Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

クラスの絆

2007年08月19日 19時23分23秒 | Weblog
 クラスのインターネット掲示板を覗いてみたら、「みんな合格と確信」云々という投稿があった。現実問題、全員合格というのはまずないのだが、それでも、同じ釜の飯を食った仲間として、全員合格を願うのは当然である。ドライなバーディーですらそう思っているのである。
 翻って、政界・官界・業界を見るに、「10人のうち9人が生き残るためには、1人が犠牲になって当然だ」という風潮が蔓延している。バブルの後遺症は深刻な腐敗をもたらしたのだ。「団塊世代」のある弁護士は、「昔は、みんなが頑張ってみんなが繁栄できる時代だった」という。かなり美化された過去ではあるにせよ、当たってはいるだろう。
 「10人のうち1人をみせしめのため犠牲にする」という密かなサディズムが大衆心理のうちにはびこっているのかもしれない。
 
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ヴェルサイユ化現象

2007年08月19日 10時00分26秒 | Weblog
 金曜日の読売新聞で、堺屋太一氏が、「今の内閣は庶民感覚や地方の痛みが分からない二世・三世議員ばかりで、革命で崩壊する直前のフランス宮廷と似ている」と内閣のヴェルサイユ化現象を指摘していた。氏は、さらに続けて、昔のように族議員がいて、地方の声を中央官庁に直接直訴できるような体制も崩壊してしまったと小泉改革の負の側面を強調する。
 これらは、確かに一理あるとバーディーも思う。地方に全く住んだことのない二世・三世議員は、田舎の商店街がシャッター通りと化しているのを見るはずもないし、ネカフェ難民と遭遇することもなかろう。もっとも、他方で、地方の「1時間に1台しか車の通らない高速道路」や「全産業の半分近くが建設業」という状況にも疎いのかもしれない。
 それにしても、サラリーマン社会をはじめ、いたるところでヴェルサイユ化現象は進んでいるのかもしれない。
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