時々思うのだが、どうしてお年寄りには、「お金をじっと持っておく」ことが難しいのだろうか。というのも、詐欺などで大金を失う被害者の大半がお年寄りだからである。
日本人の個人資産の圧倒的大部分が高齢者に集中しているということもあるが、どうも、年をとるほどお金を寝かせておかず運用しなければならないという「現状打破」的な強迫観念が強まるのではないかと思われる。これは悪いことではない。退職して何もしないのにお金を自由に使うことに良心の呵責を覚える人は、おそらく勤勉な人間だからである。
これとは対照的に、いまどきの若者は、「現状維持」を好むことが指摘されている。これが反対だったら理想的なのだが・・・。
日本人の個人資産の圧倒的大部分が高齢者に集中しているということもあるが、どうも、年をとるほどお金を寝かせておかず運用しなければならないという「現状打破」的な強迫観念が強まるのではないかと思われる。これは悪いことではない。退職して何もしないのにお金を自由に使うことに良心の呵責を覚える人は、おそらく勤勉な人間だからである。
これとは対照的に、いまどきの若者は、「現状維持」を好むことが指摘されている。これが反対だったら理想的なのだが・・・。