ここ数日は冬を目の前にして、何ともハッキリしない天気が続いています。
本当は新雪の山へ行きたいのですが、山頂に掛かる黒い雲を見れば
何となく行きそびれてしまいます。
暇を持て余す時は読書しかありません。そこで前から気に成っていた「つげ義春」です。
旅を生き甲斐とする者にとっては、この二冊はバイブルみたいな物です(???)
「何処でもいい、何処でもいい、この世界の外でありさえすれば」ボードレールの言葉。
明日からはソファーに寝ころんで、つげ義春ワールドに旅します。
つげ義春の倒錯した世界に憧れる「ぼく」はやはり倒錯した人間なのでしょうか?
昨年一月に三泊四日した北海道河東郡鹿追町の山の中に有る菅野温泉です。
ちょっぴりと、つげ義春ワールドに浸る事が出来ました。