金融機関から法曹界に入ると、時間に対する感覚がおかしくなってくる。というのは、とりわけ弁護士というものが、実に期限を守らない人種だからである。
たとえば、つい最近、バーディーは、相手方代理人が期日までに書面を提出しなかったために期日が空転したという経験を3回ほどしている。裁判官も例外ではない。判決言渡し期日になっても判決が書けず、弁論再開の後、半年近く経ってようやく判決が出たケースもある。
金融機関だと、そうはいかない。手形決済業務が遅延したため、不渡りを発生させたりしたら懲戒ものである。ためしに、午後3時以降の銀行にいってみるとよい(いける人はまずいないと思うが)。5~10分刻みで、各業務の〆切を知らせるアナウンスが流れる。職員はそれこそトイレに行く暇もなく働いている。
たとえば、つい最近、バーディーは、相手方代理人が期日までに書面を提出しなかったために期日が空転したという経験を3回ほどしている。裁判官も例外ではない。判決言渡し期日になっても判決が書けず、弁論再開の後、半年近く経ってようやく判決が出たケースもある。
金融機関だと、そうはいかない。手形決済業務が遅延したため、不渡りを発生させたりしたら懲戒ものである。ためしに、午後3時以降の銀行にいってみるとよい(いける人はまずいないと思うが)。5~10分刻みで、各業務の〆切を知らせるアナウンスが流れる。職員はそれこそトイレに行く暇もなく働いている。