過労死ライン

霞が関の公務員「４千人が過労死ライン」
　先週、大学時代の同級生と飲み会を開いた。その中で、同級生の現況が話題にのぼった。結論としては、同じクラスで法学部に進学したのは約２５名のうち十数名が法曹関係者（弁護士または裁判官）で、官僚になったのはわずか１人だった。
　いわゆる就職氷河期のちょっと前から、官僚を目指す人は減少傾向にあった。バーディーが知る限り、その過酷な労働環境を忌避する人がかなりいた。「同期のうち１人は過労死する」といわれる役所もあった。
　バーディーの会社の元同僚で、中央官庁に２年間出向していた者によると、月に２００時間くらい残業していたそうである。家に帰るのは寝るのと着替えとシャワーを浴びるためであり、寝るのもほんの２時間程度だったらしい。