民事裁判の弁論準備手続期日に出席していると、依頼者とよく打ち合わせをしていないために、立ち往生寸前の代理人を見ることがある。
ひどいのになると、全く打ち合わせをしないまま書面を書いているために、本人尋問で依頼者が「そんなことは言ってない」などと言いだす事件もある。
これは、必ずしも代理人だけの責任ではないと思われるが(例えば、事件を丸投げする依頼者もいないとは限らない。)、基本的には、弁護士の仕事の進め方に問題があるのだと思う。「私がうまくやっておきますから、裁判のことは忘れてください」なんてリップサービスしているのであれば、大変な間違いだ。これでは、代理人ではなく身代わりになってしまう。そうすると、いずれは失敗することになる。
ひどいのになると、全く打ち合わせをしないまま書面を書いているために、本人尋問で依頼者が「そんなことは言ってない」などと言いだす事件もある。
これは、必ずしも代理人だけの責任ではないと思われるが(例えば、事件を丸投げする依頼者もいないとは限らない。)、基本的には、弁護士の仕事の進め方に問題があるのだと思う。「私がうまくやっておきますから、裁判のことは忘れてください」なんてリップサービスしているのであれば、大変な間違いだ。これでは、代理人ではなく身代わりになってしまう。そうすると、いずれは失敗することになる。