職業柄、法律を一般向けに解説した薄い本を買い込んで電車の中で読んでいるのだが、チェックする場所は一般の人とは違っている。
例えば、労働契約の実務 日経文庫は、その名のとおり、労働契約実務の概説書であるところ、殆どの箇所はバーディーが知っていることの説明である。そして、メフィストフェレスも言うとおり、「知っていることは役に立たない」。
では、どういうところが役に立つかというと、p94の、
「下級審判例の整理解雇事案の企業側の勝率は、おおむね30%以下のようです。しかも勝訴している事案を見ると、小規模企業が多いようです」
などというところ。こうした情報は収集するのが結構大変で、しかも、顧客への説明に大変役立つものである。
この箇所だけでも1000円分の価値があった。
例えば、労働契約の実務 日経文庫は、その名のとおり、労働契約実務の概説書であるところ、殆どの箇所はバーディーが知っていることの説明である。そして、メフィストフェレスも言うとおり、「知っていることは役に立たない」。
では、どういうところが役に立つかというと、p94の、
「下級審判例の整理解雇事案の企業側の勝率は、おおむね30%以下のようです。しかも勝訴している事案を見ると、小規模企業が多いようです」
などというところ。こうした情報は収集するのが結構大変で、しかも、顧客への説明に大変役立つものである。
この箇所だけでも1000円分の価値があった。