ブラック寺に高額の支払命令 眞言宗××派の△△寺が運営する××会館 京都地方裁判所平成28年4月12日判決@判例時報2300号129頁
未払い残業代が1026万4171円であり、全額の支払が認められただけでなく、「労基法違反の態様が悪質」であるとして、付加金の支払まで認められたというケース。
付加金は、労働法を学んだ人なら誰でも知っているとおり、いわゆる「民事罰」である。懲罰的損害賠償がない日本では、例外に属する。
一昔前までは、裁判所が付加金を命じることはあまりないといわれていたが、研修で聞いた話では、最近の東京地裁では、付加金を命じるケースが増えているようである。ということは、ブラック企業が増えているということかもしれない。
未払い残業代が1026万4171円であり、全額の支払が認められただけでなく、「労基法違反の態様が悪質」であるとして、付加金の支払まで認められたというケース。
付加金は、労働法を学んだ人なら誰でも知っているとおり、いわゆる「民事罰」である。懲罰的損害賠償がない日本では、例外に属する。
一昔前までは、裁判所が付加金を命じることはあまりないといわれていたが、研修で聞いた話では、最近の東京地裁では、付加金を命じるケースが増えているようである。ということは、ブラック企業が増えているということかもしれない。