Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

世界が完成する日(その4)

2006年10月22日 21時02分37秒 | Weblog
 どうやら、「世界が完成する日」を、ニーチェ=エマーソン流に、「自然が完成する日」とばかり考えているために、せっかくのチャンスを逃しているような気がしてきた。そこで、自然と人間の調和を見出すべく、次のような「完成のかたち」を考えてみた。
 よく晴れた秋の日の昼下がり、祝日(または日曜)、水族館のイルカショーでのこと。よく訓練されたイルカたち、最後のハイジャンプで、観客が息を呑んで見守る中、見事な7メートルジャンプを成功させる。その瞬間、子供連れの観客の歓声が会場に鳴り響く。
 ・・・ちょっと平凡かな。
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バブルを知らない子供たち

2006年10月22日 19時56分15秒 | Weblog
 ごく限られた人間関係の中での話だが、普段接する20代前半の若者を見ていると、「BMに乗りたい」だの、「高い給料もらって贅沢な暮らしをしたい」だのというナイーブなブルジョワ志向が目立つ。バーディーは、バブルとその崩壊をいくらか経験しているから、贅沢な暮らしには殆ど関心がない(とはいっても、そこそこお金は欲しい・・・)。そもそも、「富と名声」を避けよというのがモットーなのではあるが。
 そう、転落を経験したことがない人は、純粋に上昇を志向することができるのだ。だが、その果ては、結局、イチローや松井のように、「この国で一番になってもうれしくない」という空しさなのだろう。
 さて、現下の好景気がみかけのものにすぎないことについて:
榊原元財務官:来年はいよいよ下降する可能性ある-国内景気見通し
 現在の景気について、「間違いなく拡大している。一流企業は最高の収益を上げている。ただ、問題は賃金が上がっていない。つまり、人件費など企業はコストを削減することで利益を上げている」と指摘し、「そろそろピークに達する」との認識を示した。さらには、米国景気の落ち込みなどを背景に「そろそろ景気拡大は終わる。いつまでも続かない」と強調した。
 以前から懸念していたとおり、労働分配率は全く上がらず、「ほんとにこれで景気いいの?」という感じである。社会構造が、「人間軽視」によって基礎づけられている以上、当然の帰結ともいえる。やはり、バブル以前より確実におかしな社会になっていると思う。 
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メディアの不偏・不党性(その2)

2006年10月22日 16時57分11秒 | Weblog
朝日の速報:中国国境警備当局がチベット人に発砲 ネパール国境
 
 報道によると、子供十数人を含む約70人のチベット人がヒマラヤ山脈を徒歩で越えようとし、国境警備当局の兵士の銃撃を受けた。国営新華社通信は「不法出国を図ろうとしたグループが、引き返すよう求めた当局の勧告に従わず集団で攻撃してきた」と説明。当局の銃撃で2人が負傷、うち1人が寒さと酸素不足のため死亡したとした。香港紙サウスチャイナ・モーニングポストは銃撃を逃れた41人がカトマンズに到着したとして、「我々の後をつけてきた兵士が立ち止まるように命じ、発砲した」との証言を紹介。銃撃で死亡したのは、17歳の尼僧だとした。


 既に記事が出ていたが、やはり予想したとおり、現地報道に丸乗りするアッサリしたもの。これでは、不偏・不党といえるかやや頼りない。
 勿論、反対に、「右寄り」といわれる新聞についても、別の局面ではこうした問題が出てこよう。
 こうなると、YouTubeこそが報道の自由の最後の砦なのか?という気がする。
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メディアの不偏・不党性

2006年10月22日 16時43分29秒 | Weblog
不偏・不党であることは保証できない。だが、公正であることは保証する」(ゲーテ)
 情報統制といえば、日本では政府による情報統制よりもむしろ、メディアの偏向が取りざたされる。バーディー個人としては、メディアといえど不偏・不党であることは不可能であり、せいぜい、多様なメディアを確保して、あとは視聴者の批判精神に委ねるというのが妥当なところだろうと思う。怖いのは、有力メディアによる独占・寡占体制なのである。
 そうすると、今のところ、日本は何とかうまくいっているのではないか。例えば、先ほどのチベット少年僧虐殺のニュースは産経がいち早く伝え、恐らく最後に朝日が簡単に報じる(報じないのならば、それは1つのニュースであろう)だろう。また、アメリカ国内でイラク戦争に対する反対(反省)が強まっていることは、いち早く朝日が伝えるだろう。
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情報操作の恐怖

2006年10月22日 16時07分53秒 | Weblog
中国の人権蹂躙映像、世界へ チベット亡命少年僧ら銃殺
 この事件について12日に中国当局は、兵士が違法越境者に対し引き返すように説得したものの、「(抵抗したため)発砲した。正当防衛だ」との公式見解を発表。1人が死亡、2人が負傷したとしている。しかし、映像スクリーン上方の広告をクリックしないように!アドウェだと思います)が公開されたことで、亡命者の約半分が6~10歳の子供で、無防備な状態を背後から銃撃されたことが判明。チベットの難民組織など複数の人権団体の情報を総合すると、亡命者は全部で73人で、ネパールにたどりついたのは43人。そのほかは子供を中心に相当数が当局に拘束されているという。(産経新聞)

 映像をみると分かるが、本当に犬のように無抵抗の子供たちが殺されている。だが、中国人民は、新華社通信の「彼らが国境兵を襲撃したから(正当防衛として)反撃したのだ」というコメントを信じるのだろう。
 
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家事をしない女たち

2006年10月22日 13時31分58秒 | Weblog
 バーディーの親族の話なので恥ずかしい限りであるが、家事をしない女を身近に知っている。およそ掃除ができないし、食事の後片付けもできない。冷蔵庫を見ると、賞味期限の切れた食品が無造作に詰まっている。だが、亭主に注意されるとキレる。・・・手に負えない。
 だが、芸能人には、家事のできない女は一般人よりも多いらしい(特殊な生育環境だし、忙しいのだから当然か)。
 たとえば、離婚した芸能人カップルの妻(W.E)は、全く掃除・炊事をしなかったらしく、食べるものは外食かレトルト食品、キッチンの食器はほったらかしで、アオカビが生えていた。ファンの住居侵入で警察が家内に入ったときには、余りの汚さに警察が説教したという噂。
 そういえば、自然界にも、子育てをしない母鳥なんていうのがいる。
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ゆっくり生まれる

2006年10月22日 11時05分19秒 | Weblog
 サン=テグジュペリは、「生きるとは、ゆっくり生まれることだ」という名言を残した。だが、どう考えても、生きるとは、「ゆっくり死ぬこと」に過ぎないように思われる(もっとも、サン=テグジュペリの言葉は、このような見解に対するアンチ・テーゼだったのかもしれない)。ただ、誕生の瞬間と死の瞬間だけが、「ゆっくり」ではない、つまり、不連続な出来事であるように見えるだけである。
 だが、ここでもっと視野を広げて考えてみると、人間の死に向かう道は、それころ受精の瞬間から始まっているのだし、精子や卵子の生成メカニズムも、誕生の瞬間から定まっているといえなくもない。要するに、出生も死も、決して「不連続な瞬間」ではないということである。
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