東京下町には、二箇所、日本版「パナマ運河」があります。その一つが写真の「扇橋閘門」。三つ目通りを南下して墨田工業高校を過ぎて右折、隅田川から分岐し、江東区の東西を横切る小名木川にあります。竣工は、1976(昭和51)年。
「閘門(こうもん)」とは、水面の高さが違う2つの川のあいだを船が通行出来るようにするための施設。川と川のあいだに前後二箇所に水門をつくって、水位を調節し、水面の高さを同じにして船を通す方法で、まさにパナマ運河と同じ。
江東区の内部水域は、地盤沈下の影響から水位を隅田川の平均潮位に比べ、マイナス1M下げています。そのため、満潮時の水位差は、3メートル以上。この水位差を調整しながら船を航行させる施設が、「扇橋閘門」というわけです。
台風等の大きな水害が来たときに、水位が上昇するのを防ぐために閉じるという使い方をしているようです。たしかにこの地域は、長年、水害に悩まされた地域でしたから。
かつては水上バスなども運行され、船の行き来も盛んな時期もあったようですが、現在は、船の往来もほとんどなく、前の扉、後ろの扉は開放されたまま。流れもなく、淀んだ水が・・・。
せっかくの小名木川の流れが、もったいない感じが、ということでしょうか、今、下町(水辺)再発見、スカイツリーと合わせて観光にも力を入れてきました。修理工事中ですが、夏休みには、施設を区民に開放して見学会を行っています。
ちょっとタイミングがずれて、残念! 出かけたときは、遠巻きに見ただけです。
というわけで、本物の「パナマ運河」(パナマ)に出かけます。飛行機を乗り継いで17時間。かなりの長旅です。
隅田川側(前扉)。
水路。残念ながら柵ごしで水面は見えず。
小名木川側(後扉)。この間が調整水路。
北側にある小さな流水口からは、勢いよく大量の水が噴き出しています。水面の差を実感します。
後扉。
遠くにスカイツリー。
墨田区を南北に流れ、小名木川に合流する大横川。正面にスカイツリー。
「閘門(こうもん)」とは、水面の高さが違う2つの川のあいだを船が通行出来るようにするための施設。川と川のあいだに前後二箇所に水門をつくって、水位を調節し、水面の高さを同じにして船を通す方法で、まさにパナマ運河と同じ。
江東区の内部水域は、地盤沈下の影響から水位を隅田川の平均潮位に比べ、マイナス1M下げています。そのため、満潮時の水位差は、3メートル以上。この水位差を調整しながら船を航行させる施設が、「扇橋閘門」というわけです。
台風等の大きな水害が来たときに、水位が上昇するのを防ぐために閉じるという使い方をしているようです。たしかにこの地域は、長年、水害に悩まされた地域でしたから。
かつては水上バスなども運行され、船の行き来も盛んな時期もあったようですが、現在は、船の往来もほとんどなく、前の扉、後ろの扉は開放されたまま。流れもなく、淀んだ水が・・・。
せっかくの小名木川の流れが、もったいない感じが、ということでしょうか、今、下町(水辺)再発見、スカイツリーと合わせて観光にも力を入れてきました。修理工事中ですが、夏休みには、施設を区民に開放して見学会を行っています。
ちょっとタイミングがずれて、残念! 出かけたときは、遠巻きに見ただけです。
というわけで、本物の「パナマ運河」(パナマ)に出かけます。飛行機を乗り継いで17時間。かなりの長旅です。
隅田川側(前扉)。
水路。残念ながら柵ごしで水面は見えず。
小名木川側(後扉)。この間が調整水路。
北側にある小さな流水口からは、勢いよく大量の水が噴き出しています。水面の差を実感します。
後扉。
遠くにスカイツリー。
墨田区を南北に流れ、小名木川に合流する大横川。正面にスカイツリー。