文武両道

武道の聖地「日本武道館」が東京オリンピック“空手”の会場に決定！
　「空手は「日本武道館」、スポーツクライミングとスケートボードはお台場の「青梅アーバンスポーツ会場」、サーフィンは千葉県一宮町の「釣ヶ崎海岸サーフィン会場」、野球とソフトボールは「横浜スタジアム」に決定。」

　こういうニュースを聞くと、日本が武道の国であることを思い出すが、そういえば、「文武両道」が成立した時代は短い。
　例えば、平安時代は王朝文学などの貴族文化が栄え、その次は武士の時代が来るといった風に、文から武、武から文という交代式の歴史の流れ方のように思われる。
　もっとも、大戦後は、少なくとも「武」の時代ではないが、かといって「文」が盛んというわけでもない。どちらでもない時代もあるのだろう。