐橋 お目にとまれば元へと直す
・・・7
さてさてさてさて さては南京玉すだれ
チョイと返してチョイと返せば 万国国旗にさも似たり
万国国旗が お目にとまれば しだれ柳に早変わり
しだれ柳に飛びつく蛙(かわず) 蛙いないがお慰み
それでは皆様 お達者で あらエッサッサ〜

3時から30分。風が冷たくなってきました。その中での熱演に感謝、感謝‼

※大道芸人は、路上で歌、口上、踊り、軽業、楽器の演奏などを披露し、歴史的には投げ銭を取ることで生計を立ていた。

門前に紅白の梅。

帰りには、いつも出店している焼き芋屋さんで「焼き芋」(¥350)を買いました。

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「向島百花園」梅まつり・2月8日(土)。月影。緑萼梅。冬至梅。八重寒紅・・・。福寿草。

2025-02-11 20:01:16 | 向島百花園

向島百花園で「梅まつり」が始まったので、2月8日(土)に訪問しました。風は冷たいですが、快晴。

「白加賀」「紅千鳥」などは大木などは、まだ咲いてはいませんが、早咲きの鉢植えなどけっこう咲いていました。

「月影」。

※水戸「偕楽園」内にあるウメの中でも、花の形、香り、色などが優れているウメを「水戸の六名木」と呼んでいますが、その一つに「月影」。

人出もそこそこ。外国人もチラホラ。

 緑萼梅。

梅は通常、萼(ガク)の部分が赤いものなのですが、この梅は緑色をしているのが特徴です。中国が原産地で、日中友好の品として中国から各地に寄贈されているようです。

「とうじばい」。

冬至梅 

野梅性の早咲き品種で白花の花梅の代表格です。花は白の中輪花で一重咲きです。
開花期が12月中旬~2月中旬と早く、冬至のころに咲くのが名前の由来です。お正月用の梅として使用されています。
枝が細く、鉢植えや盆栽に向きます。

「唐梅」。

紅色の花弁に赤い筋が入り、花弁先端がぼかしとなる中輪八重咲き種。開花は2月上旬。

「八重寒紅」。

野梅系の中では最も赤い種類で、1月中旬には開花する早咲き。中輪八重咲き種で、花弁は波うつ。

「八重野梅」。

早春に花を咲かせる八重野梅。花びらが何重にも重なり華やかな印象です。開花すると花とともに良い香りを楽しむことができます。枝が細かく出るので樹形を作りやすく、盆栽に適しています。

これらの梅はほぼ満開でした。

福寿草。

「江戸の福寿草売り」。

江戸時代、福寿草は新春を祝う縁起物として人気がありました。天秤棒を担いで福寿草の鉢を販売する様子は四季の風物詩として多くの浮世絵に描かれています。

花言葉は永久の幸福、思い出、幸福を招く、祝福。

ただし、毒草。

フクジュソウは全草が有毒で、その毒成分は強心配糖体のシマリンとアドニンで、飲食すると嘔吐、呼吸困難になり心不全に至る危険性があります。 薬用としての利用は禁物です。(「」HPより)

地植えでも咲いています。

スイセンも花開く。

ふりそでやなぎ。これから、という感じ。

・花芽は、最初は赤い皮に包まれているが 早春、白い毛に包まれた部分が出てくる。この様子がとても美しい。

 さらにそのあと、猫柳そっくりのもじゃもじゃが出てくる。  おもしろい♪

・柳の葉っぱがたくさん垂れた姿を 「振袖姿」にたとえた、とのこと。

 また、1657(明暦3)年の  「明暦の大火(別名:振袖火事)」で 火元とされた、本郷の本妙寺というお寺があるが、そ の本妙寺に植えられていた本種を、新たに命名する際に「振袖火事」の名から「振袖柳」とした、との説もある。

(この項「」HPより)

          「スカイツリー」。

広場では、大道芸が行われていました。それらは次回。

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向島百花園。尾長。山鳩。山梨・「やまなし」・宮沢賢治。

2025-01-23 20:13:03 | 向島百花園

周囲がすっかり刈られ、歌碑などがはっきり目立つようになっています。

 

              「初代河竹新七追善しのぶ塚」。

隅田川よ二面よと歌舞伎にも浄瑠璃にも世にもてはやさるる荵売は、安永四とせ中村座の春狂言に初代中村仲蔵が勤め、前の河竹新七の作なり。そが正本を、ある人より贈られて久しゅう秘蔵せしは、名を嗣ぐ者の幸せと悦びしが、この度ここに埋みて、昔忍ぶの墳と名づけその故よし記しつくるは、隅田川の流れ絶えず伝えて、二面の二つなき功績を、後の世に遺さんとてのわざになんありける。
 明治十三年三月

            

園内には尾長など鳥の姿が目立ちます。

山鳩。奥にも尾長?

尾長がたくさん集まって、先を争うように、実をついばんでいます。奥の木。

 

何の実をついばんでいるのか? 「山梨(やまなし)」の実です。

山梨(やまなし)

山梨の実。

山地の中腹や谷などに生育する。日本のものは本来の自生ではなく、古くに植栽されたものという説もある。4月に白い花を咲かせ、夏から秋にかけて黄色い実が熟す。現在果樹として出回っている梨のもととなった品種とされるが、本種の実は酸っぱくて食用には向かない

※和ナシは甘くてジューシーでとっても美味しいですが、 その原種がヤマナシです。実は硬くてしぶくて・・・「あんまりおいしくない・・」とわざわざ中国から持ってきて育てた人は、 がっかりしたかもしれない・・・なんだか訳アリ樹木。
しかしこの木から今の和ナシを見出したのは人。 人のすごさも教えてくれるのがヤマナシなのです!二十世紀ナシなどは突然変異で生まれたそうです。
これはすべての樹木に言えるわけで、 まずいという木でも、 「あれ?うまい!」ってことが起こりうるという宝探しのような出来事なのです。

(この項「」HPより)

 

「やまなし」といえば、宮沢賢治の童話「やまなし」を思い出します。

「やまなし」宮沢賢治

小さな谷川の底を写した二枚の青い幻燈げんとうです。

一、五月

 二ひきかにの子供らが青じろい水の底で話していました。
『クラムボンはわらったよ。』
『クラムボンはかぷかぷわらったよ。』
『クラムボンはねてわらったよ。』
『クラムボンはかぷかぷわらったよ。』
 上の方や横の方は、青くくらくはがねのように見えます。そのなめらかな天井てんじょうを、つぶつぶ暗いあわが流れて行きます。
『クラムボンはわらっていたよ。』
『クラムボンはかぷかぷわらったよ。』
『それならなぜクラムボンはわらったの。』
『知らない。』
 つぶつぶ泡が流れて行きます。蟹の子供らもぽっぽっぽっとつづけて五六つぶ泡をきました。それはゆれながら水銀のように光ってななめに上の方へのぼって行きました。
 つうと銀のいろの腹をひるがえして、一疋の魚が頭の上を過ぎて行きました。
『クラムボンは死んだよ。』
『クラムボンは殺されたよ。』
『クラムボンは死んでしまったよ………。』
『殺されたよ。』
『それならなぜ殺された。』兄さんの蟹は、その右側の四本のあしの中の二本を、弟の平べったい頭にのせながらいました。
『わからない。』
 魚がまたツウともどって下流のほうへ行きました。
『クラムボンはわらったよ。』
『わらった。』
 にわかにパッと明るくなり、日光の黄金きんゆめのように水の中に降って来ました。
 波から来る光のあみが、底の白いいわの上で美しくゆらゆらのびたりちぢんだりしました。泡や小さなごみからはまっすぐなかげの棒が、斜めに水の中にならんで立ちました。
 魚がこんどはそこら中の黄金きんの光をまるっきりくちゃくちゃにしておまけに自分は鉄いろに変に底びかりして、また上流かみの方へのぼりました。
『お魚はなぜああ行ったり来たりするの。』
 弟の蟹がまぶしそうにを動かしながらたずねました。
『何か悪いことをしてるんだよとってるんだよ。』
『とってるの。』
『うん。』
 そのお魚がまた上流かみから戻って来ました。今度はゆっくり落ちついて、ひれもも動かさずただ水にだけ流されながらお口をのように円くしてやって来ました。その影は黒くしずかに底の光の網の上をすべりました。
『お魚は……。』
 その時です。にわかに天井に白い泡がたって、青びかりのまるでぎらぎらする鉄砲弾てっぽうだまのようなものが、いきなり飛込とびこんで来ました。
 兄さんの蟹ははっきりとその青いもののさきがコンパスのように黒くとがっているのも見ました。と思ううちに、魚の白い腹がぎらっと光って一ぺんひるがえり、上の方へのぼったようでしたが、それっきりもう青いものも魚のかたちも見えず光の黄金きんの網はゆらゆらゆれ、泡はつぶつぶ流れました。
 二疋はまるで声も出ず居すくまってしまいました。
 お父さんの蟹が出て来ました。
『どうしたい。ぶるぶるふるえているじゃないか。』
『お父さん、いまおかしなものが来たよ。』
『どんなもんだ。』
『青くてね、光るんだよ。はじがこんなに黒く尖ってるの。それが来たらお魚が上へのぼって行ったよ。』
『そいつの眼が赤かったかい。』
『わからない。』
『ふうん。しかし、そいつは鳥だよ。かわせみと云うんだ。大丈夫だいじょうぶだ、安心しろ。おれたちはかまわないんだから。』
『お父さん、お魚はどこへ行ったの。』
『魚かい。魚はこわい所へ行った』
『こわいよ、お父さん。』
『いいいい、大丈夫だ。心配するな。そら、かばの花が流れて来た。ごらん、きれいだろう。』
 泡と一緒いっしょに、白い樺の花びらが天井をたくさんすべって来ました。
『こわいよ、お父さん。』弟の蟹も云いました。
 光の網はゆらゆら、のびたりちぢんだり、花びらの影はしずかに砂をすべりました。

二、十二月

 蟹の子供らはもうよほど大きくなり、底の景色も夏から秋の間にすっかり変りました。
 白いやわらかな円石まるいしもころがって来、小さなきりの形の水晶すいしょうの粒や、金雲母きんうんものかけらもながれて来てとまりました。
 そのつめたい水の底まで、ラムネのびんの月光がいっぱいにすきとおり天井では波が青じろい火を、燃したり消したりしているよう、あたりはしんとして、ただいかにも遠くからというように、その波の音がひびいて来るだけです。
 蟹の子供らは、あんまり月が明るく水がきれいなのでねむらないで外に出て、しばらくだまって泡をはいて天上の方を見ていました。
『やっぱりぼくの泡は大きいね。』
『兄さん、わざと大きく吐いてるんだい。僕だってわざとならもっと大きく吐けるよ。』
『吐いてごらん。おや、たったそれきりだろう。いいかい、兄さんが吐くから見ておいで。そら、ね、大きいだろう。』
『大きかないや、おんなじだい。』
『近くだから自分のが大きく見えるんだよ。そんなら一緒に吐いてみよう。いいかい、そら。』
『やっぱり僕の方大きいよ。』
『本当かい。じゃ、も一つはくよ。』
『だめだい、そんなにのびあがっては。』
 またお父さんの蟹が出て来ました。
『もうねろねろ。おそいぞ、あしたイサドへ連れて行かんぞ。』
『お父さん、僕たちの泡どっち大きいの』
『それは兄さんの方だろう』
『そうじゃないよ、僕の方大きいんだよ』弟の蟹は泣きそうになりました。
 そのとき、トブン。
 黒い円い大きなものが、天井から落ちてずうっとしずんで又上へのぼって行きました。キラキラッと黄金きんのぶちがひかりました。
『かわせみだ』子供らの蟹はくびをすくめて云いました。
 お父さんの蟹は、遠めがねのような両方の眼をあらん限り延ばして、よくよく見てから云いました。
『そうじゃない、あれはやまなしだ、流れて行くぞ、ついて行って見よう、ああいいにおいだな』
 なるほど、そこらの月あかりの水の中は、やまなしのいい匂いでいっぱいでした。
 三疋はぼかぼか流れて行くやまなしのあとを追いました。
 その横あるきと、底の黒い三つの影法師かげぼうしが、合せて六つおどるようにして、やまなしの円い影を追いました。
 間もなく水はサラサラ鳴り、天井の波はいよいよ青いほのおをあげ、やまなしは横になって木のえだにひっかかってとまり、その上には月光のにじがもかもか集まりました。
『どうだ、やっぱりやまなしだよ、よく熟している、いい匂いだろう。』
『おいしそうだね、お父さん』
『待て待て、もう二日ばかり待つとね、こいつは下へしずんで来る、それからひとりでにおいしいお酒ができるから、さあ、もう帰ってよう、おいで』
 親子の蟹は三疋自分の穴に帰って行きます。
 波はいよいよ青じろい焔をゆらゆらとあげました、それは又金剛石こんごうせきの粉をはいているようでした。

        *
 私の幻燈はこれでおしまいであります。

                                                    (「青空文庫」より)

オノマトペがふんだんに用いられ、素敵なお話になっています。

※「やまなし」は宮沢賢治の短編童話1923年大正12年)4月8日の『岩手毎日新聞』に掲載された。賢治の数少ない生前発表童話の一つであり、「雪渡り」についで発表された

 

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春を迎える準備の「向島百花園」。春の七草。葉牡丹。まんりょう。ふよう。芽が膨らみ始めた梅。「梅まつり」。

2025-01-22 19:28:45 | 向島百花園

春を迎える準備の「向島百花園」。

 

ふよう。

春の七草。

葉牡丹など。

南天(なんてん)。

まんりょう。

           

梅もそろそろ咲き始めるか? 

 つぼみも少しずつふくらみ始め。

恒例の「梅まつり」も、まもなく。

令和7年2月8日(土)~3月2日(日) 各日9時~17時(入園は16時30分まで)

(1)梅を詠む
お客様に「梅」を題材にした俳句・和歌を俳句帳にお書きいただきます。
 日  時:期間中毎日 9時~17時
 場  所:藤棚横四阿

(2)江戸大道芸
浅草芸団による大黒舞い、 放下等の大道芸を披露します。
 日  時:2月8日(土)・2月24日(月・振休)
      各日11時40分、13時、15時 ※各回約30分
 場  所:売店前広場

 観覧方法:当日自由観覧

(3)すずめ踊り
初代園主の佐原鞠塢出身の地、仙台が発祥で、墨田区ゆかりの浮世絵師、
葛飾北斎が描いた「北斎漫画」にも登場しているすずめ踊りを披露します。
 日  時:2月9日(日)・2月16日(日)
      各日13時、15時 ※各回約30分
 場  所:売店前広場
 出  演:福来雀(ふっくらすずめ)
 観覧方法:当日自由観覧 

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久々の「向島百花園」。すっかり冬模様。

2024-12-23 20:44:41 | 向島百花園

大けが後、久々の「百花園」。すっかり冬模様。

  門前の楓。

すっかり冬模様。 

                          ススキも刈り取られ、冬支度の松。

 菊も残りの秋を惜しむかのように。

  山茶花。

南天。

                       楓。 

早咲きの桜も。

 

「冬至」の日の百花園でした。何とかスマホで写真も撮れました。

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「向島百花園」。その2。秋の色彩。はぜのき。つわぶき。なんてん。にしきぎ。サフラン。のぎく。リンドウ。かんざん。楽焼体験。

2024-11-18 19:43:42 | 向島百花園

園内の様々な秋の色彩。

ふよう。

はぜのき。

 中央は、はぜのきと梅(べにちどり)。左が葛(くず)、右がみつばあけびの棚。

つわぶき。

池のほとりに群生しています。

なんてん。

にしきぎ。

サフラン。

のぎく。 

りんどう。

リンドウは、漢字では「竜胆」や「龍胆」と書かれ、「りゅうたん」という呼び名が訛ってリンドウになったとされます。根の部分の薬効成分も知られ、胃腸薬などとして使われていたそうです。龍の胆(胆のう)という名称は、同じく生薬として知られる熊胆(熊の胆のう)と同等もしくはそれ以上の苦味があることから、名付けられたという説があります。

古いいけばなの教本で登場するリンドウが、作品のメインとなる枝や花の足元にちょこっと顔を覗かせる姿ばかりであることも、野山に咲く背の低いリンドウを想起させます。

        

ふきのとう?

            かんざん。

日本を原産とするサトザクラ及びヤエザクラの代表種。花は大型の八重咲きで、ピンク色が濃く、花びらの重なりが多い。その派手さと性質の強健さが西洋人に好まれ、欧米文化圏をはじめとして世界各地に植栽される。その歴史は古く、似たようなサトザクラであるフゲンゾウと共に奈良時代から伝わるという。

(この項「」HPより)

池に映える紅葉。 

                               スカイツリーが水面に。

 

園内では、「秋の楽焼体験」が開かれ、子供連れやカップルなど賑わっています。

晩秋のひとときでした。

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「向島百花園」。その1。菊花展。菊盆栽。江戸・嵯峨・肥後・丁子。

2024-11-17 16:17:23 | 向島百花園

晩秋の「向島百花園」。

今年も恒例の「菊花展」をやっています。丹精込めた盆栽、鉢植えなど。

入口には、「江戸 御園の秋」。

盆栽。

              「川辺で遊ぶ子供たち」。

「花垣 江戸」。

「新宿御苑」で開催中の菊花展と比べたら、規模が小さいですが、丹精込めた菊が今年も園内のあちこちに。

「江戸 黄八丈」。

「江戸 星月夜」。

「江戸 うたかた」など。

 

「江戸 春日」。

そして盆栽仕立て。

菊盆栽は大正時代から始まり、花色・花型など極めて多彩です。

                          

      

園内には「江戸菊」以外にも他の地域も展示されています。

「嵯峨菊」。

「肥後 胡蝶」など。

「丁子菊」。「中央:葵の上 右:望月」。

丁字菊(ちょうじぎく)。発祥の地は関西らしく、東京では、一本の茎から同時に六輪咲かせる一六作りという手法で立てられることが多いようです。

                  「三山」・「葛城」

園内には、木々や花々にも秋から冬のの装いに。

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「向島百花園」その2。芝金顕彰碑。鶴久子歌碑。たむけやま。はぜのき。ジンジャー。りんどう。とらのおすずかけ。 きせわた。

2024-10-27 21:08:36 | 向島百花園

芝金顕彰碑。

            ほととぎす今一声のきかまほし
             月はさゆれど姿を見せず
            エエぢれったい何としよう
             しんきくさいじゃないかいな

百花園には、庭づくりに協力した文人墨客たちの足跡が、石碑に残されています。芭蕉の句碑を含め、合計29基の石碑が点在し、そのうち14基は句碑で、俳句が読まれています。その他は、歌碑、仏画碑、記念碑、追善碑などです。

              鶴久子歌碑。 

    空蝉の 世のうきことは きこえこぬ いわおの中も 秋風のふく  

他にもたくさんあり、このブログでもたびたび紹介しています。

竹並木にも句碑などが。

          竹叢。

さて、

萩のトンネル。園内の萩は、もう散ってしまっている。

たむけやま。

                 季節によって色合いが異なります。   

            その向こうに、スカイツリー。

  

       ぴらかんさ。

はぜのき。

実から取れる油は、 古くから和ろうそくの原料として使われてきた木です。 美しく紅葉する木として庭木でも親しまれてきました。ウルシの仲間で、枝葉をちぎった時に出る白い樹液は、かぶれるので要注意。

ジンジャー。

りんどう(竜胆)。

リンドウは秋の山野草の代表的なものです。本州、四国、九州に分布し、人里に近い野山から山地の明るい林床や草原に見られます。人気が高く、薬草としても広く知られています。
春に細い芽が伸びてきて、ササの葉に似た細い葉をつけ、茎は次第に立ち上がります。夏が過ぎると茎は次第に横に倒れ、秋が過ぎたころから、先端に小さな蕾をのぞかせます。蕾は渦状に巻いた状態で、日を追うごとに伸びます。そして、暖かい日ざしのなかで、青紫色で5裂した筒状の花を数輪開きます。花後にはさや状の果実がつき、秋も深まるころには葉が枯れて休眠に入ります。
園芸的改良が盛んで多くの品種が見られ、鉢花や切り花などでも流通しています。

(この項「」HPより)

           とらのおすずかけ。

スズカケソウの仲間は3種あるが、3種ともごく限られた地域でしか見られないもので、 江戸時代に園芸植物として栽培されていたスズカケソウは岐阜県の一部にあるそうだが、キノクニスズカケは紀伊半島の1部で、そしてこのトラノオスズカケは四国の南部と九州に自生するとされている。
 まことに変わった和名がついているが、3種に共通する鈴懸は、球形の花序の付きようが、(鈴懸衣)山伏などの修験者が着用する法衣の上につける結袈裟(ゆいげさ)についた、丸くて大きな房に似ていることから来ているそうで、房状の果実がぶら下がるプラタナスの和名が鈴懸の木となっているのも同じ理由からのようだ。
  このトラノオスズカケは、球形ではなくて長楕円形になった花序を葉腋につけるが、花は近くによってもあまり目立たず、トラノオ(虎の尾)とはあまりにも大げさな命名に思える。
 植物の名前ではミズネコノオやネズミノオなどとともにトラノオがつく和名もいくつかあるが、尻尾状に見えるもので、猫や鼠に比べて太く荒っぽい感じのものを虎の尾と表現したのだろうか。 

                                  (この項「宮崎と周辺の植物」HPより)

きせわた。

北海道、本州、四国、九州に分布し、山地や丘陵地の草原や草地に生育する。和名の「きせわた」は「着せ綿」の意で、花冠の上部に白い毛が多くあり、それを「花に着せる綿」に見立てたという。(「Wikipedia」より)

         だんぎく。

ダンギクは海に近い、日当たりのよい岩山の崖や急斜面に見られる多年草です。全体に柔らかい毛があり、茎はまっすぐに伸びて、茎の上部の葉のわきに花を密集させます。冬には根元を残して枯れ、翌春、根元や茎の残った部分から芽を出して成長を再開します。
乾燥と強光線にたいへん強い反面、やや耐寒性に欠けるため、寒冷地や積雪の多い日本海側では鉢植えにして冬は保護したほうが無難です。

(この項「」HPより)

このように、「百花園」では、珍しく、絶滅危惧種になっている野草なども栽培・展示しています。

こうして、しだいに秋の気配が深まる「向島百花園」でした。

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「向島百花園」その1。我が庭のごとき。秋の気配が濃厚。へびうり。ひょうたん。みつばあけび。ざくろ。そして、芙蓉。

2024-10-26 17:00:45 | 向島百花園

一段と寒くなった、今日この頃。北の地方からは雪の便りや紅葉のようすが伝えられてきます。軽井沢では、0度を記録したとか。近所の、その軽井沢に別荘を持つ方が出かけられました。さぞかし素晴らしい紅葉に包まれ、過ごされることでしょう。

そんな別天地に出かけられない小生。今や我が家の庭と化した「向島百花園」に、ささやかな秋を求めに行きます。

10月19日(土)午後。晴れ。

   

  

へびうり。

             面白い奇妙な姿かたち・色あい。 

なたまめ。たしかに大きい。

それぞれりっぱな実をつけています。

 

みつばあけび。

 

          

ざくろ。

くずの実(豆)。               

盛りを過ぎた「おみなえし」にたくさんのアゲハチョウが。

艶やかな花が咲いています。

ふよう(芙蓉)。

白やピンクの大柄の花。

      

開花時期は、 8/ 1 ~ 10/ 5頃。ピンク色の大型の花。  

枯れたあとの姿も印象的(”枯れ芙蓉”)。昔から、「美しい人のたとえ」に用いられている花で、美しくしとやかな顔立ちのことを 「芙蓉の顔」という。

・「酔芙蓉(すいふよう)」 芙蓉とほとんど同じ形の花だが、朝に開花したときは白花で、夕方になるにつれてだんだん赤くなるという、とてもおもしろい花。

”酔っぱらって赤くなった”とのことでこの名前になったらしい。ピンク色の「芙蓉」を夕方に見ただけだとふつうの「芙蓉」と「酔芙蓉」は見分けがつきにくいが、朝、白かった花が夕方ピンク色になっていれば、それは「酔芙蓉」かもしれない。

(この項「」HPより)

いよいよ総選挙の投開票日。どの党に大きな花が咲くか? 国民の思いはどこにつながるのか? 

あきらめずに投票所に足を運びましょう! 

他人事のように眺めているだけでは、けっして未来はよくなりません。「国民主権」「主権在民」を名実ともに、今こそ!

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「向島百花園」。その2。彼岸花。萩のトンネル・萩まつり。からすうり。秋の七草。侘助(わびすけ)。・・・

2024-09-26 18:36:57 | 向島百花園

「彼岸花」三景。

  

園内には、萩の花がそこここに、

左手に「其角堂永機句碑」。朧夜や たれをあるじの 墨沱川」。

萩のトンネル。  

      

「向島百花園」では、『萩まつり』が開催され、約30メートルにおよぶ「萩のトンネル」が見ごろを迎えています。

10月1日(火)まで。

「はなとらのお」。

「からすうり(烏瓜)」。

ウリ科植物。花は夜間だけ開き、秋枯れが始まった雑木林の林縁などでよく目立つ朱色の果実をつける、つる性多年草である。地下には塊根を有する。

和名「カラスウリ」の由来は、カラスが好んで食べる、ないし熟した赤い実がカラスが食べ残したように見えることから命名されたなど、諸説ある(「Wikipedia」より)。

   水面に映る。 

「おみなえし」。アゲハチョウ(↓)。

               

萩、女郎花、藤袴、薄、桔梗、・・・

     ききょう。

ふじばかま。

すすき。                   

もっこく。

侘助。

ツバキの一種。小形で赤い一重の花が、八分ほど開いてぽとりと落ちる。茶人に好まれ、茶道の茶室に飾る、「茶花」の代表的な存在。

・・・

絵行灯。

      

               

秋も深まる気配(であってほしい)の「向島百花園」です。           

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「向島百花園」。変化朝顔。葛(くず)の花・葛根。へびうり。福禄寿(ふくろくじゅ)うり。じんじゃー。芙蓉。・・・

2024-09-25 15:32:01 | 向島百花園

「向島百花園」で珍しい「変化朝顔」が陳列されているので出かけました。9月21日。

   

            

よく見かける朝顔とは趣を異にしています。葉っぱがふだん見る朝顔とおなじようなものもありますが、葉っぱから花の様子などずいぶん違います。

日本名の朝顔もありますが、漢字が並んだものがあります。はて?

江戸後期から園芸品種として流行し、現在まで好事家によって栽培されています。

・・・

夏の朝を彩るアサガオは,多くの日本人にとって非常に親しみのある植物だ。だが,普段見慣れた大輪の丸い花以外にも,さまざまな姿のアサガオがあることをご存じだろうか。ここで紹介する写真や絵のほとんどは,アサガオ(学名:Ipomoeanil または Pharbitis nil)という1つの種から突然変異によって生まれたものだ。とても同じ種とは思えないくらい,葉や花の形は変化に富んでいる。

このようなアサガオの突然変異体は,「変化アサガオ」あるいは「変わり咲きアサガオ」と呼ばれる。変化アサガオは江戸時代後期(18世紀中頃中頃)に出現し,昭和初期まで熱狂的なマニアによって栽培され,現在まで保存されている。

アサガオは日本独自の発達を遂げた園芸植物だが,日本には自生していない。今から1200年ほど前の奈良時代に,中国から薬草(下剤)として渡来したと伝えられる。最初に伝えられたアサガオは,青一色の丸い花だった。やがて,観賞用としても人気が高まり,全国に広がったと考えられる。

江戸時代の後期に多様な変化アサガオが生まれた背景には,動く遺伝子「トランスポゾン」の働きがある。トランスポゾンが突如活動を始め,アサガオの色や形を支配する遺伝子を片っ端から壊していったのだろう。こうした劣性突然変異は通常,すぐには表現型として出てこない。しかし,アサガオは自殖性(自家受粉する性質)が強い植物なので,短期間のうちに突然変異遺伝子が相同染色体の両方に現れ,その結果,変わった花色や形のアサガオが生まれて来たと考えられる。

著者 仁田坂英二(にたさか・えいじ)

九州大学大学院理学研究院生物科学部門分子集団遺伝学研究室助手。理学博士。 1962年大分県生まれ。1990年,九州大学医学系大学院分子生命科学を修了後,日本学術振興会研究員を経て,1991年からハーバード大博士研究員。1993年から現職。1997年から2000年にかけて,科学技術振興事業団,さきがけ研究21(形とはたらき領域)の研究員を併任。ショウジョウバエの遺伝学的研究を経て,現在は子どものころからの趣味でもある変化アサガオの研究に取り組んでいる。

(この項「」HPより)

・・・

       こういう分類法で名付けられているのですね。

             「渦小人」(日本名)。

都立農産高校園芸部が丹精込めて栽培している「変化朝顔」も展示されています。

          

他の草花も秋になって、実り、花が咲いています。福禄寿うり。

瓢箪(ひょうたん)。  

                    

へびうり。

インド原産の近縁種で、実は細長くのびながらくねくねと湾曲し、ヘビそっくりの姿になる。カラスウリ同様赤橙色に熟す。東南アジアの一部では若い実を食用にする。ゴーヤを淡白にしたような味である。日本では主に観賞用に栽培される。なお別種であるメロンの品種にも実が細長くなりヘビウリと呼ばれるものがある。

(この項、「Wikipedia」HPより)

ところが近年このヘビウリに大役が舞い込みそうになってきたのです。
年々増えるクマ イノシシ シカ サルなどの農作物を荒らす害獣の被害に悩まされている日本の農業。

なかでもサルの被害が多い栃木県佐野JAでは、スリランカの知人からコブラのいるスリランカでは鳥獣被害対策にヘビウリが使われるときいて、ヘビウリの利用をはじめたのです。
JA佐野地区はサルの被害が多く、学習能力があって警戒心が強いサルにずっと悩まされてきたため、ためしに畑のアゼにヘビウリを植えたところ8月に入り野菜が収穫期を迎える頃になるとヘビウリもぐんぐん成長し、なかには1メートルをこえるようなヘビウリが風にゆれるようになりました。
農道をはさんだ隣の畑は、ナスやカボチャなどがかたっぱしからサルに食いあらされているのにヘビウリのある畑は全く被害なし、これまで電気柵やネットでも効果のなかったサル退治に成功したのです。
JA佐野では本格的に実験をつづけているそうです。やがてヘビウリが鳥獣被害対策のエースになる日がやってくるのかも

(この項「」HPより)

葛(くず)の花。

               

・開花時期は、 8/15 ~ 9/末頃。・秋の七草の一つ。

・まわりの木々をつるでおおってしまう程の生命力。ひと夏で10mぐらい生長する。 ・花は下の方から咲いていく。

・大和の国(奈良県)の 国栖(くず)というところが葛粉の産地であったところからの命名。漢字の「葛」は漢名から。

・つるの繊維部分は「葛布(くずふ)」の原料。(静岡県掛川市特産)

・根には、多量のでんぷんを含み、葛粉(くずこ)もとれる。 → 葛餅(くずもち)

・薬効 解熱、せきどめ、風邪 ・薬用部位 根 ・生薬名「葛根(かっこん)」

じんじゃー。

         満月に 眩しき木々は 雲を待つ

芙蓉(ふよう)

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仲秋の名月。9月17日。向島百花園。

2024-09-18 19:38:08 | 向島百花園

                

今年の仲秋の名月は、9月17日(火)。旧暦8月15日にあたります。。

月月に月見る月は多けれど月見る月はこの月の月

「月」という字が8つあり、8月であることを暗示しているようです。

月をめでる習慣は昔からあります。

『徒然草』にも、「よろづのことは、月見るにこそ慰むものなれ」と。

特に「仲秋の名月」はことさらのもののようです。

そこで、近年、慣習となっているお月見。

雲一つなく晴れ渡った昨夜(9月17日)、「向島百花園」の「月見の会」に出かけました。

去年は曇り空で「迷月」だったので、2年ぶりのお月見でした。

今までに見たことがないような大勢の人が。外国人の姿も目につきます。             

「四つ木橋」から。

  

月の出を待つスカイツリー。

女郎花(おみなえし)。

          「茶会」が行われている「御成座敷」。

 

                     次第に暮れ行く空。

絵行灯に火が入ります。

 

         百花園 月も参加の クラス会

          月天心 スカイツリーの 明滅す

            

巻き戻し出来たら どの日残さうか 詮無きことを思ひ 月を見る

      

         月天心 揺れる水面の スカイツリー

水面に揺れる雪洞。

仲秋の名月が東天に上ってきます。

 東天を見つめる。

                     

マンションの灯りと満月。

園内では、琴の調べ。

             

大勢の観客が魅入っています。

          駅ひとつ 歩いて帰る 今日の月

                 近所の満月。

附「スカイツリーと満月」。

                          (2年前の仲秋の月)

園内で「言問団子」を販売していたので買ってきました。もちもちで美味しい。年寄り夫婦では食べきれず、娘たちにも。

    「言問団子」。      

旧暦で秋の月といえば、晩秋の「十三夜」(今年は10月15日)も昔より愛でる月夜です。     

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「虫ききの会」・向島百花園。8月23日夕。

2024-08-24 20:25:24 | 向島百花園

8月22日から8月25日まで、「向島百花園」で「虫ききの会」が行われています。

江戸時代から続く伝統行事のようです。この期間は、夜の9時まで開園。

相変わらず蒸し暑い一日。そんな中、昨日(23日)、夕涼みがてら、行ってきました。

荒川・四ツ木橋より。

           遠くにスカイツリー。

向島百花園。

   

                   

園内から放された「スズムシ」の涼しげな音が聞こえてきます。ひとときの安らぎ。

                

風鈴の音が響く。

カルガモの姿はありませんが、

虫たちの展示。

遠くにスカイツリー。

しだいに暮れなずむ空の下、さまざまな色彩に変化する「スカイツリー」を紹介。

  

    

別の場所から。

             

                   

園内からのスカイツリーもなかなか趣がありました。

参加者も和やかな雰囲気。                                

      問ふごとき しかと見つめる 赤蜻蛉

   

          闇廻り 虫の音に酔う 江戸なごり

                    

                      さりげなく めくる歳時記 虫の園

若いカップルが興味深く、

  

      「御成座敷」。

               期間中、お点前の会が開かれています。

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いました!向島百花園のカルガモたち。8月13日。午後の園内。

2024-08-14 18:37:02 | 向島百花園

強い日差しの下、愛用の折りたたみ自転車で久々に向島百花園へ。風があるので、少しは走りやすい。でも、暑い!

      

葛の葉の下。

                涼しげな風鈴の音。

            

さまざまな花が咲き、実っています。

            

       

  

      

        

池の方に進むと、カルガモの姿。

こちらにも2羽。

 

まとまって木の陰に。

カルガモの泳ぎを見ながら、四阿で休んでいると、

ヤマバトが水を飲みに。まだ小さい。

遠くから鳴き声が聞こえると、そちらの方に飛んでいきました。

ドバトも。鳥たちも喉が渇くのでしょうね。

さて、腰を上げて帰ろうとすると、カルガモの姿が見えません。

右の側溝のところに集まっているようです。

 

池へ引き込む用水路。ここが涼しいのでしょうか? 数えると、7羽います。

係の方に尋ねると、「親鳥は朝から出かけて夕方帰って来るようでね。どこか次の住処を探しているのでしょうか。」

前回来たときは、1羽も見ませんでした。おそらく藪の中にでもいたのでしょう。

ま、安心しました。

移動するまでのひとときをこの池で過ごして下さい。

        

               「東京スカイツリー」。

強い台風7号が関東地方に接近する、とのこと。明日から荒れ模様になるのでしょうか?

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向島百花園。カルガモ。秋の七草。そして、ソウタ。(附)夏姿の富士山。

2024-07-16 20:42:37 | 向島百花園

カルガモ親子は、どうしているか? 

7月15日。曇り空の下、向島百花園にでかけました。

訪問客もチラホラ。静かな園内。

                         

                さぎそう。花がシラサギの姿によく似ています。

※サギソウは、日本各地の日当たりのよい低地の湿地に生える球根性のランです。親株から走出枝(そうしゅつし、ランナー)を伸ばして、その先端に翌年の球根をつくります。3~5枚の細長い葉を根元近くにつけ、中心からまっすぐに茎を伸ばして、先端に1~5輪の花を咲かせます。花は純白で唇弁(しんべん)の先端が3つに割れ、その左右の裂片には多数の深い切れ込みがあって、その形は白鷺を思わせます。冬は球根だけになって冬越しします。

おみなえし(女郎花)。

ききょう(桔梗)。「秋の七草」(お好きな服は)の二つ。

ところで、カルガモは?

池の中で泳いでいるのは、親鳥とあと1羽。

残りはどこに? いました!池の端の草地に集まっていました。数えると、6羽。ということは、皆、健在(ということ)。

  

池の中に入るヒナともぞもぞして行動しないヒナと。それぞれ個性(?)が出てきているのでしょうか?

水中にもぐるも巧みに。思いがけないところから姿を現します。

和傘をさした3人連れ。池に映って。

オナガの雛が孵ったのか、けっこうにぎやかに飛び回っています。時折、親鳥の甲高い鳴き声が。

すばっしこいので、カメラでは、なかなか捉えられません。写りません。

さて、どこにいるでしょう?

さて帰宅すると、ソウタが上を見上げています。クモでもいたか?

                               

このあとはいつものように。顔を隠して。

そして、いつもの寝姿に。

7月7日(日)。夏姿の富士山。久々の富士山遠景。

                       (富士宮にて)。

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