久しぶりにコメダ珈琲安曇野市豊科店によったら、「おさつノワール」という季節限定商品があって、『安納芋ソースとソフトクリームがほかほかのデニッシュにとろーり溶け合う、この季節だけの贅沢』という宣伝文句が添えられていました。誘惑に負けて、アイスコーヒーと一緒に注文しました。ジャズも「Sweet Honey Bee」(直訳すると「甘いミツバチ」)で。
DUKE PEARSON (デューク・ピアソン)
SWEET HONEY BEE (BLUE NOTE 1967年録音)
デューク・ピアソン(p, 作編曲 1923~80年)は、プロデューサーを務めるなど、ブルーノート・レーベルと深い関係をもっていますが、自分自身のリーダー作も10作品作っています。これは人気アルバムですが、メンバーが素晴らしいことに加え、ピアソンの作曲、編曲能力がよく発揮されています。
メンバーは、フレディー・ハバード(tp)、ジェームス・スポールディング(as,fl)、ジョー・ヘンダーソン(ts)、デューク・ピアソン(p)、ロン・カーター(b)、ミッキー・ロッカー(ds)。ハバード、スポールディング、ヘンダーソンは、見事なソロもとりますが、テーマやアンサンブル部分の貢献も大きい。
曲は、全てピアソンの自作です。「Sweet Honey Bee」、「Sudel」、「After The Rain」、「Gaslight」、「Big Bertha」、「Empathy」、「Ready Rudy!」の7曲。「Sweet Honey Bee」は、ジャズロックの趣の曲で、リー・モーガン(tp)が「Charisma」の中で演奏しています。「After The Rain」は、叙情溢れる奇跡的に美しい曲。
デューク・ピアソンは、メロディメーカーといいたくなるほど、よい曲をいくつも書いています。当アルバムの「Sweet Honey Bee」や「After The Rain」はもちろん、「Jeannine」、「Say You'r Mine」なども忘れることはできません。本作では、管楽器3本を使った編曲が素晴らしく、ハバード、ヘンダーソン、ピアソンの気の利いたソロと相まって、洗練された雰囲気が感じられます。スポールディングの名前はあまり知られていないかもしれませんが、フルートプレイは鮮烈です。
【コメダ珈琲安曇野豊科店でおさつノワール(スイーツ)をいただきました。】
外観。秋は日の暮れるのが早いです。
季節限定「おさつノワール」が販売されています。これ見たら食べたくなります。
アイスコーヒーも一緒に頼みました。
パンの間にもサツマイモのクリームが入っています。
アイスコーヒー。
店内。