しばらく前、国際法務の研修に出席したときに、なんとも言えない違和感を感じたことがあった。
講師の弁護士からは、「こんなアドバイスをしてもお金がとりにくい」、「フィーの点で大手会計事務所に負けてしまう」などという「金」がらみのコメントが相次いだのである。
企業法務に携わる弁護士である以上、金銭的な視点が欠けてはならないと思うが、どうもお金を儲けるためだけに仕事をしているとしか思えなかった。
違和感というのは、仕事の目的という根本的なところから発していたようである。
講師の弁護士からは、「こんなアドバイスをしてもお金がとりにくい」、「フィーの点で大手会計事務所に負けてしまう」などという「金」がらみのコメントが相次いだのである。
企業法務に携わる弁護士である以上、金銭的な視点が欠けてはならないと思うが、どうもお金を儲けるためだけに仕事をしているとしか思えなかった。
違和感というのは、仕事の目的という根本的なところから発していたようである。