おやじのつぶやき

おやじの日々の暮らしぶりや世の中の見聞きしたことへの思い

お寒くなりましたね

2005-11-29 22:43:31 | つぶやき
どうもどうも
お宅さんもこのお近くですか

いえいえちょっと散歩というか
まあ時間つぶしというか

ええ、何だか今日、学校の先生が来るんで
ちょっと
席はずしてくれないかって

言われたわけじゃないんですが
何となく私みたいのは
いないほうがいいかなって
思いましてね
ま、こうして紅葉を見ながら一服でもと

それにしても
まあ見事な桜の葉ですね
綺麗な色に染まって

桜も花の季節だけじゃないですね
こうして見ると、
紅葉の時期もまた格別な感じが

そう、何だか込み入った話みたいで
孫が
何か学校でしでかしたんじゃないかって
心配しているってなことで

今の季節、面談っていうんですか
家庭訪問
学校の先生も大変ですね
一日に何軒も回っているんですかね

ほう、お宅さんでもそうですか
で、こうして外にぶらぶらと

ま、タバコでもいかがですか
そうですか

家でも吸えなくなってきて
お互いに肩身が狭い

ふう、おやもうこんな時間ですか
そろそろ終わった頃ですかね
じゃ、帰るとしますか

お宅はどちらでお近くでしたね
それは、存じ上げなくて失礼しました

まあ一年にいっぺんですから
私たちがガマンすればいいんですから

何てたって孫の為ですからね
それじゃまたお会いしましょうか
ではごめん下さい。

手持ちぶさたの年寄りは、
こうして家路につく。
ぬくもりのある家庭が、
そこに待っていてくれるといいのだが・・・。
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M党のMくんは

2005-11-28 22:50:58 | 平和
 いったいどうなってんですかね。民主党。次々と不祥事発覚。
 元・現合わせて、何人、逮捕起訴されればいいのですか。選挙違反も数知れず。連座適用や学歴詐称での議員辞職。この前の選挙運動での組合幹部逮捕は、政権党のわなにはまった感じもしたが、今回の西村議員。これは言語道断。
 へたな自民党よりも、右翼の西村某。よりによって、右翼団体の示談屋を雇ってそのあがりをピンハネしていた。もうヤクザもまっ青。どだい底の知れた政治屋。 だいたい、交通事故の示談がれっきとした商売になるのも、おかしなこと。それは、国会議員という肩書きがものをいう世界なのか。
 警察に届け、きちんと保険会社に掛け合い、双方が納得ずくで、ことをおさめるべきはずが、こういうごろつき連中が介在して脅したりすかしたりしながら話をつける。そして、示談金を一部を巻き上げる。それを名義貸し料としてポケットにいれる西村某。
 どうして、こういう御仁が議員に当選するのか。逮捕されても、ご本人、辞職する気なし。党首のMくんも困った顔つきだが、どことなく間の抜けた顔でのコメント。TVでは、幹部会かどうかしらないが、鳩山と江田の顔が映っていた。何だ!まだこんな連中が幹部やっているのか、てな印象。
 辞めさせることも出来ない体たらく。拉致問題での西村某の活動に怖じ気づいたか、対中国・朝鮮強硬派連中にびくびくしているのか。まことに歯切れが悪い。
 そもそもMくん、コイズミさんよりも対中国・韓国・北朝鮮発言は過激。ロシアに対しても、かなり強硬な意見を述べる。こういう野党の党首。唯一の違いは、靖国参拝? 本当はご自分も靖国参拝をしたいのではないか、と思わせるような言動の持ち主だ。こうして、アジア諸国からもすっかり警戒の目で見られている。
 所詮、民主党は、選挙互助組織にすぎなかった。こうなりゃ、ささっと党員を引き連れて、自民党にくら替えしたらいいのではないか。早晩、国会には巨大政党が登場するはめになりそうだ。
 他の野党もだらしがない。この間、東京東部の区議会議員選挙では、ついに社民党は、一人も候補者すら出せずじまい。共産党も福祉問題で活躍していた議員が落選。お年寄りが困った!困った!これじゃ公明党に世話になるしかないか、とぼやいている始末。ひとりほくそ笑んでいるのは、公明党。
 「改革」にあらずんば、日本国民に、否、人にあらずの風潮の中で、ますます庶民を苦しめる増税・医療費値上げ・・・。それどころか、憲法改悪・9条改悪で軍隊創設・徴兵制導入までもが虎視眈々と。
 今こそ、民主党をはじめとした、きちんと物が言える健全な野党の登場を、と思うのだが、もうそれは不可能なことなのか。
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何か変だぞ駅名放送

2005-11-27 23:13:14 | つぶやき
久々に新幹線に乗って出かけました。
行きも帰りも、指定席が満席。
まことに秋の旅ブーム、結構なことですが。

行きも帰りも賑やかな
車内での団体のお客さん。
「京都の紅葉と何とかの旅」
ってやつですかね
もう朝から元気溌剌のおじさん・おばさん。

帰りもそうでした。
飲んで騒いでくだまいて
車内販売の人をからかったり・・・。
どうも東北へ帰る旅。

紅葉なら奥入瀬をはじめ
京都くんだりまで行かなくてもよさそうなものをと
じっとガマンの車内でした。で、元気なことはなによりですな。

って、今日の話題は
別に新幹線の車内放送ではないのです。

東京駅・新幹線に乗るまでのJR山手線。
何だか話が回りくどくなりました。

某JR駅から乗ったのですな。
どうも停車駅の言い方が気になった。
最初は別に気もしなかったのですがね。

秋葉原を出ました。「次はカンダ・カンダ」
あれ!何か変だぞ
神田なのか次の駅は?
でも神田ではないような、はて?

そう、アクセントが変!神田じゃなくてカンダ。
「あなたがカンダ・小指が痛い」の神田なのですね、発音が。
そういうものかね、小指を「神田」話じゃないような気が。

ところが次の東京も東京じゃない!
「トウキョウ」「トウキョウ」
「すっとんキョウ」でもなく「同郷」でもなく
「弓削の道鏡」これだ!
「ドウキョウ」っていったいどこに連れて行かれるの?

そういえば、都営地下鉄でも似た経験が。
「日本橋」じゃなくて「二本橋」
「次はニホンバシ」これじゃ三本橋も四本橋も出てきそう。
「新橋」も「シン橋」。「金町」が「カナ町」。
えっ!いつから「花町」になったの?

東京駅で新幹線に乗り換えた。
その先はその車掌さん、どういうふうに言っていたのか?
「ユウ楽町」「あなたは楽町(落丁)」「シン橋」「シナ川」「牛皮」・・・。

たしかに無アクセント化。
駅名案内にまで進んでいるのか。

地名、駅名なんかどうでもよいのかしらね。

「カレ氏・彼シ」
二つの言い方の中にある、微妙な、距離感から比べれば、
実にたわいないことかもしれない、と思った。
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またしても公明党大臣のところで

2005-11-26 18:54:25 | つぶやき
 実に不思議ですなあ!学会のデイジンのところで何かと問題が起きてくる。手抜き・ごまかし工事による、倒壊マンション騒動。全国で被害者続出。ご丁寧に元長官がどうにかしてくれないか、と当事者を伴って陳情にまででかける始末。それに国土交通省の幹部が対応することも。
 ついこの間は、民営化寸前の道路公団での不正談合。これを取り仕切っていたのは、現役の副総裁だった。ていうのも、もう遠い昔話のように思えるから不思議ですな。そのときも、デイジン、何のおとがめをすることなくそのまま事務方の既定方針通りの人事によって民営化になった。コイズミさんもそれには知らんぷりを決め込んでましたね。
 今や、デイジン殿。馴れ合い談合の体質をそのまま引きずって組みし易し、と思われているんじゃないでしょうね。今回の内閣改造でもコイズミさん。直接神崎に連絡してデイジン留任を早々と決めてしまったとか。
 いかにも無教養なこの男がデイジンになってから、新潟中越地震が起こり、JR西日本の大惨事が起こり、道路公団の不祥事が暴露され、などろくな事態しか起こらない。どうしてですかね。まるで疫病神に取り憑かれたみたい。むしろ、疫病神そのもの。
 そういえば、学会員が厚労デイジンのときも、狂牛病あり、鳥インフルエンザありでてんやわんやした。どういうわけですかね、ホント。次々と人騒がせで深刻な問題が起きてくる。
 さあ今やデイジン殿の正念場。どうにも与党暮らしにどっぷり漬かって、デイジン病患者ばかり、目の向くところは学会組織、という姿勢だけが目立つようじゃ、公明党の結党精神が泣きますぜ。
 落ち着くところ、あちこちの自民党諸氏に恩を売って、まさか、JR西日本のあの大惨事路線に「関西創価学園前」駅なんていうのを、無理矢理作らせるための深謀遠慮なんてことはないでしょうね。
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公明党にもっと異議を!

2005-11-25 21:18:22 | つぶやき
 今朝の新聞。自民党内に「防衛省」浮上。それに対する公明党。与党として賛成する方向らしい。「庁」から「省」に変わってもたいした違いはないという、新聞コメント。
 本当にそうなのか。改憲指向。なかでも、第9条を変えて自衛軍の設置、すなわち軍隊の創設を目論む方向とからめて考えれば、改憲の暁には「国防省」になりかねない名称変更。徴兵制度も射程内にというのは、考えすぎ? とも思えない、自民党内の動き。自民党はもともとそうした考えで結党50年を迎えたのだからそれなりの一貫性がある。
 では、そうした動きに対して公明党はどう反応するのか。「平和と福祉の党」などという看板もすっかり色あせて、へたな右翼よりも右寄りに方向転換している公明党・創価学会。それにしてもどういう態度をとるのか? 興味津々。
 ところが、「朝日」の記事。もう今から賛成するが、バーターとして「児童手当の拡充」いや「在住外国人の選挙権」のほうがなどと取引材料を何にするかが議論されているとのこと。いったいどうなっているのか? 
 もともと、理念も何もなくただただ政権与党にしがみついているだけの、ぬえ政党。でも、バックの学会票は侮りがたい。そういう自らの驕りが、平和の問題も福祉の問題も、すべて政治的取引材料にしかならない。
 こうした無節操・無定見の政党に、一定の存在感を与えている今の政治状況は、どうにかしなければにっちもさっちもいかなくなる、と思うのは小生だけであろうか。
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無粋なお役所仕事

2005-11-24 22:49:49 | 世間世界
 都会にも、紅葉の季節が巡って来ました。最近のぐっと冷え込んだ時節にあわせるかのように、木々の緑が赤や黄色に変わり、落ち葉がはらはらと散る風情。秋の深まりをいやでも感じさせます。
 ついこの間まで、それほど着込むことがなかった通行人も、厚手のコートにマフラーと、本当に冬間近という様子です。歩道に植えられた街路樹。それなりに紅葉を迎え、はらはらと路上に落ち葉が、舞い散っています。何となく物寂しい感じがします。
 小生が歩き馴れた歩道に、「楓」の木が植えられています。中国でも「楓」」といえば、代表的な紅葉樹です。この木は美しく黄色に色づき、穏やかな太陽の光に映えていて、とても雰囲気のいい木です。それが何十メートルかに亘って、道の両側に続くのですから、大変気に入った散歩道です。
 今年も紅葉の季節を迎えました。なかでも、交差点に立つ楓は枝振りも見事で、いつも立ち止まって見上げ、次第に色づく葉の変化に、しみじみと秋を感じていました。去年は気がついたときには、既に枝が刈り落とされ、緑の葉と少し黄色付いた葉が、数えるほどしか残っていませんでした。まさに冬木立の姿になっていました。もともと、楓は紅葉を楽しむ木だと思っていましたから、とても残念な気がしました。
 そこで、今年こそは、もう木全体がま黄色に色づくことを期待し、待っていました。幸いに刈り取る気配もなく、少しずつ緑の葉が、黄色くなっていくのを通るたびに見上げて、全部、黄色になったらさぞ見事だろうと思っていました。
ところがです。無粋にも、昨日のうちにすっかり刈り取られ、無惨な姿になっていたのです。ちょっと一日だけ通らなかったときに、業者によって刈り落とされたのでしょう。そういえば、もっと大きな通りのプラタナスもすっかり枝が切られていました。がっかりしました。しかたがないとあきらめるしかないでしょうか。
 たしかに落ち葉は、歩く人や車には邪魔な存在でしょう。舞い散り、雨でも降れば、地べたに張り付いて汚らしく、また通行の妨げになるでしょう。だから、色づき散る前に刈り取っておく。おそらくそのほうが近所の住民からの苦情も少ない。たぶん迷惑な木にすぎないのでしょう、住民にとって見れば。
 最近、落ち葉を嫌ってか、街路樹なども常緑樹が目立つような気がします。
 でも、それなら、なぜ紅葉を愛でる「楓」を街路樹にしたのでしょうか。
 街路樹が常緑樹にとって変わられることで、ますます秋の風情が失われ、町並みの無季節化が進んでいき、ついでに、通り行く人々の心までも無機質化させていくような気がしてなりません。
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11:22たわいない会話編

2005-11-23 17:21:55 | つぶやき
車で出かけて、ちょっと帰りが遅くなりました。
で、車内の時間を見ると、午後11:08。

11:08 「これは、いいおや」だ。
11:09 「いいおく」ことがあった。
11:10 「いいとお」も。
11:11 「もう、いい、いい」。

11:12 「いい、いつうだ」
11:13 「イイ、イサンソウゾク」「いいとうさん」
11:14 「ワンワンいいよ」「ちょっと変じゃない」「いい医師いないね」
11:15 「ワンワンにいこう」「何それ?」「ラーメンやの名前」

11:16 「いちいちよんよん」「何?」「4かけ4で16」「?」
11:17 「いちいちいうな」
11:18 「いいいは」「?」「いい歯」「一つ少ない」
11:19 「いい、いく~」「ちょっと~」「死ぬ、死ぬっていわないだけいい      だろう」

11:20 「いいにわ」「京都の秋の庭を見たいね」「一人で行けば」          「・・・」
11:21 「いいにいく」「く?」「字余り」
11:22 「いいふうふ」。これはいいや。
      でも「ワンワン、ニャンニャンかもよ。」
てなことを言っているうちに、
11:23 「いいプーさん」になりました。
「あんたは毒入りプーさんじゃないの」とまでも言うか!

眠気覚ましでよかったのですが、くたびれ面白かった!

帰ってきて、トイレの日めくりを見たら、
11月22日は「いい夫婦の日」とありました。
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共和制を考えてもいいのではないか

2005-11-22 23:13:39 | 平和
 天皇の継承権を巡って、いよいよ結論が出たようです。何でも第1子優先となることに。これで、今の天皇継承の順位は、皇太子の次は、その娘になるわけです。 以下順番につけていくと、今の制度での継承権をもつ人たちが、ぐっと増えるそうです。女性天皇もOK。第1子優先ですから、今の皇太子にこれから男の子が生まれても、姉の方に第一順位がつくという。これが今までとは大きく違う制度ですね。すると、娘の愛子さんは結婚しても皇族のままで、夫となる人が今度は新たに皇族となるということに。これで、天皇家の存続はもう安泰というものです。なにしろ皇位継承権該当者がたくさん出てくるのですから。
 一方で、皇族と生まれた限り、自らはそこから離脱することはできなくなる。自分の意志で皇族から離脱できない。前世からの因縁が深く、めでたく宮家に生まれたことによって、職業選択の自由も、居住の自由もその他選挙権も含めていっさい剥奪されてしまう人たちが新たに登場するわけです。実に前近代的な、日本国憲法の人権尊重の精神からはほど遠い、「国民」が誕生する。まさに超法規的存在。
 でも、第1子が必ず家の後継ぎになることは、どういうことでしょうか。長男相続という形式が、長女でもよいというのは、今の普通の家庭でもよくあることなのか、それとも珍しいケースなのか。
 女の子が生まれたあとに男の子が生まれると、その子を後継ぎとする。男の子が生まれなければ、娘が養子をもらって家のあとを継ぐ。てなことが一般的な風習ですかね。それともその時点でお家断絶。そうなっては一大事。そこで、婿を取る。そういうほうが、かえってその家の精神は受け継がれ、繁栄することにもなるようです。実際、ますおさん家族のほうが、えてしてうまくいく場合も多いようです。
 でも、それでよしとするのが本当によいのか? いっそのこと天皇制を廃止して共和制にする方法もあるのでは。そうした議論が、もっとあってもいいのではないでしょうか。天皇制存続を前提とした今回の議論・結論は小生には何だか奇妙に聞こえます。
 下世話な話ですが、これで愛子さんのご学友あわよくば・・・に、と世間の一部では大騒ぎになるでしょう。そしてまた、最近、受験生の間では落ち目の「学習院」もしばらくは安泰というものです。
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このごろ巷にはやるもの

2005-11-21 22:26:32 | 世間世界
 最近気になること。何だか電車内で日経新聞を読む人がやたら目に付くこと。
 かつてのバブル期。通勤電車に乗るときだけじゃなく、昼間も、夜も、老いも、若きも、血眼になって新聞を読む姿があった。ほとんどが「日経」。株式市場が気になるのかな。どうもそれだけではなく、企業情報が欲しかったのでしょう。
 それから町中の証券会社の前を通ると、必ず人だかり。株式市場が刻々とテレビ画面に映し出される。追いも若きも店頭にたむろって、真剣な眼差しで見入っている。
 そう言えば、職場でも電話をかけている先輩の姿があった。変なのは、ただただ無言のまま。何分も受話器を持ったまま、話もせず相手の話を聞いているだけ?そんなことがあるのか?実に変な電話だった。先輩に聞くと、あれは株式市場を聞いているんだ、と。何だって職場の電話をただで利用しているのか!呆れたことがあった。
 当時、皆、電車の中でも血走っている感じがしていた。地上げ屋が、家の周辺をウロウロし始めたのもそのころ。そのうち、すぐそばの一角が立ち退きになって、空き地になった。でも、マンションが建つわけでもなくて、今でもそのまま。時間貸しの駐車場になっている。時間貸しの駐車場も歯の欠けたような空き地に次々と出来て、今ではダンピングの過当競争のようす。「1800円以上はなし」とやらで。
 さて、あのバブル狂騒から10年以上。長い長~い不況のトンネルを抜け出したかのような、今の日本経済。その内実は、はたして如何に?
 かつてのような不動産投資が、復活して来たとも言われるけれど。今回は、何とかファンドとかいう投資(配分)業がおおはやり。金を集め投資して、その儲けを配分する仕組み。借金で高くなりそうな株券を買って、上がったところで、高く売って差額を稼ぐ? これは、「人の褌で相撲を取る」ということなのか。
 銀行の0金利政策の中で、少しばかりの小銭を持った人たちや企業が、利益稼ぎで金を貢ぐ。お互いに自転車操業的世界。騙し、騙されとは言わないまでも。欲の皮のつっぱた者同士のやりとり・駆け引きくらいは言ってもいいか。
 銀行までもが、だぶついた金を回す始末。これでまたぞろバブルが来ないと思っているほうが、よほど脳天気。気がつけば、日本中、一億総株屋。貧乏くじを引くのはいったい誰か? 外国人投資家はさっさとうまく売り抜けて、ほとぼりが冷めるまで、日本経済からは手を引くだろう。
 結局、株屋まかせの人たちが、またぞろ大変痛い目に遭う。しかし、バク才のすぐれた連中がちやほやされる時代は、ろくでもない時代だと思うのは、小生のように金に無縁の名もなき庶民だけだろうか。
 くれぐれもうまい話に乗らない方がいいと思うのだが、ここでも、またごまめの歯ぎしり。
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グローブまたは・・・

2005-11-20 23:45:29 | 世間世界
 先日車で出かけたときのこと。京浜急行の踏切にさしかかった。この踏切は、なかなか遮断機が開かない「開かずの踏切」に近い。そういえば、このあたりのJR線。開かずの踏切が少し前、話題になったくらいだ。
 現場は立体交差の工事中で、それでなくても混雑する国道。結局、渡れずに電車通過待ち。これはしまった、助手席もあきらめ顔。聞くともなしに聞こえてくる、ラジオの音声。「思い出話」風というか、コント風の仕上がり方。若い女性の声。追憶の趣。初めて聞く話だった。
 ショートコントなのかしらん。どうも父親が亡くなったらしい。一人娘が野球選手になりたくて、野球部に入ろうとするが父親に反対される。女のくせに何だって野球だ!男の子だったら野球をさせたかったらしい父親。それでもその娘は、野球をやっていく。
 その父がふとした病で死んでしまう。娘が父の遺品を片づけていると、グローブがあった。よく磨かれ、柔らかく使い慣れたグローブ。それほどやりたかったなら自分にもやろう、と声をかけてくれればよかったのに、と娘がつぶやく。
 電車通過待ちの間に聞いた。思ったほど待ち時間は長くはなく、奇跡的に遮断機が上がった。ラジオからは、その続きの声が。グローブではなくてブログのことですが・・・。
 手の込んだ某社のCMだった。おいおい、それはないでしょ、て二人でつい叫んでしまった、まだ渡りきらなかったが。そして苦笑いをした。二人で聞き入っていたから。
 でも、いくら話だからと言って、人の死をもてあそぶな!
 実は、かつての若き同僚が、今、死の床につき、いつ命が尽きてもおかしくない、という深刻な話を聞いたばかりだったからだ。
 最近のCMは、このように聞いている人の話をうまくはぐらかすような、落ちのものが多いような気がする。はたして今の軽薄な世相をあらわしているのか、はたして人間の心理を深くよんでいるのか。
 そのあと流された、禁煙のCMもなかなか手が込んでいた。これもうまくはめられた感じがした。
 クソ!けっしてあんたのブログには入らないぞ!って思った。が、家に帰ってきて小生のブログはまさにそのブログであったのに気がついた。
 実にしてやられた一こまでした。
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逆走・無灯火・二人乗り

2005-11-19 20:21:32 | つぶやき
はい、すいませんでした
分かってます、分かってます
ついついやってしまって
はい分かっています

でも自転車って右側通行じゃないんですか
人間と同じで
人は右車は左って聞いてたんで
スイマセン
はいやっぱり違うって言われました
センセイにも注意されます

でも歩行者もいるんでぶつかるよりは
空いてる道を行ったほうが
車が来たら避ければいいと

そう一方的に言わなくたって
僕たちも分かっていますよ

この間センセイにクビしめられました
二人乗りで逆走していて
ものすごく怒っていました
最初何でこんなに怒っているんだって
思いましたけど
だって誰だってやってるんじゃないですか

大人だってこの間なんか
お爺さんが逆走していましたよ

たしかに被害者になるだけじゃないです
この間は出会い頭に車にぶつかって
お金とられましたから友だちが
はいちょっとやばい感じだったんで

5時にはもう暗いですよね
無灯火ではまずいと思っていますが
ついつい軽く考えて
先輩が後ろに乗せろっていうんで

はいすいません
スイマセンで済めば警察はいらないって
面白いこと言いますねおじさんも

ごめんなさい、スイマセンでした
はい注意します

もう最近の自転車のマナーは
なっていない。
この間高校生が、反対車線を二人乗り、無灯火で走ってきた。
注意をしても、上っ面で謝っているようす。

高校生だけではない、いい大人も車に向かって走ってくる。
もう全然平気な顔。
かえって車のほうをにらみつける。

車の運転も気が気じゃない。
違法駐車を避けようとすると、
その陰から自転車が飛び出す。
前にも注意したことがあった。
ますますひどくなっているよう。

人生に、今の世に未練もなく
自殺したくて逆走してくるのですかね。
まきぞえを食わされる、我々がホント迷惑します。

まして今時の高校生。
二人乗り。それも3台くらい横に並んで走ってくる。
いったい何をしつけているんだ、親は学校は。
っていっても気の毒だよね。
親はともかくとして、学校まで言われたんじゃ。


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TAKESHIS

2005-11-18 23:36:00 | お芝居
久々に映画を観た。去年の「TAIZOU」以来だ。
 北野武の映画はどんなものか、これまでの作品がそれなりに面白かったと聞いていたので、今回初めて観たというわけ。
 率直に言って「駄作」であった。ストーリーも陳腐、使っている役者も切れがない、まるでビートたけしのためにしかいないような役者ばかり。不快なほど下手であった。
 という観客の批判(うけ)を狙って、武監督は作ったのだろう。彼の肉体的・精神的衰えは隠せない。役者的な鍛錬も何もしていない、肉体的醜さ。「戦・メリ」での鮮烈なデビューが、印象に残った、それからこの映画は始まる。取り巻きしかしないタケシが、とりまきのいないタケシを撮るところに、面白さがあるはずのなのに。あまりにも先の読める展開であった。
 日本の芸術家は、とりわけ小説家は、最後には私小説になっていく。それまで、そうした日本文学の貧困さを、その依拠する私的立場故に、批判してきた作家もついには、そこに落ち着く。大江健三郎がその代表だ。彼に、もし障害者の子どもがいなかったら、と考えるのは過酷すぎるし、差別的すぎるだろうが。
 タケシが、元相棒のキヨシへの思いもまたそこにはある。すなわち、この作品の根底にある。キヨシへの思い・重い・想いが・・・。おそらくは浅草時代の無名の仲間たちへの挽歌が、そこにはある。まさにビート・タケシの私小説。少しばかりの相変わらず斜に構えながらの。その「斜」の部分がまたおかしいのだが。
 古き・良き日本への郷愁と、それへの反抗と・・・。日本であって、日本でなかった、否、日本であり続けよう、とはけっしてしない沖縄を、最終の地点として映画は終わる。もしかしたら、タケシは、今の日本と、今の腐敗した芸能界への挽歌を、私的に捧げたのかもしれない。
 書き忘れた!京野ことみの乳首が、やけに黒ずんでいたのにはショックだった。役柄なのか、私的なのかそれは分からないが。
 でも、今、映画は面白い。吉本はつまらない。
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一点突破全面展開

2005-11-17 18:58:54 | 平和
 保安官・荒馬ブッシュの極東における忠犬ポチ・コイズミは、アメリカ追従を鮮明にして、その尾っぽをブッシュに360回転させた。犬は一番お気に入りの、双方が、飼い主にはしっぽを器用にくるくると回転させるらしい。史上まれに見るアメリカへの盲従姿勢をはっきりと国内外に示したのだ。
 まさに「脱亜入米」こそ、ちんぴらセイジ家・コイズミの真骨頂であり、総決算である。それは、彼が言う、「戦後総決算」路線でもあった。
 米軍の再編・基地問題についても、すみやかに解決する、すなわち各地からの反対の声にいっさい耳を貸すことなく、ブッシュの言いなりに強行することを宣言した。そしてまた、こうして自衛隊が米軍と一体の軍事行動をとることをより強固なものにした。憲法9条を改定せずにもうすでに実質は変えられた。陸自のイラクからの撤退もあいまいのまま、今度は空自を派遣することも約束しそうな、誰と?ブッシュと、勢いである。
 狂牛病騒ぎの牛肉の輸入解禁も、さっそく再開の方向に舵を切った。消費者のイノチと安全は知ってか知らずか。こうしてブッシュの訪日を機会に、いっそう政治も、経済も、軍事もすべて米国の指揮下に入ることで、閉塞状況のアジア外交への活路を見出そうとするのか!
 中国・韓国・北朝鮮そしてロシア・・・。極東アジアの平和と経済が、今や暗澹としている中、中国をことさら無視する。このような強硬姿勢をとることの方が、中国にはかえっていいのだ、これはかの中曽根路線ロンヤス路線・民活路線の継承である。靖国も、来年は間違いなく8月15日に参拝することが決定的になった、これは外務省高官の見通しである。八方ふさがりのアジア外交をことさら無視して、米国追従をとることで、はたして思惑通りにいくだろうか? 
 アメリカ・ブッシュは、今や支持率がた落ちである。またイギリスのブレアも同様。まさに、一人勝ちのコイズミさん。ここで恩を売っておくと、将来、大きな得があるとでも考えたのか。国益は、いつしかポチ・セイジ家・コイズミのの手中に収まった。
 しかし、アメリカは対中同盟国の日本をおだてつつ、おそらくは米中外交をしたたかに繰り広げるだろう。プラグマチックな経済政策のもとで。なにしろ、中国市場はアメリカの輸出入の大きな地位を占めてきているから。また、それなりの数と力を持った、出自が中国である国民を抱えている米国でもあるから。結局、忠犬ポチ・コイズミは少しばかり毒入りのえさを与えられ、それに自己満足して意気揚々と東京に戻ってきた。
 そして、それを快哉と叫び、支持する声は、異議を唱える声を圧殺するほどである。その声の背景に、かつての中国(多種の民族・多数の人間)を蔑視し、朝鮮(民族・人)を蔑視してきた、(名もなき)国民の素朴な感情があったとしたら、いよいよのっぴきならない状況になるにちがいない。
 拉致問題も、国連加盟も、北方四島もすべて解決しないまま、アメリカの属国となった日本は、アメリカ合衆国にお縋りしつつ、生きていくことになる。そう、これは、生活するのではなく、ただ生かされていくことの運命に陥ったのだ。
 郵政改革も本当に当初のようにいくのか。「改革」という言葉に踊らされ、「改革」反対を唱える人々を無能扱いし、反動扱いした責任は、いったい誰がとるのであろうか。
 「一点突破全面展開」とは、かつて学生運動が華やかなしとき、学生たちによって叫ばれたスローガン。そして、歴史的事実というものは、一点も突破できず、敗北していくことになった。
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「予防」の悲喜劇

2005-11-16 22:55:27 | 世間世界
 青魚の油が心臓病予防に効果があることが証明されたとか。日本人の魚好きが健康によいことが世界的に証明されたとも。実験のために、油分のエキスを飲み続けてきた方々もお疲れさま。
 だいたいふつうの食生活で、魚の油だけをとることはない。塩焼きにしたり、煮付けたり・・・。醤油を使い、塩を使い、塩分の摂取量はどうなっているのでしょう。これで、油エキスを錠剤にして売る予定でもあるのでしょうか。
 それでも、長寿国日本の背景には魚を食する習慣があったのだとも鼻高々。たしかに結構なことです。最近の若者が魚嫌い、肉好きはゆゆしい問題です。実はこうして魚好きの年寄りがますます元気で、獣肉食の若者が肥満と心臓という生活習慣病で、若いイノチを縮めている。年寄りの面倒を見る間もなく先に死んでいく、なんていうのも冗談ではなくなっています。
 予防医学の面からも、大いにこの結果をもとに、いっそうの魚(それも青魚、イワシやサバ・・・)の売れ行きが増すことでしょう。マグロなんかは水銀は含んでいるし、ただただギトギト油じみていて、食わないほうがましでしょう。せいぜい赤身の部分にしておいたほうが無難のようです。
 魚しかり、お茶しかり、黒酢しかり、・・・・。日本人の伝統的な食生活が世界で一番といわんばかりの論調です。そのうち、イワシも高級魚になってしまう日も。ひと頃よりはずいぶん高くなりましたから、イワシも。
 もう健康食品ブームは、際限なく続いています。某テレビ番組で取り上げられると、たちまちその商品があっという間に売り切れる。八百屋さんはあのテレビ番組を視るのが、必須なようです。また、ガンが治ったというウソ八百を並べて高い品物を売りさばく。藁をもすがる人たちを騙す品々が次々と販売される世の中。
 逮捕されてもたいした罪にもならず、性懲りもなく新たな稼ぎ口を生み出す。一億総健康ブームで、あだ花が咲きそろう。健康や長寿が金で買えるなら、いくら金を貢いでも構わない。ここまで、長生きしても、まだまだ現世に未練があるのか、騙される年寄りが後を絶たないご時世。
 病気が本当に予防できるなら、それにこしたことはないけれど、本当にそうですかね。
 そうそう、空前の新型インフルエンザが大流行しそうだとか。何十万人もそれで死ぬ。そんな予想を立てて、さあ大変、特効薬のカプセルを備蓄しなければ、と政府も大慌て。ぼろ儲けするのは、中〇製薬。
 一説によると、副作用が強いらしく、服用したあと突然外に飛び出したりして死亡者も出たとか。それも、因果関係は分からないから、と方針を変えない厚労省。一人や二人の死者が出ても、何十万に比べれば大したことがないとでもいうのか。 世の中、予防・予防・未然に防ぐ・・・。
 地震もしかり。今だに予知にこだわって、莫大な税金を投入している。
 国の予防、即ち国防。これも米軍と一体となっての具体化。もう税金を費やす一方。反対すると、それなら他国が攻めてきたらどうするんだ。
 病気も何もかも予防・予防・予防。世の中一億総予防時代。
 挙げ句の果ての責任回避。国民には自己責任をと責め立てる。
 こうして誰かが得して、誰かがバカをみる時代がやってきた。「天命を知る」とは、今や死語となったのか。
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四季から二季へ

2005-11-15 22:39:51 | つぶやき
急に寒くなりました。
ついこの間まで、ワイシャツ一枚でよかったのにね。

もう薄手のジャンバーでは寒~い。
ついでにズボンも厚手のものに。
一週間前は夏のズボンだったのにね。

そうそう、遂にコタツも登場。
この間はクーラーをつけていたのにね。

どうなってるでしょ、最近の気候は。
三寒四温。行きつ戻りつ。
春先もそういう言葉もなくなって。
けれど、
秋だけは「つるべ落とし」という表現が
かえってぴったり。

一年が急に暑くなって、急に寒くなって。
春。秋。何だか肩身の狭い季節になったような。
夏ばかりがでかい顔しています。

春を早く追い出し、秋の出番をくい止めてと
昔は6・7・8月。今は5・6・7・8・9月
ともう五ヶ月のロングランとなって
夏こそが我が物顔で
日本を席巻しています。
台風も早くから遅くまでやってきます。

日本の四季は二季に変わってしまって・・・。
日本の学校では
三学期制が二学期制にとって変わられ

どこもかしこも
小学校から高校まで
二期制でなければ学力低下とばかり
大流行したのはいつだったか。

今や思うように伸びず、
いつしか三学期制に戻すところも
増えてきたらしいのに。
季節だけは二期制に。

それもこれもデジタル化。
○か×かの二項発想。
季節もついにこうなりました。
やはりこれも温暖化現象というヤツですか。

電車も涼しい風から
急に暖かい風に切り換えて。

人間はそう簡単に切り換えられない。
アナログ型人間は
もう世の中の変化についていけません。
ファジーがホントは
身体にも心にもいいはずなのに。
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