友人から聞いたラーメン店「気むずかし屋」に行きました。お店の場所は知っていたのですが、名前に恐れをなして、今回初めてです。鶏白湯スープのラーメンは寒い時期に良さそうでした。気難しくない作品。
ROB BARRON (ロブ・バロン)
FROM THIS MOMENT ON (ubuntu MUSIC 2020年録音)
イギリスのピアニスト、ロブ・バロンは、リーズなどでの活動後、2004年にロンドンに拠点を移し、フィル・ウッズ(as)やグラント・スチュアート(ts)、クレア・マーティン(vo)らと共演するなど、活躍しています。2015年録音の第1作(拙ブログ記事)が良かったので、第2作目の本作品(CD)を購入しました。
メンバーは、ロブ・バロン(p)、ジュレミ―・ブラウン(b, Jremy Brown)、ジョシュ・モリソン(ds, Josh Morrison)。前作は、ギター入りのカルテットでしたが、今回はピアノトリオによる録音です。
曲目は次のとおり。
1 Lover Man (Roger Ramirez)
2 Pure Imagination (Leslie Bricusse)
3 My Foolish heart (Victor Young) (愚かなり我が心)
4 Butch And Butch (Oliver Nelson)
5 Fortune Green (Rob Barron)
6 In A Sentimental Mood (Duke Ellington)
7 From This Moment On (Cole Porter)
8 As Time Goes By (Herman Hupfeld) (時の過ぎゆくままに)
9 Evidently (Rob Barron)
10 A Time For Love (Johnny Mandel)
5と9のロブ・バロンの自作2曲以外は、スタンダード曲で、アメリカンスタンダード集といっても過言ではない選曲です。
全体を通し、ミディアムより速いテンポで、とても小気味よいピアノトリオの演奏が楽しめます。ロブ・バロン本人が書いたライナーノートによると、ハーモニーにこだわったようで、シダー・ウォルトンやデューク・エリントンを想起させる響きも現れます。「Pure Imagination」、「My Foolish Heart」、「From This Moment On」と、スイングした流麗なプレイが続き、ベース、ドラムスも好演していて、買ってよかったCD。
(3人のポートレート)
【ロブ・バロン ホームページ】
Rob Barron • Jazz Pianist • Composer • Arranger based in London UK (robbarronmusic.com)
(参考)本作から「From This Moment On」が聴けます。
【気むずかし屋】
住所:長野県長野市栗田2011
電話:026-225-5060
ホームページ:頑固麺飯魂 気むずかし家(長野市) (bond-of-hearts.jp)
外観。グループ店が、東京などにもあるようです。こちらが本店。
入口
店内。カウンター席に腰かけました。入り口に向かって撮影。小上がりもあります。
メニュー。鶏白湯スープのもので、注文は特製ラーメンにしました。
メニュー。多分、醤油ベースの昭和中華そば。
特製ラーメン
玉子
チャーシュー
海苔
麺は、柔らかめです。ややこってりとしたスープに特徴があり、寒い時期に良さそうな品物でした。