出雲から宍道湖方面へ。湖沿いに走る電車が一畑電鉄・北松江線。通称「バタデン」。この電車がちょっと前に公開された邦画「RAILWAYS [レイルウェイズ]」のモデルとなった鉄道会社。
映画の宣伝文句では、「49歳で電車の運転士になった男の物語」「大人が夢見ても、いいんですね。」と。
筒井肇は、一流企業に勤める49歳。近々、昇進も決まり、会社での立場は確立。しかし、家庭を顧みない肇から、妻や娘の心は離れる一方だった。そんなある日、田舎で一人暮らす肇の母親が倒れたとの連絡が入る。追い打ちをかけるように、同期の親友が事故死したという知らせが。久しぶりに帰った故郷で、肇は想う。上り調子で来たはずのこれまでの人生。ただ目の前の仕事に追われ、走り続けてきた日々。家族を気遣う余裕もなく、母親にはまだ親孝行の一つもしてやれていない。気がつくと、すっかり息切れしている自分がいる。「俺は、こんな人生を送りたかったのか…?」そして肇は、決意する。子供の頃、母親に語った自分の夢、“バタデン”の運転手になることを。
「でんてついずもし」から「まつえしんじこおんせん」まで。途中、大社線を分岐します。駅の一つ。「がんばれ一畑電車」の幟が目立つ、「うんしゅうひらた」駅。映画に登場した黄色の電車、木製の一両が、車庫に停まっていました。手前には煉瓦造りの給水塔らしきものが・・・。
電車は、宍道湖の北側沿岸を走っていきます。自動車道路も気分のいい直線道路。右に宍道湖の静かな湖水、右手に電車の線路と。途中、2両編成の電車とすれ違いました。
この「一畑」。松江では一大企業のよう、でも時代の波に乗れるかどうか。いつか廃線になってしまうのでは、とちょっと心配になりました。
モデルとなった木製の電車。
ホームのようす。
宍道湖の湖水。
映画の宣伝文句では、「49歳で電車の運転士になった男の物語」「大人が夢見ても、いいんですね。」と。
筒井肇は、一流企業に勤める49歳。近々、昇進も決まり、会社での立場は確立。しかし、家庭を顧みない肇から、妻や娘の心は離れる一方だった。そんなある日、田舎で一人暮らす肇の母親が倒れたとの連絡が入る。追い打ちをかけるように、同期の親友が事故死したという知らせが。久しぶりに帰った故郷で、肇は想う。上り調子で来たはずのこれまでの人生。ただ目の前の仕事に追われ、走り続けてきた日々。家族を気遣う余裕もなく、母親にはまだ親孝行の一つもしてやれていない。気がつくと、すっかり息切れしている自分がいる。「俺は、こんな人生を送りたかったのか…?」そして肇は、決意する。子供の頃、母親に語った自分の夢、“バタデン”の運転手になることを。
「でんてついずもし」から「まつえしんじこおんせん」まで。途中、大社線を分岐します。駅の一つ。「がんばれ一畑電車」の幟が目立つ、「うんしゅうひらた」駅。映画に登場した黄色の電車、木製の一両が、車庫に停まっていました。手前には煉瓦造りの給水塔らしきものが・・・。
電車は、宍道湖の北側沿岸を走っていきます。自動車道路も気分のいい直線道路。右に宍道湖の静かな湖水、右手に電車の線路と。途中、2両編成の電車とすれ違いました。
この「一畑」。松江では一大企業のよう、でも時代の波に乗れるかどうか。いつか廃線になってしまうのでは、とちょっと心配になりました。
モデルとなった木製の電車。
ホームのようす。
宍道湖の湖水。