安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

スティーヴ・グロスマン「LIVE AT CAFE PRAGA」とドトールの「ミラノサンド 煮込みビーフ」の話題

2021-01-17 19:39:00 | テナー・サックス

ドトールコーヒーに寄ったら、季節のおすすめとして『ミラノサンド 煮込みビーフとカマンベールチーズ ~赤ワイン仕立て』という新商品があったので、早速注文。ビーフがもっとほしい気もしましたが、よい味でした。カフェの食べ物もいろいろ考えるものだと感心しきりです。カフェにおける録音。

STEVE GROSSMAN (スティーヴ・グロスマン)
LIVA AT CAFE PRAGA (TIMELESS  1990年録音)

   

スティーヴ・グロスマン(ts, 1951~2020年)は、何度か来日していて日本でも多くのファンがいると思いますが、残念なことに2020年8月13日に69歳でその生涯を閉じました。これは1990年にイタリア・ボローニャのCafe Pragaでライブ録音されたものです。昨年末に彼を偲んで聴いていました。

メンバーは、スティーヴ・グロスマン(ts)、フレッド・ヘンケ(p)、ジルベール・ロヴェール(b)、チャールズ・ベロンジ(ds)。ジルベール・ロヴェール(b)は、バド・パウエルの「Bud In Paris」(Reprise)でベースを弾いている人物と同一だと思います。

曲は次のとおり。

1  Blues Walk (Clifford Brown)
2  Ruby My Dear (Thelonious Monk)
3  Time Was (Miguel Prado)
4  When I Fall In Love (Victor Young)
5  Ray's Idea (Ray Brown)
ヴィクター・ヤング作の「When I Fall In Love」以外は、有名ジャズスタンダードです。

ハードバップに回帰しているスティーヴ・グロスマン(ts)が楽しめ、極太のサウンドで次々と繰り出される力強いフレーズに圧倒されます。クリフォード・ブラウン作「Blues Walk」はアップテンポで、グロスマンのソロに加えて、ヘンケ(p)のソロも熱狂的で興奮させられ、一転して、バラード「When I Fall In Love」では、グロスマンは、じっくりと吹いてメロディの美しさを際立たせてくれます。「Ray's Idea」では、ベロンジ(ds)もソロをとりますが、アルヴィン・クイーンを髣髴とさせるプレイが素晴らしく、サイドメンも好演。

【ドトールコーヒーショップ ケーズタウン若里店】

住所:長野県長野市 若里 3‐22‐1
電話:026-224-2819
ホームページ:メニュー|ドトールコーヒーショップ (doutor.co.jp)

店舗入口

   

ミラノサンド「煮込みビーフとカマンベールチーズ」を宣伝しています。

店内。近くに信州大学工学部があるので、学生さんと思われる方の利用もあります。土日は買い物客などで混んでいるので、いつも外しています。

ミラノサンド「煮込みビーフとカマンベールチーズ」とアメリカン珈琲を注文。

サンドを開けてみました。値段が上がってしまいそうですが、もう少し牛肉がほしいところです。味はしっかりしていてよかった。

アメリカン。軽めにしました。

図書館で借りてきた池辺晋一郎著「シューマンの音符たち」(音楽の友社)をパラパラ読みながら、一息つきました。