連携

法律相談めぐり綱引き　「士業」が連携サイト、弁護士増に対抗 （ボ２ネタより）
　「数万円の事件でも積極的に引き受ける弁護士」には、バーディーも含まれていると解する。だが、こうした弁護士が増えることは、司法書士や行政書士にとっては歓迎できないことらしい。
　経済的利益の額がおおむね100万円以下の事件を積極的に受任する弁護士はかつては少なかった。理由は単純で、採算が取れないからである。そこで、司法書士や行政書士がこうした事件を受任することとなる。
　過払い金請求事件で司法書士が本人に付いてくることは日常茶飯事だし、離婚調停でも背後に司法書士や行政書士がいて書面を作成しているという話は聞いたことがある。彼らは少ない報酬でも十分生活できるコスト構造になっているのである。
　大きいのは、やはり家賃だと思う。弁護士も、今までのように、一等地の一角に事務所を構えることは難しくなるのだろう。