安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

シオ・クローカー「Jazz at Berlin Philharmonic XⅡ:Sketches of Miles」、カレーの「べんがる」でランチ。

2022-11-03 19:30:00 | トランペット・トロンボーン

先日、ランチに上田市のカレーライス・洋食のお店「べんがる」を訪れました。初めて、ビーフカレーを頼みましたが、まずまず美味しい老舗の味でした。老舗のオーケストラ、ベルリンフィルの団員も参加したアルバム。

THEO CROKER (シオ・クローカー)
JAZZ AT BERLIN PHILHARMONIC XⅡ SKETCHES OF MLES (ACT  2021年録音)

   

マイルス・デイヴィス没後30年を記念して、ミュンヘンのレコード会社「ACT」の創業者のシギ・ロッホのプロデュースにより行われた演奏会を捉えたライブ盤です。ACTは、1992年に設立されたレーベルで、進歩的なジャズや現代音楽、ポストロックといったところを録音してきています。

メンバーは、シオ・クローカー(tp, 1985年生 Theo Croker)、Danny Grissett(p)、Joshua Ginsburg(b)、Gregory Hutchinson(ds)。CD2収録の曲目の編曲、指揮は、マグナス・リンドグレン。リンドグレンは、1曲テナー・サックスでも参加しています。ベルリンフィルの木管、金管楽器のメンバーがCD2に参加。

曲目は次のとおり。

CD 1
1 Pinocchio / Milestones (Wayne Shoter / Miles Davis)
2 Footprints (Wayne Shorter)
3 My Funny Valentine (Richard Rodgers)
4 So What (Miles Davis)

CD 2
1 Miles Ahead Suite 
2 Sketches of Spain Suite
3 Porgy and Bess Suite
4 All Blues (Miles Davis)
 
タイトルに惹かれて購入しましたが、ベルリンフィルの管楽器のメンバーが、CD2の録音に参加し、バックで演奏をしていることにまず驚きました。また、前衛的なトランペッターと思っていたシオ・クローカーがマイルス役として起用されていて、これにも驚きました。CD1はシオ・クローカー中心のコンボでマイルス・デイヴィス関連の曲をやっていますが、1960年代の名演を髣髴とさせるもので、大成功。CD2の大型編成による演奏では、ベルリンフィルの素晴らしいアンサンブルも聴け、2枚とも楽しめます。製作したACTレーベルはすごい。

ライナーノート掲載写真から、シオ・クローカー・カルテット

ベルリンフィル団員を加えて、CD2の曲を演奏している写真。

【べんがる】

住所:長野県上田市中央2-4-9
電話:0268-22-1036
ホームページ:べんがる 中央店 - 上田/カレーライス | 食べログ (tabelog.com)

外観。天気が良い日で、日射しがまぶしい。

ビーフカレー。混んでいたので、店内写真は撮りませんでした。ご飯は僕には多めでした。

コールスルー。キャベツですが、ドレッシングは自家製のようです。

ビーフカレー

珈琲。濃い目で、カレーにあう珈琲でした。