おやじのつぶやき

おやじの日々の暮らしぶりや世の中の見聞きしたことへの思い

和魂洋才の行方

2007-09-30 19:06:40 | つぶやき
 コイズミからアベ。そして、福田。特に、福田に変わって、これからの日本の経済、政治、文化、教育・・・、どのような方向性を持つでしょうか。
 ふと「和魂洋才」という言葉が浮かびました。
 「和魂洋才(わこんようさい)」。
 日本古来の精神世界を大切にしながらも、西洋の技術を積極的に受け入れ、両者を調和させ発展させていく、という意味。そうではなくて、西洋の文化文明を受け入れても、日本精神はけっして失わない!ということですか。
 いずれにしても、明治以前にあった「和魂漢才」を、明治維新になってから、新たな造語として作ったのでしょう。
 一方で、富国強兵・殖産興業。西洋に追いつけ、追い越せのスローガン。一方で、明治「天皇」を不可侵の存在として「臣民」を精神的に統治していかなくては、新生「大日本帝国」の存立が危うい。こうした背景がこの言葉にはありそうです。
 戦後の日本の政治も、実は、一貫して、この路線だったともいえます。
 「経済的自由主義」と「復古的なナショナリズム」。特にコイズミの登場は際だったものがありました。「西洋的な」市場原理の無分別な導入によって、意図的に国や共同体の弱体化を進めながら、同時に「日本固有の」愛国心や道義の退廃を嘆く。構造改革、規制緩和、郵政民営化・・・。
 これらのゆがみが生じてきたころに、今度はアベさん。国を愛すること、憲法改正、格差是正・・・。なんと言っても「美しい」日本は、その典型的な「和魂」スローガンでした。
 失われた「美しき過去」を必要以上に美化し、追求する。まさに自己陶酔的な言説が目立ったアベさん。特に、「戦後民主主義」という融通無碍な亡霊に、諸悪の根源を見いだしました。
 でも、勇ましい割には、アメリカ依存が目立つのも特徴。アベさん自公政権を支持する人々は、押しつけ憲法(GHQによる)に反対し、自主憲法を制定すべきだと主張します。
 実際には、憲法9条の改訂によって、今日のアメリカの安全保障戦略ニーズに応えようとしているのは、「ナショナリズム」のありようとしては皮肉なものとしか思えませんが。
 「昭和レトロ(戦前賛美)」的な復古趣味の感傷と言説(和魂)を戦後生まれで歴代最年少の首相が行い、道半ばにして挫折したのは、見事な結果といわざるをえません。
 復古的ナショナリズムと経済自由主義との矛盾が先鋭化したのが、コイズミの郵政改革、衆議院選挙、刺客騒ぎ・・・。コイズミ劇場にマスコミも国民も熱狂しました。その結果が、今の「好」景気のもとでの国民の「貧」民化。
 アベさん。何とか国民の目を憲法「改正」に向けたくて、悪戦苦闘。郵政民営化反対議員を復党させて、支持基盤を広げようとしましたが、中途半端。あげくに、年金と政治資金で万事休す。
 それを受け継ぐのか、是正しようとしているのかどうか、福田が登場。郵政民営化反対の落選議員の復党には反対らしいですが。また、「美しい日本」なんてスローガンも捨ててしまったようですが。
 それで、保守政治家伝統の「和魂洋才」の枠組みをどう新たに組み立てていくおつもりなのか。
 「憲法」は?洋上給油は?・・・。まだまだ混乱のまま、一気に衆議院選挙、となってくれれば、国民の気持ちもすっきり打ち出せるのですが。
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昨日は仕事が休み

2007-09-29 00:02:31 | つぶやき
でした。土日に出た分の代休ってことです。
 こうして休みがとれるだけでも、高齢者の働く条件としては、いいのかもしれません。そこで、近所の土手でサッカーボール(ミニボールですが)を持って、ひとしきり孫の相手をして・・・。
 晴れた空のもと、アキアカネもちらほら飛んでいて、土手の雑草なども少し色づいて・・・。まあ、暑かったですが、そこそこ楽しみました。
 そして、今度、久々に山登りをと思っていますので、
(いや、かつて20代から40代にかけては、よく山に行ったものです。別に百名山というわけじゃありませんが、かなり登り尽くしました。ここ十年以上は、仕事が忙しいのと、体がデブになってきたので、ちょっとしんどくなって、山にもご無沙汰。)たまには山の本でも見に行くか、と駅ビルの大きな書店へ行きました。
 けっこう登山のガイドブックがそろっています。でも、たいがいが「中高年からの山登り」という、コンセプトの本が多いように感じました。たしかに、山は中高年の歩く趣味の中でも、それなりの人気があるのですね。職場の、山によく行く若い人からも、どこの山に行っても年寄りばかりですよ、と。
 別に、今急にはやっているわけではないですね、そのはやり始めころには、もう山には行っていませんから、いまさらのように、気がついたというしだいです。
 でも、けっこう大変そうな山にも、平気で行くようですね。私が若い頃でも、槍穂稜線とか立山剣縦走なんかは、けっこう大変な思いをしながら、登った記憶がありますが、そうしたところにも平気で行くそうです、最近の高齢者は。
 その仲間入り寸前の私には、ずいぶん体力も気力もある方々も、世の中にはいるんだなと思いました。本も売れるはずですね。でも、大丈夫なのかしら、と自分のことも含めて、心配になりました。
 さて、その本屋さん。さすが大きな書店。昔、持っていたガイドブックの改訂版、なるたけ新しい方がいいですので。その本が見つかりました。けれど、6年前に改訂・発刊されてから一度も増刷していないのでした。
 たしかに、山の格好は変わりませんし、ただ、交通などのアプローチがずいぶんと変化するだけなのでしょうから。これなら、今、持っているのと大して変わりがないや、と思って店を出ました。出版社のHPで調べても、改訂版はなさそうでした。それにしても6年間もひとつも改訂していない!って登山案内書では、危険なのではないでしょうかね。
 ちらっと見たら、山をはじめた初期の頃に登った山が、ほとんどコースも内容も変わらずに載っていたのには、驚きました。そのときも、ずいぶんガイドブックと違うなあ、なにしろ林道が出来て、頂上近くまで舗装されていたんですから。そのとき、相方とぼやいたことを、昨日のように思い出します。それからもう30年以上。ほとんど同じ案内とは!
 私(たち)の山登りは、まず、ガイドブックで目星をつけて、それから、その山の詳しいガイドブックやら、地図を買って、調べて、などとやっていたので、ちょっと不安になりました。このままこの部分をコピーして歩いたら、と思いました。まあ、たいした山でもないので遭難などという心配はなさそうですが。
 その本の著者の名誉のためには書きますが、その昔、廃道寸前のところで悪戦苦闘した道は、現在、通行不能と書いてありましたが。
 
 今度、久々の足慣らしに、南アルプスの展望台となっている山に、ちょっと登ろうと思っています。
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またお得意のポーズのみ

2007-09-28 00:05:31 | つぶやき
政治資金「すべて公開」及び腰 自民にいら立つ公明(産経新聞) - goo ニュース
 どんなに自民党にすり寄ればすむのか、などという学会員以外からの批判に、わずかなポーズを見せて、また一件落着、合意になるのは見えている、公明党の太田。
自公連立を絶対にどんなことがあっても,解消しない!これだけが唯一の立場。どんなに外野が騒いでも 、学会員はついてくる、とタカをくくっている。それほどまでに、公明党ダラ幹(懐かしい響きだ!)の言いなりの創価学会員。
 せめて年内選挙になっても、何とかF票稼ぎの運動だけは、今から盛り上げていく。そのために、ちょっと苛ついたかのような言葉をはいて見せた。
 これはあくまで表面的な言動、それを自民党は、しっかり見抜いている。もし不満なら、どうぞ、民主党さんのほうへすり寄ってもいいですよ、くらいにバカにしているはず。
 そう言われても、ともかく自民党べったりじゃないと、イケダ先生が承知しないのかどうか。本気で政治を良くしようとしたら、公明党は、きっぱりと自民党と手を切るべきなのに。
 何が恐いのか、何を恐れているのか。参院選で、自民党の選挙違反。何とか一人繰り上げ当選したので、もう自民党への恨み辛みはなくなった?
 お粗末な、政教一致政党の存在が、日本の政治をますます悪くしている。
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闘いは今から

2007-09-27 19:45:07 | つぶやき
 福田「遅れてきた権力亡者」内閣。前のアベ坊っちゃんのあまりの不出来に、ちょっとばかり「自公連立内閣」の支持率も上向いているとのこと。
 なにしろ「爺二代目」政権だし、少しは配慮してくれるんじゃないか、年寄りにも。てなわけで、コイズミにアベに振り上げた拳もちょっと小休止、という趣が出ている。
 でも、これが自民党・公明党・創価学会の常套手段。何となくソフトムード。それには、まず、学会票獲得の成否を握る婦人をくすぐっておいて・・・。
 年寄り優遇策で、国民の目をはぐらかし、何とかして、参議院での劣勢を回復する。そのためには、何が何でも(税金を巨額に投入しても)目先の福祉政策でごまかす。さっそく、厚労省関係では老人医療問題で・・・。
 こうして、小手先のばらまき政策で、延命を図ってきた「自公」路線の本質を見抜かないと、じわじわと憲法「改正」に着手するはず。
 おとぼけ「福田」厚顔無恥政権に、けっしてごまかされないぞとの気持ちが高まったのだ。
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日ノウ研には善男善女が集まって

2007-09-26 20:28:13 | つぶやき
 帰宅中の電車内。妙に母親と一緒の小学生が目立ちました。夕方のラッシュ時ですが、我が私鉄はどういうわけか空いています。特急のせいもあるのかしら。
 で、駅に降りたら、まあけっこうな小学生の数。定期券を持って改札口へ。ぞろぞろといった感じ。
 そういえば、最近完成した駅ビルに、大手有名進学塾が開設されたっけ。たしかにそのビルに向かって、親子連れが・・・。
 この進学塾の宣伝文句「親子で最初で最後の受験」!
 どうも12歳での私立中学受験のことらしい。おいおい!受験は12歳で最後?親がかかわるのは中学受験までかもしれないが。その先、まだまだ続きますぞ!受験戦争は。高校・大学・就職・・。そうか、中高一貫校。一流大学の付属中ということか。
 それにしても、いい大学出たからって、バラ色の人生が保証されるわけでないと思いますが、と、そこそこの国立大出がひがんでおります。
 やっぱり、これだけではない!結婚・出産・育児・介護・・・。なんだかすべてがしのぎを削って、お金を作り出して、身をそぎ落としての厳しい親子の闘い、いつまでたっても。子離れ、親離れが12歳で出来れば、それは、かなり、上出来。
 それにしても、最近の塾のあおり方、子供への危機感のあおり方、親へのあおり方は、尋常ではありません。
 ついでに「プレ」なんとかいう雑誌。この雑誌は、もともと経済誌じゃなかったっけ。それが、特集で「三流大学から一流企業へ合格した親の顔!」なんじゃこれは。
 名指しされた大学も気の毒だが、別にJR東海が、一流企業とはね・・・。得意気に子供を語る親の・・・。どこかおかしくはありませんか。
 今や日本中が受験・受験・受験。不安心理、優越心理、敗北感、・・・。これらを織り交ぜて、親子の「最初で最後」の受験戦争がいよいよあと4ヶ月。もうクリスマスもお正月もありません。
 でも、晴れて希望校に合格できればいいが。所詮、定員の数は決まっています。 12の春を泣かせるな!15の春を泣かせるな!なんだか懐かしいスローガンを思い出しました。
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最近の管理職

2007-09-25 21:24:16 | つぶやき
一緒に飲んでいた女性の下半身撮影、中学副校長逮捕(読売新聞) - goo ニュース
 若くして管理職の道を歩む、センセイ。学校現場の経験も乏しいうちに、エリート意識だけが生まれて、その分、ストレスもたまる。
 東京都の管理職も、特に学校の場合には、なり手がいなくなっているらしい。きつい!安い!いいなり!いいことないのは、現場のセンセイのほうがよく分かっている。
 だから、授業熱心な生徒指導に熱心な先生ほど、管理職試験は敬遠する。次第に受験者も少なく、質も低下し、いたしかゆしの教育委員会。受けてもらいたいセンセイには敬遠され・・・。
 ろくでもない、授業がいまいち、生徒への対応もイマイチ。学校現場はつらい!いっそのこと管理職にでもなるか。せっせこ授業研究そっちのけで受験勉強。やっと受かってもこの有様。
 意外と管理職に不祥事を起こす者が多いのは、世間には知られていないだろう。もう世も末じゃ!
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ご都合主義の朝日新聞

2007-09-24 13:23:52 | つぶやき
 高校野球の「特待生」問題。勿論、例によって朝日主導で一件落着。おそらくは何の事態も変わらず、特待生制度による選手斡旋がお墨付きを得る?
 最初から朝日は、高校のクラブ活動のゆがみの象徴・公式野球部活動を改善する気は、全くなし。何しろ「高野連」も、スポンサー大朝日の意向の意のままに動く組織。
 世間で騒がれた時には、少し頭を下げた格好をしたが、シーズンが終われば元の黙阿弥。幸か不幸か今年の夏の甲子園。公立高校が優勝して、常連校敗退によって何となくホッとした?
 こうして「教育的」配慮という美名のもとで、結局ほとんど変わらず。高校野球で名を売りたい私立の思惑と一致。
 そういえば、天下の朝日新聞。不正義は許さないと、大学合格者水増し発表「騒ぎ」の時には、いち早く報道し、お金を払ってまで(褒美をまであげて)「偽装合格」させたことへの、怒りのキャンペーンを行っていたはず。あの話も、今やどこに消えたか? 
 日本のマスコミの脆弱さは、戦後も戦前と変わらない体質にあるのではないか。世間に迎合、政府に迎合、軍部に迎合・・・。「記者クラブ」という悪しき制度に乗っかって、縛られて(自分たちの唯一の居場所。特権意識。エリート意識をくすぐってもらっていいのだろうが)の垂れ流し記事か、自社のご都合主義的記事のオンパレード・・・。
 将棋「名人」戦もしかり、毎日とは高校野球で協賛関係にあり、適当に手打ち式。まあ、読売もジャイアンツ一辺倒でどうもしかたがないが。
 赤旗は、あれだし、聖教新聞は、これはもっとどうしようもないし・・・。マスコミでは真実は伝わらないとすれば、我々は、ミニコミ(インターネット)で情報交換、これもどうにも・・・。
 そこで、提案! どこかの新聞社がやっているような自社記事キャンペーンブログではなくて、本気で、本音を語る、勇気ある朝日新聞記者の出現を!
 ペンネームでもいいから、それと知れるような手法で、記者としての本音を語ってもらいたいのだが。それほどの人物はいないのか。
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自民党総裁選の茶番劇の裏で

2007-09-23 15:38:52 | つぶやき
 ホントにあきれ果てた日本の政治。外国のメディアにもおちょくられている始末。それをおもしろおかしく報道する日本のマスコミのバカさ加減。反省の色もないのは、マスコミも同罪。
 福田「遅れてきた権力亡者・ジイジイ」の登場が必至なので、一応、麻生「口曲がり(へそ曲がり)おじさん」にも適当に票を出しておいて・・・。いつもの自民党のお家芸の手法。皆、できレースに決まっているじゃないか。
 だいたい総裁投票権もないような人々に向かって、盛り場で派手な選挙演説をぶって、大衆を愚弄する。あとは関係者数百人が集まっての投票。
 総裁になれば、すかさず、公明党にでかけて連合(野合)の手打ち式。公明党・創価学会も、まず「連立ありき」だから、しゃんしゃんと、はい決まり!
 申し入れも一応内部向けの型どおりで、こうして、学会員以外の国民をバカにしてまたまた終わり。こんな日本(の政治)に誰がした? 
 国民不在のパフォーマンスで、一週間大騒ぎ。この遊説代はどこから出たの?
 すべてこれ、「政治資金」という名の税金。無駄遣いも、甚だしい。
 アベさん。参院選後にさっさと辞めればよかったのに。直前に外国旅行までして外国首脳に相手にされず、多額な税金の無駄遣い。
 そのアベさん。いったいどういう病状なのか。いっさいマスコミは、その真実を国民には伝えていない。ごく一部の側近だけが知っている?
 「病人に口なし」なのか、そのうち「死人に口なし」にならなければいいが。
 一国の政治を預かっていた連中が、重大な局面をほったらかしで、自らの責任も全くそっちのけ。はしゃぎまわっての大騒ぎ。太田もセンセイゆずりの遠吠えをかますだけ。
 民主党には目もくれない、自公マスコミ抱き込み路線。これほどまでの無責任な自公野合政治をビッシと叩くマスコミはないのか!
 
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自民党の茶番劇につきあったマスコミの責任

2007-09-22 21:58:27 | つぶやき
 ご病気・アベさん辞任をきっかけに、自民党の広報機関と化したマスコミ。
 連日、自作自演・できレースの二人を追いかけ、記事にして、自民党の支持率回復を支えようとしているかのよう。
 民主党の存在など、この際まったく無視。二代目、三代目の坊っちゃん候補をまるでどちらが日本の首相にふさわしいか、・・・。
 どちらもNo!と言えずに、ただただお追従の記事ばかり。これで、総裁・首相になったら批判できるのか?手のひら返したように厳しく政治姿勢を責めることができるのか。
 ただじゃ死なない自民党の姿を、今さらのように見せつけられ、自民党の広報誌化したマスコミのはしゃぎぶりに、がっくり。
 だいたい首相代理がいなくてもつ、日本国とはいったい何の?
 もし大事件が起こったらどうするの?
 そんなことなどお構いなしに、福田・麻生おっかけに終始したマスコミに鉄槌を!
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かえってアベさん気の毒な感じ

2007-09-12 23:44:51 | つぶやき
 突然の辞任表明。どうも麻生さんあたりから、マスコミに事前に流したような。
麻生はしたたかな男。もう次期総理を約束されて、笑いをこらえているような表情すらあります。
 対して与謝野さん。病気説を流して、臨時総理の座をねらっていましたが、どうも不発に終わりそう。
 アベさん。「麻生に裏切られた」とも。何しろ、麻生さん。北九州の荒くれ男の血を引く方。アベ続投を強力に主張して、自分の思うままに操ろうとしたのでしょうか。アベさんのような、坊ちゃん宰相なんて、赤子の手をひねるようなもの。
 あの、ゆがんだ口元が、一筋縄ではいかない風情を醸し出しています。小生は、麻生は、鼻持ちならない男としか見ていませんが。
 ところで、アベさん。たぶん、精神的に追い詰められているような感じ。所信表明演説をとばしたり、目がうつろな感じで、覇気が急になくなっていました。ずばり言えば、どうも鬱病の前段症状の気配。まさに四面楚歌。朝青龍的状況に追いやられてきた結果、精神的にもろくも崩壊寸前となってしまったかのようです。
 内臓疾患ではなくて、精神疾患にかかってしまったのではないか、と思います。だから、あっちもこっちもうまくいかず(うまくいくようにさせてもらえず)かえって気の毒な感じがします。
 ゆっくりと心身ともに休養して、捲土重来を期するのがよいでしょう。まあ、その機会が再び巡ってくるかどうかは知りませんが。最後まで「KY」の人でした。
でも、そういう人は、あまり精神的病にはならないような・・・。
 アベさん、お疲れ様でした。自民党をつぶした小泉さんに続いて、ついに、日本の政治もつぶしてくれました。
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雨の降り方が尋常ではない

2007-09-11 22:49:27 | つぶやき
 今日も一日、雨模様、といっても、何とも激しい降り方でした。朝から雷が。それほど雲も厚くないのに、いきなり稲光が走ってドーン!と落ちます。
 職場の窓から稲妻が光るのがはっきり見えて・・・。一天にわかにかき曇り。そのうち、また静かになって。雨のしずくもおとなしくなって、それもつかの間、またまた激しい稲光と、どこかに落ちた雷。雨もまた激しくなって。こんなことの繰り返しです。
 昔に比べて、どうも雨の勢いも、降る量も増しているような。それでいて、建物の中は、肌寒いくらいに、クーラーが効いていて、半袖ではちょっと。それでも、止めないクーラー担当者。
 部分的に止めるのは無理な構造というのが、無茶な話ですよね。どうして個別空調にしなかったのか。でも、今言っても無駄な話です。外は激しい雨、内はがんがんとクーラー。何とも矛盾した光景。
 窓も開けられず、雷雨にお互いの話し声もかき消され・・・。そんな状態が夜まで、いや、今もまだ続いています。ちょっと静かにはなったようですが、外は。
 でも、この降り方は尋常ではありません。今年の夏の暑さといい、この豪雨といい・・・。もう、すでに温暖化で、すっかり亜熱帯化してしまったのか、はたまた一過性の異常気象で済ませられるのか。
 なんだか、天然自然が、人間の愚かな所作・ひどさに、怒っているようにすら思えます。
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やっぱりお金持ちのお坊ちゃんは違うや

2007-09-10 21:50:33 | つぶやき
 今日の朝日新聞の夕刊。麻生幹事長のこと。「学生時代から懇意にしている、東京・青山の洋服屋で仮縫いをしてきた」!さすが良家のおぼっちゃま。
 学生というから、東大生のころからか、はたまた麻布高校の時からか・・・。青山のお抱え紳士服の仕立屋さんに行き来している。そして、オーダーメイドの英国製の紳士服をご愛用とのこと。
 青山って「紳士服の青山」しかしらず、吊しの紳士服しか着たことがない小生。まして今や、年金暮らし。もう毎日の生活費にも悪戦苦闘している、小生にはうらやましい限りの生活をしていらっしゃる。
 たしか、九州で大もうけした血筋。毛並みがいいのか、けっこう人気もあるらしい。さすが自民党。アベちゃんも政治家の毛並みがいいので、時々ポカをやっても、金持ちけんかせずの鷹揚さ。麻生さんも負けず劣らずの血筋。やっぱり、こちとらのような、しがない庶民とはまるで違うや。
 これで、今の国民の、血の出るような生活の苦しみを、わかってくれるのだろうか。ちょっと憤った。所詮、貧乏人のひがみですがね。
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いよいよ解散・総選挙へ

2007-09-09 23:58:42 | つぶやき
「給油継続」だめなら内閣総辞職も、首相が示唆(読売新聞) - goo ニュース
 アベちゃん。バカ正直というか、手の内さらけ出してアウト。民主党を含め、解散総選挙へ一気に加速。決意表明をこういう形でやって、アメリカにこびを売って、国内政治を混乱させるだけ。
 アベさん、早くお辞めなさいは、参院選の国民の意思表示。それを居直ったあげくに、今回の総辞職もじさずという決意。
 7月から今日までの1ヶ月余は何だったの?アメリカにいい顔したいためのリップサービスだった、なんて言い逃れはできない。
 たしかに、中曽根は言っていた。特措法が通らなければ解散選挙だと。それに引きずられたのか。
 こうなったら、さっさと辞職するか、解散をしなさい。それは、自民党内での政権交代は国民は許さない、と思うからだ。ならば、衆議院解散がもっともベストな選択。
 でも、このままじゃ、自民党も公明党も大敗北でしょう。
 そう言えば、創価学会が全面広告で「核廃絶宣言」を声高に叫んでいた。それと今の公明党の路線とは、まるで、一致しないようにも。
 今回の全面広告は何を意味しているのか、興味深い。
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裁判員制度はうまくいくの?

2007-09-07 22:18:21 | つぶやき
 電車内で、ピストル型のライターをもてあそんでいた悪ガキに、平手打ちを食らわせた警察官。最初の警察発表をそのまま報道した、マスコミ。それを見た、聞いた人たちの中から、なぜ逮捕したのか、無罪放免の要求が警察に殺到した。
 それがどうも、今日になって雲行きが怪しくなってきた。悪ガキを懲らしめた正義の味方、よくやってくれた、などという美談だったのか?
 「酔っぱらった警察官、いきなり高校生に平手打ちの暴力をふるう」というふうになっていった。いったい最初の話はどうなったの?
 報道の信憑性は抜きに、自分の気分のままに(普段からおもしろくなかった高校生の言動。それに溜飲をおろした気分になって)、逮捕した警察に抗議をする市民。自ら名乗って抗議したらともかく、匿名のメールや電話をかけて抗議する、無名性のもとで。
 いまの大衆社会の中では、ネット文化が深刻なほど、市民の生活を左右しているのか?とも。
 もし、学校の中で、悪ガキを懲らしめて、体罰を加えたら(実は、体罰かどうかの判断は、被害者に委ねられる。痛かった!恐怖を感じた!・・・。)即、懲戒の対象。大けがでもさせたら、おそらく懲戒免職にもなりかねない。
 そのとき、あの悪ガキをやっつけてくれたセンセイを処分するな!などという声が、教育委員会に殺到するであろうか。教員へのマスコミ攻撃が激しい現状の中では、たぶん、そうはならないだろう。
 底の浅い正義感の奥には、感情的な判断が存在する。マスコミ発表という形の、警察情報そのものから成り立っている、その一方的な報道を信じて、自己判断することもなく、正義漢ぶる傾向。
 もうじき導入される「司法改革」の目玉。裁判員制度。それにも関わってきそうな気がしてならない。何らかの誘導情報操作がなされたとき、そのまま鵜呑みするが、それが間違っているとなったとたん、またまた今度はそれを鵜呑みにして判断する傾向が出てきているとしたら・・・。
 犯罪の有無、ことによるとその被告人の生死、人生にも関わる(勿論、被害者もそうだが)ことがらの判断を、こうした情緒的な判断先行によって行われたら、ゆゆしき事態である。今回の問題(事件)報道とそれに対する市民の反応結果を通じて、どうも気になってしかたがない。
 昨夜から今朝にかけて、久々の大荒れの天気でした。そして、路上には、壊れて捨てられたビニール傘が、そこここに散乱していました。ぽい投げはせず、きちんとゴミ箱に捨てて下さい。道ばたに捨てた針金むき出しの傘は、車や自転車の通行にはホントに危険なのですから。
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おかしな風潮では

2007-09-06 21:26:43 | つぶやき
平手打ち警官に支持多数=電話、メール2千件超す-神奈川県警 (時事通信) - goo ニュース
 警官の不祥事。ストーカー警官げ拳銃で女性を殺害し自殺した事件。警官の拳銃自殺。「何とかに拳銃」という陰口が聞こえる中で、今回の平手打ちに支持の声が殺到。それを公表する警察。またそれを報道するマスコミ。
 そもそも、この警官。酔っぱらった勢いもあっての、過剰な平手打ちではなかったか。酔っぱらいが若者の馬鹿な行動に、居丈高に絡んだという構造ではないかったか。それを、まるで「正義」の人が理不尽に逮捕されたといって、無罪放免を声高に叫ぶ連中。警官の行為を、でかした、でかした、快哉、と叫ぶ一部の人たち。そうした傾向に、不気味さを感じる。
 今の警察官は、けっして正義の味方とは限らない。彼の手に持つ拳銃が、その権力が、いつ暴発するとも限らないのだ。
 もっと冷静な判断力をもつべきだ、と思う。
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