今年の手稲山の紅葉は、昨年と比べればあまり綺麗に紅葉していないが
やはり気になるので様子を見てきた。いつものようにロープウエイ山麓駅から頂上までのコースを行く。
ゲレンデ周辺は、すっかり葉も落ちて晩秋の気配である。
頂上は木の間が透けて、アンテナの林と化していた。
南斜面の岩壁も完全に落葉して、ダケカンバの白い幹が目に付くだけ。
ヤマハハコがドライフラワーに成っていた。
なんと驚く事に、コウリンタンポポがまだ咲いていた。
春先から晩秋まで延々と咲いている、本当にシブトイヤツである。
ロープウエイ山麓駅付近で、枯れ木の林の中にコシアブラだけが葉を残していた。
この木は葉の黒斑も無く白く透き通り、今まで見た中では一番きれいだった。
北尾根コースはまだ紅葉の盛りの様なので、近々行ってみようかな。