「費用がいくらかかるのか分からない」 裁判は「時価制」の寿司店みたいなもの?
確かに、一般の人にとっては、「費用」の点が最大の敷居なのだろう。実際私も、学生時代には1時間1万円の相談料は正直高いと思っていた。
ところで、一般の人に比較的なじみのある事件といえば、例えば離婚調停が挙げられるが、これについては、平均すると30万円程度の着手金を設定している事務所が多い。だが、夫が妻子を養わないなどの理由で夫婦関係が破たんしているような場合、妻の側に着手金を負担する余裕が乏しいため、法テラスなどに頼らざるを得ない(これだと約半分の着手金で済む。)。
このように、法テラスが一定の役割を果たしていることは事実だが、いつまでも、打ち出の小づちのように公金に頼っていてよいものかは問題である。
確かに、一般の人にとっては、「費用」の点が最大の敷居なのだろう。実際私も、学生時代には1時間1万円の相談料は正直高いと思っていた。
ところで、一般の人に比較的なじみのある事件といえば、例えば離婚調停が挙げられるが、これについては、平均すると30万円程度の着手金を設定している事務所が多い。だが、夫が妻子を養わないなどの理由で夫婦関係が破たんしているような場合、妻の側に着手金を負担する余裕が乏しいため、法テラスなどに頼らざるを得ない(これだと約半分の着手金で済む。)。
このように、法テラスが一定の役割を果たしていることは事実だが、いつまでも、打ち出の小づちのように公金に頼っていてよいものかは問題である。