江戸川の堤を北に向かいます。サイクリングロードが続きます。
遠くにスカイツリー(↓)。
河川敷には野球場が続きます。
「海から14.25㎞」表示。
グランドではラグビーの 練習中。
「海から一五㎞」表示。
のんびりと歩いていきます。
遠くに北総線の鉄橋。
土手下が自動車道路。
左下に「佐倉街道」が見えてきます。
「親水さくらかいどう」となっています。
「親水さくらかいどう」側から土手を見上げる。
佐倉街道が江戸川の土手にぶつかる手前には、「水神」と大きく刻まれた石碑とすぐそばに「善兵衛樋(ひ)」があります。
この辺りの農村は、江戸川を目の前にしながら水不足の悩みが絶えなかったそうです。明治に入って、上小岩村の石井善兵衛を中心に運動を進めた結果、1878(明治11)年に取水口が完成し、「善兵衛樋」と命名されました。
1924(大正13)年、地元の人達が、その功労者の氏名並びに石井善兵衛の功績を称えるために作ったものが、「水神」碑です。人々には、まさに「水神」様に思えたのでしょう。
「善兵衛樋」は、高く組み上げた岩と岩との間から、江戸川の水が勢いよく噴き出し、流れ落ちる仕組みになっていて、まるで滝のようです。その背後、見上げるような土手の向こうには、江戸川からの取水口と流れがそのまま残っています。
この「善兵衛樋」からほぼ南に向かって約1キロメートル、「上小岩親水緑道」が続きます。
「北総線」の鉄橋が近づいてきます。
「北総鉄道」。
北総鉄道は、その設立の経緯から千葉ニュータウンの建設と密接なつながりを持ち、その社史は千葉ニュータウン建設の歴史の一部でもある。また成田空港と都心部のアクセス手段は、東日本旅客鉄道(JR東日本)の成田エクスプレスおよび、それまで京成本線を経由していた京成電鉄のスカイライナーが担ってきたが、北総鉄道の保有する北総線が、成田スカイアクセスの一部区間を担うことになったことも、千葉ニュータウン建設の歴史と共に重要な要素となっており、千葉ニュータウン開発が収縮した後は、沿線開発と空港連絡鉄道としての役割が同社の歴史となっている。
千葉ニュータウンの建設は1966年に千葉県が構想を発表し、1969年に都市計画を決定した。1970年に小室地区から事業が着手されたものの、用地買収が計画通りに進まず、その間に東京圏への人口集中が鈍化し、住宅確保の緊急性が薄れたこともあって、当初の計画から大幅な変更・縮小を余儀なくされていた。これにより、当時都心への唯一の鉄道アクセス手段であった北総開発鉄道の旅客数低迷にも直結し、同社の経営が悪化する主因となった。そのような動きにより、2004年7月に、行政改革の一環として行われた特殊法人の見直しに合わせ、住宅・都市整備公団が鉄道事業から撤退することになったのに伴い、「開発」の名を社名より外して北総鉄道株式会社とし、「北総・公団線」と呼ばれた路線名も「公団」を外して「北総線」とした。
2010年7月17日より、北総線を経由して都心と成田空港を結ぶ成田スカイアクセスの開通により、第二種鉄道事業者として京成電鉄が運行するスカイライナーやアクセス特急が北総鉄道の線路を利用することになり、京成電鉄から得られる路線・施設使用料収入が収益改善に貢献し、2012年に債務超過状態を会社設立から40年かけて解消した。
北総鉄道は、首都圏の通勤路線の中でも、運賃が際立って高い。これは、元々の建設費用が高く付いたことと、千葉ニュータウン事業計画の未達(当初の計画人口34万人に対して2017年7月末時点の人口は97,965人)による利用の少なさに由来する。中距離の運賃設定は、JR東日本(大都市近郊区間)はもとより、大手私鉄と比較しても高額になっている。
さらに、乗継割引が若干あるものの、直通先に京成電鉄、東京都交通局(都営浅草線)、京浜急行電鉄と事業者が連続することから、都心部や京急線との間を利用する場合は事業者ごとにそれぞれの運賃が加算され、トータルで更に高額となる。
(参考)新鎌ヶ谷駅 - 品川駅間の運賃 (2019年11月現在)
東武アーバンパークライン(船橋駅)、JR横須賀・総武快速線経由: 680円
北総線・京成押上線・都営浅草線・京急本線経由: 1150円
北総鉄道の定期券の割引率について、1か月有効の通勤定期券の割引率は30%である(都営線まで乗り継ぐ場合は3社線割引で京成・北総線分は5%引きとなり割引率は33.5%となる)。6か月有効の定期券で割引率40.15%となり、平均して週5日以上利用しない場合は、普通乗車券や回数券の単価のほうが安価となる。
北総線内にある駅の定期券売り場では、京成電鉄が発行する京成カードのみではあるがクレジットカードによる定期券購入が可能である。ただし、定期券が高額なため、定期券売り場には「京成カードで定期券を購入される場合は、カードのご利用可能枠をご確認下さい」という旨の掲示がある。PASMO定期券で北総線の定期券を発行した場合、万一紛失しても再発行が可能である。
なお、沿線の印西市・白井市では過去に「北総線通学定期券助成」制度を設けていた(有効期間が2010年7月16日を超えない通学定期券のみ有効だった)が、後述の値下げ実施に併せて定期券の割引率も引き上げられたため終了した。
成田スカイアクセス開通後は、北総線の線路で京成電鉄が空港アクセス列車を運用しているため、北総鉄道に線路・施設使用料収入が見込まれることから、沿線市町村・一部県議会の議員は、北総線の運賃を引き下げるよう関係機関などに求めている。
北総線沿線自治体の市民有志は「財布落としても定期落とすな」と言われると国会でも指摘された北総線の高額な運賃の現状、および成田スカイアクセスの運賃が、北総線沿線利用者の高負担で支えられている現状を改善する事を目的として、有志グループ「北総線の運賃値下げを実現する会」を結成し、北総線の運賃値下げを求める住民運動を起こした。
2010年5月、沿線住民ら5人は国を相手に、京成への運賃認可取り消しを求め提訴した[17]。2013年3月26日「運賃設定に問題は認められない」として東京地方裁判所は原告敗訴の判決を下した。原告は控訴したが、2014年2月19日に東京高等裁判所は控訴棄却、2015年4月21日に最高裁判所も同じく上告棄却としたため、原告敗訴が確定判決となった。
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印西市は北総鉄道の株主であり、同市の板倉正直市長は千葉ニュータウン鉄道が京成電鉄と北総鉄道から徴収する線路利用料の格差に着目して、株主として運賃引き下げを求めている。
(この項、「Wikipedia」参照)
「新柴又駅」方向。
案内図。上が西南方向。