安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

三ノ沢岳登山(1)(標高 2,846m 長野県木曽郡上松町・大桑村)

2018-09-25 20:07:04 | 登山・ハイキング

9月23日(日)に中央アルプスの三ノ沢岳にAさんと一緒に登りました。連休なので、駐車場に着いてから、登山を開始するまでは5時間近くかかりました。しかし、天候に恵まれて、最高の眺望を得ることができ、帰りも含めて待ち時間は苦にならず素晴らしい一日になりました。

歩行時間は、往路2時間50分、復路2時間54分で、計5時間44分でした。往路には、極楽平から檜尾、空木岳方面に誤って歩いた33分のロスが含まれています。復路の後半、脚に痛みがきてノロノロ歩きになってしまい、運動不足を痛感しました。

(行 程) 

(菅の台~千畳敷) 菅の台バスセンター駐車場着 4:50、バス乗車 7:03 ~ しらび平駅着 7:40、ロープウェイ乗車 9:08 ~ 千畳敷駅着 9:15    

(登山往路) 千畳敷 9:41 ~ 極楽平 10:08  (道誤りで檜尾岳方面往復) ~ 極楽平 10:40 ~ 三ノ沢分岐 10:48ー57 (休憩) ~ ケルン(慰霊碑) 12:25ー30 (休憩) ~ 三ノ沢岳山頂 12:46ー13:03(撮影タイム)

(登山復路) 山頂 13:04 ~ ケルンの下あたり 13:20ー50(昼食休憩) ~ 三ノ沢分岐 15:35ー15:40 ~ 極楽平 15:47 ~ 千畳敷駅 16:20 

(千畳敷~菅の台) 千畳敷駅 19:12 ~  菅の台バスセンター 20:00   

【菅の台バスセンター~千畳敷カール】

朝の5時ですが、切符売り場の列に並んでいるところです。

バスの乗車を待つ列です。

7時過ぎにバスに乗ることができました。

しらび平に到着。整理券を渡されて、ロープウェーの乗車を待ちます。

しらび平から千畳敷カール方面。天気がいいので期待が高まります。

しらび平では、1時間30分ほどの待ち時間で済みました。

千畳敷駅に到着。木曽駒ケ岳には上ったことがありますが、そこまでいかなくとも、カールからの景色にも圧倒されます。

駒ケ岳神社にお参りして、すぐ左手から登山を開始しました。

【千畳敷~極楽平】

緩やかな上りが続いています。

石が若干ゴロゴロしていますが、よく整備されていて歩きやすい道です。

下の方には、ロープウェーの駅とホテルが見えます。

稜線が近づいてきました。

極楽平に到着。

【極楽平~空木岳・檜尾岳方面(ロスタイム)】

本来は、右手に行かなければならないところ、左手に折れて進んでしまいました。

魅力的な稜線で、ずっと歩いていきたくなります。

右手には三ノ沢岳の姿が。途中で右に折れていくのかと呑気なことも考えました。

道を間違えたかと思い、地図を確認したところ、反対方向でした。極楽平で確認すればよかったと反省。

ちょうど鳥(イワヒバリだと思います)が歓迎してくれたので、まあこの時点では余裕。

近付いても、飛び去らない鳥でした。

反対方向目指して戻ります。

 【極楽平~三ノ沢分岐】

再び極楽平です。

宝剣岳へ行くルートを進みます。

分岐が見えてきました。

三ノ沢岳への分岐です。左に折れて進みますが、しばし休憩をとりました。

宝剣岳がよく見えます。

南アルプス方面もきれいに見えていました。

宝剣岳拡大。何人か鎖場を通過しています。

 【三ノ沢分岐~鞍部】

左手に折れて、三ノ沢岳山頂を目指します。山頂がよく見えるコースです。

はじめは緩い傾斜の下りです。

岩の左側を通過していきます。

一枚岩の上を通過していきます。

ハイマツの中を進むところが多かったです。

下りになります。

進行方向。

鞍部に向かって下りていきます。

標示が消えていて見えません。ここから若干上ります。

(2)へ続きます。(2)では、山頂まで、山頂からの景色、復路について記載します。


旦部幸博著「コーヒーの科学」(講談社ブルーバックス)

2018-09-24 20:24:28 | 読書

コーヒーは大好きで、一日に少なくとも4~5杯は飲んでいます。ジャズ喫茶でも珈琲を飲むことが多いのですが、焙煎とはどういうものかなど、ほとんど珈琲について知らないので、この本を読んでみました。

   

著者の旦部幸博さんは、滋賀医科大学講師で、医学博士。専門は、がんに関する遺伝子学、微生物学ですが、その傍ら人気コーヒーサイト「百珈苑」を主宰し、自家焙煎店や企業向けセミナーで、コーヒーの香味や健康に関する講師を務めている方です。

(大まかな目次)

第1章 コーヒーってなんだろう?
第2章 コーヒーノキとコーヒー豆
第3章 コーヒーの歴史
第4章 コーヒーの「おいしさ」
第5章 おいしさを生み出すコーヒーの成分
第6章 焙煎の科学
第7章 コーヒーの抽出
第8章 コーヒーと健康

(感 想)

コーヒーに関する本は、たくさんありますが、この本の特徴は「科学の視点で見たコーヒー」について書かれていることです。あわせて、コーヒー全般にわたる知識を得ることができます。特に、著者の専門である微生物学の応用でもある「第5章 おいしさを生み出すコーヒーの成分」や「第6章 焙煎の科学」は、知見に基づいた記述で、ことに興味深い章です。

「第7章 コーヒーの抽出」は、自分でもやるので、より身近な章です。ネルドリップとペーパードリップは、日本で発展して使われている方法だということを初めて知りました。さらにダッチコーヒー(水出しコーヒー)は、日本の発明で京都生まれだということも初めて知り、オランダだと思っていたので、びっくりしました。

著者の旦部さんは、コーヒー店主との交流が深く、一緒に実験的なことも行っています。特に、自家焙煎店「カフェバッハ」の田口護氏の名前が挙げられていて、コーヒー研究の大先輩と記されています。大学や研究所ではなく、業界の実践している方の名前がでてくるところは、この本に親しみや説得力を与えています。

   

写真や図版も使われて、わかりやすいように工夫もしています。これは、「コーヒーの花」の写真。

イエメンが原産地だということも初めて知りました。栽培に関する記述もあり、産地の話とともに面白いものです。

   

裏表紙です。


朝から夜まで中央アルプス千畳敷

2018-09-23 23:19:08 | 登山・ハイキング

今日、連休の中日に、中央アルプス三ノ沢岳に登ってきました。千畳敷へのバス~ロープウェイは聞きしに勝る混雑で、朝は5時前から並び4時間以上かかってロープウェイの千畳敷駅に到着し、帰りは午後7時過ぎのロープウェイで、菅の台バスセンター到着は午後8時を過ぎていました。

本日は、写真の整理もできてないので、さわりだけです。久しぶりに天気に恵まれて、登山そのものは面白かったですが、疲れて今夜はこれ以上起きていられません。今夜は、とりあえず写真3枚だけです。記事ができたら、アップします。

朝といっても、午前9時30分ころの千畳敷。

午後6時くらいの千畳敷。

三ノ沢岳山頂からの中央アルプスの景色


スコット・ハミルトン BLUE 'N' BOOGIE

2018-09-22 20:06:06 | テナー・サックス

最近購入したモバイルパソコンの長野市の自宅以外でのインターネットとの接続は、スマホのテザリングで行っています。ところが、通信量が多く、NTTドコモとの5GBの基本契約ではまかなえず、追加でパケットの料金を払っています。これだと、通信費が嵩むばかりなので、外出時には無料のwifiスポットも使うこととし、スターバックスなど飲食店でパソコンを開く機会が増え、ついでにケーキなど食べています。最近聴く機会が多いサックス奏者の最新作。

SCOTT HAMILTON (スコット・ハミルトン)
BLUE 'N' BOOGIE (O.A.P. RECORDS 2018年録音)

   

先日、東京御茶ノ水のディスク・ユニオン「ジャズTOKYO」に入ったら、スコット・ハミルトン(ts)の新作CD2作が置いてあり、そのうちのひとつが店内のスピーカーから流れていました。相変わらずハミルトンは好調で、しばし立ち止まり聴き入り、自然と手が伸びて、その2つのアルバムを購入しました。そのうちの一枚が、この「Blue 'N' Boogie」です。

メンバーは、スコット・ハミルトン(ts)、フランチェスカ・タンドイ(p,vo)、Hans  Mantel(b)、Frits  Landesbergen(ds)。オランダにおけるスタジオ録音ですが、同じメンバーによるライブ盤が同レーベルから出されていて、それも購入しました。タンドイは、イタリア出身ですが、オランダでジャズを勉強して、そのまま同国で活動しています。ここでは歌も3曲披露しています。

曲はスタンダードです。「How Deep Is The Ocean」、「Blue 'N' Boogie」、 「Body and Soul」、「This Can't Be Love」、「Come Sunday」、「Who Can I Turn To」、「Maybe You'll Be There」、「Yours Is My Heart Alone」、「Estate」、「The Sheik of Araby」(アラビアの酋長)の全10曲。「Yours Is My Heart Alone」(君こそわが心の全て)は、フランツ・レハールのオペレッタ「微笑みの国」からの曲で、フランク・シナトラなどが歌っています。

ベテランのスコット・ハミルトン(ts)が縦横無尽なプレイを行い、フランチェスカ・タンドイ(p,歌)が、予想外に健闘していて、スイング系に連なるモダンジャズを堪能しました。ハミルトンが切れのよいフレーズを吹き、圧倒的にスイングしている「Blue 'N' Boogie」、タンドイの唄とピアノに加えて、ハミルトンのソロが光彩をを放っている「This Can't Be Love」の2曲は素晴らしい。ハミルトン(ts)が寂寥感を漂わせて吹いているバラード「Come Sunday」、ボッサでタンドイがささやくように唄った「Estate」も印象に残ります。 

【スコット・ハミルトン・ホームページ】

scotthamiltonsax.com

【フランチェスカ・タンドイ・ホームページ】

francescatandoi.com

充実したホームページで、情報量が豊富です。現在の活動状況もわかります。

 【スターバックス長野駅前店、スイートポテトシフォンケーキ】

以下スマホによる撮影でボケてしまいました。

   

店内

   

スターバックスの無料wifiに接続しようとしているところ。

   

ネットに接続した自分のパソコンです。

   

新作のスィートポテトシフォンケーキが美味しそうだったので、つい手が伸びました。

   

珈琲とスィートポテトシフォンケーキ。


二本松 (蕎麦・田舎料理 長野市権堂)

2018-09-21 20:01:11 | グルメ

先日、長野市内で軽い宴会に出席したあと、蕎麦を食べたくなり、久しぶりに二本松へ寄ってみました。そばの他に、いろいろな料理を提供していて、居酒屋という趣が強いお店です。以前は、お昼の営業も行っていたのですが、現在は夕方からだけです。

外国の方の来店が多いお店でもあって、信州の料理を食べることができる店だということが、情報発信されているからでしょう。なすの丸揚げ(丸なすを使っています。)とざるそばを注文しましたが、メニューが豊富なので、あれこれと食べたくなります。ちょうど旬のせいか、なすが美味でした。

外観。酔っているので、平行がとれていません。

店内。カウンターと小上がり、入口を入って右に4人かけのテーブルがあります。一人でも入りやすいお店です。

カウンター

外国の方。他にも一組来店していました。

ハイボールを注文。お通しがきますが、筍の和え物で、僕には珍しく、けっこういけました。

メニュー。

一品料理のメニュー。このほかに、黒板にもたくさん書いてあります。

サービスの野沢菜。この時期なのに、柔らかくて驚きました。ある漬け物業者から仕入れているようですが、これだけいいものはそうないと店主が話していました。

ナスの丸揚げ。北信(長野県の北の地域)では、丸いなすが作られています。柔らかくないとうまく揚がらないようで、仕入れには気を配っていると話していました。

ぼっち盛りの戸隠そばです。汁を別に器に入れてもってきてくれるのもありがたい。

蕎麦アップ。

蕎麦湯は、最初から大ぶりの土瓶に入れてもってきてくれます。

【二本松】

住所:長野県長野市鶴賀権堂町2373
電話:026-234-6967
営業:17:00~23:00  定休日:日曜
ホームページ:二本松  (食べログのページです。なお、現在、昼の営業は行っていません。)