上田市に行ったので、「池波正太郎自筆画展 ヨーロッパで出会った人と風景」を観てきました。鬼平犯科帳、剣客商売、仕掛人・藤枝梅安などを著わした池波正太郎(1923~1990)は、人気作家ですが、絵も描き500点もの原画が残っているそうです。
フランスなどヨーロッパへ7回旅行に出かけていて、その際の取材に基づいた水彩画を25点展示してありました。チラシに使われたニースの絵をはじめ、色彩がカラフルで、物語が立ちあがってきそうな構図の絵は、作家らしいもので、見入りました。
チラシの表。上半分にある絵は、ニースの風景。
チラシの裏。上段「ジャン・コクトーの美術館」、中段左から、「異国の墓地」、「バッシー通りを歩く老婦人」、「カルカッソンヌの城」、下段「レストラン【クーボール】」。
なお、展示された作品は、池波正太郎記念文庫(東京都台東区西浅草)蔵のものです。
【絵葉書】を購入しました。全て池波正太郎の絵です。
長谷川平蔵・市中見回りの図
秋山小兵衛の図
藤枝梅安の図
【池波正太郎真田太平記館】
住所:長野県上田市中央3丁目7番3号
電話:0268-28-7100
ホームページ:city.ueda.nagano.jp/site/ikenami
パンフレットから。
建物外観。
真田十雄士のうち、猿飛佐助の像。
入口
真田太平記の文庫本。
(安曇野市の自宅にもらってきたポスターを飾ってみました)
池波正太郎さんは、映画や音楽がお好きで、アーティー・ショウなどスイングジャズも聴いていたようです。フランスへ旅行されているので、それに因み本日聴いたのは、バド・ジョンソン「FRENCH COOKIN'」。左側に飾ってあるデューク・ジョーダン「危険な関係のブルース」は、フランス映画のために作曲されたものです。