引き続き、これもレトロでマニアックな本。昭和・大正・明治の地図で行く、とある。筆者が実際に地図を片手に歩いた、レポート集。
取り上げたところは、原宿・表参道、荻窪、府中、池袋、上野・浅草、深川、日本橋、湯島、両国・・・。
廃墟・痕跡・廃線マニアには、これも、たまらない一品(いっぴん)。今の街の姿からは想像も出来ない古き時代のようす。昔の地形図を探っているうちに、むしろ新しい発見が出て来るようです。
例えば、池袋。JR山手線の東側には、根津山という丘があった!運河や川が埋め立てられなくなっても、区界は昔の水路に沿って出来ている!等々。
「ひとにそれぞれの人生があるように、町にもそれぞれの生い立ちがある。今歩いているこの場所は、どんな過去を持っているのか、新旧の地図を見比べながらセンサク好きなおじさんが、東京のあちこちを歩いてみた」と。
この心意気と行動力に、ホント、心から敬服します。まさに「散歩の達人」です。私も、本ばかり読んでないで、老人力でもって、実際に歩いてみようと思いました。「書を捨てて町に出よう」(寺山修司)ではなくて、「地図を片手に町に出よう」と・・・。
『選挙ネタ』その一
衆院選も、予想通り民主党の大勝利。報道番組も、「出口」調査によって開票前にも「当確」(TBSのように間違ってしまい、候補者・視聴者を惑わす場合もあったが)。
期日前投票でも徹底した出口調査を行って、本番の結果も予測し、それを情勢調査に反映して、新聞や雑誌での発表。このやり方にどこのマスコミもヤッキになっているようす。これっていいのかな?
少し事前の予想よりも自民党が頑張ったのかな。聞かれたことがない有権者の一声でした。
『選挙ネタ』その二
報道では、小選挙区の当落情報が中心。大物議員の落選(今回は、自民党・公明党)のたびに、インタビュー。当選者の笑顔、・・・。
ところが、深夜を過ぎて報道番組も終わった頃に、比例区での復活当選。そのころは、インタビューもなし。結局、落選した大物も当選。この復活制度って何かおかしくないか。
国会の中では、「小選挙区当選組」と「比例区復活組」さらに、比例区単独当選者」。比例区に重複立候補出来る制度はない方が。その点、「敵」ながら公明党は立派でした。討ち死にやむなし。ただ、小選挙区は自民党、比例区は公明党(その反対もあり)というのも、全くおかしな感じ。当選目当ての党利党略!
比例区の政党名投票が、一番、国民の政党支持意識を反映しているような。前回の「郵政選挙」だって、比例区に関しては、国会全体の議席数よりももっと接近していて、その議席配分なら、あれほどの自公横暴政治運営はできなかったはず。
自公の自業自得と言ってしまえば、おしまいだが、この小選挙区の劇的な揺り戻し傾向。恐い恐い!二大政党制を目ざし、選挙のたびに劇的に変化することは望ましいことなのか。もともと似たような主義主張の政党間での政権交代を想定している制度のような気が。
イギリスでも、労働党と保守党とのの政権交代劇では、今や国民のニーズに応えられず、「自由党」という第三党が次第に地力をつけつつあるという。
日本のような政治風土では、どうも二大政党制はなじまないような気がして。中選挙区制度がいいとも思わないが、○か×でなくて、△もあって、調整弁となるような政党が当選出来るような制度の方がいいような・・・。
『選挙ネタ』その三
取り上げたところは、原宿・表参道、荻窪、府中、池袋、上野・浅草、深川、日本橋、湯島、両国・・・。
廃墟・痕跡・廃線マニアには、これも、たまらない一品(いっぴん)。今の街の姿からは想像も出来ない古き時代のようす。昔の地形図を探っているうちに、むしろ新しい発見が出て来るようです。
例えば、池袋。JR山手線の東側には、根津山という丘があった!運河や川が埋め立てられなくなっても、区界は昔の水路に沿って出来ている!等々。
「ひとにそれぞれの人生があるように、町にもそれぞれの生い立ちがある。今歩いているこの場所は、どんな過去を持っているのか、新旧の地図を見比べながらセンサク好きなおじさんが、東京のあちこちを歩いてみた」と。
この心意気と行動力に、ホント、心から敬服します。まさに「散歩の達人」です。私も、本ばかり読んでないで、老人力でもって、実際に歩いてみようと思いました。「書を捨てて町に出よう」(寺山修司)ではなくて、「地図を片手に町に出よう」と・・・。
『選挙ネタ』その一
衆院選も、予想通り民主党の大勝利。報道番組も、「出口」調査によって開票前にも「当確」(TBSのように間違ってしまい、候補者・視聴者を惑わす場合もあったが)。
期日前投票でも徹底した出口調査を行って、本番の結果も予測し、それを情勢調査に反映して、新聞や雑誌での発表。このやり方にどこのマスコミもヤッキになっているようす。これっていいのかな?
少し事前の予想よりも自民党が頑張ったのかな。聞かれたことがない有権者の一声でした。
『選挙ネタ』その二
報道では、小選挙区の当落情報が中心。大物議員の落選(今回は、自民党・公明党)のたびに、インタビュー。当選者の笑顔、・・・。
ところが、深夜を過ぎて報道番組も終わった頃に、比例区での復活当選。そのころは、インタビューもなし。結局、落選した大物も当選。この復活制度って何かおかしくないか。
国会の中では、「小選挙区当選組」と「比例区復活組」さらに、比例区単独当選者」。比例区に重複立候補出来る制度はない方が。その点、「敵」ながら公明党は立派でした。討ち死にやむなし。ただ、小選挙区は自民党、比例区は公明党(その反対もあり)というのも、全くおかしな感じ。当選目当ての党利党略!
比例区の政党名投票が、一番、国民の政党支持意識を反映しているような。前回の「郵政選挙」だって、比例区に関しては、国会全体の議席数よりももっと接近していて、その議席配分なら、あれほどの自公横暴政治運営はできなかったはず。
自公の自業自得と言ってしまえば、おしまいだが、この小選挙区の劇的な揺り戻し傾向。恐い恐い!二大政党制を目ざし、選挙のたびに劇的に変化することは望ましいことなのか。もともと似たような主義主張の政党間での政権交代を想定している制度のような気が。
イギリスでも、労働党と保守党とのの政権交代劇では、今や国民のニーズに応えられず、「自由党」という第三党が次第に地力をつけつつあるという。
日本のような政治風土では、どうも二大政党制はなじまないような気がして。中選挙区制度がいいとも思わないが、○か×でなくて、△もあって、調整弁となるような政党が当選出来るような制度の方がいいような・・・。
『選挙ネタ』その三