10年前の夏、大阪に住んでいた頃、特急「サンダーバード」に乗って黒部渓谷に行ったことがある。人間におもねることのない自然美に圧倒されただけではなく、こんなところに巨大なダムを建設した人間の力にも敬服したものだ。
その際、確かどこかのトンネルの中だったと思うが、三船敏郎と石原裕次郎が出演した映画「黒部の太陽」がパネルで紹介されていた。ところが、ご存知のように、この映画は「封印」されている。
版権を持っているのは石原プロだが、裕次郎氏が「こういった作品は映画館の大迫力の画面・音声で見て欲しい」と述べたため、何度もビデオ化の打診はあったらしいがなされず、現在もDVD化されていない。のみならず、「大スクリーン」での放映も殆どなされていない。
「封印」の理由はほかにもいろいろ指摘されている。例えば複雑な権利関係のため、有料で放映すると必ずもめるから、などなど。だが、真の理由は以外に単純なところにあるのではないか。つまり、「自分が出演した生涯最高の映画を、自分のものにすること」。
その際、確かどこかのトンネルの中だったと思うが、三船敏郎と石原裕次郎が出演した映画「黒部の太陽」がパネルで紹介されていた。ところが、ご存知のように、この映画は「封印」されている。
版権を持っているのは石原プロだが、裕次郎氏が「こういった作品は映画館の大迫力の画面・音声で見て欲しい」と述べたため、何度もビデオ化の打診はあったらしいがなされず、現在もDVD化されていない。のみならず、「大スクリーン」での放映も殆どなされていない。
「封印」の理由はほかにもいろいろ指摘されている。例えば複雑な権利関係のため、有料で放映すると必ずもめるから、などなど。だが、真の理由は以外に単純なところにあるのではないか。つまり、「自分が出演した生涯最高の映画を、自分のものにすること」。