Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

甲種・乙種、Ⅰ種・Ⅱ種

2016年05月21日 06時04分15秒 | Weblog
司法試験統一試験制度廃止の予兆
 「法務省と最高裁は、共通到達度確認試験の本格導入に伴い、裁判官と検察官採用試験を導入する可能性がある、と私は考えている。それはおそらく、共通到達度確認試験合格者には無条件で弁護士資格を与え、裁判官・検察官志望者には論文試験受験義務を課す方法だろう。もちろん、ほかの制度になるかもしれない。いずれにしろポイントは、統一試験制度が廃止される、ということだ。」

 「共通到達度確認試験に合格すれば、弁護士になることはできる。だが、裁判官や検察官になるためには、もっと難しい論文試験に合格しなければならない」というのが新しい試験制度になるという予想である。
 でも、これは、何のことはない、公務員の世界では当たり前の制度である。例えば、国家公務員では、かつては甲種・乙種、Ⅰ種・Ⅱ種などという区別が存在し、キャリア・ノンキャリの「身分制」が存在した(今でも存在しているかは知らない)。法曹の世界も、試験の段階から同様になるということかもしれない。
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