長野駅近くに「天ぷら ながの」がオープンしたので、先日、寄りました。カウンターだけのお店で、揚げたての熱々の天ぷらが供されます。気軽に寄れて美味しいのでまた行きます。熱々のホットなソロの応酬が聴けるアルバム。
VINCENT HERRING (ヴィンセント・ハーリング)
BIRD AT 100 (SMOKE SESSIONS 2019年録音)
チャーリー・パーカー(as, 1920年~1955年)は、モダンジャズ(ビ・バップ)の創始者の一人で、彼の音楽は、ジャズの資産となっています。そのパーカーの生誕100周年を前に、3人のアルト・サックス奏者が、彼に因んだ曲を演奏したライブを行い、それを録音したのが、本作です。
メンバーは、ヴィンセント・ハーリング(as)、ボビー・ワトソン(as)、ゲイリー・バーツ(as)、デヴィッド・キコスキー(p)、中村泰士(b)、カール・アレン(ds)。2019年8月30日、31日、9月1日に、ニューヨークのジャズクラブ「SMOKE」でライブ録音されました。
曲目は次のとおり。
1 Klactoveedsedstene (Charlie Parker)
2 Bird-ish (Bobby Watson)
3 Lover Man ((feat. Vincent Herring)((J. Davis, R. Ramirez & J. Sherman)
4 The Hymn (Charlie Parker)
5 These Foolish Things (feat. Bobby Watson)(J. Strachey / H. Link & H. Marvel)
6 Folklore (Vincent Herring)
7 Bird Lives ((Jackie McLean)
8 April in Paris (feat. Gary Bartz)((Vernon Duke / Yip Harburg)
9 Yardbird Suite (Charlie Parker)
パーカー作曲のものが3曲、パーカーが好んで演奏した曲が3曲(バラード系)、ワトソンとハーリングの曲が1曲づつ、ジャッキー・マクリーン作が1曲です。
ヴィンセント・ハーリング(1964年生)、ボビー・ワトソン(1953年)、ゲイリー・バーツ(1940年)という年齢が10歳くらいづつ離れた3人が、熱く、充実した演奏を繰り広げています。「Lover Man」、「These Foolish Things」、「Apirl in Paris」は、一人ずつをフィーチャーしたバラードで、それぞれの個性が楽しめます。「The Hymn」では、アルトサックス3本のハーモニーが部厚くてすごく、また、全編通じエキサイティングなソロの応酬が続き、ジャズの醍醐味が溢れています。
ジャケット内側の写真。左から、ゲイリー・バーツ、ヴィンセント・ハーリング、ボビー・ワトソン
(参考)本作から「Yardbird Suite」が聴けます。
Yardbird Suite - Vicent Herring, Bobby Watson, Gary Barts - YouTube
【天ぷら ながの】
住所:長野県長野市千歳町857 松屋ビル1F-C
営業時間:11:30~14:00(13:30LO)、17:00~21:00(20:30LO)
外観
メニュー。「ながの天定食」と「玉子天」を注文。
店内。
あらかじめテーブルには、受け皿や調味料、水などがセットされています。
はじめに、ごはん、味噌汁、天つゆなどが来ました。
箸休めでしょうか。キノコや漬物など3点盛り。
まず、ナス、海老、とり天。
玉子天です。
女将さんから、「ご飯の上に玉子天を乗せて、天丼のつゆをかけてお召し上がりください」と言われたので、そのとおりにしてみました。
カボチャとキス
ピーマンとイカ。目の前で揚げた天ぷらが順次提供され、ネタも良かったので、また行きます。