Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

高齢化社会と証券市場

2007年08月28日 13時12分49秒 | Weblog
 昨日、老人のたむろする昼間のスポクラで暗澹たる思いに駆られると同時に、アリゾナに住んでいたころの経験を思い出した。
 Green Valley(グリーン・バレー)は、知る人ぞ知るリッチな老人たちの住む砂漠の都市である。バーディーは、ここである世論調査をしたことがあった。住人はみな億万長者で、ニューヨークやロサンゼルスで成功を遂げたあとリタイヤした人が多い。
 彼らの生活の原資は、主に預金と株式運用益である。要するに年金ではない。そもそも、アメリカ人は政府に対する不信の念が強いから、日本のように年金に頼って、老後を安心して暮らしたいという発想が希薄である。そこで、若いうちから老後のことを考えて、計画的に貯蓄をしたり株式を購入したりしているのである。 
 仮に、グリーン・バレーが見本であるとすると、日本も、証券市場を個人投資家にとってもっと利用し易いものにする必要があるかもしれない。
コメント
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