Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

少子化と乱立

2014年09月15日 07時57分16秒 | Weblog
司法試験合格者、前年比1割超も減 法科大学院「生き残り競争」に拍車 予備試験ルート拡大も影響
 合格者減が問題であるかのような書き方だが、それだけではなく、問題の根は深いと思う。
 少子化が進めば大学が淘汰されるのは必然だが、教員が失業するのは阻止したいというのが各大学の本音だと思う。他方で、文科省は合格者数が少ない・合格率が低い大学院に対する補助金を削減して、乱立した法科大学院の淘汰を促進しようとしている。
 そこで、大学としては、合格者を増やすための策を打つことになるのだが、大学側の改善-教員の能力向上やカリキュラムの見直しというのではなく、「優秀な人材を確保する」という方向に傾いているのが問題だ。これだと、大学は器でしかなく、旧司法試験時代と変わりがない。
コメント
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